
※写真はイメージです。
【第1回】成婚者体験談|45歳男性が「年下女性狙いの婚活」を選んだ理由―「子どもが欲しい」は、わがままなのか?―

先日、ある男性会員が成婚退会されました。
45歳、会社員。
活動期間は約1年半。
彼が婚活相談に来られたとき、
最初に口にした希望は、とてもはっきりしていました。
「子どもが欲しいんです」
「できれば、35歳以下の女性と結婚したいと思っています」
この希望自体は、
決して珍しいものではありません。
40代男性の婚活では、
**「年下女性狙いの婚活」**を希望される方は、非常に多い。
理由も明確です。
・まだ子どもを諦めたくない
・体力的にも一緒に子育てできる相手がいい
・将来を考えると、年齢差は仕方がない
彼も、同じ考えでした。
「45歳ですし、
現実的に考えたら、
同世代より年下の方が
子どもの可能性は高いですよね」
婚活カウンセラーとして、
この考えを頭ごなしに否定することはありません。
子どもが欲しい、という気持ちは自然なものです。
問題は、その願いを
「どう婚活に落とし込むか」です。
年下女性狙いの婚活が、急に厳しくなる瞬間
彼が婚活を始めて、
最初に感じた違和感は、
意外なものでした。
「思ったより、全然会えません」
プロフィール上では、
年収も安定している。
仕事も真面目に続けている。
清潔感にも気を使っている。
それでも、
35歳以下の女性とのお見合いは、
ほとんど成立しませんでした。
成立しても、
1回会って終わる。
理由は、はっきりとは伝えられません。
「ご縁を感じられなかった」
「価値観が合わなかった」
彼は、戸惑っていました。
「年齢差って、
そんなに大きな問題なんでしょうか」
ここで、多くの40代男性が
同じ疑問を抱きます。
現実として知っておくべきこと
年下女性狙いの婚活は、
男性側が思っている以上に、競争が激しい。
35歳以下の女性から見たとき、
45歳男性は、
・年齢差10歳以上
・出産・育児の負担が自分に寄りやすい
・将来的な体力差、健康リスク
こうした現実を、
かなりシビアに見られます。
特に、
「子どもが欲しい」という希望が
前面に出すぎると、
「私が“出産要員”として見られているのでは」
と感じさせてしまうケースも少なくありません。
彼自身に、
そんな意図はありませんでした。
でも、
意図と伝わり方は別です。
ここが、
年下女性狙いの婚活が難航しやすい
最大のポイントです。
婚活カウンセラーとして最初に伝えたこと
彼にお伝えしたのは、
とてもシンプルなことでした。
「子どもが欲しい、という希望は持っていていい」
「でも、それを“前提条件”として出すと、
ご縁は一気に狭くなります」
年下女性狙いの婚活では、
**「結婚したい理由」より先に
「安心できる人かどうか」**を
見られています。
・この人と生活できそうか
・対等に話ができるか
・子ども以前に、パートナーとして尊重されるか
彼は、この視点を
最初はすぐに理解できなかったそうです。
「でも、子どもが欲しいのは事実なので…」
その気持ちは、もっともです。
だからこそ、
婚活では
“願いをどう伝えるか”が重要になります。
彼の婚活が動き出すのは、
この考え方を少しずつ整理し始めてからでした。
次回は、
なぜ35歳以下の女性とマッチングしにくいのか
年下女性狙いの婚活で実際に起きている構造を、
より具体的に解説していきます。
【第2回】年下女性狙いの婚活はなぜ厳しいのか―45歳男性が直面した“35歳以下女性から見た現実”―

45歳の彼が婚活を始めて、
最初につまずいたのは「条件」ではありませんでした。
そもそも、出会いのスタートラインに立てない。
これが、彼の実感でした。
「申し込みをしても、
ほとんど返事が返ってこないんです」
婚活をしている40代男性から、
非常によく聞く言葉です。
特に、
年下女性狙いの婚活をしている場合、
この壁はより顕著になります。
35歳以下の女性から見た、45歳男性の立ち位置
ここは、
感情論ではなく、
現実として知っておく必要があります。
35歳以下の女性から見たとき、
45歳男性はこう見られています。
・年齢差は10歳以上
・出産・育児の負担が自分に集中しやすい
・定年が早く、将来のライフプランが重くなりがち
これは、
彼自身の人柄や努力とは関係なく、
年齢差そのものが持つ“現実”です。
彼も、頭では理解していました。
「年齢差はありますよね」
「でも、誠実に向き合えば分かってもらえると思っていました」
しかし、
婚活の現場では
「誠実さを知ってもらう前に、
判断されてしまう」
ということが起きます。
年下女性狙いの婚活が激戦区になる理由
もう一つ、
40代男性が見落としがちなポイントがあります。
それは、
競争相手の存在です。
35歳以下の女性が婚活をするとき、
比較対象になるのは、
・同世代(30代前半〜後半)の男性
・年収が高い40代前半男性
・初婚で柔軟性のある男性
つまり、
45歳男性は
「年齢差があり、
ライフステージも先に進んでいる存在」
として比較されます。
彼は、こう言いました。
「同じ40代でも、
42歳と45歳って、
そんなに違うんでしょうか」
正直に言うと、
婚活市場では、違います。
理由はシンプルです。
・出産のタイムリミット
・育児と定年の重なり
・親の介護が視野に入る時期
これらが、
45歳という数字と結びついて
判断されてしまうからです。
「子どもが欲しい」が逆効果になる瞬間
彼がさらに悩んだのは、
この点でした。
「子どもが欲しいと正直に言っているのに、
なぜ距離を取られるんでしょうか」
答えは、
とても残酷ですが、現実的です。
35歳以下の女性の多くは、
「子どもが欲しい」こと自体は否定しません。
ただし、
その言葉が先行しすぎると、
こう受け取られることがあります。
「この人は、
私を“人生のパートナー”としてではなく、
“出産の条件”として見ているのではないか」
彼に、
そんな意図はありませんでした。
でも、
年下女性狙いの婚活では、
“意図”より“印象”が先に立つ。
ここを理解しない限り、
ご縁はなかなか進みません。
婚活カウンセラーとして伝えたい現実
年下女性狙いの婚活は、
「無理」「非常識」という話ではありません。
ただし、
戦い方を間違えると、
時間と心を大きく消耗します。
彼にお伝えしたのは、
次の視点でした。
・年下女性に「選んでもらう」ではなく
・「対等なパートナーとして信頼される」ことが先
子どもは、
結婚の結果として考えるもの。
最初から前面に出すほど、
相手の警戒心を高めてしまいます。
彼は、
この話を聞いて、しばらく黙っていました。
「正直、
考えたことがなかったです」
年下女性狙いの婚活が厳しい理由は、
年齢だけではありません。
視点のズレが、
ご縁を遠ざけているケースが、
非常に多いのです。
次回は、
「年収も安定しているのに、なぜ選ばれないのか」
40代男性が陥りやすい誤解について、
さらに深く掘り下げます。
【第3回】年収も安定もあるのに、なぜ選ばれないのか―年下女性狙いの婚活で40代男性が誤解しやすいポイント―

45歳の彼は、
婚活を始める前、
自分の条件に一定の自信を持っていました。
・会社員として安定した収入
・長年、真面目に働いてきた実績
・派手さはないが、生活力はある
決して「高望み」ではない。
そう思っていたそうです。
「正直、
年収や安定性は、
婚活では評価されると思っていました」
この考えは、
40代男性の婚活では、
決して珍しくありません。
しかし、
年下女性狙いの婚活では、
この“強み”が
思ったほど武器にならない場面があります。
年下女性が見ているのは「安定」ではない
35歳以下の女性が、
45歳男性を見るとき、
最初に確認しているのは、
実は年収や職業だけではありません。
それ以上に見ているのは、
次の点です。
・一緒に生活したときの距離感
・年齢差をどう埋めようとしているか
・対等に話せる姿勢があるか
つまり、
「安定しているか」よりも
「柔軟であるか」。
彼は、
無意識のうちに
こんな言葉を使っていました。
「今まで、
このやり方でやってきたので」
「仕事では、
自分が引っ張る立場だったので」
これは、
仕事では評価される言葉です。
でも婚活では、
年下女性に
“距離”を感じさせる原因になることがあります。
「頼れる男性」が「上から目線」に変わる瞬間
彼自身は、
決して威圧的なつもりはありませんでした。
むしろ、
「守りたい」
「安心させたい」
そう思っていました。
ただ、
年下女性との会話の中で、
こんなズレが起きていました。
・アドバイスが多くなる
・結論を先に言ってしまう
・相手の意見を聞く前に方向性を示す
年下女性から見ると、
それは
「頼れる」よりも
「対話がしづらい」
と感じられてしまう。
彼は、
後からこう振り返っています。
「良かれと思って言っていたことが、
距離を作っていたんですね」
年収が高いほど起きやすい誤解
もう一つ、
40代男性が陥りやすい誤解があります。
それは、
「安定=選ばれる」
という思い込みです。
確かに、
年収や職業は重要です。
ただし、
年下女性狙いの婚活では、
それだけで決断されることは、ほぼありません。
なぜなら、
女性側はこう考えているからです。
「安定は大事だけど、
それ以上に、
この人と一緒に
“今から人生を作れるか”」
45歳男性が、
すでに完成された価値観や生活を持っていると、
35歳以下の女性は
そこに入り込める余地を感じにくい。
彼が言った、
こんな一言も、
誤解を生みやすいポイントでした。
「今の生活リズムは、
あまり変えたくないですね」
本人は正直に話しただけ。
でも年下女性には、
こう聞こえてしまう。
「私は、
この人の生活に
合わせる側なんだ」
婚活カウンセラーとして伝えたこと
彼にお伝えしたのは、
とてもシンプルな視点でした。
「年下女性狙いの婚活では、
“完成された男性”よりも
“一緒に変われる男性”が選ばれます」
・自分の価値観を押し通さない
・相手の考えを聞く余白を残す
・人生を“共有する姿勢”を見せる
これができない限り、
年収や安定は、
強みではなく、壁になってしまいます。
彼は、
この話を聞いて、
少し考え込んだあと、こう言いました。
「仕事と同じ感覚で、
婚活をしていたかもしれません」
年下女性狙いの婚活が
難航する理由は、
年齢や条件だけではありません。
“成功体験の延長で婚活をしてしまうこと”
これが、大きな落とし穴です。
次回は、
彼の婚活が大きく動き出した
決定的な転機について。
なぜ
「年下狙い」に固執するのをやめた瞬間、
ご縁が一気に近づいたのか。
そのプロセスを、
具体的にお話しします。
【第4回】「年下女性狙い」を手放した瞬間、婚活が動き出した理由―45歳男性が“条件婚活”から抜け出せた転機―

45歳の彼の婚活が大きく動き出したのは、
年収を上げたからでも、
プロフィール写真を変えたからでもありませんでした。
「年下女性にこだわる理由」を、
自分の中で整理したときです。
それまで彼は、
「子どもが欲しい」
「だから35歳以下の女性が現実的」
そう考えていました。
このロジックは、
一見とても合理的です。
でも婚活がうまくいかない中で、
彼は、こんな言葉を漏らしました。
「子どもが欲しい気持ちと、
結婚したい気持ちが、
いつの間にか一体化していたかもしれません」
この気づきが、
大きな転機でした。
「子どもが欲しい」が、結婚の条件になっていた
年下女性狙いの婚活でよくあるのが、
結婚=出産への通過点
という見え方になってしまうことです。
彼自身、
そんなつもりはありませんでした。
でも、
・年齢条件を最優先にする
・早い段階で出産の話をする
・将来像が「子ども中心」になりすぎる
こうした要素が重なると、
相手の女性はこう感じやすくなります。
「私個人を見てもらえているのかな」
「この人は、
“妻”や“母”の役割を
先に見ていないかな」
彼は、
この視点を聞いて、
少しショックを受けていました。
「そんなふうに思われていたなんて…」
条件を緩めたら、出会いの質が変わった
そこで彼は、
思い切って条件を見直しました。
・35歳以下 → 年齢は柔軟に
・「子ども必須」→ 将来は話し合いたい
・年下女性“狙い” → 対等なパートナー探し
この変更は、
彼にとって簡単なものではありません。
「もし、
子どもを諦めることになったら…」
そんな不安も、
正直あったそうです。
でも、
条件を少し緩めた途端、
不思議な変化が起きました。
・お見合いが成立しやすくなった
・会話が自然に弾むようになった
・相手から質問が増えた
彼は、
こう話しています。
「初めて、
“見られている”というより、
“話し合っている”感じがしました」
年下女性狙いをやめた=妥協、ではない
ここで、
多くの40代男性が誤解します。
「年下を諦める=妥協」
ではありません。
彼の場合、
妥協したのではなく、
婚活の目的を正確にしただけでした。
・結婚したい理由は何か
・誰と、どんな生活を送りたいのか
・子どもは、その中でどう位置づけるのか
これを整理したことで、
彼の言葉に、
一貫性が生まれました。
女性側から見ても、
「安心して話せる男性」に
変わったのです。
婚活カウンセラーとしての実感
年下女性狙いの婚活が
うまくいかない40代男性ほど、
・条件にしがみついている
・自分の不安を条件で隠している
・将来像が一方的になっている
こうした傾向があります。
でも逆に言えば、
ここを整理できた瞬間、
一気にご縁が近づく。
彼は、
年下女性狙いを完全に否定したわけではありません。
ただ、
「狙う」ことをやめ、
「向き合う」ことに切り替えただけ。
その結果、
次に出会った女性との関係が、
大きく変わっていきます。
次回は、
彼が最終的に選んだ女性との関係と、
成婚を決断した理由。
そして、
40代男性の婚活で本当に大切な視点を
カウンセラー目線でまとめます。
【第5回】40代男性の婚活で一番大切なこと―年下女性狙いの婚活の先に、45歳男性が見つけた答え―

成婚が決まったあと、
45歳の彼と、改めて婚活を振り返りました。
最初に思い描いていた未来。
うまくいかなかった時期の焦り。
そして、今の率直な気持ち。
その中で、
彼が一番印象的な言葉を口にしました。
「年下女性狙いの婚活が、
こんなに自分を苦しめていたとは思いませんでした」
この言葉には、
後悔ではなく、
納得と整理がありました。
年下女性狙いの婚活は「間違い」ではない
まず、はっきりお伝えしておきたいことがあります。
年下女性狙いの婚活そのものが、
間違いなわけではありません。
・子どもが欲しい
・家族を持ちたい
・将来を考えると年齢は現実的な要素
これらは、
40代男性にとって、
ごく自然な気持ちです。
彼も、
その思い自体を
否定したことは一度もありません。
問題は、
その希望が
「相手を選ぶ条件」になりすぎていたことでした。
成婚相手との出会い
彼が最終的に成婚した女性は、
当初の条件から見ると、
“想定外”の存在でした。
年齢は、
彼が最初に希望していたゾーンより
少し上。
でも、
彼は迷いませんでした。
「この人となら、
子どもの話も、
できない可能性の話も、
ちゃんと向き合えると思いました」
ここが、
年下女性狙いの婚活から抜け出した
最大の変化です。
「子どもが欲しい」より先に、
「この人と話し合えるか」
を見られるようになった。
子どもは「条件」ではなく「共有するテーマ」
彼は、
婚活を通して
こんな考え方に変わりました。
「子どもは、
結婚相手と一緒に考えるテーマであって、
最初から相手に課す条件じゃなかった」
この視点に変わったことで、
会話の空気が変わり、
相手の表情も変わった。
年下女性に限らず、
女性が安心できるのは、
・自分の人生を尊重してくれる
・結論を押し付けない
・不確実な未来も共有しようとする
こうした姿勢です。
婚活カウンセラーとして伝えたい現実
40代男性の婚活は、
正直に言って、
20代・30代の延長ではありません。
特に、
年下女性狙いの婚活は、
・競争が激しい
・誤解されやすい
・一歩間違うと独りよがりになる
だからこそ、
戦略と視点が必要です。
年収や安定を
「武器」として振りかざすのではなく、
人生を一緒に組み立てられるか
という視点に切り替える。
これができた男性ほど、
結果的に
成婚に近づいています。
彼が最後に語ってくれた言葉
成婚退会の際、
彼はこんな言葉を残しました。
「年下女性狙いの婚活をしていた頃は、
ずっと評価される側の気分でした」
「でも今は、
一緒に人生を考えている感じがします」
この感覚こそが、
40代男性の婚活において、
何より大切なものです。
フォリパートナー編集部



