
第1回|なぜ年末に成婚が増え、年明けに「婚活スタート」する人が急増するのか?

婚活業界に長く携わっていると、毎年ほぼ例外なく訪れる“ある波”があります。
それが 「年末の成婚ラッシュ」と「年明けの婚活スタート急増」 です。
実はこの流れ、偶然ではありません。
人の心理・生活リズム・社会的イベントが密接に関係しています。
年末は「結婚を決断しやすい」タイミング
年末は、仕事が一段落し、家族や親戚と過ごす時間が増える時期です。
この時期、婚活中の方からよく聞くのがこんな声です。
- 親戚の集まりで結婚の話題が出た
- 実家に帰って将来について考えた
- 「今年中に決めたい」と気持ちが固まった
- 年をまたぐ前に関係をはっきりさせたかった
年末は、感情が内側に向き、人生を振り返る時間が自然と増える季節。
その結果、交際中だったカップルが
「この人と進もう」
「先延ばしにせず決断しよう」
と覚悟を決め、成婚へと進みやすくなるのです。
「来年こそは」が行動に変わるのが年明け
一方で、年末年始を一人で過ごした人の多くが、
年明け早々にこう感じ始めます。
- また一年、何も変わらなかった
- 来年もこのままは嫌だ
- 今動かなかったら、また同じ一年になる
ここで初めて、
「いつか婚活しよう」→「今すぐ婚活スタートしよう」
という意識変化が起きます。
特に2026年を意識し始めるこの時期は、
- 年齢が一つ上がる現実
- 周囲の結婚・出産報告
- ライフプランの再設計
が一気に重なり、
“行動しない理由”より“始める理由”の方が勝つタイミングになります。
年明け婚活スタート組は「本気度が高い」
年明けから婚活を始める人には、ある共通点があります。
それは 「今回は情報収集だけで終わらせない」 という姿勢。
- とりあえずアプリを入れる、ではなく
- 自分に合う婚活手段を真剣に比較し
- 失敗しない婚活スタートを切りたい
という意識が強いのです。
婚活は、スタートの選択を間違えると遠回りになります。
だからこそ年明けは、
「ちゃんと結果につながる婚活を始めたい」
「2026年は結婚を現実にしたい」
と考える人が一気に増えるのです。
次回【第2回】では、
「年明けに婚活を始めた人が失敗しやすい3つの落とし穴」
と
「婚活スタート時に絶対にやってはいけない思考」
を、カウンセラー視点で解説します。
第2回|年明けに婚活スタートした人が陥りやすい3つの落とし穴

年明けは「婚活スタート」に最も勢いがつく時期です。
しかし同時に、このタイミングで始めた人ほどつまずきやすい落とし穴も存在します。
実際、婚活カウンセラーとして多くのご相談を受ける中で、
「年明けから始めたけど、数か月で疲れてしまった」
「思ったより結果が出ず焦ってしまった」
という声は少なくありません。
ここでは、年明け婚活スタート組が特に注意すべきポイントを解説します。
落とし穴①「とりあえず動けば何とかなる」という思考
年明けはモチベーションが高いため、
- とりあえずマッチングアプリを入れる
- とりあえず婚活イベントに参加する
- 周りがやっている方法を真似する
と、戦略を考えずに動き始めてしまう方が非常に多いです。
しかし婚活は、
「動けば動くほど成果が出る」ものではありません。
むしろ、
- 自分の年齢・状況・結婚希望時期
- 恋愛経験の傾向
- 何につまずきやすいタイプか
これらを整理せずに動くと、
うまくいかない原因を自分で量産してしまうことになります。
婚活スタート時に必要なのは勢いではなく、
「どこで・誰と・どう進めるか」の設計です。
落とし穴②「理想を下げれば結婚できる」と勘違いする
年明け婚活スタート組に多いのが、
早く結果を出したいがために、
- 条件を下げよう
- 好きじゃなくても会おう
- 妥協しないと結婚できない
と考えてしまうケースです。
ですが、婚活でうまくいかない原因は
理想が高いことではなく、理想が整理されていないことがほとんど。
大切なのは、
- 絶対に譲れない価値観
- 一緒に生活する上で必要な条件
- 妥協しても後悔しない部分
を切り分けることです。
「理想を下げる婚活」は、
短期的には交際に進めても、
長期的には違和感が積み重なりやすくなります。
落とし穴③「結果が出ない=自分に価値がない」と思い込む
年明けから数か月経ち、
思ったように出会いや交際が進まないと、
- 私って選ばれないのかな
- 年齢のせいかもしれない
- もう無理なのかも
と、自分を否定し始めてしまう方がいます。
しかし、婚活で結果が出ない時期があるのはごく普通です。
問題なのは、結果が出ない理由を
「自分の価値」
と結びつけてしまうこと。
婚活は、
- プロフィールの見せ方
- 出会う場所
- 相手選びの癖
- タイミング
これらが少しズレているだけで、結果が出なくなります。
正しく修正すれば、
驚くほど流れが変わることも珍しくありません。
年明け婚活スタートで大切なのは「焦らない設計」
2026年を見据えた婚活スタートで最も重要なのは、
最初から完璧を目指さないことです。
- 最初は試しながら
- 途中で修正しながら
- 自分に合う形を見つけていく
このスタンスこそが、
長期的に成果につながる婚活スタートになります。
次回【第3回】では、
「年明け婚活スタートで結果を出す人が最初にやっていること」
そして
「2026年を見据えた正しい婚活計画の立て方」
を詳しく解説します。
第3回|年明けに婚活スタートして結果を出す人が最初にやっていること

年明けに婚活スタートして、
「順調に交際が進む人」と
「なかなか成果が出ない人」。
この差は、行動量ではなく
最初に何を整理したかでほぼ決まります。
婚活カウンセラーとして多くの成婚者を見てきましたが、
結果を出す人ほど、スタート時に“ある共通点”があります。
①「いつまでに結婚したいか」を明確にしている
成果が出る人は、
「婚活を始める」ではなく
「結婚までの期限」を先に決めているのが特徴です。
例)
- 1年以内に結婚したい
- 2026年中には入籍したい
- 遅くとも〇歳までには家庭を持ちたい
期限が決まると、
- 出会いの選び方
- 交際の進め方
- 見極めのスピード
すべてが変わります。
逆に、期限を決めないまま婚活スタートすると、
「なんとなく続ける婚活」になり、
時間だけが過ぎていきやすくなります。
②「自分がつまずきやすいポイント」を把握している
うまくいく人は、
過去の恋愛や婚活を振り返り、
- いつもどこで関係が止まるのか
- なぜ長続きしなかったのか
- 自分は追うタイプか、追われたいタイプか
こうした自己分析を最初に済ませています。
婚活で同じ失敗を繰り返す人は、
「相手が悪かった」と考えがちですが、
実際には自分のパターンが原因であることが多い。
スタート時にここを理解しているかどうかで、
無駄な遠回りを防げます。
③「婚活方法を感覚ではなく戦略で選んでいる」
年明けは選択肢が一気に増えます。
- マッチングアプリ
- 婚活パーティー
- 結婚相談所
- 紹介・知人経由
結果を出す人は、
「流行っているから」ではなく、
自分の条件・性格・年齢に合う方法を選んでいます。
たとえば、
- 忙しくて時間が限られている
- 真剣度の高い相手と会いたい
- 過去にアプリで疲れてしまった
こうした人が、
同じやり方を繰り返しても結果は変わりません。
婚活スタート時こそ、
「どこで戦うか」を間違えないことが重要です。
④「早い段階でプロの視点を入れている」
年明けスタートで成婚が早い人ほど、
自己流にこだわらず、
- 客観的なアドバイス
- プロの視点
- 第三者のフィードバック
を早めに取り入れています。
婚活はどうしても感情が入りやすく、
自分では気づけない癖やズレが生まれます。
だからこそ、
- プロフィール
- 写真
- 交際の進め方
- 見極めのタイミング
を早めに修正できる人ほど、結果が早いのです。
年明け婚活スタートは「準備8割・行動2割」
婚活は、
頑張る=たくさん会う
ではありません。
正しい準備をした人は、
少ない出会いでも、確実に前に進みます。
2026年を見据えた婚活スタートで大切なのは、
焦らず、でも戦略的に進めること。
次回【第4回】では、
「年明けに婚活を始めるなら避けるべきNG行動」
「婚活スタート時にやってはいけない勘違い」
を具体例つきで解説します。
第4回|年明けに婚活スタートする人が陥りがちなNG行動と勘違い

年明けは「よし、今年こそは」と気持ちが前向きになる一方で、
間違ったスタートを切ってしまう人も非常に多い時期です。
婚活カウンセラーとして見てきた中で、
年明け婚活スタートでつまずく人には、共通するNGパターンがあります。
NG①「とりあえず動けば何とかなる」と思っている
年明けに多いのが、
- とりあえずアプリに登録
- とりあえず申し込みを増やす
- とりあえず会う回数を増やす
という準備不足のままの婚活スタート。
一見、行動的で良さそうに見えますが、
実際は
- 同じタイプとばかり出会う
- すぐ疲れる
- うまくいかない理由が分からない
という状態に陥りがちです。
婚活スタートで大切なのは、
「量」よりも方向性。
地図を持たずに走り出すと、
頑張っているのにゴールに近づきません。
NG②「去年と同じ婚活方法を選ぶ」
これは非常に多い失敗です。
- 去年うまくいかなかったアプリ
- 過去に疲れた婚活パターン
- 結果が出なかった自己流
それでも
「今度こそは」と同じ方法を繰り返す。
しかし、婚活は
やり方を変えなければ結果は変わらない世界です。
年齢も、環境も、求められる条件も、
1年前とは確実に変わっています。
年明けの婚活スタートこそ、
「去年の延長」ではなく
やり方の見直しが必要です。
NG③「理想を下げれば結婚できる」と思っている
年明けは現実を見るタイミングでもあり、
- もう贅沢言えない
- 理想を下げないと結婚できない
- 誰でもいいから結婚したい
と考えてしまう人もいます。
ですが、これは危険な考え方。
理想を下げて選んだ結婚は、
- 我慢が増える
- 相手への不満が溜まる
- 幸せを実感しにくい
という結果になりやすい。
大切なのは、
理想を下げることではなく
「優先順位を整理すること」。
譲れない軸と、柔軟に考えられる点を分けるだけで、
出会いの質は大きく変わります。
NG④「婚活は若い人ほど有利」と思い込む
年明け婚活スタート時に、
- もう若くないから不利
- 周りがどんどん結婚して焦る
- 今さら始めても遅い
と感じる方も多いですが、
これは大きな誤解です。
実際には、
- 目的が明確
- 生活基盤が安定
- 結婚への覚悟がある
こうした人ほど、
年明けスタートでも短期成婚につながりやすい。
年齢よりも大切なのは、
「結婚に対する本気度」と「選び方」です。
NG⑤「婚活=恋愛の延長」と考えている
婚活スタート時につまずく人の多くが、
恋愛の感覚のまま婚活をしてしまいます。
- ドキドキしないと進めない
- 好きになってから考えたい
- 相手に合わせすぎる
婚活では、
感情だけで判断しない視点が必要です。
結婚は生活であり、共同作業。
年明けに婚活を始めるなら、
「ときめき」だけでなく
安心感・価値観・継続性を見る目を持つことが重要です。
年明け婚活スタートで差がつくポイント
うまくいく人は、
- 焦らない
- でも立ち止まらない
- 正しい方向に修正し続ける
このバランスが取れています。
年明けは、
「新しく始める人」が多い分、
正しく始めた人が一気に抜け出す時期でもあります。
次回【第5回(最終回予定)】では、
「2026年に向けて婚活スタートする人が今やるべき具体行動」
「年明け婚活で成婚につながる人の共通点」
をまとめとして解説します。
第5回|2026年に向けて婚活スタートする人が今すぐやるべき行動まとめ

ここまで、
「なぜ年末に成婚者が増え、年明けに婚活スタートする人が多いのか」
「年明け婚活で差がつく人・失敗しやすい人の違い」
をお伝えしてきました。
最終回では、
2026年を見据えて婚活スタートする人が“今”やるべきことを、
婚活カウンセラーの視点で整理します。
①「今年こそ」ではなく「いつまでに」を決める
婚活がうまくいかない最大の原因は、
実は“行動不足”ではありません。
期限を決めていないことです。
・いつまでに結婚したいのか
・いつまでに交際を進めたいのか
・いつまでに見極めるのか
これが曖昧だと、
どんなに良い出会いがあっても前に進みません。
2026年を目標にするなら、
「今年は準備」ではなく
「結婚までの逆算」を今すぐ始めることが重要です。
②「婚活スタート=出会い」ではないと知る
多くの人が誤解していますが、
婚活スタートとは
出会いの数を増やすことではありません。
本当のスタートは、
- 自分はどんな結婚をしたいのか
- どんな生活を送りたいのか
- 誰となら続けられるのか
を明確にすること。
ここが曖昧なまま動くと、
2026年になっても同じ悩みを繰り返します。
③「合わない人を早く手放す勇気」を持つ
年明け婚活で結果を出す人ほど、
合わないと感じたら、早く切り替えます。
・悪い人ではない
・条件は悪くない
・でも一緒に生活するイメージが持てない
この違和感を無視し続けると、
時間だけが過ぎていきます。
婚活スタート期に大切なのは、
「選ばれること」より
「選ぶ力」を身につけることです。
④「一人で抱え込まない」と決める
婚活は、
一人で考えれば考えるほど、
視野が狭くなりやすいものです。
・判断が感情寄りになる
・同じ選択を繰り返す
・疲れたら自己否定に入る
こうした状態を防ぐためにも、
早い段階で第三者の視点を入れることが重要です。
特に年明けは、
「修正すれば間に合う」タイミング。
遠回りをしない人ほど、
プロの視点をうまく活用しています。
⑤ 婚活スタートは「人生の再設計」
婚活とは、
ただ相手を探す行為ではありません。
・どんな人生を歩みたいか
・どんな日常を大切にしたいか
・誰となら困難を越えられるか
これを考える、
人生の再設計の時間でもあります。
だからこそ、
焦らなくていい。
でも、止まらなくていい。
年明けの婚活スタートは、
人生を前に進める最高のタイミングです。
まとめ|年明け婚活スタートは「差がつく時期」
年末に成婚が増え、
年明けに婚活スタートが多くなるのは、
決して偶然ではありません。
・現実を見るタイミング
・覚悟を決める人が増える時期
・正しい行動をした人が一気に前に出る季節
2026年に向けて婚活を考えているなら、
「そのうち」ではなく、今がスタート地点です。
正しく始めた人から、
未来は確実に変わっていきます。
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フォリパートナー編集部



