「どんな相手がいいか分からない」から成婚へ33歳女性が“自分軸”を見つけた婚活体験談

「どんな相手がいいか分からない」から成婚へ|33歳女性が“自分軸”を見つけた婚活体験談
33歳女性の婚活体験談 × 自分軸の見つけ方

「どんな相手がいいか分からない」から成婚へ
33歳女性が“自分軸”を見つけた婚活体験談

婚活で一番の遠回りは、出会いの少なさではなく「自分が曖昧なまま動くこと」でした。

カフェで考えごとをする33歳くらいの日本人女性
この体験談の結論

婚活で一番遠回りになるのは、出会いが少ないことではありません。「自分がどんな結婚をしたいか」が曖昧なまま動くことです。今回ご紹介する33歳女性は、特別な美人でも、超ハイスペックでもありませんでした。ただ、活動の途中で「自分の人生を自分で選ぶ」と決めた——そこからご縁が動き、成婚に至りました。婚活は、相手探しの前に「自分探し」。軸が見えた人から、結婚は現実になります。

「周りがどんどん結婚していて…。私もそろそろって思うんですけど、正直“どうしたいか”がよく分からないんです」——これは、昨年担当した33歳の女性会員様が、初回面談でおっしゃった言葉です。都内勤務の会社員で、明るくて素直な方でした。焦っているわけではない。でも、取り残される不安はある。そんな、今の時代にとても多い状態でした。

彼女の悩みは、実は「相手がいないこと」ではありませんでした。「自分の結婚観がぼんやりしていること」だったのです。子どもは欲しい? → できれば、でも絶対ではない。共働きは続けたい? → できれば、でも不安もある。どんな男性がいい? → 優しい人…たぶん。すべてが「なんとなく」。この状態で婚活を続けても、実は前に進みにくいのです。

この記事では、彼女がどのように「自分軸」を見つけ、成婚に至ったのかを、業界歴17年・2万人以上の相談実績を持つフォリパートナーのカウンセラー視点で、リアルにお伝えします。もしあなたが今、「結婚したい気はあるけれど、どんな相手・どんな結婚生活がいいのか分からない」と感じているなら、きっと重なる部分があるはずです。彼女の11ヶ月の物語から、あなた自身の婚活のヒントを持ち帰ってください。

この体験談について。本記事は、実際にフォリパートナーで成婚された会員様の事例をもとに、ご本人が特定されないよう、複数の事例の要素も交えて再構成したものです。お名前は仮名(Aさん)とし、個人情報にあたる詳細は変更しています。婚活の悩みや気づきの本質を、多くの方の参考になる形でお伝えすることを目的としています。

SECTION 01結論:婚活の遠回りは「自分が曖昧なまま動くこと」

先に、この体験談から得られる結論をお伝えします。婚活で一番遠回りになるのは、出会いが少ないことではありません。「自分がどんな結婚をしたいか」が曖昧なまま動くことです。出会いをいくら増やしても、自分の中に判断の軸がなければ、「いい人だけど決め手がない」を延々と繰り返してしまいます。

今回ご紹介するAさん(33歳・仮名)も、まさにそうでした。お見合いは成立する。仮交際にも進む。でも毎回「いい人なんですけど、決め手がなくて」で終わってしまう。彼女に足りなかったのは、良い出会いではなく、「自分がどんな結婚生活を送りたいか」という軸だったのです。

決め手がなかったのではありません。
「判断基準」そのものが、なかったのです。

Aさんが変わったきっかけは、出会いを増やすことではありませんでした。むしろ逆で、いったん立ち止まり、「自分軸を作る作業」に時間を使ったことでした。幸せな1日を具体的に言葉にする。避けたい未来を明確にする。そして「選ぶ覚悟」を持つ。この3つに取り組んだことで、彼女の婚活は驚くほどスムーズに動き出したのです。

33歳は、決して遅くありません。でも、流され続けると、時間はあっという間に過ぎます。特別な美人でも、超ハイスペックでもなかったAさんが成婚できたのは、「自分の人生を自分で選ぶ」と決めたから。この記事では、その具体的なプロセスを、順を追ってお伝えします。

この章のまとめ

婚活で一番遠回りになるのは、出会いの少なさでなく「自分がどんな結婚をしたいか曖昧なまま動くこと」。軸がないと「いい人だけど決め手がない」を繰り返す。Aさんが変わったのは出会いを増やすことでなく、立ち止まって自分軸を作ったこと。33歳は遅くないが、流されると時間は過ぎる。

SECTION 0233歳・Aさんとの出会い|「どうしたいかが分からない」

Aさんは、都内在住・都内勤務の33歳の会社員でした。明るくて素直で、周りからも好かれるタイプ。実は、もともと強い結婚願望があったわけではありませんでした。SNSで「結婚の必要性はない」「一人でも幸せに生きられる」といった投稿を見ては、「そうだよね」とうなずいていたそうです。

けれど、年齢を重ねる中で、ふと寂しくなる瞬間が増えてきた。友人が次々と結婚し、休日に会える相手も減っていく。「このまま一人でもいいのかな」という気持ちと、「でも、誰かと一緒に生きるのもいいのかも」という気持ちが、心の中で揺れていました。そんな中、思い切って結婚相談所の扉を叩いてくれたのです。

初回面談で、彼女はこう言いました。

初回面談でのAさんの言葉

「周りがどんどん結婚していて…。私もそろそろって思うんですけど、正直“どうしたいか”がよく分からないんです」

焦っているわけではない。でも、取り残される不安はある。この「なんとなくの不安」を抱えて相談所に来る方は、実はとても多いのです。そして、彼女の言葉には、婚活がうまくいかない人の本質が詰まっていました。問題は「相手がいないこと」ではなく、「自分がどうしたいか分からないこと」だったのです。

私は、彼女の結婚観を少し掘り下げてみました。すると、こんな答えが返ってきました。

質問Aさんの最初の答え
子どもは欲しい?できれば欲しい、でも絶対ではない
共働きは続けたい?できれば続けたい、でも不安もある
どんな男性がいい?優しい人…たぶん

すべてが「なんとなく」でした。これは、Aさんが悪いわけではありません。日本では、結婚観をじっくり考える機会は、意外と少ないもの。多くの人が「なんとなく結婚するもの」という空気の中で育ち、いざ婚活を始めると「自分は何を望んでいるのか」で立ち止まってしまいます。結婚観は令和で大きく変わり、「結婚するのが当たり前」ではなくなった今、この傾向はより強まっています。

私は、率直にお伝えしました。「今のままだと、誰に会っても決められません」と。厳しく聞こえるかもしれませんが、これは経験からくる確信でした。なぜなら、軸がないと、相手に合わせるだけの婚活になってしまうからです。次章で、その理由を詳しく見ていきましょう。

この章のまとめ

Aさんは33歳・都内会社員で、もともと結婚願望は強くなかったが、年齢とともに寂しさを感じ相談所へ。悩みは「相手がいないこと」でなく「自分がどうしたいか分からないこと」。子ども・共働き・理想の男性、すべてが「なんとなく」。軸がないと相手に合わせるだけの婚活になってしまう。

SECTION 03なぜ「いい人だけど決め手がない」が続いたのか

活動開始から3ヶ月。Aさんの婚活は、表面的には順調でした。お見合いは成立する。仮交際にも進む。相手も悪くない。それでも、毎回こうなりました。

仮交際のたびに繰り返された言葉

「いい人なんですけど…決め手がなくて」

ここで多くの人は「もっといい人に出会えば決められるはず」と考えます。でも、それは違います。Aさんに足りなかったのは、良い相手ではありません。「決め手がない」のではなく、「判断基準がない」状態だったのです。ものさしを持たずに「この人は合格か」を判断しようとしても、答えが出るはずがありません。

心理学解説

選択のパラドックスと決定回避

心理学では、選択肢が多いほど、かえって選べなくなるという現象が知られています(選択のパラドックス)。判断の軸がないまま多くの相手を比較すると、「もっと良い人がいるかも」という迷いが生まれ、決断できなくなるのです。

さらに、人には決定回避——決めることを先延ばしにしたい心理——も働きます。「決めて後悔したくない」という気持ちが、判断を止めてしまう。この二つが重なると、「いい人だけど決められない」状態が延々と続きます。抜け出す鍵は、出会いを増やすことではなく、自分だけの判断基準(=自分軸)を持つことなのです。

「評価する婚活」と「軸のある婚活」は、まったく別物です。両者の違いを整理してみましょう。

観点軸がない婚活(評価する婚活)軸がある婚活
判断の仕方「合格か不合格か」を相手に採点「一緒に暮らせるか」を自分基準で判断
目線相手に合わせる・様子を見る自分の望む生活と照らし合わせる
会話当たり障りのない話に終始価値観や生活のすり合わせができる
結果「決め手がない」で終わる「この人と暮らせる」と確信できる

Aさんは、まさに左側の状態でした。相手を採点し、様子を見て、当たり障りのない会話をして、「決め手がない」で終わる。この繰り返しから抜け出すために、私は出会いを増やすより先に、「自分軸を作る作業」に時間を使うことを提案しました。婚活で決められない人の共通点は、まさにこの「軸のなさ」にあるのです。

この章のまとめ

Aさんは3ヶ月でお見合い・仮交際に進むも毎回「いい人だけど決め手がない」で終了。原因は良い相手がいないことでなく「判断基準がないこと」。選択のパラドックスと決定回避で、軸がないほど決められなくなる。抜け出す鍵は出会いを増やすことでなく、自分だけの判断基準を持つこと。

SECTION 04出会いを増やす前に|“自分軸”を作る3ステップ

ノートに理想の生活を書き出す日本人女性
出会いを増やす前に、まず「自分がどうしたいか」を言葉にする

そこで私たちが取り組んだのが、次の3ステップです。どれも特別なことではありません。でも、これをやるかやらないかで、婚活の結果は大きく変わります。

1

「幸せな1日」を具体的に言語化する

理想の生活を、朝から夜まで具体的にイメージして言葉にする

2

「避けたい未来」を明確にする

欲しい条件より、避けたい状況の方が本音が出やすい

3

「選ぶ覚悟」を持つ

選ばれる側でなく、自分も選ぶ側だと自覚する

ステップ1:「幸せな1日」を具体的に言語化する

最初にやったのは、「あなたにとって幸せな1日って、どんな1日ですか?」という問いへの言語化でした。朝は何時に起きたい? 休日は家で過ごしたい派? 外出派? 仕事はどのくらい優先したい?——具体的な問いを重ねていきます。

Aさんは最初、戸惑いました。「考えたこともなかった」と。でも、少しずつ言葉が出てきました。「穏やかな日常がいい」「仕事は続けたいけど、家族時間もちゃんとほしい」。ここで初めて、ぼんやりしていた結婚観の輪郭が、少しずつ見えてきたのです。理想の相手より先に、理想の生活を描く。これが、自分軸づくりの第一歩でした。

ステップ2:「避けたい未来」を明確にする

次に取り組んだのが、「避けたい未来」の明確化です。実は、「欲しい条件」より「避けたい未来」の方が、人は本音が出やすいのです。Aさんからは、こんな言葉が出てきました。

Aさんの「避けたい未来」
  • ワンオペは嫌——家事も育児も、自分ばかりが背負う生活は避けたい
  • 感情的な喧嘩は無理——冷静に話し合えない関係は続けられない
  • お金の話を避ける人は不安——将来の話をちゃんとできる人がいい

「欲しい条件」を聞くと、多くの人は世間体や理想像を答えてしまいます。でも「避けたい未来」を聞くと、その人が本当に大切にしていることが浮かび上がる。Aさんの場合、「対等に支え合える」「冷静に話し合える」「将来を一緒に考えられる」——これが、彼女が本当に求めていたものでした。

ステップ3:「選ぶ覚悟」を持つ

3つ目のステップで、Aさんはこう言いました。「でも、私がそんなに選んでいいんですか?」と。婚活を「選ばれる場」だと思い込み、自分から選ぶことに遠慮していたのです。私は、こう答えました。

「結婚はオーディションじゃない。共同経営です」

結婚は、どちらかがどちらかを審査する場ではありません。二人で一つの生活を作っていく「共同経営」です。だから、選ばれるのを待つのではなく、自分も「この人と一緒に経営したいか」を選んでいい。この言葉を聞いてから、Aさんの婚活は大きく変わっていきました。次章で、その変化を見ていきましょう。

この章のまとめ

自分軸を作る3ステップは①「幸せな1日」を具体的に言語化(理想の相手より理想の生活を先に描く)②「避けたい未来」を明確化(欲しい条件より本音が出る)③「選ぶ覚悟」を持つ(結婚はオーディションでなく共同経営)。Aさんは「穏やかな日常」「対等に支え合える関係」という軸を見つけた。

SECTION 05会話が変わった|「評価」から「生活のすり合わせ」へ

自分軸が見えてくると、Aさんのお見合いやデートでの会話が、はっきりと変わりました。それまでは、相手を「評価」する会話——趣味は何か、年収はどのくらいか、条件に合うか——が中心でした。それが、「生活のすり合わせ」をする会話に変わったのです。

具体的には、こんな質問をするようになりました。

Aさんが自然にできるようになった質問
  • お金の管理って、どうしていますか?(将来を一緒に考えられるか)
  • 家事って、どんな分担が理想ですか?(対等に支え合えるか)
  • 仕事が忙しい時、どう支え合いたいですか?(困った時に頼れるか)

これらは、彼女が明確にした「避けたい未来」の裏返しです。ワンオペが嫌だから家事分担を聞く。お金の話を避ける人が不安だから、お金の管理を聞く。自分軸があるからこそ、確認すべきことが明確になったのです。

心理学解説

自己開示と価値観のすり合わせ

自分の考えを率直に伝え、相手にも尋ねることを自己開示といいます。心理学では、適切な自己開示がお互いの信頼を深めるとされます。「評価する会話」は一方通行ですが、「すり合わせる会話」はお互いの本音を交換し合う双方向のもの。だから、信頼が育ちやすいのです。

特に結婚では、お金・家事・仕事・将来といった生活の価値観をすり合わせられるかが、その後の安定を大きく左右します。完璧に一致している必要はありません。大切なのは、違いが出たときに冷静に話し合える関係かどうか。すり合わせの会話は、それを見極める最良の方法なのです。

最初、Aさんはこうした会話をするのが怖かったそうです。「重いと思われないか」「引かれないか」と。多くの方が同じ不安を抱きます。でも、実際にやってみると、まったく逆の反応が返ってくることが多いのです。価値観のすり合わせは、聞き方さえ工夫すれば重くなりません。そして、Aさんにも、ある転機が訪れました。

この章のまとめ

自分軸が見えると、Aさんの会話は「相手を評価する会話」から「生活のすり合わせをする会話」に変化。お金の管理・家事分担・忙しい時の支え合いなど、避けたい未来の裏返しを自然に聞けるように。自己開示に基づくすり合わせの会話は双方向で信頼を育てる。完璧な一致より話し合える関係が大切。

SECTION 06転機とプロポーズ|「安心する」と言われた日

穏やかに寄り添う日本人カップル
派手なドキドキはなくても、会うたびに安心が増えていく関係

ある男性とのデートで、Aさんはいつものように、生活のすり合わせをする会話をしました。お金のこと、家事のこと、将来のこと。怖さもありました。でも、その男性の返事は、彼女の予想を超えるものでした。

その男性が言った言葉

「そういう話、ちゃんとしてくれる人って安心します」

この言葉を聞いたとき、Aさんは初めて「婚活が怖くなくなった」と言いました。それまで「重いと思われるかも」と恐れていたことが、実は相手に安心感を与えていた。自分の軸を持って正直に話すことが、むしろ信頼につながると、身をもって実感した瞬間でした。

そこからの交際は、とても自然でした。派手なドキドキはない。でも、会うたびに安心が増える。以前のAさんなら、「ドキドキしないから決め手がない」と考えたかもしれません。でも、自分軸ができた今の彼女は、はっきり分かっていました。自分が本当に求めていたのは、刺激的なドキドキではなく、穏やかで安心できる日常だったのだと。

心理学解説

ドキドキより「安心感」が結婚を支える

恋愛初期の強いドキドキは、時間とともに自然に薄れていくものです。一方、結婚生活を長く支えるのは、一緒にいて心が落ち着く「安心感」。心理学の愛着の考え方でも、人は安心できる存在(安全基地)を求めるとされます。

「ドキドキしないから決め手がない」と、安心できる良い相手を見送ってしまう人は少なくありません。けれど、恋愛と結婚は別物。会うたびに安心が増える関係こそ、結婚生活の土台になります。Aさんは、自分軸を通じてこの本質にたどり着けたのです。

交際は順調に深まり、真剣交際へ。そして交際4ヶ月目、彼からプロポーズがありました。Aさんは、迷いませんでした。もう「決め手がない」ではなかったのです。この人となら、自分が望む「穏やかで、対等に支え合える日常」を作っていける——そう確信できたからでした。

この章のまとめ

ある男性がAさんのすり合わせの会話に「そういう話をちゃんとしてくれる人は安心する」と返し、彼女は初めて婚活が怖くなくなった。正直に話すことが相手の安心につながると実感。派手なドキドキはなくても会うたび安心が増える関係に。ドキドキより安心感が結婚を支える。交際4ヶ月でプロポーズ。

SECTION 07成婚|「結婚しなきゃ」から「この人と暮らしたい」へ

成婚退会の日、Aさんが言った言葉が、今でも心に残っています。

成婚退会の日のAさんの言葉

「前は“結婚しなきゃ”って思ってました。今は“この人と暮らしたい”って思ってます」

この言葉に、彼女の11ヶ月の変化が、すべて詰まっています。入会当初の「結婚しなきゃ」は、周りに流された、外からの圧力でした。それが「この人と暮らしたい」という、自分の内側から出た明確な意志に変わった。これこそが、Aさんの婚活を成功に導いた、最も本質的な変化でした。

入会から成婚まで、ちょうど11ヶ月。ここで、あらためて考えてみたいのです。Aさんの何が変わったのかを。

観点入会当初のAさん成婚したAさん
結婚への思い「結婚しなきゃ」(外からの圧力)「この人と暮らしたい」(自分の意志)
結婚観すべてが「なんとなく」望む生活が明確
会話相手を評価する生活をすり合わせる
判断「決め手がない」「この人と暮らせる」と確信
姿勢選ばれるのを待つ自分も選ぶ覚悟を持つ

注目してほしいのは、変わったのは「スペック」ではないということです。Aさんの年齢も、容姿も、年収も、入会前と後で変わっていません。特別な美人になったわけでも、ハイスペックになったわけでもない。変わったのは、ただ一つ。「自分がどんな結婚をしたいか」が明確になったこと。それだけで、これほど婚活は変わるのです。

変わったのはスペックではありません。
「自分がどうしたいか」が明確になっただけです。

Aさんは特別な人ではありませんでした。ただ、「自分の人生を自分で選ぶ」と決めた。そこから、ご縁が動き出したのです。成婚する人の共通点は、実はこうした内面的な変化にあることが、とても多いのです。

この章のまとめ

成婚退会の日、Aさんは「前は“結婚しなきゃ”今は“この人と暮らしたい”」と語った。外からの圧力が自分の意志に変わった。入会から成婚まで11ヶ月。変わったのはスペック(年齢・容姿・年収)でなく「自分がどんな結婚をしたいか」が明確になったこと。「自分の人生を自分で選ぶ」と決めた瞬間からご縁が動いた。

SECTION 08この体験談から学べること|自分軸チェックリスト

前向きに婚活を考える日本人女性
婚活は相手探しの前に「自分探し」。軸が見えた人から結婚は現実になる

Aさんの体験談から、私たちが学べることを整理します。これは、今まさに婚活で悩んでいるあなたにも、そのまま当てはまるはずです。

1

遠回りは「出会いの少なさ」でない

一番の遠回りは、自分が曖昧なまま動くこと。軸なき活動は空回りする。

2

相手より先に「理想の生活」を描く

どんな相手かより、どんな1日を過ごしたいか。生活から逆算する。

3

「避けたい未来」に本音が出る

欲しい条件より避けたい状況の方が、本当に大切なものが見える。

4

結婚は「共同経営」

審査し合う場でなく、二人で生活を作る場。だから自分も選んでいい。

5

評価でなく「すり合わせ」

相手を採点する会話でなく、生活を一緒に考える会話が信頼を生む。

6

ドキドキより「安心」を選ぶ

会うたび安心が増える関係こそ、結婚生活の土台になる。

そして、あなた自身の「自分軸」ができているかを確認できるチェックリストを用意しました。当てはまらない項目があっても、落ち込む必要はありません。それこそが、これから言語化すべきポイントです。

🧩 あなたの自分軸チェックリスト
  • 自分にとって「幸せな1日」を、朝から夜まで具体的に描ける
  • 仕事と家庭、どちらをどのくらい優先したいか言える
  • 子どもについての自分の気持ちが整理できている
  • 共働きか専業か、自分の希望が明確だ
  • 「これだけは避けたい」という未来が3つ言える
  • お金・家事・仕事の価値観で、譲れない点が分かっている
  • 相手を「評価」でなく「一緒に暮らせるか」で見られている
  • 自分も相手を「選ぶ側」だと思えている
  • ドキドキより安心感を大切にできている
  • 価値観のすり合わせを、怖がらずにできる

チェックが少なかった方も、大丈夫です。Aさんも、最初はほとんど答えられませんでした。大切なのは、今は曖昧でも、これから言葉にしていけばいいということ。そして、この「自分軸づくり」は、一人でやるより、客観的に問いかけてくれる第三者と一緒にやる方が、はるかに進みやすいのです。

「自分がどうしたいか分からない」は、婚活のスタート地点です

「どんな相手がいいか分からない」——それは、あなたが悪いのではありません。多くの方が同じ状態から婚活を始め、そして自分軸を見つけて成婚していきます。一人で考えると堂々巡りになりがちな「自分がどうしたいか」も、第三者の問いかけがあると、驚くほど言葉になっていきます。フォリパートナーの無料相談では、そうした自分軸の整理からお手伝いしています。

無料相談で自分の結婚観を整理する
この章のまとめ

学べることは①遠回りは出会いの少なさでない②相手より先に理想の生活を描く③避けたい未来に本音が出る④結婚は共同経営⑤評価でなくすり合わせ⑥ドキドキより安心。自分軸チェックリストで現状を確認できる。今は曖昧でも言葉にしていけばよい。自分軸づくりは第三者と一緒だと進みやすい。

SECTION 09よくある質問(FAQ)

結婚願望がなかったのに婚活を始めても大丈夫ですか?
大丈夫です。もともと強い結婚願望がなくても、年齢とともに気持ちが変わるのは自然なこと。今回のAさんも、以前は「結婚の必要性はない」と考えていました。大切なのは今の気持ちに正直になること。曖昧なままでも、活動の中で結婚観は明確になっていきます。
「どんな相手がいいか分からない」状態でも婚活できますか?
できます。むしろ、それが婚活のスタート地点です。多くの方が「自分がどうしたいか分からない」状態から始めます。出会いを増やす前に、幸せな1日の言語化や避けたい未来の明確化を通じて自分軸を作ると、活動がぐっと前に進みます。
「いい人だけど決め手がない」が続くのはなぜですか?
良い相手がいないのではなく、判断基準(自分軸)がないからです。ものさしがないと「合格か」を判断できません。選択のパラドックスで、軸がないほど「もっと良い人が」と迷い、決められなくなります。自分の望む生活を明確にすることが解決の鍵です。
自分軸はどうやって作ればいいですか?
3ステップがおすすめです。①「幸せな1日」を朝から夜まで具体的に言語化する②「避けたい未来」を明確にする③「選ぶ覚悟」を持つ。特に②は本音が出やすく、③で自分も選ぶ側だと自覚できます。一人で難しければ、第三者に問いかけてもらうと進みやすいです。
「幸せな1日」の言語化とは何をするのですか?
理想の生活を具体的にイメージして言葉にする作業です。朝は何時に起きたいか、休日は家派か外出派か、仕事はどのくらい優先したいか——具体的な問いを重ねると、ぼんやりした結婚観の輪郭が見えてきます。理想の相手より先に、理想の生活を描くのがコツです。
「欲しい条件」より「避けたい未来」が大事なのですか?
本音を知るには「避けたい未来」の方が有効です。欲しい条件を聞くと世間体や理想像を答えがちですが、避けたい未来を聞くと本当に大切にしていることが浮かびます。「ワンオペは嫌」「感情的な喧嘩は無理」などから、本当の価値観が見えてきます。
「結婚はオーディションじゃない」とはどういう意味ですか?
結婚は審査し合う場でなく、二人で生活を作る「共同経営」だという意味です。選ばれるのを待つのでなく、自分も「この人と一緒に生活を作りたいか」を選んでいい。この意識を持つと、遠慮せず生活のすり合わせができるようになります。
「評価する会話」と「すり合わせる会話」の違いは?
評価する会話は相手を採点する一方通行、すり合わせる会話はお互いの本音を交換する双方向です。お金の管理・家事分担・忙しい時の支え合いなどを話し合うのがすり合わせ。双方向の自己開示は信頼を育て、結婚後の安定にもつながります。
価値観のすり合わせは重いと思われませんか?
聞き方を工夫すれば重くなりません。むしろ「そういう話をちゃんとしてくれる人は安心する」と感じる男性は多いです。詰問調でなく、自分の考えも開示しながら自然に尋ねるのがコツ。誠実に将来を考えている姿勢は、多くの場合、好印象につながります。
ドキドキしない相手とは結婚しない方がいいですか?
そうとは限りません。恋愛初期のドキドキは薄れますが、結婚生活を支えるのは安心感です。「会うたびに安心が増える」関係こそ、結婚の土台になります。ドキドキがないから決め手がない、と良い相手を見送るのはもったいないケースが多いです。
33歳から婚活を始めるのは遅いですか?
遅くありません。33歳は十分に成婚を目指せる年齢です。ただし、流され続けると時間は過ぎていきます。年齢を気にするより、自分軸を明確にして効率よく活動することが大切。曖昧なまま動くより、軸を持って動く方が、結果的に早く成婚に近づきます。
成婚まではどのくらいの期間がかかりますか?
人によりますが、今回のAさんは入会から成婚まで11ヶ月でした。うち最初の数ヶ月は自分軸づくりに使い、その後の交際は自然に進みました。焦って出会いを増やすより、軸を固めてから動く方が、遠回りに見えて実は近道になることがあります。
周りが結婚して焦ってしまいます。どうすれば?
焦りは自然な感情ですが、「結婚しなきゃ」という外からの圧力だけで動くと、判断がぶれやすくなります。焦りを「自分はどうしたいか」を考えるきっかけに変えましょう。周りと比べるのでなく、自分の望む生活を軸にすると、婚活が前向きになります。
共働きを続けたいか迷っています。決めるべきですか?
最初から完璧に決める必要はありません。ただ「できれば続けたい、でも不安」という状態を、少し掘り下げてみましょう。何が不安なのか、どんな支え合いがあれば続けられるのか。そこを言語化すると、相手に確認すべきことが明確になります。
自分軸ができると婚活はどう変わりますか?
相手を採点する婚活から、生活をすり合わせる婚活に変わります。確認すべきことが明確になり、会話が深まり、「この人と暮らせる」という確信を持てるように。結果として「決め手がない」という迷いから抜け出し、納得して相手を選べるようになります。
一人で自分軸を作るのは難しいですか?
一人でもできますが、堂々巡りになりがちです。「自分がどうしたいか」は、意外と自分では見えにくいもの。第三者が具体的に問いかけてくれると、驚くほど言葉になっていきます。カウンセラーと一緒に整理すると、効率よく自分軸を固められます。
結婚相談所は自分軸づくりも手伝ってくれますか?
伴走型の相談所なら手伝ってくれます。フォリパートナーでは、出会いを増やす前に、幸せな1日の言語化や避けたい未来の明確化といった自分軸づくりから支援します。活動データを見ながら、会話や相手選びの改善も一緒に行います。
スペックに自信がなくても成婚できますか?
できます。Aさんも特別な美人でも、超ハイスペックでもありませんでした。成婚を決めたのはスペックでなく、「自分がどんな結婚をしたいか」が明確になったこと。自分軸を持って、価値観の合う相手とすり合わせられれば、スペックに関わらず成婚に近づけます。
仮交際で毎回終わってしまいます。原因は何ですか?
判断基準が曖昧なまま、相手を評価する会話に終始している可能性があります。自分軸を作り、生活のすり合わせをする会話に切り替えると、相手との相性が具体的に見えてきます。仮交際を次に進めるには、この視点の転換が有効です。
「この人と暮らしたい」と思えるか、どう判断すればいいですか?
自分の望む生活(幸せな1日)と、相手との生活が重なるかで判断します。ドキドキするかでなく、「この人となら穏やかに暮らせそうか」「困った時に支え合えそうか」を見る。自分軸があれば、この判断が自然にできるようになります。
この体験談のように自分も変われますか?
変われます。Aさんも最初は「どうしたいか分からない」状態でした。特別なことをしたわけではなく、自分軸を作り、すり合わせの会話を重ねただけ。今あなたが曖昧でも、それはスタート地点にすぎません。一歩ずつ言語化していけば、婚活は確実に前に進みます。

CONCLUSIONまとめ|婚活は相手探しの前に「自分探し」

ここまで、33歳のAさんが自分軸を見つけて成婚に至るまでの11ヶ月を、お伝えしてきました。最後に、この体験談の本質を、もう一度まとめます。

婚活で一番遠回りになるのは、出会いが少ないことではありません。「自分が曖昧なまま動くこと」です。Aさんは、お見合いも仮交際も進んでいました。足りなかったのは出会いではなく、「自分がどんな結婚をしたいか」という軸だったのです。その軸ができた瞬間から、彼女の婚活は驚くほどスムーズに動き出しました。

思い出してください。彼女が変えたのは、スペックではありません。年齢でも、容姿でもない。ただ、「自分の人生を自分で選ぶ」と決めた。幸せな1日を言葉にし、避けたい未来を明確にし、選ぶ覚悟を持った。そして、相手を評価する婚活から、生活をすり合わせる婚活へと変わった。その結果、「結婚しなきゃ」は「この人と暮らしたい」に変わったのです。

婚活は、相手探しの前に、自分探し。
軸が見えた人から、結婚は現実になります。

もしあなたが今、「結婚したい気はあるけれど、どんな相手・どんな結婚生活がいいのか分からない」と感じているなら——それは、決して恥ずかしいことでも、遅れていることでもありません。むしろ、そこが婚活の本当のスタート地点です。33歳は遅くありません。大切なのは、流され続けるのをやめて、「自分はどうしたいか」に向き合うこと。軸が見えたとき、あなたの婚活も、きっと動き始めます。

「自分がどうしたいか」を、一緒に言葉にしてみませんか

「どんな相手がいいか分からない」——その状態から成婚された方を、私たちは何人も見てきました。一人で考えると堂々巡りになりがちな「自分の結婚観」も、第三者が問いかけることで、驚くほど言葉になっていきます。フォリパートナーでは、業界17年・2万人以上の相談実績をもとに、出会いを増やす前の「自分軸づくり」から、成婚までを一貫して伴走します。まずは気軽な無料相談から、今の気持ちを整理してみませんか。

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代表カウンセラー 守部 弘昭(もりべ ひろあき)
結婚相談所フォリパートナー代表/業界歴17年

婚活業界歴17年。これまで2万人以上の恋愛・婚活相談を受け、数千組以上の成婚を支援してきました。IBJ(日本結婚相談所連盟)正規加盟店として、「出会いを増やすこと」以上に「自分がどんな結婚をしたいかを明確にすること」を大切にしています。婚活は、相手探しの前に自分探し。今回のAさんのように、「どうしたいか分からない」からスタートして成婚された方を、たくさん見てきました。一人で抱え込まず、まずは今の気持ちを、一緒に言葉にするところから始めてみてください。

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