【婚活の真実】
結婚してはいけない人の
見抜き方5選
「いい人だと思ったのに、結婚したら別人だった」――そんな後悔をしないために。婚活カウンセラー20年の現場経験と心理学的根拠から、避けたほうがいい5つの傾向と、逆に「選べばうまくいく人」の特徴を、本音でお伝えします。
「優しい人だと思っていたのに、結婚したら態度が一変した」
「付き合っているときは気にならなかった部分が、生活すると耐えられない」
「もっと早く気づけていたら……」
離婚相談の現場では、こうした「結婚後に発覚する違和感」の話を本当によく聞きます。20年以上カウンセラーをやっていて確信しているのは、こうしたトラブルの多くは、交際中に何らかのサインが出ていたということ。
誤解しないでほしいのは、このコラムは「特定の人を悪者にする」内容ではありません。誰しも欠点はあるし、完璧な人はいない。ただ、結婚生活を続けるうえで、特に注意したほうがいい傾向はあります。それを知っておくことで、あなた自身を守ることができるんです。
今日は、心理学的な根拠と現場の知見をもとに、避けたほうがいい5つの傾向と、逆にこういう人を選べばうまくいくという「明るい指針」まで、丁寧にお伝えします。読み終わるころには、相手選びの目線がぐっとクリアになっているはずです。
SECTION 01なぜ婚活で「相手選びを間違える」のか
まず大事なのは、「相手選びを間違える人がダメだから間違える」のではないということ。むしろ、真剣に結婚を考えている誠実な人ほど、相手の問題傾向を見落としやすい構造があるんです。
「相手選びの失敗」は珍しいことではない
令和6年(2024年)の人口動態統計によると、日本の婚姻件数48万5063組に対して、離婚件数は18万5895組。3組に1組以上が離婚に至っている計算です。さらに、最高裁判所「令和6年 司法統計年報(家事編)」によると、離婚調停の申立て動機の第1位は男女ともに「性格の不一致」。男性の約60%、女性の約38%がこの理由を挙げています。
「性格の不一致」とは、言い換えれば「結婚前にちゃんと見抜けなかった違和感の積み重ね」です。だからこそ、結婚前の見極めが何より大切なんですね。
3つの心理メカニズム
恋愛初期は「都合のいい解釈」が働く
心理学では「ハロー効果」と呼ばれる現象があります。ある一つの良い面(優しい、ハンサム、収入が高いなど)が、その人全体の印象を引き上げてしまう効果です。婚活初期は特にこれが強く働き、「気になる部分」を「気のせい」と解釈しがちになります。
結婚への焦りが判断を曇らせる
年齢、周囲の結婚ラッシュ、家族からのプレッシャー。婚活には常に時間との闘いがあります。焦りが強くなるほど「これくらいの問題は目をつぶろう」という妥協が働きやすく、本来なら見送るべき相手とも進んでしまうケースが少なくありません。
人は「外面の良さ」を見せるのが上手
誰でも交際初期は「いい自分」を演じます。本当の人柄が出てくるのは、関係に慣れてからや、トラブルが起きたとき。だから、3〜5回会っただけでは表面しか見えていないのが普通なんです。これは相手が悪意で隠しているわけではなく、人間として自然なこと。
こうした構造を理解しておくだけで、「自分が間違える可能性」を客観視できます。そして、これから紹介する5つの傾向を頭の片隅に置きながら相手と接することで、見抜く精度が大きく上がっていきます。
相手選びで大事なのは、
「いい部分」ではなく「変わらない部分」を見ること。
SECTION 02結婚してはいけない人の傾向5選【完全版】
20年のカウンセラー経験と、各種心理学研究、離婚相談の現場知見を総合した結果、結婚生活において特に注意したい傾向は次の5つに集約されます。
大切なのは、これらの傾向は「白か黒か」ではなく、グラデーションだということ。誰しも多少は当てはまる部分があります。問題は、その傾向が強く、かつ改善する意思がない場合。これから一つずつ詳しく見ていきましょう。
5つの傾向はなぜ「結婚後」に深刻化するのか
「交際中はそんなに気にならなかったのに……」というケースが多いのには理由があります。それは、結婚と同居によって生じる「3つの変化」。
ひとつめは「逃げ場の消失」。交際中は気まずくなったら距離を取れますが、結婚後は同じ家に住み、毎日顔を合わせる。気の抜けない関係が365日続くんです。
ふたつめは「期待値の上昇」。家族になった瞬間、お互いに「もっとこうしてほしい」という要求が増えます。それが満たされない時、傾向が顕著に表面化します。
みっつめは「外面を維持する必要の消失」。交際中は「いい自分」を見せる動機が強いですが、結婚後は徐々に「素」が出てきます。本来の人格がにじみ出やすくなるんです。
こうした変化を踏まえると、「結婚前の段階で見抜くこと」がいかに大事かがわかります。結婚後に「変えよう」とするのは、本人の強い意思がない限り、極めて難しいというのが現実です。
SECTION 03傾向1:感情のコントロールが難しい人
感情の波が激しく、相手にぶつけてしまう傾向
心理学:情動調整能力の低さ結婚生活で最も注意したいのが、感情を自分でコントロールできず、機嫌を相手にぶつけてしまう傾向です。これは恋愛初期は「情熱的」「感情豊か」と魅力的に映ることがありますが、長期的には深刻な問題に発展する可能性が高い特徴です。
具体的な行動例
イライラすると黙り込む・無視する/些細なことで急に怒り出す/自分の機嫌を相手に取らせようとする/「あなたのせいで」と感情の責任を相手に転嫁する/予想できないタイミングで爆発する。
心理学的な背景
心理学では「情動調整(emotion regulation)」という概念があります。自分の感情を自覚し、適切に処理する能力のこと。これが弱い人は、自分の感情を「自分の問題」として処理できず、周囲の人間関係に影響を出しやすい傾向があります。
特に注意したいのが、感情の起伏に「サイクル」がある場合。怒り→反省・優しさ→蓄積→爆発、というパターンが繰り返されるケースです。優しい時期があるからこそ、相手は「変わるかも」と期待してしまうのですが、根本的な変化は本人の自覚と長期的な努力なしには起こりにくいのが現実です。
- 少しの遅刻や予定変更で、不機嫌を露骨に出す
- 運転中、店員さん、他のドライバーへの態度が攻撃的
- 「俺/私の機嫌が悪いのは、お前のせい」という言い方をする
- 感情の起伏が予測できず、こちらが顔色を伺うようになる
- 口論になったとき、論点ではなく感情をぶつけてくる
注意したい「3段階のサイクル」
感情コントロールが特に難しい人の関係性には、典型的な3段階のサイクルが存在することが知られています。これは弁護士やカウンセリング業界で広く共有されている知見です。
蓄積期(緊張期)
イライラが内面に蓄積。表面的には穏やかでも、些細なことで不機嫌になる頻度が増える時期。
爆発期
蓄積したストレスが爆発。感情的な暴言、無視、攻撃的な態度などが表面化する。
反省・安定期(ハネムーン期)
爆発の後に「反省」「謝罪」「優しさ」が見せられる時期。これがあるから「変わるかも」と期待してしまう。
このサイクルが特徴的なのは、「優しい時期」があるからこそ、相手は『この人にも良いところがある』『次は変わってくれるかも』と期待すること。でも、根本的な感情調整能力が変わらない限り、サイクルは繰り返され、徐々にエスカレートしていく傾向があると言われています。
もしすでに交際中で、このサイクルに当てはまる傾向を感じる場合は、一人で判断せず、信頼できる人やプロのカウンセラーに早めに相談してください。深刻なケースでは、専門の相談機関(DV相談窓口など)の活用も視野に入れましょう。
SECTION 04傾向2:他者を見下す・否定する癖がある人
他人を否定・見下すことで、自分を保つ傾向
心理学:自己肯定感の不足これは婚活において非常に重要なチェックポイントです。会話の中で、他人を否定したり見下したりすることで自分の優位性を保とうとする傾向。最初は「頭がよくて辛口な人」「はっきりものを言う人」と魅力的に見えることもありますが、結婚生活ではそのターゲットがあなた自身に向く可能性が高いと言われています。
具体的な行動例
会話の中で他人の悪口・批判が多い/元彼・元カノを「あいつバカだった」と表現する/職場の上司・同僚をやたら見下す/学歴・年収・職業で人を分ける発言をする/こちらの意見にすぐ「いや、それは違う」と被せてくる。
心理学的な背景
他者を否定することで自分を保つ傾向の根底にあるのは、自己肯定感の不足とされています。本当に自分に自信がある人は、わざわざ他人を貶めなくても自分を肯定できるんです。「他人をマウントすることで、相対的に自分を上に置く」という心理メカニズムが働いていると考えられます。
結婚後、もっとも身近にいる「比較・否定の対象」になるのは配偶者です。「俺の友達の妻は料理上手なのに」「お前の家族は常識がない」――こうした否定の蓄積は、配偶者の自尊心を確実に削っていきます。離婚原因の上位「精神的虐待」「モラハラ」の根っこにあるのが、まさにこの傾向です。
- 会話の半分以上が、誰かの悪口・批判・愚痴
- 店員さんや後輩への態度が、こちらに見せる顔と違う
- こちらの趣味・好みを「それ意味あるの?」と否定する
- 家族・親族の悪口を遠慮なく話す
- 褒められたり感謝されたりすることが極端に少ない
「批判家タイプ」を見抜く2つの質問
会話の中で、相手が他者をどう扱うかを見抜くために、意識的に投げかけるといい質問が2つあります。
ひとつめは「過去の職場で、印象に残っている人はいる?」。この質問への答えで、相手が他者をどう見ているかが如実に出ます。「あの人にはいろいろ教えてもらった」と感謝で語る人と、「あいつは本当にダメだった」と批判で語る人では、人間関係への基本姿勢が大きく違います。
ふたつめは「家族のことを聞いてみる」。両親や兄弟について話すとき、自然と尊重がにじむ人と、批判や愚痴が中心になる人がいます。家族との関係性は、その人の人間関係の「ベース」。ここに問題があると、結婚後の家族関係にも同じパターンが繰り返される可能性があります。
SECTION 05傾向3:金銭感覚が極端に違う人
お金の使い方・考え方が大きく異なる傾向
心理学:価値観の根幹金銭感覚は、人生観そのものの違いを表します。趣味や食の好みなら歩み寄れても、お金の使い方の根本的なズレは、結婚後に深刻な対立を生むことが多い領域。離婚原因の上位にも経済的問題が常に入っているのが現実です。
具体的な行動例(極端な散財側)
収入に対して支出が多すぎる/ブランド・最新ガジェット・高級飲食への執着/貯金がほとんどない/カードの限度額をすぐ使い切る/「人生楽しんだもん勝ち」が口癖。
具体的な行動例(極端なケチ側)
食事や交際費を異常に節約/プレゼントや記念日への出費を惜しむ/お金を使うことに罪悪感が強すぎる/割り勘でも1円単位で計算/お金の話題になると不機嫌になる。
心理学的な背景
金銭感覚は育った家庭環境と価値観の根幹に深く根ざしています。だから、簡単に変わらないんです。「結婚すれば落ち着くだろう」「子どもができれば変わるだろう」と期待する人は多いのですが、大人になって形成された金銭観は、結婚や出産では変わらないケースが大半。
大事なのは、「ケチ」「散財」というラベルではなく、二人の価値観が合うかということ。お互いに似た金銭感覚を持っていれば、たとえ世間から見て「贅沢」「節約」と評価される使い方でも、二人にとっては心地よい生活になります。
- 収入や貯金額の話題を避ける、または曖昧にする
- 支払いの場面で、毎回挙動がおかしい(スマートでない)
- 借金やローンに関する説明が一貫しない
- 「お金がない」と言いながら高額な買い物をしている
- 将来設計(住宅、教育費、老後)の話を真剣にしない
「お金の話を避ける」サインに注意
交際から成婚に近づくにつれて、必ず話し合うべきテーマが「結婚後の家計」です。共働きか専業か、家事育児の分担、貯蓄の目標、住宅ローン、子どもの教育費。これらを真剣に話し合えるかどうかは、相手の「結婚への本気度」を測るうえでも重要です。
逆に、「お金の話は結婚してから」「そんな細かい話は気にしない」と話を逸らす相手は要注意。金銭感覚の不一致を隠している、または将来設計を真剣に考えていない可能性があります。お金の話を抵抗なくできる相手のほうが、結婚後の生活設計もスムーズに進む傾向があります。
SECTION 06傾向4:自分の非を認められない人
謝らない・自分の責任を認めない傾向
心理学:認知の歪み(自己奉仕バイアス)これは結婚生活において、もっとも疲弊するパートナーシップを作る傾向のひとつです。何があっても自分は悪くない、必ず外部や相手のせいにする、という心理パターン。一度や二度ならまだしも、慢性的にこの態度が続く相手との結婚は、心の消耗が著しくなりやすいと言われています。
具体的な行動例
遅刻しても「電車が悪い」「道が混んでた」と環境のせいにする/口論で自分が間違っていても認めない/「ごめんなさい」がほぼ出てこない/責任の話になると話題をすり替える/失敗の理由を全部他人や状況に転嫁する。
心理学的な背景
心理学では「自己奉仕バイアス(self-serving bias)」という認知の歪みが知られています。成功は自分の能力、失敗は外部要因のせいにする傾向のこと。これは多かれ少なかれ誰にでもありますが、極端な場合、人間関係に深刻な影響を及ぼします。
結婚生活では必ず衝突が発生します。そのとき、お互いが「半分は自分の責任かもしれない」と認められる関係なら、関係は深まっていく。でも、片方が常に責任を取らない関係は、もう一方が常に消耗します。20年見てきて、結婚3年目以降に深刻化するケースが本当に多い傾向です。
- 小さなトラブルで「ごめん」「悪かった」が自然に出ない
- 「でも」「だって」「○○のせいで」が口癖
- 過去の人間関係(前職・元交際相手)の話で、自分は常に被害者
- 議論で論破することにこだわる
- 本人ではなく、こちらが折れることで話が終わる関係
「謝れる人」と「謝れない人」の決定的な違い
結婚生活を20年・30年と続けていく上で、「謝れる」かどうかは想像以上に大きな差を生みます。なぜなら、夫婦間では小さな衝突が日常的に起こるから。そのたびに片方だけが謝り続ける関係は、確実に消耗していきます。
大事なのは、「自分の非を100%認める」必要はないということ。「私にも至らない部分があった」「言い方がきつかったかも」――この程度の「半分の非」を認められる人なら、関係はうまく回ります。逆に、たとえ相手側に7割の責任があっても「ごめんね、3割は私のせいだったね」と歩み寄れる人は、結婚相手として本当に貴重な存在です。
SECTION 07傾向5:身近な人への態度が雑な人
家族・店員・部下など、立場の弱い人に対する態度に問題がある傾向
心理学:本性の表出これは婚活で絶対にチェックすべきポイントのひとつです。あなたに対しては優しくても、店員さん、後輩、家族、過去の交際相手への態度に違和感がある場合、それが「本来の人格」である可能性が高いと言われています。
具体的な行動例
飲食店の店員さんに対して横柄/タクシー運転手への態度が荒い/親や兄弟の話をするときに尊重がない/自分の元交際相手をひどくこき下ろす/後輩・部下への接し方が威圧的/「どうせ言わなきゃわからないやつ」と弱者を一括りにする。
心理学的な背景
心理学的には、「人は自分にとって利害がない相手にこそ、本当の人格が現れる」と言われています。お見合いやデートの相手は「気を遣う対象」なので、誰でもいい顔をします。でも、店員さんや家族は「いい顔をする必要のない対象」。だからこそ、本性が見えやすいんです。
結婚すると、あなたも徐々に「気を遣う必要のない対象」になっていきます。新婚は別格でも、3年・5年経てば、夫婦は「身内」になります。「身内になった人にどう接するか」を予測するうえで、現在身内である人々への接し方が、もっとも信頼できる指標になるんです。
- 飲食店で「すみません」「ありがとう」を言わない
- 店員さんに、こちらに向けるのと違う口調で話す
- 家族・親族・親友への話に「リスペクト」が感じられない
- 過去の交際相手を一方的に悪く言う
- SNSや日常会話で、見知らぬ人への批判が多い
相手の本性は、あなた以外の人への態度に出る。
SECTION 08よくある誤解 – 「いい人なのに危険」のパターン
ここまで5つの傾向をお伝えしましたが、もう一つ大事なのが「一見いい人なのに、結婚相手としては慎重に検討すべきパターン」です。これは見落としやすいので要注意です。
「めちゃくちゃ優しい人」=「結婚向き」?
断れない、何でもYESと言ってしまう、常に相手に合わせる――こういう「過剰に優しい人」は安心に見えます。
「お金持ち」=「経済的に安心」?
収入や資産が多い相手は、確かに経済的安定をもたらしてくれそうに見えます。
「真面目で誠実」=「夫婦で楽しめる」?
真面目で堅実な相手は、結婚相手として理想的に思えます。
「家庭的な人」=「いい家族をつくれる」?
料理上手、掃除好き、家族を大事にする――こういう特徴は安心材料に見えます。
「将来性がある」=「今は我慢」?
「今は収入が低いけど、将来は伸びる」「今は忙しいけど、落ち着いたら家族を大事にする」――こういう「未来の話」を信じすぎるパターン。
「見抜けない人」の3つの特徴
もうひとつ、客観的に自分を見ておくことも大切です。こうした問題傾向を見抜けない人には、共通する3つの特徴があります。
ひとつめは「自己肯定感が低い」こと。自分に自信がないと「こんな自分を選んでくれた」という気持ちが先に立ち、相手の問題が見えなくなりがちです。
ふたつめは「結婚への焦りが強すぎる」こと。年齢的なプレッシャーや、周囲の結婚ラッシュに焦って判断が鈍ります。
みっつめは「過去にDV・モラハラ被害の経験がある」こと。心理学的に、過去のパターンを無意識に繰り返してしまう傾向(再演)があり、似たようなタイプの相手を選んでしまいやすいと言われています。
当てはまる方は、絶対に一人で判断しないこと。信頼できる家族・友人・プロのカウンセラーに、相手のことを率直に話して、意見をもらうようにしてください。
「違和感を見逃さない」感覚を磨く
相手選びで決定的に重要なのは、「自分の中の小さな違和感を信じる」感覚です。婚活相談で本当によく聞くのが、「思えば、あのとき少し変だな…と感じた瞬間があった」という後悔の声。
その違和感は、あなたの本能が出している警告です。「気のせいかな」「考えすぎかな」と打ち消したくなりますが、違和感には必ず理由があります。理屈で説明できなくても、無視しないでください。違和感を感じたら、まず立ち止まる。家族や友人、カウンセラーに話してみる。これだけで、見落としていた重要なサインに気づけることがよくあります。
逆に、「特に違和感がない、自然体でいられる」という感覚も同じくらい信頼できます。考え込まなくても、肩の力を抜いて一緒に過ごせる相手。これも本能が出している「OK」のサインです。
SECTION 09フォリパートナー会員のリアルな事例
ここで、フォリパートナーで実際にあった事例を2件、ご紹介します(個人特定を避けるため一部情報は編集しています)。
「優しすぎる」彼が見せた、3回目のデートでのサイン
Aさん(33歳)は、お見合い後にとんとん拍子で交際に進んだ34歳の男性に夢中でした。「優しくて、何でも合わせてくれる」と最初の2回のデートでは絶賛していました。
でも3回目のレストランデートで、ちょっとした「違和感」を感じたんです。店員さんが料理を運んでくる時間が少し遅れた瞬間、彼の表情が一変。「すいません、もう20分も待ってるんですけど」と冷たい口調で店員さんに言ったそうです。Aさんに対する態度との違いに、ぞっとしたと振り返っています。
カウンセリングで相談を受け、「もう数回、別のシチュエーションで観察してみましょう」とご提案。結果、運転中の他のドライバーへの暴言、後輩を見下す発言など、複数の場面で同様の傾向を確認。Aさんは交際を見送る決断をされました。
その後、別の男性とご縁があり、「身近な人への態度がとにかく丁寧。タクシーの運転手さんへのお礼も自然」という方とご成婚。「あのとき決断していて本当によかった」と笑顔で報告くださいました。
金銭感覚のすり合わせで、結婚直前に方向転換したBさん
Bさん(38歳)は、コツコツ貯金型の堅実な男性。交際していた36歳の女性とは性格も合い、結婚を真剣に考えていました。ただ、金銭感覚に関しては「ちょっと派手かな?」という違和感がありました。
カウンセリングで「結婚前に必ず、貯蓄・家計・将来設計を具体的に話し合ってください」とアドバイス。実際に話し合ってみると、彼女側はクレジットカードの残高が予想以上にあり、貯金はほぼゼロ。月の支出も、Bさんの想定より相当大きかったんです。
BさんがNG判定をしたわけではなく、お互いに価値観を擦り合わせる対話を半年続けました。残念ながら、合意点が見つからず、最終的にお互いの幸せのために交際終了に。半年後、Bさんは金銭感覚が近い40歳の女性と出会い、現在は穏やかなご結婚生活を送られています。
「結婚前にちゃんと話し合ったから、後悔がない決断ができた」というBさんの言葉が印象的です。
このように、「気になる傾向」に気づいたとき、一人で抱え込まず、対話と観察を重ねることが大事。そして必要なら、カウンセラーのような第三者を活用することで、感情に流されない判断ができるようになります。
事例から学ぶ「決断のタイミング」
このふたつの事例で共通しているのは、「違和感を感じた時点で、一度立ち止まった」ということ。婚活で失敗する人の多くが、違和感を感じても「気のせい」と打ち消したり、「ここまで進んだから戻れない」と無理に進めてしまうケース。
逆に、成婚者は違和感を「重要なサイン」として扱う傾向があります。立ち止まる、観察する、相談する。そして必要なら、勇気を持って「見送る」決断もする。これが結果的に、より良いご縁につながっていきます。
「見送る」ことは、失敗ではありません。むしろ、自分にとって最適な相手を選ぶための、賢明で建設的な選択です。婚活において、ご縁がなかったお相手は、あなたの相手ではなかったというだけ。それで終わりではなく、次の出会いがあります。20年見てきて、慎重に見送れる人ほど、結果的に短期間で本当に合う相手と出会えるケースが多いと感じています。
SECTION 10成婚者が見ている「本当のチェックポイント」
20年カウンセラーをしていて、幸せに成婚していった方々が共通して見ているチェックポイントがあります。これは「結婚してはいけない人」を避けるだけでなく、「うまくいく人を選ぶ」ための実践的な視点です。
- 店員さん・サービススタッフへの態度が、自分への態度と一致しているか
- 「ありがとう」「ごめんね」が自然に言える人か
- 家族・親族・友人への話に、リスペクトがあるか
- 口論や意見の違いがあったとき、感情ではなく対話で解決しようとするか
- お金の話を、隠さず正直に話せる人か
- 過去の交際相手・元配偶者を、一方的に悪く言わないか
- こちらの趣味・価値観を、頭ごなしに否定しないか
- 自分の弱さや失敗も、ある程度開示できる人か
- 将来の話(家族観・仕事観・住まい)を、真剣に語れるか
- 一緒にいて「素のままの自分」でいられるか
5〜7個 該当:あと数回観察を重ねて、慎重に判断
2〜4個 該当:気になる点を一度立ち止まって整理する時期
0〜1個 該当:カウンセラーや信頼できる人への相談を強く推奨
判断材料を増やすための4つの実践
このチェックリストの精度を高めるために、意識的に観察できるシチュエーションを作ることをおすすめします。
ひとつめは「お店が混んでいる時間帯にデートする」こと。スタッフが忙しい状況で、相手がどう振る舞うかが見えやすくなります。
ふたつめは「予定外のトラブルを共有してみる」こと。電車遅延、お店の予約ミスなど、想定外のことが起きたとき、相手の対応で本性が見えます。
みっつめは「家族・親しい友人と引き合わせる」こと。あなた以外の人への接し方、そして第三者からの客観的な意見が得られます。
よっつめは「お金の話を具体的にしてみる」こと。漠然と聞くのではなく、「将来の貯蓄目標」「家計の分担」など、具体的なテーマで話し合うと、価値観の一致度が見えてきます。
SECTION 11こういう人を選べばうまくいく – 前向きな指針
ここまで「避けたい傾向」の話が続いたので、「逆にこういう人を選べばうまくいく」という前向きな指針もお伝えしておきます。これがこのコラムの一番伝えたい部分かもしれません。
結婚してうまくいく人の8つの共通点
① 感情が安定している
機嫌の浮き沈みが小さく、自分の感情を自分で処理できる。安心感の源泉です。
② 「ありがとう」「ごめんね」が言える
感謝と謝罪が自然に出る人は、関係を長く穏やかに保てる人です。
③ 他人への配慮がある
店員さん、家族、友人――身近な人への態度が丁寧。本性が出ている部分です。
④ 価値観の対話ができる
違いを受け止めて、話し合いで歩み寄れる人。これが結婚生活の土台になります。
⑤ お金との健全な関係
収入額より、お金の使い方の価値観が近いこと。家計を共有できる相手です。
⑥ 自分の非を認められる
失敗を素直に認め、改善しようとする姿勢。一緒に成長できる関係を築けます。
⑦ 一緒にいて素の自分でいられる
飾らず、肩の力を抜いて過ごせる相手。日常の質が変わります。
⑧ 共通の未来を描ける
5年後・10年後の家族像を、二人で楽しく語り合える相手。これが何より大事。
完璧な人を求めない勇気
大事なことを伝えます。この8つすべて満たす人なんて、まずいません。誰しも欠点や苦手な部分はあります。それは、あなた自身もそうです。
大事なのは、「8つのうち、譲れない3〜4個が揃っているか」を見ること。そして、合わない部分は、「お互いに歩み寄れる関係性かどうか」。これが結婚生活の本質です。
20年の現場経験から確信していることがあります。「100点満点の相手」を探すと永久に見つからないけれど、「80点で歩み寄れる相手」は必ず見つかるということ。完璧を求めない勇気を持つことが、幸せな結婚への第一歩です。
「あなた自身」も同じ目線で見直してみる
もうひとつ、ここで触れておきたい大事なことがあります。それは、「これらのチェックポイントは、あなた自身にも当てはめるべき」ということ。
婚活で「相手の問題」ばかりに目がいくと、自分自身が見えなくなります。「自分は感情を相手にぶつけていないか?」「自分は他人を見下していないか?」「自分は素直に謝れているか?」。こうした自己点検も、同じくらい大切です。
そして、「居心地のいい相手と結婚したいなら、自分も居心地のいい人でいる」こと。これがマッチングの本質。あなたが穏やかで、誠実で、感謝の気持ちを表現できる人なら、似たような人と自然に引き寄せ合います。「相手探し」と「自分磨き」は表裏一体なんです。
選ぶべきは「完璧な人」ではなく、
「一緒に歩める人」。
SECTION 12まとめ – あなたの幸せな結婚のために
長くなりましたが、最後に大事なメッセージをお伝えします。
このコラムで紹介した5つの傾向は、「絶対に結婚してはいけない人」を断定するものではありません。誰しも欠点はあるし、傾向の強弱もあるし、自覚して改善しようとしている人もいます。
大切なのは、「サインを見落とさない目」を持つこと。そして、気になる点があったときに「焦って結婚しない」こと。一度立ち止まって、観察し、対話し、第三者の意見を聞く。そういう冷静な判断ができれば、後悔のない結婚に近づけます。
- 婚活では「ハロー効果」「焦り」「外面の良さ」で判断を誤りやすい
- 避けたい5つの傾向:①感情コントロールの難しさ ②他者を見下す ③金銭感覚の極端な違い ④非を認めない ⑤身近な人への雑な態度
- 「いい人なのに危険」のパターンも要注意。優しさ・お金・真面目さ・家庭的・将来性
- 「見抜けない人」の特徴を自分で把握しておく
- 10項目のチェックリストで、3〜5回目までに観察する
- 「完璧な相手」より「歩み寄れる相手」を選ぶ
- 判断に迷ったら、必ず第三者・プロに相談を
一人で判断しない、それが最大の防御
もう一度、強くお伝えします。気になる相手の傾向に気づいたとき、絶対に一人で抱え込まないでください。恋愛感情が入っていると、自分では客観的に判断できないものです。これは恥ずかしいことでも、弱さでもなく、人間として自然なこと。
家族、信頼できる友人、そしてプロの婚活カウンセラー。第三者の目を借りることが、結婚相手選びでもっとも有効な「保険」になります。20年現場でカウンセリングをしていて、これは間違いない真実です。
そして、最後に
このコラムを読んで、「結婚って怖いな」「人を信じられなくなった」と感じてしまった方がいたら、それは私の本意ではありません。むしろ、伝えたいのは逆です。
正しい目線で見極めれば、信頼できるパートナーは必ず見つかります。世の中には、誠実で、お互いを尊重できる、素敵な男女がたくさんいます。20年カウンセラーをしていて、毎月のように幸せそうな成婚カップルを見送っている私が断言できます。
大事なのは、焦らず、冷静に、適切な目線を持って、出会いを重ねること。そして、迷ったときには一人で抱え込まず、頼れる場所を持っておくこと。それさえできれば、あなたの婚活は必ず前に進みます。
結婚相談所が「相手選びのリスク回避」に向いている理由
最後に少しだけ、結婚相談所の活用についてお伝えします。マッチングアプリや街コンと違い、結婚相談所には相手選びのリスクを下げる仕組みがいくつかあります。
まず、独身証明書・収入証明書・学歴証明書の提出が必須。プロフィールに嘘がない前提で進められます。次に、カウンセラーが両者の特徴を把握した上でマッチングするため、極端なミスマッチが起こりにくい。そして、交際中にカウンセラーが第三者として継続的にサポート。あなたが感情で見えなくなっている部分を、客観的に指摘してもらえます。
「結婚は人生でもっとも大きな選択のひとつ」だからこそ、プロのサポートを受けながら進めるのは、決して甘えではなく、賢明な選択です。家を買うときに不動産のプロに相談するように、結婚相手を選ぶときも婚活のプロに相談するのが、合理的な判断だと思っています。
あなたの幸せを、心から願って
このコラムを最後まで読んでくださってありがとうございます。最後に、私が婚活カウンセラーとして20年大切にしている言葉を贈ります。
「結婚は、人生最大のチームづくり」
誰と組むかで、その後の人生の質が大きく変わります。だからこそ、慎重に、でも勇気を持って、あなたにとって最高のチームメイトを探してください。あなたが幸せな結婚を掴むことを、心から願っています。
「この人で本当に大丈夫?」を一緒に考えます
フォリパートナーは、業界歴20年以上のベテランカウンセラーが在籍するIBJ加盟の結婚相談所です。お見合い・交際・成婚まで、あなたの相手選びを客観的にサポート。「気になる相手の傾向が心配」「自分一人では判断に迷う」――そんな方の声に、20年の知見と心理学的視点で寄り添います。無料カウンセリングは「話を聞きにいくだけ」でも歓迎。あなたの大切な決断を、私たちと一緒に。
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