
第1回:同じ連盟に加盟している結婚相談所なのに、なぜ料金が違うのか?

はじめに
結婚相談所を探していると、「同じIBJ(日本結婚相談所連盟)」や「BIU」「良縁ネット」などの同じ連盟に加盟しているにも関わらず、相談所ごとに料金設定が大きく違うことに気づく方は多いでしょう。
「同じシステムを使っているなら、料金も同じはずでは?」と疑問を持つのは当然です。
しかし、実際には初期費用(入会金・登録料)、月会費、お見合い料、成婚料といった各項目が相談所ごとにバラバラで、その差は数万円から場合によっては数十万円にも及びます。
本記事では、その理由を丁寧に解説しつつ、「料金の安さだけで選んで失敗しないための視点」についても詳しくお伝えします。
1. なぜ料金に差があるのか? ― 基本的な仕組み
結婚相談所は、同じ連盟に加盟している場合、会員データベースやシステムは共通しています。つまり「紹介できる会員数」や「お見合い申込みのシステム」は大きく変わりません。
ではなぜ料金に差があるのか? その答えは、各相談所の運営スタイルとサービス内容の違いにあります。
(1)初期費用の差
- 入会金や登録料
写真撮影のサポートやプロフィール作成の手厚さで変わります。プロのカメラマンを手配する相談所もあれば、本人任せの相談所もあるため、費用が上下するのです。 - サポート費用
写真撮影の同行、プロフィール作成の添削、疑似お見合い、活動計画の作成、マナー研修、コミュニケーション講座などを含めている相談所は、その分初期費用が高く設定されます。
(2)月会費の差
- 面談回数やカウンセリング方法
毎月1回以上の面談がある相談所もあれば、オンライン相談を中心にコストを抑えている相談所もあります。 - イベントやセミナー開催
婚活パーティーや勉強会を定期開催する相談所は、月会費に運営費が反映されています。
(3)お見合い料の差
- 無料の相談所と有料の相談所
お見合い1回ごとに数千円の費用が発生する場合もあれば、回数無制限の相談所もあります。これは「会員の行動スタイル」をコントロールするための仕組みでもあります。
(4)成婚料の差
- ゼロ円〜30万円以上まで幅広い
成婚料は「ゴールに導いた責任料」として設定されているため、サポートに力を入れる相談所ほど高くなる傾向があります。
2. 都市部と地方の違いだけではない
「料金差は都市部と地方の固定費の差によるものでは?」と思われがちですが、それだけでは説明がつきません。確かに、都市部では家賃や人件費が高いため、料金がやや高くなる傾向はあります。しかし、同じ東京・大阪のような都市圏の中でも、結婚相談所ごとに大きな差があります。
その理由は?
- 事務所の規模や立地の違い
駅近の一等地にオフィスを構える相談所は固定費が高いため、料金に反映されます。 - サポート方針の違い
マンツーマン型で細やかに伴走する相談所は高額になる一方、システム利用中心のシンプル型相談所は安価になります。 - ブランディングの違い
高級志向で「ハイクラス婚活」を売りにしている相談所は、料金設定も高めに設定されやすいです。
3. 料金だけで選ぶと失敗する理由
結婚相談所を比較するとき、多くの人が料金だけを見てしまいがちです。しかし「安い=お得」とは限りません。
料金だけで選んで失敗する例
- 安さ重視で入会 → サポートが薄くモチベーションが続かない
- 高い結婚相談所やブランド重視で入会→サポートが自分に合わなかったり、思っていた程のサポートが無い
- お見合い料が高額で活動を制限 → 出会いの機会を逃す
- 成婚料ゼロに惹かれた → 成婚へのサポートが弱く、交際が進まない
つまり、料金の安さは活動しやすさと直結するとは限らず、むしろ「どこまで手厚くサポートしてもらえるか」が成功率を左右するのです。
まとめ(第1回)
同じ連盟に加盟していても、結婚相談所ごとに料金が違うのは「運営スタイル・サポート内容・事務所のコスト・ブランド方針」の違いにあります。都市部や地方の固定費の差も要因ですが、人対人のサービス内容で相性などもあり値段だけでは判断しづらいのが結婚相談所の特徴でもあります
次回(第2回)では、各費用項目ごとの違いをさらに詳しく掘り下げ、「どんな人にどの料金体系が合うのか」 を解説します。
第2回:費用項目ごとの違いと「どんな人に向いているか」

1. 初期費用(入会金・登録料・サポート費用)の違い
結婚相談所の料金で最も大きな差が出やすいのが「初期費用」です。数万円〜30万円以上と幅広く、特にサポートの範囲で差がつきます。
- 安めの初期費用(5万〜10万円程度)
写真撮影やプロフィール作成を本人任せにしているケースが多いです。「まず登録だけして、自分で動きたい」という方に向いています。 - 高めの初期費用(15万〜30万円程度)
プロのカメラマン撮影、ヘアメイク、自己PRの添削、婚活プラン作成などフルサポートが付いていることが多いです。婚活初心者や「一人では不安」という方に適しています。
👉 ポイント:初期費用が高い相談所は「スタートダッシュ重視型」、低い相談所は「自由度重視型」と理解すると選びやすいです。但し、高めの結婚相談所でも安めの結婚相談所同様のサポートしかないところもあるので、自分が欲しいサポート内容があるかどうかを確認する事が重要です。
2. 月会費の違い
月会費は1万円前後〜3万円以上まで幅があります。ここでも「サポートの頻度」が価格差の理由です。
- 低めの月会費(1万円前後)
オンライン中心で、月1回の面談があるかないか程度。自分でお見合いを申し込み、自己管理できる方向けです。 - 高めの月会費(2万〜3万円程度)
毎月の面談が複数回あったり、LINEや電話で頻繁に相談できる体制が整っています。サポートをこまめに受けたい方や、自己流での婚活が不安な方におすすめです。
👉 ポイント:月会費は「相談できる頻度・深さ」に比例する、と考えるのが妥当です。こちらも初期費用と同様に、高めの結婚相談所でも安めの結婚相談所同様のサポートしかないところもあるので、自分が欲しいサポート内容があるかどうかを確認する事が重要です。
3. お見合い料の違い
お見合い料は「無料型」と「有料型」に大きく分かれます。昔はお見合い料が有料の結婚相談所が多かったのですが、昨今ではお見合いの立ち合いが無くなったり、オンライン上での調整が可能となり、結婚相談所側のリソースが大幅に少なくなったので、無料としている相談所が多いです。
- お見合い料が無料の相談所
回数を気にせず積極的に申し込みたい人向け。ただし「申し込みの質が低下しやすい」というデメリットもあります。 - お見合い料が1回5,000円前後の相談所
「お見合い1回=投資」と意識するため、慎重に選ぶようになります。無駄なお見合いを減らしたい人に向いています。
👉 ポイント:お見合い料があると「量より質」に集中でき、無料だと「行動量を増やしたい人」に有効ですが、それだけ出会いの機会損失が生まれる可能性があります。
4. 成婚料の違い
成婚料はゼロ〜30万円以上と大きな差があります。「成婚料ゼロだからお得」と思われがちですが、一概にそうとは言えません。
- 成婚料ゼロの相談所
成婚料がない分、月会費や初期費用が高めに設定されている場合が多いです。活動を自力で進められる人に向いています。 - 成婚料20万〜30万円の相談所
「成婚=ゴール」を重視し、プロポーズ前後まで徹底的にフォローするスタイル。交際の進め方や親への挨拶、プロポーズ演出など細やかにサポートしてもらえるのが特徴です。
👉 ポイント:成婚料がある=最後まで伴走型、成婚料がない=自己責任型、と理解するとイメージしやすいです。成婚料をしはらうのは成婚できたときなので、婚活者にとってのゴール、また結婚相談所としても成果報酬として受け取れるものなので成婚料の設定がある結婚相談所の方がサポートのモチベーションも高くなる傾向があります。
まとめ(第2回)
結婚相談所の料金の違いは、
- 初期費用=スタートの手厚さ
- 月会費=サポート頻度
- お見合い料=出会いの姿勢
- 成婚料=ゴールまでの伴走力
を示しています。
同じ連盟に加盟していても、これらのバランスが異なるため料金がバラバラになるのです。
大切なのは「安いか高いか」ではなく、自分が婚活に求めるサポートスタイルに合っているかどうか です。
次回(第3回)は、都市部と地方の違いに加えて、同じ都市圏でも料金差が生まれる理由をさらに深掘りしていきます。
第3回:都市部と地方の料金差、同じ都市圏でも違う理由

1. 都市部と地方で料金が違う基本的な背景
まず大きな傾向として、都市部(東京・大阪・名古屋など)の結婚相談所は、地方の相談所に比べて料金が高く設定されるケースが多いです。その理由はシンプルで、運営コストの差が影響しています。
- オフィス賃料の差
東京や大阪の駅前一等地にオフィスを構える相談所は、賃料が高額になるため、その分を会費に上乗せせざるを得ません。 - 人件費や広告費の差
都市部では優秀なカウンセラーやスタッフの人件費が高く、また競争が激しいため広告・集客コストも増します。 - 会員層のニーズの違い
都市部の会員は「高いサービスでも質を重視したい」という傾向が強く、結果的に料金も高めに設定されやすいのです。
👉 結論:都市部と地方の差は「固定費」と「サービス需要の違い」が大きな要因です。
2. 同じ都市部でも料金が違う理由
では、同じ東京や大阪のような都市圏で、なぜ料金がバラバラなのか? 実はここに「結婚相談所選びの本質」が隠れています。
(1)運営規模とオフィス形態の違い
- 大手型:銀座や新宿など一等地に大きなオフィスを構え、スタッフも複数在籍。ブランド力と安心感を重視するため料金は高め。
- 小規模型:自宅兼オフィスや小さな事務所で運営するため固定費が抑えられ、料金は比較的安め。マンツーマンサポートが特徴。
(2)サポート方針の違い
- “戦略型”サポート:プロフィール撮影から交際中のLINE添削、プロポーズ準備まで徹底的にサポートする相談所は、料金が高め。
- “システム利用型”サポート:システム登録と最低限のアドバイスに絞る相談所は、料金が安い。
(3)ターゲット層の違い
- ハイクラス婚活層:年収800万円以上、医師・士業などを対象にする相談所は、高額設定でブランド性を出す。
- 一般層向け:20代・30代中心のシンプル婚活を売りにしている相談所は、手頃な料金に設定している。
👉 結論:同じ都市圏内でも「どんな会員層に向けたサービスか」で料金が変わります。
3. 都市部の料金差が生む“選び方の難しさ”
都市部は選択肢が多い分、料金差も大きく、利用者は「どれを選べばいいのか」と迷いやすいのが現実です。
料金だけで選ぶと失敗する例
- 安さを優先 → サポートが薄くモチベーションが続かない
- 高額を選んだのに → 自分に合わないサポートで成果が出ない
ここで重要なのは、料金そのものより「料金とサポートのバランスが自分に合っているか」 です。
4. 都市部ならではのメリットとデメリット
都市部の結婚相談所には、地方にはないメリットとデメリットが共存しています。
- メリット
出会える人数が圧倒的に多い。カウンセラーやサポートの質も高く、サービスが充実している。 - デメリット
選択肢が多すぎて比較が難しい。料金が高額になりやすく、合わない相談所を選ぶと損をしやすい。
👉 対策:都市部で相談所を探す際は「説明会や無料カウンセリングに複数参加し、自分との相性を確認する」ことが欠かせません。
まとめ(第3回)
- 都市部と地方の料金差は「固定費+会員層の需要」が理由。
- 同じ都市部でも「運営規模」「サポート方針」「ターゲット層」の違いで料金が大きく変わる。
- 料金だけで選ぶと失敗しやすく、自分の婚活スタイルに合うかどうか が最重要ポイント。
次回(第4回)は、「料金の違いに惑わされないために、自分に合った結婚相談所・カウンセラーを見極める方法」 を徹底解説します。
第4回:料金よりも大切な「自分に合った結婚相談所」の選び方

1. 料金比較はあくまで“入口”に過ぎない
結婚相談所を選ぶとき、誰もがまず料金表を見ます。初期費用・月会費・お見合い料・成婚料…。確かに大事な指標ですが、ここだけに囚われると大きな落とし穴にはまります。
なぜなら、料金とサポートのバランスがあなたに合っているか が成果を左右するからです。
👉 「安い=得」「高い=安心」ではなく、あなたの婚活スタイルと合致しているか が本当の基準です。
2. 料金では見えない“サポートの質”を見極める
結婚相談所ごとにサポート体制は大きく異なります。
- 面談の頻度と内容
毎月定期的にカウンセリングがあるのか、必要なときだけなのか。 - フィードバックの具体性
「頑張りましょう」で終わるのか、「次回はこういう質問をしてみましょう」と具体的か。 - 交際中の伴走力
交際が順調に進まないとき、的確なアドバイスをしてくれるか。
👉 これらは料金表からは分からず、実際にカウンセラーと話して初めて見える部分です。
3. カウンセラーとの相性が“成婚率”を左右する
同じシステムを使っていても、カウンセラーとの相性次第で結果は大きく変わります。
- 厳しめに背中を押してくれる人が合うのか
- 寄り添って共感してくれる人が合うのか
- 論理的に改善点を示してくれる人が合うのか
相性が悪ければ、どれだけ安い相談所でもモチベーションは続きません。逆に相性が良ければ、料金の高さ以上の価値を感じられます。
👉 無料カウンセリングは必ず複数社受けること。相性チェックは必須です。
4. 「料金だけ」で選んで失敗する典型例
実際に多い失敗例を紹介します。
- 安さだけで入会 → サポートが少なく挫折
- 高額=安心だと思った → 厳しすぎて合わず退会
- 成婚料ゼロに惹かれた → ゴールまで導いてもらえず交際が終わる
👉 料金だけの判断は危険。自分がどんなサポートを必要としているかを明確にすることが重要です。
5. 自分に合った相談所を選ぶステップ
では、どうやって「合う相談所」を見つけるのか? ステップを整理します。
- 自分の婚活タイプを把握する
自己管理型か、手厚いサポート型か。 - 料金とサポートのバランスを確認
「この金額なら、このサポート内容なら納得できる」と感じられるか。 - カウンセラーの相性を確かめる
実際に話して「この人なら信頼できる」と思えるかどうか。
6. 成功する人は「料金よりも相性で選んでいる」
多くの成婚者の声に共通しているのは、「最初は料金で迷ったが、最後はカウンセラーの人柄で決めた」という点です。
つまり、結婚相談所選びは“人”選びでもあるのです。
まとめ(第4回)
- 料金比較は大切だが、それだけで選ぶと失敗する。
- サポートの質・フィードバックの具体性・交際中の伴走力が重要。
- カウンセラーとの相性は成婚率に直結する。
- 成功する人は「料金」ではなく「相性」を最優先にしている。
番外編:フォリパートナーが選ばれる理由
結婚相談所フォリパートナー(公式サイト)は、東京を拠点としながらも オンライン対応 により全国から利用可能です。
- マーケティング的戦略婚活でプロフィール作成や会話を戦略的に指導。
- 年間成婚率が高水準で、20代・30代・40代の短期成婚事例も多数。
- 地方からでも首都圏レベルのサポートを受けられる。
料金に惑わされず「サポート力と相性」で選ぶなら、フォリパートナーは強力な選択肢となるでしょう。
第5回:料金とサポートをどう総合判断すべきか ― 総まとめ
1. 料金の違いは「仕組みの違い」にすぎない
結婚相談所を比較すると、初期費用・月会費・お見合い料・成婚料といった項目で料金が大きく異なります。
しかしその差は「連盟のシステム」ではなく、各相談所の運営方針やサポート体制の違いによるものです。
- 初期費用が高い=入会時のサポートが手厚い
- 月会費が高い=継続的に相談できる環境が充実
- お見合い料あり=お見合いの質を重視
- 成婚料が高い=成婚まで徹底伴走
👉 つまり「料金が違う=サービス設計が違う」というだけのこと。高い・安いが優劣を決めるわけではありません。
2. 自分に合う相談所の見つけ方 ― 3つの視点で考える
結婚相談所選びを成功させるには、「料金比較」ではなく 自分との相性 を見極める必要があります。
(1)自分の婚活スタイル
- 自分で積極的に動けるタイプ → シンプル型・低価格でもOK
- サポートが欲しいタイプ → 面談頻度や伴走型の相談所
(2)必要なサポートの種類
- プロフィール作成・写真撮影 に不安 → 初期費用が高めでも手厚いサポートを選ぶ
- 交際の進め方やプロポーズまで支援が欲しい → 成婚料ありの相談所を選ぶ
(3)カウンセラーとの相性
- 論理的なアドバイスか?
- 優しく寄り添うタイプか?
- 厳しく背中を押してくれるか?
👉 結局は「自分に合う人と出会える環境」こそが、料金以上に大切な判断基準です。
3. 料金だけで選んで失敗する典型例
実際に多いのが「安さに飛びついてサポートが物足りない」「高額を払ったのにカウンセラーと合わず退会」といったケースです。
- 安さ優先 → 「放置型」で孤独な婚活になり、途中で諦めてしまう
- 高額優先 → 「熱量が合わない」結果、料金に見合う成果が得られない
👉 料金ではなく“相性+サービス内容”で判断することが、婚活成功の鍵です。
4. 総合判断のコツ ― 料金とサポートのバランスを見極める
料金とサポートを総合的に判断する際は、以下のフレームワークが役立ちます。
- 料金内訳を確認する
初期費用・月会費・成婚料、それぞれにどんなサービスが含まれているか? - サービスの必要度を考える
自分にとって必要なサポートか、不要なサービスにお金を払っていないか? - 無料カウンセリングで相性を確認
システムより「人」で決める。カウンセラーとの信頼関係を築けるかどうかが重要。
5. フォリパートナーを番外編として紹介
結婚相談所フォリパートナー(公式サイト)は、東京を拠点としつつ 全国対応(オンライン可) が可能です。
- マーケティング的戦略婚活:写真・プロフィール・会話の戦略を徹底指導
- 高い成婚実績:短期で成婚した20代・30代・40代多数
- 地域格差のないサービス:地方からでも首都圏と同じ質のサポートを受けられる
料金の比較に迷う人こそ、サポートの中身と相性を重視するフォリパートナーの姿勢は一度体感する価値があります。
まとめ(第5回)
- 同じ連盟でも料金が違うのは「運営方針・サービス内容」の差によるもの。
- 料金比較は参考になるが、最重要なのは「自分との相性・必要なサポート内容」。
- 成功する人は「料金」ではなく「自分に合う相談所とカウンセラー」を選んでいる。
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番外編:広告やブランドに惑わされるな ― 本当に大切なのは“自分に合うサポート”を選ぶこと

1. 「有名だから安心」という思い込みの危険性
婚活を始めると、多くの人がまずインターネット検索やSNSで「婚活」「結婚相談所」を調べます。すると、必ず目に入るのが大手やSNSで有名な相談所です。Xやyoutubeで良く見たり、広告がたくさん表示されたり、ランキング記事にも頻繁に登場します。
一見「有名だから安心できる」と思うかもしれませんが、ここには大きな落とし穴があります。
有名な結婚相談所の多くは、ブランド力向上のために時間やリソース、広告費を莫大にかけています。テレビCM、駅の大きな看板、SNS広告…。それらの費用はすべて「会員が支払う料金」に上乗せされています。つまり、料金の高さが必ずしもサポートの質に直結していないのです。
「名前を聞いたことがあるから」「大手だから」という理由で選んだ結果、思ったほどサポートを受けられなかった、という声は少なくありません。
2. ブランド料で高額になるケースもある
有名な結婚相談所は「ブランド力」を理由に料金を高めに設定することがあります。
- 一等地に大規模オフィスを構えている
- 多数のカウンセラーを抱えている
- 雑誌やテレビに取り上げられる実績がある
確かに「安心感」や「知名度」は得られるでしょう。しかしその分、一人ひとりへのサポートは標準化されやすく、オーダーメイドの対応は難しいというデメリットもあります。
昨今ではSNSで発信している結婚相談所も多く、その内容に共感して結婚相談所を決める人も少なくありません。ただ、入会したら共感したカウンセラーが担当では無かった、別の人がサポートしてくれたが想像と全く違ったという声も聞きます。
ブランド力に支払っているお金が、必ずしもあなたの婚活成果に直結するとは限らないのです。
3. 料金の高さ=サポートの手厚さではない
婚活者が陥りやすい誤解は「料金が高い方がサポートが手厚いに違いない」という思い込みです。
もちろん、プロの写真撮影やマナー講座、交際中の細やかなアドバイスなどを提供している相談所もあります。しかし、中には「料金だけ高くて中身は一般的」というケースもあるのが現実です。
反対に、広告費を抑え、小さなオフィスで運営している地域密着型の相談所では、料金は抑えめでもマンツーマンで親身にサポートしてくれる場合があります。
「値段の高低=サポートの質」ではなく、「どこにお金が使われているか」を見極めることが大切なのです。
4. 最も大切なのは「自分に合ったサポート」
結婚相談所選びで何より大切なのは、広告や知名度ではなく、自分自身に合うかどうかです。
- 面談は頻繁に欲しいのか、それとも必要な時だけで良いのか
- 厳しく背中を押してほしいのか、寄り添って支えてほしいのか
- お見合いをどんどん組みたいのか、質を絞って紹介してほしいのか
同じ結婚相談所でも、カウンセラーの方針や対応はまったく違います。
「料金が安いから」「有名だから」という理由ではなく、あなたに必要なサポートを提供してくれるかが、成婚への近道なのです。
5. カウンセラーとの相性は“料金以上の価値”を生む
結婚相談所に入会して最も大きな影響を与えるのは「カウンセラーとの相性」です。
カウンセラーは婚活の伴走者。相性が良ければ、落ち込んだときも前を向け、活動の質が格段に上がります。反対に、相性が悪ければ、どれだけ料金を払っても不満や不安ばかりが募り、活動が長続きしません。
だからこそ、無料カウンセリングや説明会に複数参加して比較することが必須です。実際に話して「この人なら信頼できる」と思えるかどうか。料金よりもこの感覚が、婚活を成功に導くカギになります。
6. メッセージ
「SNSで良く見るから安心」「広告で良く見るから間違いない」と思いたい気持ちはよく分かります。しかし、結婚相談所はあなたの人生を左右する選択です。表面的なブランドや値段に惑わされず、本当に自分が求めるサポートをしてくれるか、自分に合うカウンセラーかを見極めることが何より大切です。
料金は確かに大事です。しかし、結婚は「お金」ではなく「人」と「信頼関係」で続いていくもの。料金表に並んだ数字よりも、どれだけ本気であなたを支えてくれるかを基準に選びましょう。
✨ 「ブランドや広告ではなく、あなたに合う相談所とカウンセラーを選べば、結婚への道は必ず開けますよ。」
フォリパートナー編集部