婚活にエッチの経験人数は関係する?多い・少ないは有利?不利?17年のプロが徹底解説
「結婚相手の経験人数って気になりますか?」。婚活相談でも時々出てくるテーマです。男性なら女性の過去が気になり、女性なら「経験が多い男性の方がスマートなのでは」と考えることもあります。
ただ、17年以上・2万人以上の婚活相談を見てきた立場から言えば、経験人数だけで結婚向きかどうかは分かりません。0人でも20人でも、大切なのは“今後一人の相手とどう向き合える人なのか”です。この記事では、数字の代わりに本当に確認すべき価値観と、その聞き方を整理します。
結論|経験人数だけで婚活の有利・不利は決まらない
婚活で重要なのは、“過去に何人と性的関係を持ったか”という数字だけではありません。その人が今、性・恋愛・結婚・浮気・同意・健康についてどんな価値観を持っているかの方が重要です。
経験人数は過去の履歴。結婚生活で問われるのは、これから一人の相手とどう向き合うかです。
多い=不誠実、少ない=誠実、0人=恋愛不適格、という単純化はしない。
つまり、見るべきなのは経験人数そのものより、その背景にある恋愛観・性に対する価値観・誠実さ・同意への意識・浮気観・健康管理・パートナーへの配慮を見ることです。
婚活で見るべきは「何人と経験したか」より「一人とどう関係を作れるか」。
婚活で見るべきは、何人と経験したかより“一人とどう向き合えるか”。
この記事でいう「経験人数」とは
この記事では「経験人数」を、次の意味で扱います。
成人同士の合意のある性的関係を持った過去の人数
また、恋愛経験・交際経験・性的経験は、それぞれ別のものとして区別します。性的な行為の具体的な内容には触れず、あくまで婚活と結婚生活の価値観の記事としてお読みください。基本的な考え方は【婚活辞典】経験人数とは?でも解説しています。
婚活で経験人数を気にする人はいる?
います。ただし、気にする度合いは人によって大きく違います。まったく気にしない人もいれば、聞かずにはいられないほど気になる人もいます。
婚活相談では、「相手の経験人数が多かったらどうしよう」「自分は経験が少ないので引かれませんか」という相談を受けることがあります。17年以上現場を見てきた立場から言えば、経験人数そのものだけで婚活の有利・不利が決まることはありません。
現場の感覚では、経験人数を強く気にする方は一部で、多くの方は「気にはなるけれど、それより人柄が大事」と考えています。ただ、一度気になり始めると頭から離れなくなる、という声もよく聞きます。だからこそ、その気持ちとどう付き合うかを知っておくことが大切です。
なぜ相手の過去が気になるのか
相手の過去が気になる理由は、主に次の5つです。
- 比較:過去の相手と比べられるのではないか
- 嫉妬:自分の知らない相手がいたことへのモヤモヤ
- 不安:相手のことが分からないことへの不安
- 価値観:性に対する考え方が自分と合うか
- 浮気への心配:結婚後に浮気しないか
相手の過去の人数を聞くと比較不安が起きやすいのは、人が自分と他者を比べて自分の位置を確かめようとするsocial comparison(社会的比較)の心理が働くからです。相手の「過去の相手」という、見えない比較対象が突然現れるのです。また、相手について分からないことを減らしたいというuncertainty reduction(不確実性の低減)の欲求も、過去を知りたくなる理由の一つです。
こうした感情はどれも自然なもので、気になること自体を責める必要はありません。ただ、感情のままに相手の過去を詮索すると、今の関係を傷つけることがあります。まずは「自分は何が不安なのか」を言葉にしてみることから始めましょう。
「多い」「少ない」は何人から?
重要な前提です。答えはこうです。
共通基準はない。
「○人以上は多い」「○人以下は少ない」という科学的な基準は存在しません。年齢、交際期間の長さ、恋愛観によって、同じ数字の受け止め方はまったく違います。
「平均人数」を基準に相手を評価していい?
答えはNOです。仮に平均値があったとしても、それは集団の傾向であって、目の前の一人を評価する物差しにはなりません。平均より多いから不誠実、少ないから誠実、ということにはならないのです。
たとえば平均身長が分かっても、目の前の人が誠実かどうかは分かりません。それと同じで、経験人数の平均値は、相手の誠実さや結婚後の姿を教えてくれるものではないのです。数字で相手を測ろうとすると、本当に見るべき人柄を見落としてしまいます。
経験人数の平均データは信頼できる?
性に関する調査の多くは自己申告で行われます。自己申告には、「世間的にこう見られたい」という気持ちが答えに影響する、社会的望ましさのバイアスがかかりやすいことが知られています。たとえばアレクサンダーとフィッシャーによる2003年の研究では、本当のことが分かってしまうと参加者に思わせる条件では、性に関する自己申告の男女差が小さくなることが報告されています。つまり、性経験の数字は、社会の期待に引っ張られて「盛られたり」「控えめにされたり」しやすいのです。平均値のデータについては経験人数の平均値は何人?でも紹介していますが、個人の評価には使わないことをおすすめします。
SNSの「男女平均○人」は鵜呑みにしない
SNSで流れてくる「男性の平均は○人、女性は○人」という数字は、出典や調査方法が不明なことが多く、鵜呑みにするのは危険です。

恋愛経験と性的経験は別
今回の最重要前提です。
性的経験と恋愛経験は別物です。
図解① 恋愛経験・交際経験・性経験の違い
| 種類 | 中身 | 婚活で見えること |
|---|---|---|
| 恋愛経験 | 人を好きになった経験、片思いも含む | 感情の動き方、好意の伝え方 |
| 交際経験 | 実際にお付き合いした経験 | 関係の続け方、すれ違いへの対応 |
| 性経験 | 合意のある性的関係の経験 | それだけでは人柄・誠実さは分からない |
3つは重なることもありますが、イコールではありません。
性的経験と恋愛経験は別物。さらに、恋愛経験と結婚適性も別物です。
交際人数が多くても経験人数が少ない人
何人かとお付き合いしてきたけれど、性的な関係はゆっくり進めてきた、という人もいます。交際の数と性経験の数は、必ずしも比例しません(交際経験人数、日本人の平均は?)。
こうした方は、関係を丁寧に育てることを大切にしている場合もあります。数字だけを見ると「経験が少ない人」に見えても、人と向き合ってきた経験は豊富なのです。交際経験の人数については異性と付き合った経験人数、みんな実際は何人?でも紹介しています。
経験人数が多くても長期交際が少ない人
反対に、性的経験はあるけれど、長く続いた交際は少ないという人もいます。この場合、婚活で見たいのは人数より、「なぜ長期の関係が少なかったのか」「今は長期の関係を望んでいるのか」という点です。
過去に長期の交際が少なかったとしても、今は一人の人と長く向き合いたいと考えている人もいます。大切なのは過去のパターンを責めることではなく、「今はどんな関係を望んでいるか」を言葉で確かめることです。
何を知りたいのかを明確にする
経験人数が気になる時、本当に知りたいのは数字そのものでしょうか。
- 誠実さ?:一人の相手を大切にできる人か
- 浮気観?:結婚後に浮気しない人か
- 性の価値観?:スキンシップや性に対する考え方が合うか
- 健康面?:健康管理や予防の意識があるか
知りたいことが分かれば、聞くべき質問も変わります。
「NUMBER」より「VALUE」
この記事最大の軸です。
図解② NUMBER vs VALUE
NUMBER(過去の人数)
- 変えられない過去の履歴
- 人柄・誠実さは分からない
- 聞くと比較不安が起きやすい
VALUE(今の価値観)
- 性・恋愛・結婚に対する考え方
- 浮気観・同意・健康意識
- 結婚生活に直結する
結婚相手を見るならNUMBERよりVALUE。
NUMBERよりVALUE。
経験人数は結婚適性の偏差値ではありません。
経験人数が多い人は婚活で有利?
一概には言えません。
メリットになり得る面
異性との距離感に慣れている、会話やコミュニケーションの経験が多い、といった点がメリットになる場合もあります。ただし、これは必ずしも経験人数が原因というわけではなく、人と関わってきた経験全般によるものかもしれません。
ただ、経験人数が多い人が婚活でスムーズに見えるとしたら、それは数字のおかげというより、人と関わる中で身につけた会話力や気配りの影響の方が大きいでしょう。そうした力は、経験人数に関係なく誰でも伸ばせるものです。
デメリットになり得る面
相手から「性に対する価値観が自分と違うかも」と感じられたり、「比べられるのでは」と不安に思われたりすることはあります。ただし、それも相手の受け止め方次第であり、経験人数が多い人が実際にそうだと決めつけることはできません。
多い=恋愛上手ではない、結婚上手でもない
経験人数が多いからといって、恋愛が上手とは限りません。まして、結婚生活が上手とも限りません。結婚生活に必要なのは、話し合い、思いやり、日々の誠実さだからです。
多い=遊び人、少ない=誠実、とは限りません。
恋愛経験が豊富な人ほど陥りやすい落とし穴については恋愛経験が豊富な人ほど陥りやすい婚活の落とし穴も参考にしてください。
経験人数が少ない人は婚活で不利?
少ないこと自体は不利ではない
経験人数が少ないことそのものが、婚活で不利になるわけではありません。気にしない人も多いですし、むしろ安心する人もいます。
不慣れさが出るケース
経験が少ないことで、次のような場面で不慣れさが出ることはあります。
- デート:誘い方、組み立て方
- 好意:気持ちの伝え方
- 距離感:近づくペース
- 性について話す:恥ずかしくて話題にできない
不慣れは学べる
どれも、経験と振り返りで学べることです。恋愛経験が少ない人の婚活については恋愛経験が少ない人が結婚するための現実的な戦略でも解説しています。
恋愛経験がない人の婚活の進め方は【婚活辞典】恋愛経験なしでも結婚できる?でも解説しています。
経験0人は婚活で不利?
性経験0=恋愛経験0ではない
性経験がなくても、人を好きになったことや、誰かとお付き合いしたことがある人はいます。
恋愛経験0でも結婚はできる
恋愛経験がまったくなくても、婚活を通じて関係を作り、結婚していく方はたくさんいます(恋愛経験なしは婚活で不利?データで見る本当の現実)。
0人でも20人でも、その数字だけでは誠実さは分かりません。
「童貞」「処女」を婚活価値にしない
重要なポイントです。性経験がないことを笑う必要もなければ、反対に特別な価値として神格化する必要もありません。どちらも、その人の人柄や結婚生活の相性とは別の話です。経験の有無で人の価値を測る考え方からは、距離を置いておきましょう。
経験人数が多い・少ないで起こりやすい思い込み
図解③ 経験が多い/少ない時に持たれやすい思い込み
| 思い込み | 実際は |
|---|---|
| 多い=遊び人・浮気しそう | 人数から浮気傾向は断定できない |
| 多い=恋愛上手・頼れる | 慣れと結婚生活の上手さは別 |
| 少ない=誠実 | 誠実さは人数では測れない |
| 少ない=不慣れで相性が不安 | 相性は話し合いで育つ部分も大きい |
| 0人=魅力がない | 経験の有無と魅力は無関係 |
どの思い込みも、目の前の相手を見る前に結論を出してしまう点が共通しています。
男性の経験人数が多いと女性は安心する?
一律ではありません。「リードしてくれそう」と安心する女性もいれば、「比べられそう」「浮気が心配」と不安に感じる女性もいます。どちらが正しいということはなく、その女性自身の価値観によります。
女性の経験人数が多いと男性は気にする?
これも個人差があります。まったく気にしない男性もいれば、気にする男性もいます。ただ、「女性だから少ない方がいい」という考え方には、次に説明するダブルスタンダードが含まれていることがあります。
男性が女性の経験人数を気にする背景には、「比べられたくない」という不安や、育ってきた環境で身についた価値観が隠れていることがあります。恋愛相手に何を求めるか(mate preference)は人によって違い、それ自体は自由です。ただ、それを相手を責める材料にしないことが大切です。

男女のダブルスタンダード
非常に重要なテーマです。「男性は経験が多いほどモテる証拠、女性は少ないほど良い」。こうした男女で基準が異なる考え方は、今も一部で語られています。
男性は多いほど偉い・女性は少ないほど良い、は妥当?
根拠のある価値判断とは言えません。同じ行動を、性別によって良いとも悪いとも評価するのは、公平ではないからです。
男性は多いほど偉い、女性は少ないほど良い——婚活でこのダブルスタンダードは必要ありません。
なぜ男性と女性で経験人数への評価が異なることがあるのか。その背景には、社会や文化の中で長く語られてきた「男らしさ」「女らしさ」のイメージがあると考えられています。ただ、それはあくまで社会的に作られた見方であって、目の前の相手の誠実さを示すものではありません。
性的ダブルスタンダードとは
sexual double standard(性的ダブルスタンダード)とは、同じ性的行動を、男性なら許容し、女性なら否定的に評価するといった、性別によって異なる基準のことです。
研究の結果は一様ではありません。クロフォードとポップによる2003年のレビュー論文(約20年分の研究を検討)では、ダブルスタンダードは一般に思われているほど一律に存在するわけではないものの、状況や評価のされ方によっては残っていると整理され、測定方法によって結果が大きく変わることも指摘されています。マークスとフレイリーの2005年の研究でも、他者の評価においてダブルスタンダードがはっきり確認されない結果が報告されています。つまり、「世の中はこうだ」と決めつけるより、目の前の相手がどう考えているかを確かめる方が現実的です。
「男性は多くてもOK、女性はダメ」の矛盾
男性の経験人数が多いということは、その相手となった誰かがいるということです。男性だけを肯定し、女性だけを否定する考え方には、そもそも論理的な矛盾があります。
男女逆でも同じ
反対に、「女性は多くてもいいが、男性が多いのは不誠実」という見方も同じく公平ではありません。性別ではなく、その人の誠実さや価値観で判断しましょう。
SNSで作られる“経験人数ヒエラルキー”
SNSでは、経験人数をランク付けしたり、「○人以上は地雷」と決めつけたりする投稿が拡散されることがあります。こうした投稿を見ていると、いつの間にか数字で人を評価する癖がついてしまいます(SNSの婚活平均論はどこまで信じる?)。
婚活は経験人数コンテストではない
少しエッジの効いた言い方をすると、婚活は経験人数を競うコンテストではありません。多くても少なくても、それで優勝が決まるわけではないのです。
大事なのは「過去」より「現在」
図解④ PAST vs FUTURE
PAST(過去)
- 過去に何人
- 変えられない
- 知っても安心につながるとは限らない
FUTURE(これから)
- これから一人とどう向き合うか
- 行動と価値観で確かめられる
- 結婚生活に直結する
婚活はPASTの採点よりFUTUREの確認。
過去の人数より、今後の一人を大切にできるかを見る。
経験人数より見るべき① 誠実さ
約束を守る、嘘をつかない、相手の話をきちんと聞く。こうした日々の誠実さは、経験人数よりずっと確かに、結婚後の姿を教えてくれます。
経験が多くても誠実に一人の相手と向き合える方はいますし、経験が少なくても相手への配慮が足りない方はいます。逆も同じです。だから私は、人数より“今この人がどんな価値観で結婚を考えているか”を見た方がいいと思っています。
誠実さは、デートの約束の時間を守る、LINEの返信を放置しない、言ったことと行動が一致している、といった小さな積み重ねで見えてきます。過去の数字よりも、この「小さな誠実さ」を何度か確かめる方が、結婚後の安心につながります。
経験人数より見るべき② 浮気観
結婚生活に直結するのは、過去の人数より、浮気をどう考えているかです(【婚活辞典】浮気性とは?)。
「浮気はどこから?」を話せるか
二人きりの食事は?連絡を取り合うのは?浮気の線引きは人によって驚くほど違います。この話題を、責めるのではなく、価値観のすり合わせとして話せるかどうかが大切です。
浮気する人の特徴については【婚活辞典】浮気する男の特徴とは?や浮気する女の特徴とは?でも解説していますが、どれも経験人数で決まるものではありません。
経験人数より見るべき③ 同意への意識
相手が嫌だと言ったことを尊重できるか。気持ちを確認しながら関係を進められるか。同意への意識は、男女問わず結婚生活の土台です。
お互いの気持ちを尊重できるか
手をつなぐ、距離を縮めるといった場面で、相手の反応を見て合わせられる人かどうか。それは、経験人数よりずっと大切な情報です。
経験人数より見るべき④ 性に関する価値観
性に対する考え方は、人によって大きく違います。大切にしたいこと、苦手なこと、距離感。こうした価値観が近いか、違っても話し合えるかが、結婚生活の満足度に関わります。
頻度・スキンシップ・距離感
スキンシップが好きな人、少なめが心地よい人。結婚後の頻度や距離感の希望も、人それぞれです(【婚活辞典】スキンシップ感覚)。
仮交際中のスキンシップの進め方は【婚活辞典】スキンシップの温度感でも解説しています。
経験人数より見るべき⑤ 健康意識
健康管理や予防に対する意識は、二人の健康に直接関わります。
STI・検査・予防について話せるか
厚生労働省の梅毒に関するQ&Aでは、性感染症(STI)の予防としてコンドームの適切な使用が勧められる一方、100%予防できると過信しないこと、感染の可能性があればパートナーも検査を受けることの重要性が示されています。また、地域によっては保健所などで匿名・無料で検査を受けられる場合があります。性感染症は経験人数に関係なく誰にでも起こり得るものです。偏見ではなく、二人の健康を守る話として、必要な段階で話し合えるかどうかが大切です。
経験人数より見るべき⑥ 避妊・妊娠への責任感
避妊や妊娠は、男女双方の責任です。子どもをいつ、何人くらい希望するのか。望まない妊娠を避けるために、二人でどう考えるのか。こうした話し合いができるかどうかは、結婚後の家族計画にも直結します(【婚活辞典】子育て観)。
子どもを希望するかどうかは、性の話と切り離せないテーマです。年代別の考え方は子どもが欲しい人の婚活戦略とは?でも解説しています。
経験人数より見るべき⑦ 過去の恋人との比較
経験人数そのものより問題になりやすいのが、過去の恋人と今の相手を比べる癖です。
元恋人との比較が強い人
「前の人はこうだった」と何度も口にする人は、経験人数に関係なく、今の相手を傷つけてしまうことがあります(元彼が忘れられなくても婚活はできる?)。
経験人数より見るべき⑧ 秘密・嘘
人数そのものより嘘をつくことが問題
過去の人数が多いことより、それを隠すために嘘を重ねることの方が、信頼関係を損ないます。全部を話す必要はありませんが、聞かれた時に作り話をするのは避けた方がいいでしょう。
経験人数より確認すべき8項目
図解⑤ 経験人数より確認すべき8項目
- 誠実さ
- 浮気観
- 同意への意識
- 性に関する価値観
- 健康意識
- 避妊・妊娠への責任感
- 元恋人との比較
- 秘密・嘘
どれも、人数を聞かなくても会話と行動から確かめられます。
経験人数より大切なのは、誠実さ・同意・健康意識・価値観。
経験人数より、浮気観・同意・健康意識・誠実さを見る。
性の価値観「5V」
※記事内の独自フレームです。
図解⑥ 性の価値観5V
VALUE
価値観
VOLUNTARY
同意・自発性
VERACITY
誠実さ・嘘をつかない
VIGILANCE
健康・予防意識
VERBALIZE
話し合う力
5つのVが合えば、経験人数の違いは大きな問題になりにくくなります。
経験人数より「VALUE MATCH」
この記事独自の考え方です。結婚相手として見るべきは、経験人数ではなく、次の5つが合うかどうか、つまり「VALUE MATCH」です。
- VALUE:性・恋愛観
- TRUST:誠実さ
- CONSENT:同意
- HEALTH:健康意識
- COMMUNICATION:話し合える力
人数より価値観の一致(value congruence)の方が結婚生活で重要なのは、毎日の暮らしで向き合うのが「過去の数字」ではなく「今の考え方」だからです。価値観が近いか、違っても話し合えるかが、結婚後の満足度(relationship satisfaction)を左右します。

結婚相手に経験人数を聞くべき?
聞いてもいいが、答える義務はない
関係が深まった段階で聞くこと自体は禁止ではありません。ただし、相手には答えない自由があります。そして、聞く前に「聞いて何を確かめたいのか」を自分の中で整理しておくことをおすすめします。
現場でよく見るのは、聞いた側が「聞かなければよかった」と後悔するケースです。数字を知っても、不安が消えるとは限らないからです。聞くかどうか迷ったら、まずは浮気観やスキンシップの考え方など、価値観の質問から始めてみてください。
「何人?」より聞いた方がいい質問
数字を聞く代わりに、次のような質問をしてみてください。
- 「恋愛で大切にしていることは何ですか?」
- 「浮気について、どう考えていますか?」
- 「スキンシップについて、どう考えていますか?」
- 「性に関しても話し合える関係が理想ですか?」
「何人?」と聞くより「浮気をどう考える?」「スキンシップについて話し合える?」の方が結婚には役立ちます。
重くならない価値観の聞き方は重くならない結婚観の聞き方とLINE例文集も参考にしてください。
経験人数を聞いて何を判断したい?
相手の経験人数を聞きたくなる時、その数字そのものより、“浮気が怖い”“比較されるのが嫌”“価値観が合うか知りたい”という別の不安が隠れていることがあります。そこまで整理すると、本当に確認すべきことが見えてきます。
図解⑦ 過去を聞きたくなった時の本当の不安
浮気?
→ 浮気観を聞く
比較?
→ 自分の不安を言葉にする
価値観?
→ 性・恋愛観を話し合う
健康?
→ 検査や予防について話す
「人数」という一つの質問の裏に、4つの別の不安が隠れていることがあります。
数字を聞いて余計に苦しくなるケース
実際に聞いてみたら、その数字が頭から離れなくなってしまった。そんな相談は少なくありません。数字は一度聞くと消せないからです。
聞いたら受け止める覚悟も必要
聞くなら、どんな数字であっても受け止める覚悟が必要です。受け止められる自信がないなら、数字ではなく価値観を聞く方が、二人の関係にとって良いかもしれません。
過去を聞きすぎる婚活の落とし穴
元恋人の人数・期間・内容を尋問しない
何人と、どれくらいの期間、どんな関係だったのか。根掘り葉掘り聞くと、相手は責められているように感じます。
婚活が“過去調査面接”になる
過去を詳しく聞くほど、デートは面接のようになり、二人の今の時間が失われていきます。
過去より将来を見る
過去は変えられませんが、これからの関係は二人で作れます。婚活で話すべきなのは、過去の調査ではなく、これからどんな関係を作りたいかです。
過去の人数は変えられません。確認すべきは、これから一人を大切にできるか。
「これからどんな夫婦になりたいか」「お互いにどんなことを大切にしたいか」。こうした未来の話の方が、過去の数字よりずっと多くのことを教えてくれます。自分が大切にしたい価値観をはっきりさせる考え方は人と比べる婚活から、自分軸を持つ婚活へも参考になります。
性的経験がないことは相手にいつ伝える?
最初のお見合いで言う必要はない
お見合いや初期のデートで、自分から性的経験の有無を話す必要はありません。
関係が深まり、必要になった段階で話す
真剣交際に進み、結婚後の生活について話し合う段階になった時に、自然に伝えれば十分です。なお、結婚相談所によっては交際中の行動に関するルールがあるため、所属する相談所のルールも確認しておきましょう。
恥ずかしいこととして告白しない
経験がないことは、恥ずかしいことではありません。罪を告白するように伝えると、相手も身構えてしまいます。
自然な伝え方
「経験は多くないので、ゆっくりお互いに話しながら関係を作れたらと思っています。」
このように、事実と、これからの関係への前向きな気持ちをセットで伝えると、相手も安心して受け止められます。
経験人数が多い場合は申告すべき?
過去の詳細を全部申告する義務があるわけではない
経験人数や過去の関係の詳細を、すべて話す義務はありません。過去はその人のプライバシーでもあります。
ただし重大な健康・生活上の事項は別
一方で、パートナーの健康や結婚生活に関わる重大なこと(治療中の病気など)は、適切な時期に正直に伝える必要があります。性感染症については、厚生労働省も感染の可能性がある場合はパートナーも検査・治療を受けることの重要性を示しています。
「全部話さないのは不誠実では?」と悩む方もいますが、過去の詳細を話さないことと、嘘をつくことは違います。話さないことはプライバシーの尊重であり、嘘は信頼を損なう行為です。この違いを意識しておくと、どこまで話すかを決めやすくなります。
嘘をつくのはおすすめしない
経験人数を実際より少なく、あるいは多く伝えるのはおすすめしません。小さな嘘でも、後で分かった時には「他にも嘘があるのでは」という不信感につながります。言いたくないことは、「あまり詳しく話すのは得意じゃなくて」と正直に伝える方が、嘘よりずっと誠実です。
相手から聞かれた時どう答える?
「数字」だけ伝えるより価値観も伝える
もし答えるなら、数字だけでなく、今の価値観もセットで伝えてみてください。「数はそれほど多くないけれど、結婚したら一人の人を大切にしたいと思っています」。数字より、その後の言葉の方が、相手の心に残ります。
過去を責める・責められる関係は注意
経験人数をめぐって、何度も相手を責めたり、責められたりする関係は注意が必要です。
過去を変えることはできない
過去は、どれだけ話し合っても変わりません。
変えられるのは今の行動
変えられるのは、これからの行動です。過去を責め続ける関係は、結婚後も相手を責め続ける関係になりやすいものです。
過去に傷ついた経験から恋愛に不信感がある場合は、相手を責める前に自分の気持ちを整えることも大切です(【婚活辞典】恋愛不信)。
経験人数への嫉妬
相手の過去の恋人に対して嫉妬してしまうことは、珍しくありません。こうした過去の相手への嫉妬(retrospective jealousy)は、今の関係に問題がなくても起きることがあります(【婚活辞典】嫉妬とは?)。
過去の相手と競争しない
過去の相手は、今のあなたの競争相手ではありません。相手が今選んでいるのは、あなたです。
「元恋人より上」を目指さない
元恋人より上になろうとすると、見えない相手と永遠に競い続けることになります。
嫉妬との上手な付き合い方は嫉妬・不安・焦り|婚活で揺れる感情との付き合い方でも解説しています。
比較される不安がある場合
「自分は比べられるのではないか」という不安を抱えている人もいます。
自己肯定感の問題と切り分ける
その不安は、相手の経験人数の問題というより、自分への自信(self-esteem)の問題かもしれません。相手を変えようとするより、自分の不安を言葉にして、相手と共有する方が、関係は安定します(婚活で自己肯定感を上げる大切さ)。
経験人数を気にしすぎる心理
- 社会比較:他人や過去の相手と自分を比べてしまう
- 嫉妬:見えない相手への感情
- 不安:相手のことが分からない不安
- 自尊感情:自分に自信がない
- 純潔規範:育ってきた環境で身についた価値観
どれも人間として自然な感情です。大切なのは、それを相手を責める材料にせず、自分の感情として扱うことです。人によって安心のしかたは違い、心理学のattachment(愛着)の考え方では、親しい相手との関係で不安を感じやすい人もいるとされます。ただし、それは診断ではなく、自分の傾向を知るヒントです。
経験人数が多い人と結婚する時の不安
比較されそう
「前の人と比べられるのでは」という不安は自然です。
浮気されそう
「経験が多い人は浮気しやすいのでは」という不安もよく聞きます(【婚活辞典】浮気不安)。
本当に人数から分かる?
経験人数から、浮気のしやすさや誠実さを断定することはできません。
現在の行動を見る
- 約束:小さな約束を守っているか
- 誠実さ:言葉と行動が一致しているか
- 嘘:ごまかしがないか
- 境界線:異性との距離感をどう考えているか
今の行動の方が、過去の数字よりずっと多くを教えてくれます。信頼(trust)は、過去の数字ではなく、今の行動の積み重ねで作られるものです。
実際に婚活の現場でも、経験人数が多かった方が誠実な夫になり、経験人数が少なかった方が交際中に不誠実な行動をとった、というケースも見てきました。数字はあくまで過去の一面であり、人柄を映す鏡ではありません。
経験人数が少ない人と結婚する時の不安
性的相性が分からない?
「経験が少ない人と結婚して、相性が合わなかったらどうしよう」という不安を持つ人もいます(「身体の相性が不安…」結婚前に知っておきたい本当の話)。
経験が少ない=相性が悪い、ではない
経験の多さと相性の良さは別の話です。経験が少なくても、相手を思いやり、話し合える人となら、相性は二人で育てていけます。
夫婦は話し合いながら関係を作る
結婚生活は、話し合いながら関係を作っていくものです。それは性についても同じです。
「上手い・下手」で結婚相手を評価しない
技術で相手を評価する考え方は、結婚相手選びにはなじみません。大切なのは、お互いを思いやれるかどうかです。
夫婦の関係は、結婚した時点で完成するものではありません。仕事、子育て、年齢による体の変化など、生活は少しずつ変わっていきます。そのたびに「今どう感じている?」と話し合える関係こそが、長く続く夫婦の土台です。
性的相性とはテクニックだけではない
重要なポイントです。性的な相性というと技術の話だと思われがちですが、結婚生活での相性は、次のような要素の方がずっと大きいものです(体の相性とは?)。
- 安心:一緒にいて安心できるか
- 同意:お互いの気持ちを確認できるか
- 会話:希望や不安を言葉にできるか
- 思いやり:相手の体調や気持ちを気づかえるか
- 尊重:嫌なことを無理強いしないか
婚活で身体の関係を急ぐ必要はある?
急ぐ必要はありません。結婚相手を選ぶうえで大切な価値観の多くは、会話と日々の行動から確かめられます。スキンシップの段階的な進め方は手を繋ぐ・キスはいつからOK?婚活デートの段階を徹底解説も参考にしてください。
身体の関係を急いでしまうと、相手の価値観や誠実さを確かめる前に気持ちが先行し、冷静な判断が難しくなることもあります。特に結婚相手を探す婚活では、まず会話と行動で信頼を育てることを優先しましょう。
結婚相談所の婚前交渉ルール
結婚相談所で活動している場合は、必ずルールを確認してください。IBJの加盟相談所向けガイドライン(令和8年2月1日改定版)では、交際期間中の婚前交渉は禁止とされています。また、婚前交渉があった場合は「成婚」とみなされ、成婚退会として扱われることが定められています(2026年10月時点で確認。最新のルールは所属する相談所にご確認ください)。
ルールの背景や考え方は結婚相談所で婚前交渉がNGな理由とは?や【婚活辞典】婚前交渉とは?でも解説しています。
ルールと自分の価値観の両方を尊重
相談所のルールを守ることと、自分の価値観を大切にすることは、両立できます。ルールがあるからこそ、身体の関係ではなく、会話と価値観で相手を知ることに集中できる、という面もあります。
また、ルールの有無にかかわらず、自分が「まだ早い」と感じることを無理に進める必要はありません。相手のペースと自分のペース、両方を大切にできる関係が、結婚後も安心できる関係です。

結婚前に性の話は必要?
必要です。ただし、タイミングと話し方が重要です。初期のデートでいきなり性の話をすると、相手は戸惑います。真剣交際に進み、結婚後の生活を具体的に話し合う段階で、少しずつ話題にしていくのがおすすめです(【婚活辞典】真剣交際とは?)。
話し始めるきっかけとしては、「結婚したら、スキンシップってどのくらいが心地いい?」「子どもについてはどう考えてる?」など、生活の延長として聞くのがおすすめです。具体的な行為の話ではなく、二人の暮らし方の話として扱うと、お互いに話しやすくなります。
何を話す?
- スキンシップ:どのくらいの頻度・距離感が心地よいか
- 子ども:子どもを望むか、いつ頃か
- 避妊:家族計画をどう考えるか
- 健康:健康診断や検査をどう考えるか
- 境界線:苦手なこと、してほしくないこと
具体的な行為の話ではなく、「二人の生活の価値観」として話すのがポイントです。
性の話を避けすぎるリスク・性だけで決めるリスク
性の話をまったくしないまま結婚すると、結婚後に価値観の違いに気づき、すれ違いが生まれることがあります。一方で、性の相性だけで結婚を決めると、お金、仕事、家事、子どもといった他の大切な価値観を見落としてしまいます。どちらにも偏らないことが大切です。
現場で見ていると、結婚後に夫婦がすれ違う原因として、性の価値観の違いを「恥ずかしくて話せなかった」というケースは少なくありません。だからこそ、結婚前に完璧に合わせるのではなく、「話せる関係」を作っておくことに意味があるのです。
経験人数より「話し合える関係」
結婚生活で必要なのは、過去の人数を採点することではありません。性についても、お金についても、子どもについても、二人で話せる関係を作れるかです。
経験人数の多い・少ないよりも、話し合える関係かどうか。それが、結婚生活の土台になります。
婚活現場で多いリアルケース12選
※以下は、現場でよくある相談をもとに個人が特定されないよう再構成した匿名・編集事例です。
ケース1|経験0を強くコンプレックスにしていた男性
- 年齢
- 36歳男性
- 経験への不安
- 経験がないことを知られたら終わりだと思っていた
- 本人の解釈
- 「自分は恋愛に向いていない」
- 実際の問題
- 自己否定から好意表現ができず、交際が深まらなかった
- カウンセラー分析
- 経験の有無と結婚適性を混同していた
- 改善
- 経験と魅力は別と整理し、会話と好意表現の練習に集中
- 結果
- 真剣交際を経て成婚
ケース2|経験が少ないことを言えず不安だった女性
- 年齢
- 33歳女性
- 経験への不安
- 経験が少ないことを相手に知られるのが怖い
- 本人の解釈
- 「隠さないといけない」
- 実際の問題
- 不安から真剣交際を前に迷っていた
- カウンセラー分析
- 伝え方と時期を整理できていなかった
- 改善
- 真剣交際の段階で「ゆっくり関係を作りたい」と自然に共有
- 結果
- 相手が受け止め、成婚
ケース3|浮気を心配された経験豊富な男性
- 年齢
- 38歳男性
- 経験への不安
- 過去の経験を知った女性から浮気を心配された
- 本人の解釈
- 「過去のせいで信用されない」
- 実際の問題
- 女性は人数より、今の誠実さを確かめたかった
- カウンセラー分析
- PASTではなくFUTUREの確認が必要
- 改善
- 浮気観や異性との距離感を言葉にし、行動でも示した
- 結果
- 女性の不安が和らぎ真剣交際へ
ケース4|男性が過去を気にしすぎた経験豊富な女性
- 年齢
- 35歳女性
- 経験への不安
- 男性が女性の過去を何度も聞いてきた
- 本人の解釈
- 「責められている」
- 実際の問題
- 男性の自己肯定感と比較不安が背景にあった
- カウンセラー分析
- ダブルスタンダードと過去の詮索
- 改善
- 男性側の相談所と連携し、価値観の確認へ切り替え
- 結果
- 話し合いが進み交際継続
ケース5|経験人数を聞いて嫉妬した男性
- 年齢
- 34歳男性
- 経験への不安
- 聞いた数字が頭から離れない
- 本人の解釈
- 「自分は比べられる」
- 実際の問題
- 過去の相手への嫉妬で、今の関係が見えなくなっていた
- カウンセラー分析
- 知りたかったのは数字ではなく浮気観
- 改善
- 「浮気をどう考える?」という対話に切り替え
- 結果
- 安心して交際を継続
ケース6|人数は少ないが浮気観が合わなかったカップル
- 年齢
- 女性32歳・男性37歳
- 経験への不安
- 経験人数はお互い少なかった
- 本人の解釈
- 「価値観は合うはず」
- 実際の問題
- 異性との二人きりの食事について考えが大きく違った
- カウンセラー分析
- 人数は少なくても浮気観は別の問題
- 改善
- 価値観の違いを話し合ったが歩み寄れず
- 結果
- 交際終了
ケース7|人数は多いが現在は誠実で価値観が一致
- 年齢
- 女性36歳・男性39歳
- 経験への不安
- 男性の経験人数が多いことを女性が気にしていた
- 本人の解釈
- 「遊び人かもしれない」
- 実際の問題
- 男性は約束を守り、連絡もこまめで誠実だった
- カウンセラー分析
- 人数より現在の行動を見るべきケース
- 改善
- 5Vを話し合い、価値観が近いと確認
- 結果
- 成婚
ケース8|経験なし・デートに不慣れだった男性
- 年齢
- 40歳男性
- 経験への不安
- デートも性の話も慣れていない
- 本人の解釈
- 「自分には無理」
- 実際の問題
- 最初はぎこちなかったが素直にアドバイスを試した
- カウンセラー分析
- 修正力が高いタイプ
- 改善
- デートの振り返りを重ね、少しずつ距離を縮めた
- 結果
- 活動1年で成婚
ケース9|性経験と恋愛経験を混同された女性
- 年齢
- 31歳女性
- 経験への不安
- 経験がないことを「恋愛経験ゼロ」と誤解された
- 本人の解釈
- 「恋愛を知らない人だと思われた」
- 実際の問題
- 実際は交際経験があり、関係づくりも得意だった
- カウンセラー分析
- 3つの経験の区別がされていなかった
- 改善
- 交際経験と大切にしたいことを伝え直した
- 結果
- 誤解が解けて交際継続
ケース10|数字を聞かず性・結婚観を話し合ったカップル
- 年齢
- 女性34歳・男性36歳
- 経験への不安
- お互いの過去が少し気になっていた
- 本人の解釈
- 「聞くべきか迷う」
- 実際の問題
- 聞くことで関係がぎくしゃくするのが怖かった
- カウンセラー分析
- 知りたいことは人数ではなく価値観
- 改善
- スキンシップ・子ども・浮気観をテーマに話し合い
- 結果
- 真剣交際へ
ケース11|過去の人数を嘘で伝え信頼問題に
- 年齢
- 35歳男性
- 経験への不安
- 経験人数を少なく伝えていた
- 本人の解釈
- 「少ない方が印象がいい」
- 実際の問題
- 後で話の食い違いが分かり、女性が不信感を持った
- カウンセラー分析
- 人数より嘘が問題になった
- 改善
- 正直に謝り、価値観を話し直した
- 結果
- 関係の修復に時間を要した
ケース12|健康・同意・誠実さを確認して成婚
- 年齢
- 女性37歳・男性38歳
- 経験への不安
- お互いの過去に少し不安があった
- 本人の解釈
- 「何を確認すればいいか分からない」
- 実際の問題
- 人数を聞くかどうかで迷っていた
- カウンセラー分析
- NUMBERよりVALUEで確認すべきケース
- 改善
- 健康診断や検査、同意、浮気観について話し合った
- 結果
- 安心して成婚
12のケースで関係を前に進めたのは、経験人数の数字ではなく、誠実さ・浮気観・同意・健康・話し合いといった価値観の確認でした。ケース6と11は、人数より価値観や嘘の方が関係を左右することを示しています。
モデルアンケートで見る「経験人数」と「本当に大切なこと」
以下は記事理解を助けるために作成した編集上のモデルデータであり、実在する調査結果ではありません。
「25〜44歳の婚活経験者1,000人」を想定した編集上のモデルデータです。
モデルアンケート①|結婚相手の過去の経験人数は気になる?
質問:結婚相手の過去の経験人数は気になりますか?(単一回答)
モデルアンケート②|気になる理由(気になると答えた人)
質問:気になる理由は?(複数回答)
モデルアンケート③|結婚相手としてより重要だと思うもの
質問:結婚相手としてより重要だと思うものは?(複数回答)
モデルアンケート④|経験人数が多い相手への印象
質問:経験人数が多い相手への印象は?(単一回答)
モデルアンケート⑤|経験人数が少ない相手への印象
質問:経験人数が少ない相手への印象は?(単一回答)
モデルアンケート⑥|結婚前に話しておきたい性に関すること
質問:結婚前に話しておきたい性に関することは?(複数回答)
モデルデータ上では、経験人数を「気にならない」側の人の方が多く、結婚相手として重要なものの中で「経験人数」は最下位。気になる理由の多くも、実は浮気や比較といった別の不安です。
結婚前の性・価値観確認フロー
図解⑧ 結婚前の性・価値観確認フロー
- 信頼形成:日々の誠実な行動で安心できる関係を作る
- 価値観:恋愛観・結婚観・浮気観を話す
- 境界線:スキンシップの距離感、苦手なことを共有
- 健康・安全:健康管理、検査、避妊について話す
- 将来像:子ども、家族計画、結婚後の生活
- 相互理解:違いを知ったうえで、一緒に歩めるかを確認
過去が気になった時も、このフローに戻れば「本当に確認すべきこと」が見えてきます。
まとめ|NUMBERよりVALUE。過去の人数より、これからの一人。
婚活において、性的経験の人数そのものだけで有利・不利は決まりません。経験人数は過去の履歴の一つであり、結婚生活で本当に重要なのは、誠実さ・同意への意識・健康管理・浮気観・スキンシップの価値観、そして性についても話し合える関係を作れるかです。
- 「多い」「少ない」に共通の基準はなく、平均値で個人は評価できない
- 恋愛経験・交際経験・性経験は別物
- 男女で基準を変えるダブルスタンダードは必要ない
- 人数を聞きたくなったら、その裏の本当の不安(浮気・比較・価値観・健康)を見る
- 相談所で活動中はルールを確認し、会話と価値観で相手を知る
経験人数が多いから不誠実、少ないから誠実とは限りません。婚活で見るべきは、過去の数字より“今、この人が一人の相手とどう向き合おうとしているか”です。
過去の人数より、これからの一人。
婚活は過去を採点する活動ではなく、未来を一緒に作れる相手を探す活動です。
「何人なら正常なの?」でも「経験が多い人は避けよう」でもなく、「自分が本当に確認したいのは、人数ではなく相手の誠実さや性・結婚への価値観なのだ」。そう気づけた時、婚活はぐっと前に進みます。
よくある質問(FAQ)
婚活で経験人数は重要ですか?
経験人数そのものだけで婚活の有利・不利は決まりません。結婚生活で重要なのは、誠実さ・浮気観・同意への意識・健康意識・性について話し合える関係です。
経験人数が多い女性は婚活で不利ですか?
一律に不利とは言えません。気にしない男性も多く、女性だけを問題視する考え方は公平ではありません。今の誠実さや価値観の方が重要です。
経験人数が多い男性は有利ですか?
有利とは限りません。リードを期待する人もいれば、比較や浮気を心配する人もいます。人数より、今の誠実さが見られます。
経験人数が少ない男性は婚活で不利ですか?
少ないこと自体は不利ではありません。デートや好意表現に慣れていない部分は、経験と振り返りで学べます。
性経験がない女性は有利ですか?
有利・不利で考える必要はありません。経験がないことを特別な価値としても、欠点としても扱う必要はなく、人柄や価値観の方が大切です。
性経験ゼロでも結婚できますか?
できます。性経験と結婚適性は別物です。誠実に関係を作り、価値観を話し合える相手と出会えば、経験の有無は大きな問題になりません。
恋愛経験と性経験は同じですか?
別物です。恋愛経験は人を好きになった経験、交際経験は付き合った経験、性経験は合意のある性的関係の経験で、それぞれ意味が違います。
経験人数は何人から多いですか?
共通の基準はありません。「○人以上は多い」という科学的な境界線は存在せず、受け止め方は人によって大きく異なります。
平均経験人数は何人ですか?
調査によって数字は異なり、自己申告のため実態とずれる可能性があります。平均値は集団の傾向であり、個人を評価する基準には使えません。
経験人数が多いと浮気しやすいですか?
経験人数から浮気のしやすさを断定することはできません。浮気観を話し合い、約束を守るか、言葉と行動が一致しているかを見てください。
経験人数が少ないと誠実ですか?
そうとは限りません。経験が少なくても配慮が足りない人もいます。誠実さは人数ではなく、日々の行動で判断しましょう。
過去の経験人数を相手に聞いていいですか?
関係が深まった段階で聞くこと自体は禁止ではありませんが、相手には答えない自由があります。聞く前に、本当に知りたいことは何かを整理しましょう。
聞かれたら正直に答えるべきですか?
答える義務はありませんが、答えるなら嘘はおすすめしません。言いたくなければ、その気持ちを正直に伝える方が誠実です。
経験人数を少なく言ってもいいですか?
おすすめしません。後で食い違いが分かると、人数よりも嘘そのものが信頼を損ないます。
婚活相手の過去が気になります。どうすればいい?
数字そのものが嫌なのか、浮気が不安なのか、比較が怖いのか、価値観が知りたいのかを分けて考えてみてください。不安の正体が分かれば、聞くべきことが見えてきます。
元恋人の人数を聞くべきですか?
必須ではありません。人数より、恋愛で大切にしていることや、過去の恋愛から学んだことを聞く方が、結婚相手を知るうえで役立ちます。
相手の経験人数に嫉妬します。どうすればいい?
過去の相手と競争しないことが大切です。嫉妬を相手を責める材料にせず、自分の不安として言葉にし、相手と共有してみてください。
性経験が少ないことをいつ伝えるべきですか?
最初のお見合いで伝える必要はありません。真剣交際に進み、結婚後の生活を話し合う段階で、自然に伝えれば十分です。
経験がないことを恥ずかしく感じます。
恥ずかしいことではありません。「経験は多くないので、ゆっくり関係を作れたら」と前向きな気持ちとセットで伝えると、相手も受け止めやすくなります。
童貞は婚活で不利ですか?
不利とは言えません。経験の有無は人柄や誠実さとは別の話です。大切なのは、相手を思いやり、話し合える関係を作れるかです。
処女は婚活でどう見られますか?
受け止め方は人それぞれですが、特別な価値として見る必要も、欠点として見る必要もありません。人柄や価値観の方がずっと重要です。
性的相性は結婚前に確認すべきですか?
性的相性は技術だけでなく、安心・同意・会話・思いやりで育つ部分が大きいものです。まずは価値観を話し合える関係かどうかを確認しましょう。
性の価値観はいつ話せばいいですか?
真剣交際に進み、結婚後の生活を具体的に話す段階で、スキンシップや子ども、健康などのテーマとして少しずつ話すのがおすすめです。
浮気観はいつ確認すればいいですか?
仮交際の後半から真剣交際の前までに確認しておくと安心です。「浮気はどこから?」を責めずに話せるかもポイントです。
STI検査について話してもいいですか?
話して構いません。性感染症は経験人数に関係なく誰にでも起こり得るため、二人の健康を守る話として、必要な段階で話し合うことが大切です。
結婚前に避妊について話すべきですか?
話すべきです。避妊や妊娠は男女双方の責任であり、子どもの希望や時期とあわせて話し合うことで、結婚後の家族計画がスムーズになります。
性に関する話題は婚活では失礼ですか?
初期のデートでいきなり話すと戸惑わせることがありますが、関係が深まった段階で、生活の価値観として丁寧に話すのは失礼ではありません。
経験人数が違いすぎる相手とは合いませんか?
人数の違いだけで相性は決まりません。価値観を話し合い、お互いを尊重できるなら、経験人数の差は大きな問題になりにくいです。
経験人数より何を見ればいいですか?
誠実さ、浮気観、同意への意識、性に関する価値観、健康意識、避妊への責任感、元恋人との比較癖、嘘の有無の8項目を見るのがおすすめです。
婚活で性の相性より大切なことは?
お互いの気持ちを尊重し、性についてもお金や子どもについても話し合える関係を作れるかです。
結婚相談所では性に関するルールがありますか?
あります。IBJのガイドラインでは交際期間中の婚前交渉は禁止とされ、婚前交渉があった場合は成婚とみなされます。所属相談所のルールを必ず確認してください。
経験人数が気になりすぎて婚活が進みません。どうすればいい?
数字を聞くことより、その裏にある不安を整理してみてください。一人で抱えず、カウンセラーなど第三者と一緒に、本当に大切にしたい価値観を言葉にするのもおすすめです。
🔐 「気になる気持ち」を、一緒に整理してみませんか
相手の過去の経験人数が気になってしまう時は、“数字そのものが嫌なのか”“浮気が不安なのか”“自分と比較されるのが怖いのか”“性の価値観が合うか心配なのか”を分けて考えると整理しやすくなります。
フォリパートナーの無料相談は、「経験人数をジャッジする相談」ではなく、「自分が結婚相手に本当に求める性・恋愛・結婚観を整理する相談」です。デリケートな内容も、安心してお話しください。入会を前提にしなくても大丈夫です。
※本記事は成人同士の婚活を前提とし、性的な行為の描写ではなく、結婚生活の価値観を扱う記事として作成しています。
※性感染症に関する情報は厚生労働省「梅毒に関するQ&A」等の公的情報を参照した一般的な説明です(2026年10月時点で確認)。症状や不安がある場合は、医療機関や保健所にご相談ください。
※IBJの婚前交渉に関するルールは「IBJガイドライン(令和8年2月1日改定版)」の掲載内容を確認したものです。最新のルールは所属する結婚相談所にご確認ください。
※性行動に関する調査の多くは自己申告であり、回答に偏りが生じる可能性があります。心理学研究の紹介は各研究の対象や条件の範囲で示された傾向であり、婚活にそのまま当てはまるとは限りません。現場の視点は代表カウンセラーの実務経験に基づく見解です。
※記事中のケースは個人が特定されないよう再構成した匿名・編集事例です。モデルアンケートは記事理解を助けるために作成した編集上のモデルデータであり、実在する調査結果ではありません。



