時代が求める同格婚とは!?
婚活業界20年超の現場から
徹底解説します
「同格婚」「同類婚」という言葉が、婚活・結婚研究の世界でいま急速に注目を集めています。なぜ今、この概念が時代を映す鏡となっているのか——データと現場の経験知から読み解きます。
「年収が同じくらいの人と結婚したい」「同じ大学レベルの人がいい」「キャリアを理解してくれる人でないと」——婚活の現場でこうした声を聞くようになって久しくなりました。フォリパートナーを20年以上運営してきた中で、会員の皆さんの結婚相手に求める条件は確実に変化しています。
この変化は単なるブームではありません。日本社会の構造変化、女性の高学歴化・高収入化、共働き世帯の常態化、さらに生涯未婚率の急上昇——これらの社会的事実が積み重なって生まれた、時代必然の婚活トレンドです。
本稿では、公的機関のデータを交えながら「同格婚」の本質と実態を徹底的に解説します。そして婚活業界歴20年以上のフォリパートナーだからこそ言える、現場感覚に基づいたリアルな視点もお伝えしていきます。
01. 「同格婚」とは何か——令和の新しい結婚の形
「同格婚」とは、夫婦間で学歴・収入・職業・価値観・ライフスタイルなどが近い水準にあるカップルが結婚することを指します。社会学や人口学の世界では「同類婚(homogamy)」と呼ばれ、古くから研究されてきた概念です。しかし日本においてこの概念が一般的な婚活の文脈で語られるようになったのは、ここ数年のことです。
かつての日本における「理想の結婚」とはどのようなものだったでしょうか。高度経済成長期からバブル期にかけて、主流だったのは「男性が稼いで女性を養う」というモデル——いわゆる上昇婚(ハイパーガミー)です。女性は自分より経済力が高い男性を選び、男性はより若くて家事育児に向いた女性を求める。この非対称なパターンが、長らく「普通の結婚」でした。
しかし平成後期から令和にかけて、この構造が根底から変わりつつあります。女性の大学進学率が男性を上回り(2023年文科省データ:女性57.7%、男性57.4%)、女性の正規雇用率が上昇し、収入の男女格差も徐々に縮まる中で、「養われる結婚」を望む女性は確実に減っています。
同格婚と「釣り合い」は違う
「同格婚」という言葉を聞くと、「見た目や属性が同じ人と結婚すればいい」という表面的な理解をされる方もいます。しかしそれは「釣り合い」の話であり、同格婚の本質ではありません。
同格婚が重視するのは、相手と対等な関係性が築けるかどうかという視点です。どちらかが一方的に依存するのでもなく、どちらかが一方的に犠牲になるのでもなく——二人が互いを尊重し、支え合いながら人生を共に歩めるか。これが「同格」の意味するところです。
同格婚を構成する4つの軸
- 経済的同格——収入・資産・働き方・経済的自立度が近いこと
- 学歴・知的同格——学歴水準・知的好奇心・教養レベルが近いこと
- 価値観の同格——仕事観・家族観・人生観・お金の使い方が近いこと
- ライフスタイルの同格——生活リズム・趣味・将来像が共鳴していること
いずれか一つの軸だけが一致していても「同格婚」とは言いにくいのが現実です。たとえば年収が同水準でも価値観が真逆では、結婚後に深刻な摩擦が起きやすい。逆に収入に差があっても、人生の方向性が一致していれば安定した同格婚になり得る。大切なのは、複数の軸でのバランスです。
02. なぜ今、同格婚が求められるのか——時代背景を読む
同格婚が「時代の要請」となっている背景には、複数の社会的・経済的変化が重なっています。フォリパートナーが20年以上の運営を通じて実感してきた「婚活者の意識の変化」と、公的データが示す「社会構造の変化」を重ね合わせてみると、その必然性が浮かび上がります。
① 女性の経済的自立の加速
まず注目すべきは、女性の経済的地位の変化です。マイナビ2024年卒大学生ライフスタイル調査によれば、結婚後も共働きを希望する大学生は全体で68.2%にのぼり、過去最高を更新しました。特に男性で初めて6割を超え、男女差が調査開始以来もっとも小さくなっています。
「それぞれ自分の仕事を持っていることが自然だ」と考える若者が急増しており、もはや共働きは選択肢ではなく前提になっています。こうなると当然、パートナーに求めるものも変わります。「養ってくれる人」ではなく「共に走れる人」が理想になるのは自然な流れです。
② 「上昇婚モデル」の機能不全
従来の上昇婚モデル——女性が年収の高い男性を求め、男性が若くて家庭的な女性を求める——は今も一定のニーズを保ちながらも、その機能が大きく低下しています。
日本総合研究所(2024年9月)の研究では、「近年結婚する男女の年齢差は縮まっており、以前は一般的だった上昇婚は影を潜めつつある」と指摘されています。その背景として、「経済成長の停滞が長期化する中、『夫が妻を養う』という旧来型の夫婦の在り方から、それぞれが収入を得てともに支えあう形への移行がうかがわれる」と分析されています。
男女がともに経済的に自立し、対等な関係で婚姻関係(同類婚)に入る形が一般的となりつつあるため、自らの経済的地位の確立に時間を要したり、結婚に対して慎重になったりしている。
日本総合研究所「婚姻数の減少と結婚に対する意識の変化」(2024年9月) より要約③ 婚活市場における「質」重視へのシフト
婚姻件数が減少しているにもかかわらず、結婚相談所の会員数は増加傾向にあります。これは「だれとでも」ではなく「本当に合う人と」結婚したいという意識の高まりを示しています。知り合ってから結婚までの期間も長期化しており(2002年平均3.9年→2021年4.9年)、若い世代が時間をかけて慎重に相手を選ぶようになっていることが見て取れます。
このような「質へのシフト」は同格婚の拡大と表裏一体です。妥協して誰かと結婚するより、価値観や人生観が一致する対等な相手を待つ——それが令和の婚活者の選択です。
④ SNS・情報化社会がもたらした「自分軸」の強化
もう一つ見逃せない時代背景として、SNSや情報化社会の進展があります。Instagram・X(旧Twitter)・TikTokなどを通じて、多様な生き方・働き方・パートナーシップのあり方が日常的に可視化される時代になりました。「専業主婦で夫に養ってもらう」「女性は家庭を守るもの」といった旧来の固定観念は、情報化によって一気に相対化されています。
特に20〜30代の婚活者は、SNSを通じて「共働きで対等に生きるカップル」「お互いのキャリアを尊重し合う夫婦」の姿を日常的に見ており、それが「自分もそういう結婚がしたい」という願望形成に直結しています。これが同格婚志向の広がりを社会的に後押ししていると、フォリパートナーでは分析しています。
また、SNSによって「婚活の透明化」も進んでいます。婚活のリアルな体験談・失敗談・成功例がSNS上で共有されることで、婚活者全体の「相手を選ぶ目」が養われています。「見た目だけで選んで失敗した」「条件だけ見て後悔した」という投稿が多く拡散されることで、「本当に価値観が合う人を選ぼう」という意識が社会全体で共有されているのです。
⑤ 制度・政策が後押しする「共働き・対等社会」
政府・企業レベルでも、共働きを前提とした社会づくりが急速に進んでいます。育休制度の拡充、男性の育休取得率向上への政策、保育所の拡充——これらは「男性が外で働き女性が家庭を守る」という旧来モデルを解体し、「共に育て・共に稼ぐ」社会への転換を政策的に支援するものです。
こうした制度環境の変化は、婚活者の「結婚後のイメージ」にも影響を与えています。「育休を一緒に取れる相手」「家事を対等に分担できる相手」という条件が、特に30代前後の婚活者の間でリアルな条件として語られるようになってきました。同格婚は、こうした政策潮流とも完全に合致しているのです。
03. データで見る同格婚の実態——数字が語る現代婚活
同格婚を語る上で、現代日本の婚姻状況を正確に把握しておくことは欠かせません。以下に、公的機関のデータをもとに現状を整理します。
生涯未婚率——3人に1人が生涯独身の時代へ
2020年の国勢調査をもとに算出された50歳時未婚率(旧:生涯未婚率)は、男性28.25%、女性17.81%に達しました(国立社会保障・人口問題研究所)。1980年時点での男性2.6%、女性4.45%と比べると、この40年で劇的に上昇しています。
このトレンドが続けば、2030年代には男性の3人に1人、女性の4人に1人が生涯未婚という推計もあります。社会全体として「結婚しない選択」が増える一方、結婚を希望する人たちがより慎重に、より「自分に合う人」を探すようになっている——これが現代婚活のリアルです。
婚姻数の推移——50万組を割り込んだ2023年
婚姻件数は1970年代後半の約100万組をピークに長期減少傾向が続き、2023年にはついに47.4万組と統計史上最少水準を更新しました。2025年の婚姻数も前年横ばいの48.5万組程度と推計されており(日本総合研究所)、回復基調は見られていません。
「同類婚」が増えているというデータ
日本総合研究所(2024年)の研究では、婚姻数の減少と並行して注目すべき現象として「同類婚の増加」が挙げられています。具体的には、学歴・職業・収入水準が近い者同士の結婚が増えており、「以前は一般的であった上昇婚は影を潜めつつある」と指摘されています。
| 年齢階級 | 男性未婚率(2020) | 女性未婚率(2020) | 男性増減(2015比) | 女性増減(2015比) |
|---|---|---|---|---|
| 25〜29歳 | 76.4% | 65.8% | ▲3.7pt 上昇 | ▲4.5pt 上昇 |
| 30〜34歳 | 51.8% | 38.5% | ▲4.7pt 上昇 | ▲3.9pt 上昇 |
| 35〜39歳 | 38.5% | 26.2% | ▲3.5pt 上昇 | ▲2.3pt 上昇 |
| 50歳時(生涯未婚) | 28.25% | 17.81% | ▲3.5pt 上昇 | ▲2.9pt 上昇 |
出所:総務省「令和2年国勢調査」/ 国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集」2025年版
特に30〜34歳の男性で50%超が未婚というデータは衝撃的です。かつては「30代前半には多くの男性が結婚する」というのが当たり前でしたが、その常識が崩れています。同時に、女性も30代前半の未婚率が38.5%に達しており、「30代で婚活中」が決してレアケースでないことがわかります。
私が婚活支援を始めた頃、30代の女性会員は「婚期を逃した人」と見られる風潮すらありました。しかし今や30代後半でも、キャリアと収入をしっかり築いた上で婚活に臨む女性が珍しくない。むしろ「この人は自分の人生を真剣に考えているんだ」とプラスに評価する男性が確実に増えています。
データが示す未婚率の上昇は、必ずしも「結婚をあきらめた人が増えた」わけではありません。多くは「本当に合う人と結婚したい」という意識の高まりの結果です。この変化を理解せずに従来型の婚活を続けていると、ミスマッチを繰り返すことになります。
04. 同格婚の5つのタイプ——あなたはどれを求めていますか?
一口に「同格婚」と言っても、何を「格」として重視するかは人によって異なります。フォリパートナーでの20年以上の相談経験をもとに、実際の婚活現場で見られる同格婚の代表的な5つのパターンを整理しました。
フォリパートナーの実感として、近年は「ライフスタイル同格型」と「将来ビジョン同格型」が増えています。特に30代後半以上の会員に多く、「スペック重視ではなく、一緒に過ごして心地よいか」「人生を共に描けるか」を優先する方が目立ちます。これは婚活者全体の成熟化・意識の高まりを反映していると見ています。
05. 同格婚のリアル——メリットと見落とされがちな落とし穴
同格婚の5大メリット
お互いを尊重しやすく、自己肯定感が守られる
収入・学歴・地位に大きな差があると、無意識に「上の立場」「下の立場」という関係性が生まれることがあります。同格婚ではこのような非対称性が小さいため、お互いの意見が対等に扱われやすく、日常的な自己肯定感が高く保たれます。
共通の話題・経験が豊富で関係が深まりやすい
同じような経験背景や知的水準を持つことで、会話の深さが増します。「わかってもらえる」という感覚は結婚生活において非常に重要で、長期的な関係の安定につながります。
ライフプランの設計がしやすい
経済力・価値観・将来像が近ければ、「いつ子どもを持つか」「住まいをどう選ぶか」「老後をどう備えるか」といった重要な決断が話し合いやすくなります。ライフプランの摩擦が少ないことは、結婚生活の満足度に直結します。
変化への柔軟な対応ができる
「一方が稼いで一方が守る」という固定的な役割分担より、状況に応じて役割をシフトできる関係の方が変化の多い現代に適応しやすい。転職・育休・介護など、人生に訪れる様々なイベントに柔軟に対処できます。
長期的な幸福度が高いという研究知見
社会学的な研究では、価値観の類似性が高い夫婦ほど結婚満足度・主観的幸福度が高い傾向が報告されています。「わかり合える」という基盤が、日常の細かなすれ違いを乗り越える力になります。
見落とされがちな「同格婚の落とし穴」
同格婚には魅力が多い反面、注意しなければならない点もあります。フォリパートナーの現場経験から、多くの人が陥りがちな落とし穴を正直にお伝えします。
同格婚の3つの落とし穴
- 「スペックの一致」と「価値観の一致」を混同する——同じ大学・同じ年収でも、人生への向き合い方が全く違う場合があります。表面的な属性の一致に安心して、本質的な価値観の擦り合わせを怠るのは危険です。
- 「対等」を「競争」にしてしまう——ともに稼ぎ、ともに頑張るはずが、いつしか「どちらが多く稼いでいるか」「どちらがより社会的に認められているか」という比較・競争に陥るカップルがいます。「対等」は「競争」ではなく「協働」であるべきです。
- 同格へのこだわりが相手を狭める——「同じ学歴でなければ」「年収差が◯万以内でなければ」という条件を厳格に設けすぎると、本当に素晴らしい相手を見逃す可能性があります。「同格」の定義を柔軟に持つことが大切です。
06. なぜ同格婚は難しいのか——現場20年からわかること
「同格婚をしたい」と考える婚活者は増えているのに、実際にうまくいかない人も少なくありません。なぜでしょうか。フォリパートナーが現場で見てきたリアルな理由をいくつかご紹介します。
理由①「同格」の定義がすれ違っている
男性が「同格な相手」に求めるものと、女性が「同格な相手」に求めるものが微妙にずれている場合があります。たとえば、男性が「年収や職業が近い人」を求めているのに対し、女性が重視しているのは「感性・価値観・人生の方向性の一致」だったりします。この認識のズレが、見合いの場面でのすれ違いを生みやすい。
理由②「高い自己認識」が相手への過剰要求を生む
キャリアも学歴も高い婚活者ほど、「自分と同格の人」への期待値が高くなります。しかしその期待値が現実の婚活市場から乖離してしまうと、どれだけ多くの人と出会っても「この人じゃない」という感覚が続いてしまう。
フォリパートナーで印象的だったのは、年収1,000万円超の女性会員が「自分より高い年収の男性」にこだわり続けて婚活が長期化したケースです。条件を変えたのではなく、「対等に支え合える」という視点に気づいていただいたことで、パートナーに巡り会えました。「同格の意味」を広げることが、解決の糸口になることが多いのです。
理由③「出会いの場」が同格婚に適していない
マッチングアプリや合コンは、出会いの量は多いものの、相手の「内面の格」を見極めにくい構造になっています。プロフィール写真・職業・年収といった表面的な情報で判断されやすく、価値観や人生観の深いマッチングには向いていないことが多い。
これに対し、結婚相談所(特に仲人型)では、カウンセラーが双方の価値観・ライフスタイル・人生観を把握した上でマッチングを行います。表面的なスペック一致より深い同格性を追求できる点で、同格婚を目指す人に適した環境と言えます。
マッチングアプリで疲弊してフォリパートナーに来られる方の中に、「アプリでは年収・学歴が同じ人しか選んでこなかったのに、うまくいかなかった」という方が増えています。その理由は明白で、プロフィールの「格」と、実際に一緒にいた時の「格の感覚」は全く別物だからです。
本当の同格婚は、書類の数字では測れません。「一緒にいて自然に背筋が伸びる感じがするか」「この人の話を聞くと自分も成長したくなるか」——そういった感覚的な共鳴が、長く続く同格婚の本質だと私は思っています。
07. 同格婚を実現する婚活戦略——7つの実践アクション
「同格婚をしたい」という気持ちはあっても、どう動けばいいかわからない方も多いはず。フォリパートナーが実際にカウンセリングで提案している実践的なアクションを7つにまとめました。
同格婚を実現するための7ステップ
-
「自分にとっての同格」を言語化する
まず「自分が求める同格の定義」を具体的に書き出してみましょう。学歴か・収入か・価値観か・ライフスタイルか。何を最も大切にするのかを明確にすることが、婚活の軸になります。 -
自分自身の「格」を棚卸しする
「同格の相手」を求める前に、自分自身の現在の「格」を客観的に見つめ直しましょう。キャリア・収入・健康・人間性・コミュニケーション力——自分を磨くことが最高の婚活です。 -
条件の「絶対軸」と「相対軸」を分ける
全ての条件を等しく重視すると動けなくなります。「絶対に譲れない2〜3点」を絶対軸、「あればいい5〜6点」を相対軸として整理し、相対軸には柔軟性を持ちましょう。 -
価値観のマッチングに時間をかける
外見・年収などの第一印象だけでなく、「仕事への姿勢」「お金の使い方」「家族をどう大切にするか」といった深い価値観の確認を、早い段階から意識して行いましょう。 -
「会話の質」で相手を見極める
同格婚の相手を見つける上で最も信頼できる指標の一つが「会話の質」です。自分の話を真剣に聞いてくれるか、知的好奇心があるか、感性が共鳴するか——数字には出ない「格」がここに現れます。 -
「成長する余地」も評価軸に加える
現時点での格だけでなく、「この人は今後どう成長するか」という視点も重要です。向上心・学習意欲・変化への柔軟性を持つ相手は、5年後・10年後に素晴らしい同格パートナーになり得ます。 -
プロのカウンセラーに伴走してもらう
同格婚の実現には、自己分析から相手の見極めまで多くのプロセスがあります。経験豊富な婚活カウンセラーのサポートを受けることで、自分では気づきにくい思い込みや盲点を解消しながら進められます。
「自分磨き」が同格婚の最強戦略
婚活の現場でよく見られるのは、「同格の相手を探す」ことに集中するあまり、自分自身の格を高めることを忘れてしまうパターンです。
しかしフォリパートナーが20年以上の支援で一貫して感じてきたのは、「自分を高め続けている人は、良い相手と出会う確率が格段に高い」ということです。それは単純な理由で——魅力的で成長している人には、同じく魅力的で成長している人が引き寄せられるからです。
同格婚に至るまでの典型的な時間軸
「自分が求める同格の定義」を明確化。自身の強み・課題を把握し、婚活の軸を設定する。
プロフィールを整え、積極的に出会いの場へ。第一印象だけでなく深い会話ができる相手を探す。
「一緒に過ごして心地よいか」「ライフスタイルが共鳴するか」を丁寧に確認。表面的な条件より深い相性を見極める。
将来のライフプランを話し合い、「この人と同格のパートナーとして歩んでいけるか」を見極める。真剣交際→婚約へ。
スペックではなく「人生の方向性・価値観・共に歩む意志」が一致した、本質的な同格婚の実現。
08. フォリパートナーが考える「本当の同格婚」
20年以上にわたって多くのカップルの成婚を支援してきたフォリパートナーとして、「本当の同格婚」についての考えを率直にお伝えしたいと思います。
数字の格よりも「温度の格」を大切に
学歴・年収・職業——これらは確かに結婚を考える上での判断材料になります。しかしフォリパートナーが数多くのカップルを見てきて感じるのは、長く幸せでいられる夫婦は「温度の格」が合っているということです。
「温度の格」とは、人生への熱量・感情の動き方・大切にしているものへの姿勢の近さ、と私は定義しています。「仕事が大好きで、努力を惜しまない人」同士が合うのはもちろんですが、「ゆっくり丁寧に暮らすことを大切にしている」同士も、美しい同格婚になります。大切なのは「同じ方向に同じ熱量で向いているかどうか」です。
「同格婚は、お互いを高め合える関係です。しかし同時に、お互いをそのまま受け入れられる関係でもある——この両立こそが本当の同格婚だと、私は20年以上の支援経験から確信しています。」
フォリパートナー 代表カウンセラー「同格婚」と「上昇婚」の補完関係
「同格婚」が時代のトレンドになる一方、「上昇婚(自分より高いスペックの人と結婚したい)」という希望を持つ方も依然として存在します。これは悪いことではありません。
大切なのは、「なぜ自分がそれを求めているのか」を自覚することです。「経済的な安定が欲しい」「強さにひかれる」——そういった本質的な動機を理解した上で婚活に臨むと、上昇婚であっても同格婚であっても、自分にとって本当に合う相手に出会いやすくなります。
フォリパートナーが大切にする婚活哲学
フォリパートナー20年の婚活支援で大切にしてきた3つの原則
- 「スペックより人格」——条件の一致より、人としての誠実さ・温かさを最も重視する相手かどうかを最初に確認する
- 「現在より方向性」——今の収入・地位より、その人がどこへ向かおうとしているかを見る。将来の同格パートナーは今の姿よりも「成長の方向」で決まる
- 「条件より関係性」——どれだけ良い条件が揃っていても、その人との関係性がフラットで対等でなければ同格婚にはならない。「一緒にいて自然でいられるか」が最後の判断基準
08.5 世代別に見る「同格婚」のリアル
「同格婚」への意識は、年代によってかなり異なります。フォリパートナーが実際に支援してきた会員の傾向と、社会調査のデータを重ね合わせながら、世代別のリアルをお伝えします。
20代後半——「共に育つ」同格婚を求める世代
20代後半の婚活者は、大学を卒業して数年が経ち、キャリアの方向性が見えてきた時期です。この世代の特徴として、「今は同格でなくても、共に成長していける相手」を求める傾向があります。現時点の年収・地位よりも、「向上心があるか」「学ぶ姿勢があるか」という将来性を重視するケースが多い。
フォリパートナーの相談では、20代後半の女性会員から「相手の年収は気にしないが、一生成長し続けようとしている人がいい」という声が多く聞かれます。これはまさに「将来ビジョン同格型」の婚活で、同世代の男性にも同様の傾向が見られます。国立社会保障・人口問題研究所の出生動向基本調査によれば、25〜29歳の男性未婚率は76.4%(2020年)に達しており、「じっくり選びたい」という意識の高さが数字にも表れています。
30代——「今の格」と「これからの格」を両方見る現実的世代
30代は、キャリアが一定程度固まり、自分の「格」が形になってくる時期です。同時に、人生の折り返し点を意識し始める年代でもあります。フォリパートナーに来られる30代の会員に多いのは、「過去の婚活で妥協しなかったことを後悔していない。でもそろそろ本当に合う人に出会いたい」という声です。
30代の同格婚で特に重要になるのが「ライフプランの一致」です。子どもをいつ持つか・住まいをどうするか・仕事をどこまで続けるか。これらのビジョンが近ければ、属性の多少のズレは乗り越えられることが多い。逆にビジョンが全く異なると、どれだけスペックが一致していても結婚後に深刻な摩擦が起きやすいのが30代です。
30〜34歳の未婚率は男性51.8%・女性38.5%(2020年国勢調査)。この世代が婚活市場の最大層であり、同格婚への意識が最も高い層でもあります。
40代以上——「人生経験の格」を共有できる相手を
40代以上の婚活者には、再婚や初婚問わず「人生経験を積んできた者同士の結婚」という視点が加わります。この世代で特に重視されるのは、「苦労や失敗を経てきた経験の重さ」——いわば「人生経験の格」の一致です。
「同じくらいの山を登ってきた人と一緒にいたい」という感覚は、40代以上の婚活者に共通して見られます。若い頃のスペック重視の視点が薄れ、代わりに「人間としての深さ・温かさ・しなやかさ」への評価が高まります。フォリパートナーで40代以上の成婚に至ったカップルに共通しているのも、この「人間の厚み」の一致でした。
20代の会員でも、40代の会員でも、最終的に成婚に至ったカップルに共通しているのは「一緒にいると自然体でいられる」という感覚です。どんなに条件が揃っていても、相手の前で背伸びし続けなければならない関係は長続きしません。
「自分らしくいられる相手」「でも、この人と一緒だとなぜかもっと頑張れる気がする相手」——この二つを同時に満たす人が、本当の意味での同格パートナーです。年齢や世代を問わず、それが最も大切な出会いの基準だと、私は20年以上のカウンセリングから確信しています。
共働き前提社会における「家事・育児の同格」
共働きを希望する若者が過去最高の68.2%に達した今(マイナビ2024年卒調査)、同格婚において新たな重要軸として浮上しているのが「家事・育児分担の同格」です。
「共に稼ぐ」ことに合意しているカップルでも、「共に家事・育児をする」という行動レベルの合意ができていないと、結婚後に大きな不満が生まれます。フォリパートナーで結婚後の生活相談を受けた中でも、「共働きを前提に結婚したのに、家事育児のほとんどを自分が担っている」という声は少なくありません。
今の時代の同格婚を考えるなら、「稼ぎの同格」だけでなく、「生活の担い方の同格」まで交際中に確認しておくことが、長期的な満足度を高める上で非常に重要です。フォリパートナーでは交際中のカップルへのアドバイスとして、「家事の役割分担についての具体的な話し合い」を早めに行うことを推奨しています。
同格婚を長続きさせる「日常のルール」づくり
- 収支の共有方法——それぞれの収入をどう管理・共有するか(別財布型・共同型・混合型)を事前に話し合う
- 家事の可視化と分担——どちらかが負担を抱え込まないよう、具体的な役割を言語化する
- 仕事の優先度の擦り合わせ——昇進・転勤・転職が生じた時にどちらの仕事を優先するかの指針を持っておく
- 「感謝」の言語化習慣——対等な関係でも、相手への感謝を言葉にする文化を日常から作る
- 定期的な「関係の棚卸し」——半年や1年ごとに二人の関係・役割分担を見直すタイミングを設ける
09. まとめ——同格婚は「選び方」より「磨き方」
ここまで「同格婚」について、時代背景・データ・現場知見を交えて詳しく解説してきました。最後に、フォリパートナーからの最も重要なメッセージをお伝えします。
同格婚について多くの人が誤解しているのは、「いかに同格の相手を見つけるか」という選び方の問題だと思っている点です。しかし本当に重要なのは、「自分自身がいかに同格婚にふさわしい人間になるか」という磨き方の問題です。
生涯未婚率が男性28%を超えた現代において、多くの婚活者が「本当に合う人」を探して競い合っています。その中で輝いて見える人は、自分のキャリアを真剣に積み、人間としての器を広げ、豊かな価値観を育ててきた人です。そういう人が「同格の魅力ある人」を引き寄せます。
「婚活を頑張る」という言葉は、ともすると「相手を探すことを頑張る」という意味で使われがちです。しかしフォリパートナーが考える婚活の本質は、「自分という人間を磨き、深め、豊かにしていくこと」です。そのプロセスの中で自然と「同格の、素晴らしい相手」との出会いが生まれてくる——20年以上の支援でそれを繰り返し実感してきました。
もちろん、「磨けばいつか出会える」という漠然とした話をしているわけではありません。自分を磨きながら、適切な婚活の場に積極的に出ていくこと——その両輪が同格婚の実現には必要です。フォリパートナーは、その「磨き方」と「出会い方」の両面から、皆さんの婚活を支援しています。
「同格婚」は決して高い理想を掲げた特別な結婚形式ではありません。自分らしく生き、相手を尊重し、共に人生を歩む——それを当たり前のこととして実現できる結婚。それが時代が求める「同格婚」の本質です。そしてフォリパートナーは、その当たり前の幸せのための一歩を踏み出すお手伝いをしています。ぜひ、まずは一度ご相談ください。
同格婚は「結婚相手の選び方」のトレンドではなく、「どう生きるか」という人生観の表れです。自分の人生を主体的に生き、仕事にも人生にも誠実に向き合う人が、同じように誠実な人と出会い、対等で豊かな関係を築いていく。フォリパートナーはその素晴らしい出会いを、20年以上の経験と誠実なサポートでお手伝いしてきました。
「本当の同格婚」への道は、相手探しから始まるのではなく、自分自身を深く知ることから始まります。その一歩を、ぜひフォリパートナーと一緒に踏み出してみてください。
「同格婚」への第一歩を
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