【2026年最新】結婚観はこう変わった婚活17年のプロが解説する令和の結婚トレンド

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FOLLI PARTNER COLUMN

【2026年最新】結婚観はこう変わった
婚活17年のプロが解説する令和の結婚トレンド

「結婚って、本当に必要なの?」――そう感じている人が、確実に増えています。晩婚化、共働き前提、事実婚、選択的シングル。価値観が多様化した令和の結婚観を、最新データと17年の現場知見から徹底解説します。

結婚観の変化に悩む30代の日本人女性

「結婚したいけど、本当に必要なのか分からない」
「周りはどう考えているのか知りたい」
「自分の価値観は古いの?新しいの?」

こんなふうに、自分の結婚観についてモヤモヤしている方、本当に多いんです。SNSを開けば「結婚しなくても幸せ」という声、両親から聞こえてくる「早く結婚しなさい」のプレッシャー、職場や友人での結婚報告――情報が溢れすぎて、自分が何を望んでいるのか見えなくなっていませんか?

このコラムでは、婚活カウンセラー歴17年、これまで数万件の婚活相談を受けてきた経験と、最新の公的データ・心理学的根拠をもとに、令和の結婚観の本当の姿をお伝えします。読み終わるころには、あなた自身の結婚観が整理され、次の一歩が見えるはずです。

この記事で分かることは次の3点です。
① 令和の結婚観がどう変わったかの全体像
② 公的データと心理学から見る変化の理由
③ あなたが今日からできる、新しい時代の婚活戦略

SECTION 01令和の結婚観はここまで変わった|5つの大きな変化

多様な結婚観を持つ現代の日本人カップル
「結婚はこうあるべき」という常識が、令和では大きく揺らいでいます

17年前、私が婚活カウンセラーとして活動を始めた頃、結婚といえば「ある程度の年齢になったら、誰もがするもの」でした。お見合いの場でも、「いつ結婚するか」は議論しても、「結婚するかどうか」を悩む人はほとんどいなかったんです。でも今は本当に変わりました。最近の相談で増えているのは、「結婚するべきか、しないべきか」そのものを悩むご相談です。

これは決して悪いことではなく、選択肢が増え、人生の自由度が上がった証拠でもあります。ただ一方で、選択肢が多すぎて立ち止まってしまう方も増えているのが現実。「結婚しないのは寂しいかも」「でも結婚で自由を失いたくない」――そんな揺れの中で、現代人は自分の結婚観を見失いがちなんですね。

もう少し具体的に言うと、私が現場で感じているのは「結婚観の解像度を上げる必要がある」ということ。漠然と「結婚したい・したくない」ではなく、「どんな結婚をしたいのか」「結婚後どう生きたいのか」まで考えられる人だけが、令和の婚活で結果を出しています。まずは、令和の結婚観が大きく変わった5つのポイントを整理しましょう。これを知るだけで、あなたの結婚観に対するモヤモヤが、少しスッキリするはずです。

変化①:晩婚化・非婚化の進行

CHANGE 01

「結婚適齢期」という言葉が、もはや死語になりつつある

厚生労働省「2024年(令和6年)人口動態統計」によると、平均初婚年齢は夫31.1歳、妻29.8歳。1980年代の「夫27.8歳・妻25.2歳」と比べると、ざっと3〜4歳上昇しています。さらに、東京都の女性の平均初婚年齢は30.7歳と全国平均よりさらに高い数値です。

もっと衝撃的なのが「50歳時点の未婚率」。2020年時点で男性の約3.5人に1人、女性の約5.6人に1人が一度も結婚していません。一昔前なら「結婚するのが当たり前」だった年齢層で、結婚しない選択をする人が確実に増えているんです。

変化②:共働き前提の結婚観

CHANGE 02

「夫が稼ぎ、妻が家を守る」モデルは少数派に

総務省「令和6年労働力調査」によると、共働き世帯は1,553万世帯。1980年代と比べて、共働きと専業主婦の比率は完全に逆転しました。今や共働きが「当たり前」で、専業主婦希望は少数派です。

現場でも、相談に来られる男性の多くが「共働き希望」と話されます。「妻にも働いてほしい、自分も家事育児を担いたい」というご意見も増えています。これは令和の大きな変化のひとつですね。

変化③:「結婚=ゴール」から「結婚=スタート」への転換

CHANGE 03

結婚することがゴールだった時代から、結婚後の生活を主役とする時代へ

昔は「結婚することそのもの」が人生のゴール。結婚式を挙げて式場を出ることが、ある意味でクライマックスでした。でも今は違います。結婚はあくまで「2人の生活のスタート地点」

カウンセリングでもよく聞くのが「結婚式は小さくていい、それより新婚旅行や日々の生活を充実させたい」という声。SDGsの影響もあり、無理に派手な式を挙げない選択をするカップルも増えました。これは、結婚観の本質的な変化を表しています。

変化④:事実婚・選択的シングルの台頭

CHANGE 04

「籍を入れる」以外の選択肢が、市民権を得始めている

事実婚を選ぶカップルや、「結婚しない選択」を積極的に取る人――いわゆる選択的シングルが増えています。SHIBUYA109 lab.が2023年に実施したZ世代調査では、「絶対に結婚したい」と答えたのは16.3%、一方で「結婚願望はない」と答えたのは18.8%でした。

「結婚しない=寂しい人生」という古い価値観は、もう通用しません。パートナーシップの形は、人それぞれ。これが令和のリアルです。

変化⑤:結婚相手に求める条件の変化

CHANGE 05

「年収・容姿」から「価値観・コミュニケーション」へ

マッチングアプリ大学(株式会社ネクストレベル)の2023年調査によると、恋愛・結婚相手選びで重視する項目TOP3は「性格が合う」「価値観が合う」「一緒にいて楽(変な気遣いが不要)かどうか」。年収や容姿は上位に入りませんでした。

17年前なら男性は「3高(高収入・高学歴・高身長)」、女性は「容姿・若さ」が条件の上位だったのが嘘のよう。今は「人として一緒にいて心地よいか」が、結婚を決める最大のポイントになっています。

CASE / 38歳女性 会社員

「30歳までに結婚しなきゃ」と思い込んでいた頃の自分が、別人みたい

都内勤務のCさん(38歳)は、30代前半まで「30歳までに結婚しなきゃ」と焦っていました。でも、いざ婚活を始めても条件が合う相手が見つからず、自分の「条件リスト」を見直したそうです。

年収より、一緒にいて疲れないか。容姿より、笑い合えるか。価値観のすり合わせができるか。これに気づいた瞬間、出会いの幅が広がったんです」とCさん。今では同年代の男性と穏やかな関係を築いています。

  • 平均初婚年齢は夫31.1歳、妻29.8歳(2024年)まで上昇
  • 共働き世帯1,553万世帯で「共働きが当たり前」の時代に
  • 結婚は「ゴール」ではなく「2人の生活のスタート」
  • 事実婚・選択的シングルが市民権を得つつある
  • 結婚相手の条件は「年収・容姿」から「価値観・相性」へ

SECTION 02データで見る結婚観の変化|公的統計から読み解く

結婚観の変化を示すデータを確認する様子
感覚論ではなく、公的データで見る令和の結婚観のリアル

「最近の若い人は結婚しなくなった」――こういう言葉、よく聞きますよね。でも、実際のデータを見ると、もう少しニュアンスのある事実が見えてきます。「結婚しない」のではなく「結婚の形が変わった」、「結婚願望がない」のではなく「選択肢が広がった」、というのが正確な表現です。ここでは、信頼できる公的統計をもとに、令和の結婚観をデータで読み解きます。

結婚相談所の現場でも、「データで自分の状況を客観視する」ことの大切さを、強く感じています。感覚的に「自分は遅れている」「自分はおかしい」と思い込んでいた方が、データを見て「あ、自分は標準的なんだ」と分かった瞬間、行動が変わります。あなたも今から、最新データであなたの結婚観の「現在地」を確認していきましょう。

データ① 結婚意思は依然として高水準

意外に思われるかもしれませんが、「いずれは結婚するつもり」と答える未婚者は今も8割超です。ただし、長らく9割前後で推移していたこの数値が、最新の第16回調査では明確に低下しました。

18〜34歳の未婚者のうち「いずれ結婚するつもり」と答えた割合は、男性で81.4%(前回85.7%)、女性で84.3%(前回89.3%)と、男女・年齢・生活スタイルの違いを問わず減少。一方、「一生結婚するつもりはない」と答えた割合は男性17.3%、女性14.6%とそれぞれ前回から増加した。 国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査」(2021年実施・2023年8月公表)
https://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou16/doukou16_gaiyo.asp

つまり、「結婚したい人」は今も多数派なんです。ただし、結婚意思の低下は明確で、特に30〜34歳の男性では前回83.3%から70.8%へと大きく減少。「結婚は選択肢のひとつ」という意識が、確実に広がっています。

データ② 結婚観そのものが大きく変容

注目すべきは、結婚に対する「あるべき論」が急速に弱まっていることです。

「結婚したら子どもを持つべき」「女らしさや男らしさは必要」への支持が大幅に低下。SNSやマッチングアプリといったインターネットサービスを利用して知り合った夫婦が最近の結婚の13.6%を占める。男性が女性に経済力を求める割合は48.2%(前回41.9%)、女性が男性の家事・育児能力を重視する割合は70.2%(前回57.7%)まで上昇。 国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査」(2021年実施・2023年8月公表)
https://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou16/doukou16_gaiyo.asp

これ、すごく象徴的なデータなんですよ。男性が女性に「経済力」を求めるようになったこと、女性が男性に「家事育児能力」を求めるようになったこと。これって、「夫が外で稼ぎ、妻が家を守る」という昭和型モデルが完全に崩れて、お互いに支え合うパートナー像へとシフトしたことを意味します。

データ③ 出会いのきっかけがデジタル化

結婚に至る「出会いのきっかけ」も、令和に入って大きく変わりました。

出会いのきっかけ結婚に占める割合
友人・兄弟姉妹を通じて25.9%(最多)
職場や仕事で21.4%(過去調査では3割を占めていたが減少)
SNS・マッチングアプリ等のネットで13.6%(過去最高)
学校で1割超
見合い結婚(結婚相談所含む)増加傾向

出典: 国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査」(2018年7月〜2021年6月に結婚した初婚どうしの夫婦が対象)

10年前なら職場結婚や友人紹介が圧倒的多数でしたが、今は職場結婚が減少し、SNSやマッチングアプリ経由が急増。リクルートブライダル総研「婚活実態調査2024」では、婚活サービス経由の結婚が15.3%、ネット系婚活が11.4%(過去最高)と報告されています。

データ④ 出産・子育ての価値観も変化

結婚観と密接に関連する出産・子育ての価値観も、確実に変わっています。

FIRST CHILD AGE
31.0
第1子出生時の
母平均年齢(2023年)
COMPLETE BIRTH
1.90
完結出生子ども数
(過去最低)
FERTILITY RATE
1.15
合計特殊出生率
(2024年)
第1子出生時の母の平均年齢は、2011年に30歳を超え、2023年には31.0歳となっている。第2子は33.1歳、第3子は34.2歳。完結出生子ども数(夫婦の最終的な子どもの数)は、1970年代から2002年まで2.2人前後で推移していたが、2005年から減少に転じ、直近の調査では過去最低の1.90人になった。 厚生労働省「人口動態統計」(2023〜2024年)/国立社会保障・人口問題研究所「出生動向基本調査」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/81-1a.html

注目すべきは、「結婚したから子供を持つ」という前提が薄れていること。結婚しても子供を持たない選択をするカップル(DINKs)も増えていますし、不妊治療経験のある夫婦は22.7%(4.4組に1組)と急増しています。

データ⑤ 結婚相手選びの基準も激変

結婚相手に求めるものも、はっきりと変化しました。

恋愛・結婚相手選びで重視するTOP3は「性格が合うか」「価値観が合うか」「一緒にいて楽(変な気遣いが不要)かどうか」。Z世代の男性では「運命的な出会いがいい」が13.1%(ミレニアル世代・Z世代の男女の中で最高)。Z世代男性では「外見が好みか」が結婚相手選びでは20ポイント以上下落。 株式会社ネクストレベル「マッチングアプリ大学 恋愛・結婚観調査」(2023年3月公表)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000136.000032757.html

外見・年収より、内面と相性が圧倒的に重視される時代。これ、現場感覚とも完全に一致しています。10年前のお見合いでは「年収はいくら?」「身長は?」と聞く方が多かったのに、今は「価値観の合う人がいい」「対等に話せる人がいい」というご要望ばかり。

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SECTION 03心理学から見る現代人の結婚観|なぜ変わったのか

自分の結婚観について深く考える日本人女性
結婚観の変化には、心理学的にも明確な背景があります

では、なぜここまで結婚観が変わったのでしょうか。「景気が悪いから」「個人主義が広がったから」「SNSのせいで」――いろんな説明がされますが、もう少し深いところに、明確な心理学的背景があります。3つの代表的な理論から読み解いてみると、変化の理由がクリアに見えてきます。

理論① マズローの欲求階層と結婚観の関係

アメリカの心理学者アブラハム・マズローが1943年に提唱した「欲求階層説」。人間の欲求は5段階の階層をなしており、下の階層が満たされると上の階層を求めるようになる、という理論です。

階層欲求の種類結婚観との関係
第5階層自己実現の欲求令和:自分らしく生きるための結婚
第4階層承認の欲求平成後期〜:認められる関係
第3階層所属と愛の欲求昭和後期:誰かと一緒にいたい
第2階層安全の欲求昭和:経済的・社会的安定
第1階層生理的欲求戦後すぐ:生きるための結婚

戦後日本では、結婚は「生きるため」「経済的安定のため」が中心でした(第1〜2階層)。食糧難の時代、経済的に安定するためにも結婚は必須だったんです。高度経済成長期になると、生活が豊かになり、「家族を持つこと」「誰かと一緒にいたい」が大事になり(第3階層)、平成では「社会的に認められる結婚」へ(第4階層)。そして令和では、「自己実現としての結婚」つまり「自分らしく幸せになるための結婚」が中心軸になっています(第5階層)。

これは経済的に豊かになり、安全な社会が実現したからこそ、「結婚の意味」自体がアップグレードされたと考えると分かりやすいですね。生存・安全・所属はある程度満たされた社会だから、上の階層――「自己実現できる結婚かどうか」が問われるようになったわけです。

これを婚活の現場に置き換えると、「私らしく生きるための結婚かどうか」を真剣に問うご相談が、本当に増えています。「親の期待に応えるための結婚」「世間体のための結婚」では、もはや満足できない時代なんです。

理論② 自己決定理論(デシ&ライアン)から見る「選択する結婚」

1985年、心理学者のエドワード・デシとリチャード・ライアンが提唱した「自己決定理論」。人間が幸福を感じるためには、3つの基本的心理欲求が満たされる必要があるという理論です。

  • 自律性(Autonomy):自分の意思で選んでいる感覚
  • 有能感(Competence):自分には能力があるという感覚
  • 関係性(Relatedness):他者と良い関係を持てている感覚

この理論を結婚観に当てはめると、令和の人々が何を求めているかがクリアに見えます。「世間体や親の期待で結婚する」のではなく、「自分の意思で選んだ結婚をしたい」――これが自律性の欲求。「対等な関係で支え合いたい」のが有能感と関係性の欲求です。

カウンセリングで「親に勧められたから結婚する」と話される方には、私はいつも「ご自身は本当に望んでいますか?」とお聞きします。自律性が満たされない結婚は、後で必ず歪みが出ることを、現場で何度も見てきたからです。

理論③ アタッチメント理論と現代のパートナー選び

イギリスの精神科医ジョン・ボウルビィが1969年に提唱した「アタッチメント理論」。幼少期に養育者と築いた愛着パターンが、大人になってからのパートナー選びにも影響するという理論です。これは現代の結婚観の揺れを理解する上で、すごく示唆的な視点を提供してくれます。

アタッチメントには大きく4タイプあるとされます。安定型(信頼関係を築きやすい)、不安型(相手に依存しやすい)、回避型(親密さを避ける)、恐れ・回避型(親密さを求めつつ怖がる)。それぞれ、結婚観や婚活での振る舞いに大きく影響します。

現代では、ストレス社会や核家族化、SNSによる比較疲れ、デジタル中心のコミュニケーションなどの影響で「不安型」「回避型」のアタッチメントを持つ方が増えていると指摘されています。これが、「結婚に憧れるけど怖い」「親密になりたいけど距離を取りたい」「相手のLINEが少し遅れただけで不安になる」という、現代特有の結婚観の揺れにつながっているんです。

ここで重要なのは、アタッチメントパターンは決して固定的ではないということ。良い関係性のなかで、徐々に「安定型」に変わっていくことが心理学研究でも示されています。結婚相談所のサポートが効果を発揮するのも、まさにこの点。安心できる環境のなかで、安定したパートナーシップを築く経験ができるからです。

CASE / 35歳男性 IT企業勤務

「結婚したいけど、近づきすぎるのが怖い」を乗り越えた話

カウンセリングに来られたDさん(35歳)は、典型的な回避型タイプ。「結婚したい気持ちはあるけど、相手と深くなると逃げ出したくなる」と相談されました。

カウンセラーとして、Dさんに伝えたのは「アタッチメントは変えられる」ということ。安定型のパートナーと出会い、安心できる関係を経験することで、アタッチメントパターンは少しずつ変化します。Dさんは半年後、安定型の38歳女性と意気投合。「初めて相手と一緒にいて疲れない感覚を知った」と語ってくれました。

現代人の結婚観の揺れには、こうした心理的背景があります。「結婚したい・したくない」の二択ではなく、自分の心のクセを知ったうえで、自分に合った関係を築く。これが令和的な結婚へのアプローチですね。

結婚観は、時代とともに進化する。 そして同時に、あなた自身の人生フェーズによっても変わっていく。 大切なのは、「いま」のあなたの本音と向き合うことです。 — フォリパートナー カウンセラー

SECTION 04世代別・男女別の結婚観の違い

世代によって異なる日本人の結婚観
世代によって、結婚観は驚くほど違います

結婚観の変化を語るうえで、避けて通れないのが「世代差」。Z世代・ミレニアル世代・X世代以上で、結婚に対する考え方は驚くほど違います。実は現場でも、世代の違うご夫婦・ご家族間で価値観のズレが生じてご相談に来られるケースが本当に多いんです。データで見ていきましょう。

世代別「結婚は個人の自由」意識の違い

「結婚するかしないかは個人の自由だと思う」と答えた人の割合は、全体で73.9%。世代別では、Z世代(15〜26歳)46.1%、ミレニアル世代(27〜42歳)49.4%、X世代以上(43〜64歳)36.4%。X世代以上は最も低く、ミレニアル世代とは13ポイントの差が見られた。 電通「ジェネレーション別 結婚観・家族観調査」(2023年)
https://www.hrpro.co.jp/keiei/articles/news/3229

注目すべきは、Z世代とミレニアル世代では「結婚は個人の自由」と考える人が約半数に達していること。一方、X世代以上は3分の1ほど。これは、結婚観の世代間ギャップが想像以上に大きいことを示しています。

Z世代(10代後半〜20代)の結婚観

Z GENERATION

「自分らしさ」を最優先する世代

Z世代の特徴は、「絶対に結婚したい」が16.3%、一方で「結婚願望はない」が18.8%と、両極端に分かれていること(SHIBUYA109 lab.調査・2023年)。「結婚は人生のゴールじゃなくていい」という考えが強く、自分らしい生き方を最優先します。

また、Z世代の特徴として「自分自身も育休を取りたい」と答えた女性が92.7%、男性が85.9%に達しています。男女ともに、結婚後も対等に働き、対等に育児をするのが当たり前という意識ですね。

ミレニアル世代(20代後半〜40代前半)の結婚観

MILLENNIAL

「現実とロマン」のバランスを取る世代

ミレニアル世代は、男女平等の教育を受けて育った世代。家庭科の男女共修、男女雇用機会均等法の浸透など、共働き前提の価値観で育っています。「結婚するなら対等に支え合うパートナーがいい」という意識が強く、現実的でありながら、ロマンも捨てない世代です。

結婚相手選びでも「金銭感覚が合うか」を重視する傾向が強く、結婚生活を見越した現実的な視点を持っています。

X世代以上(40代後半〜60代)の結婚観

X GENERATION+

従来型の価値観をベースとしつつ、変化に対応する世代

X世代以上は、「結婚するのが当たり前」という社会規範のなかで育った世代。「結婚したら子供を持つべき」と答える割合(53.1%)が最も高く、伝統的な結婚観が残っています。

ただし、自身の子供(ミレニアル・Z世代)の影響を受けて、価値観が柔軟になっている方も多いのが現代の特徴。「うちの娘は結婚しないかも」「息子も自分らしく生きればいい」と話される親世代も増えました。

男女別の結婚観の違い

世代差だけでなく、男女でも結婚観は微妙に異なります。

項目男性女性
いずれ結婚するつもり81.4%(前回85.7%)84.3%(前回89.3%)
一生結婚するつもりはない17.3%(前回12.0%)14.6%(前回8.0%)
相手に経済力を重視・考慮48.2%(前回41.9%)従来から高い水準
相手に家事育児能力を重視・考慮従来から高い水準70.2%(前回57.7%)

出典: 国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査」(2021年実施・2023年8月公表)

ここで注目したいのが、男女ともに「相手にも稼ぐ力・家事育児能力を求める」傾向が強まっていること。これは「お互いに支え合う」という現代的な結婚観の表れですね。

都市部と地方の温度差

もうひとつ見逃せないのが都市部と地方の温度差。東京都の女性の平均初婚年齢は30.7歳と全国平均より高く、晩婚化が進んでいます。一方、地方では「30歳までに結婚する」価値観が今もある程度残っており、世代差ほどではないものの、地域差も結婚観に影響しています。

カウンセリングでも、都市部出身と地方出身のカップルは、結婚に対する家族の関わり方や挙式スタイルでズレが出やすいので、事前のすり合わせが重要です。「結婚式は両家の親族みんなを呼んで盛大に」と考える地方出身者と、「家族と親しい友人だけで簡素に」と考える都市部出身者――これだけで、結婚準備で大きく揉めるケースが本当に多いです。

CASE / 36歳女性 都内勤務

「結婚観の世代ギャップ」を乗り越えたお話

地方出身のEさん(36歳)は、東京で働きながら婚活中。お母様(60代)から「30歳超えたら厳しいのよ」「子供は早く産まないと」と言われ続け、自分の結婚観が分からなくなっていました。

カウンセリングで分かったのは、Eさん自身は「自分のキャリアと両立できる結婚」を求めていたこと。お母様の世代の価値観とは違ったんです。「親の結婚観に縛られず、自分の結婚観を持っていい」と気づいた瞬間、Eさんの婚活は劇的に動き出しました。3か月後、価値観の合う37歳男性と意気投合し、半年で成婚退会されています。

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SECTION 05婚活17年のプロが伝えたい|変わる時代の婚活戦略5選

自分らしい結婚観で前向きに婚活する日本人
変化の時代だからこそ、自分軸を持った戦略が必要です

ここまで結婚観の変化を見てきましたが、最も大事なのは「で、自分はどうすればいいの?」という実践です。データや心理学の知識だけ持っていても、行動が変わらなければ意味がありません。17年現場を見てきた経験から、変わる時代に合った婚活戦略5選をお伝えします。今日から試せるものばかりですので、ぜひ一つずつ実践してみてください。

戦略①:自分の結婚観を言語化する

STRATEGY 01

「なんとなく結婚したい」を脱却する

多くの方が「なんとなく結婚したい」状態で婚活を始めて、迷走します。今日から、紙に書き出してみてください。①なぜ結婚したいのか、②結婚後どんな生活を送りたいのか、③絶対に譲れない価値観は何か

言語化することで、自分の結婚観が見えてきます。「親に言われたから」「友人が結婚したから」など外的要因だけが理由なら、一度立ち止まって考える価値があります。逆に「自分らしい人生を共に歩めるパートナーが欲しい」「経済的にも精神的にも支え合いたい」という内的な答えが出てきたら、それがあなたの本物の結婚観です。

言語化のコツは、「思いつくままに書く」「綺麗にまとめようとしない」こと。最初は支離滅裂でも構いません。書き続けていると、自分の本音が浮かび上がってきます。

戦略②:相手の価値観を見抜く質問例

STRATEGY 02

3つの質問で、相手の本質が見える

初対面のお見合いで、相手の価値観を見抜く魔法の質問を3つご紹介します。これは現場で本当に使える、実践テクニックです。

① 「休日はどう過ごすのが好きですか?」――生活リズムや内向・外交志向が見える
② 「10年後はどんな生活をしていたいですか?」――価値観・人生設計が見える
③ 「結婚したらお金や家事はどう分担したいですか?」――現代的なパートナー観が見える

条件のチェックではなく、「価値観のキャッチボール」ができるかが、令和の婚活では決定的に重要です。質問してみて、相手が真剣に考えて答えてくれるか、自分も問い返してくるか――そういうやり取りで、相性は驚くほど分かるものです。

戦略③:「条件」より「相性」を重視する

STRATEGY 03

条件マッチング型から相性マッチング型へ

17年見てきて確信しているのは、「条件で結婚した人より、相性で結婚した人のほうが圧倒的に幸せ」だということ。年収・学歴・容姿で選んだ結婚は、3年もすれば「条件」では満たされない部分が必ず出てきます。

大事なのは、一緒にいて疲れないか、笑い合えるか、価値観のすり合わせができるか。これは前述の最新調査結果(性格・価値観・一緒にいて楽がTOP3)とも完全に一致しています。条件は「最低ライン」として設定する程度に留めて、それ以上は相性を見るのが、令和の正解です。

戦略④:第三者の視点を入れる重要性

STRATEGY 04

自分一人では見えない盲点を、プロがカバー

結婚観や条件の整理は、第三者の客観的な視点があると劇的に整います。自分一人で考えていると、どうしても視野が狭くなる。「私はこう」「これが正しい」と思い込んでいたことが、実は時代に合っていなかったり、過剰な思い込みだったりするんです。

私たちカウンセラーは、何千人もの相談を受けてきた経験から、「あなたが本当に求めているもの」を客観的に整理できます。特に30代後半〜40代の方は、自分の婚活が「現実のどこにあるか」を客観的に把握することが極めて重要。一人で悶々とする前に、プロの視点を借りてみてください。

友人や家族のアドバイスは温かいけれど、「あなたを傷つけたくない」という気遣いから、本音を言ってくれないことがほとんど。プロは、結果にコミットしているからこそ、必要な本音を伝えられます。

戦略⑤:行動するタイミング

STRATEGY 05

「準備が整ってから」では遅すぎる

多くの方が「もっと痩せてから」「仕事が落ち着いてから」「貯金が貯まってから」婚活を始めようとします。でも17年現場を見てきて言えるのは、「準備が完璧に整う時」は永遠に来ないということ。

むしろ、動きながら整えていくのが正解。婚活を始めたから自分磨きが進んだ、出会いがあったから価値観が整理できた――こういうケースのほうが圧倒的に多いんです。動くべきタイミングは「今」。これに尽きます。

特に女性の場合、結婚適齢期や出産可能年齢という「時間の制約」が現実的に存在します。男性も、「30代と40代では出会いの選択肢が大きく異なる」という現実があります。「いつかやろう」を「今やろう」に変える勇気こそが、令和の婚活成功の鍵です。

CONCLUSIONまとめ:あなたらしい結婚観を見つけるために

自分らしい結婚観で前向きに歩む日本人
あなたらしい結婚観を見つけることが、幸せな未来への第一歩

長くなりましたが、最後に最重要メッセージをお伝えします。

令和の結婚観は、確かに大きく変わりました。晩婚化、共働き前提、選択的シングル、価値観の多様化。でも、それは「結婚が不要になった」ということではありません。むしろ、結婚の意味そのものが進化したということです。

かつての結婚は「するのが当たり前」だったから、選ばなくてよかった。でも今は選ばないといけない時代。だからこそ、自分の結婚観を整理し、自分に合った相手を見つけるプロセスがとても大事になっています。

このコラムの全要点

  • 令和の結婚観は5つの大きな変化(晩婚化・共働き・スタート化・選択的シングル・条件変化)
  • 結婚意思は依然として8割超(公的データ)。ただし減少傾向で、「個人の自由」意識が広がっている
  • マズロー欲求階層では「自己実現としての結婚」へとアップグレード
  • 世代別では特にZ世代とミレニアル世代で大きな価値観シフト
  • 男女ともに「対等に支え合う関係」を求める時代へ
  • 条件より相性、年収より価値観が重要視される
  • 第三者(プロ)の視点で結婚観を整理することが最強の戦略
  • 「準備が整ってから」では遅い。動くべきは「今」

最後に:あなたへのエール

結婚観は、人生のフェーズや状況とともに変わって当たり前。「3年前と今で考えが違う」のは、ごく自然なことです。大事なのは、今この瞬間のあなたの本音と、丁寧に向き合うこと。

「結婚したいけど、よく分からない」「自分の価値観が古いのか新しいのか不安」――そんなモヤモヤを抱えているなら、ひとりで悩まず、プロに話してみてください。話すだけで、不思議と整理されることがたくさんあります。

17年カウンセラーをしてきて、本当にたくさんの方が「自分の結婚観を整理しただけで、婚活が一気に動き出した」姿を見てきました。あなたにも、必ずその瞬間が訪れます。

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フォリパートナーは、業界歴17年以上のベテランカウンセラーが在籍するIBJ正規加盟の結婚相談所です。最新データと心理学に基づいて、あなたの結婚観の整理から、最適な婚活戦略の設計、そして成婚まで、丁寧に伴走します。「結婚するかしないか分からない」段階の方も大歓迎。まずは無料カウンセリングで、気軽に話しに来てください。

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