成婚できない人の特徴5選｜結婚相談所カウンセラーが本音で解説

2025年8月16日

成婚できない人の特徴（結婚相談所カウンセラーの本音）｜婚活成功のための処方箋

はじめに

「結婚相談所に入会すれば、すぐに結婚できる」と思っている方は少なくありません。確かに結婚相談所は、真剣に結婚を望む男女が集まり、プロのカウンセラーによるサポートを受けられる場です。しかし、実際には入会後すぐに成婚する人もいれば、何年経っても成婚に至らない人もいます。

では、この違いは一体どこから生まれるのでしょうか？
私たち結婚相談所のカウンセラーが日々のサポートを通して感じるのは、成婚できない人には共通した特徴があるということです。

今回の記事では、結婚相談所で成婚できない人の行動・思考パターンを具体的に解説し、その改善策までをカウンセラー目線でお伝えします。これから婚活を始める方や、今まさに婚活中で伸び悩んでいる方にとって、必ず参考になる内容です。

第1章：結婚相談所で成婚できない人の5つの共通点

1. 理想が高すぎて条件を絞り込みすぎる

結婚相談所では、プロフィール検索によって相手を条件で絞り込めるため、つい「年収○○万円以上」「身長○cm以上」「年齢は○歳まで」など、自分の理想条件を全て盛り込みがちです。
しかし、これは大きな落とし穴。条件を厳しく設定しすぎると、そもそも会える人数が極端に減ってしまいます。さらに、限られた相手に自分が選ばれるとは限らないため、マッチング成立率も下がります。

カウンセラーの経験上、成婚していく人ほど条件を柔軟にしている傾向があります。絶対に譲れない条件を2〜3個に絞り、その他は「会ってみて判断」するくらいのスタンスが理想です。

2. 初回お見合いで減点方式になる

お見合いで相手と会った際、減点方式で相手を評価してしまう人は成婚しにくい傾向があります。
例えば「会話が盛り上がらなかった」「服のセンスが合わない」「写真より印象が違った」など、マイナス要素ばかりに目が行き、次につなげないパターンです。

婚活は加点方式が重要です。相手の良いところを探し、次に会ったらもっと知れるかもしれないという前向きな姿勢が、交際発展のカギとなります。

3. カウンセラーのアドバイスを受け入れない

結婚相談所では、カウンセラーが客観的な視点から改善点をアドバイスします。
しかし、素直に耳を傾けず「自分のやり方で進めたい」と固執する方は、なかなか結果が出ません。これは、カウンセラーが見てきた数百件以上の成功・失敗事例を活かせないことを意味します。

特に、プロフィール写真・自己紹介文・お見合い時の話し方などは、婚活の第一印象を左右する重要ポイント。ここを改善できる人は成婚スピードが一気に上がります。

4. 交際期間が長くなりすぎる

結婚相談所では、交際期間は原則3ヶ月（最大6ヶ月）が目安です。
しかし、判断を先延ばしにしてしまい「もう少し様子を見たい」とズルズル続けると、お互いの結婚意識が薄れ、最終的に破局するケースが多く見られます。

決断力のある人ほど成婚率が高いのが現実です。迷いすぎないためにも、交際2ヶ月目には真剣交際に進むかどうかの意思を固めることが大切です。

5. 自分磨きを怠る

婚活中は出会いの数だけでなく、自分自身の魅力を高める努力も重要です。
しかし、仕事やプライベートの忙しさを理由に見た目やコミュニケーションスキルの向上を怠ると、せっかくのチャンスも活かせません。

成婚していく人の多くは、ファッションや話し方、生活習慣まで日々アップデートしています。自分に投資する姿勢が、最終的な出会いの質を大きく変えるのです。

第2回では、この5つの特徴を改善するための具体的な行動プランと、実際の成婚者の事例を紹介します。

第2章：成婚できない人から成婚できる人へ変わるための改善策

1. 理想条件の優先順位を明確にする

まずは「譲れない条件」と「できれば叶えたい条件」を分けましょう。
例えば、年収や居住地など生活に直結する条件は優先度が高くても構いませんが、外見や趣味などは実際に会ってから判断する方が成婚率は高まります。
カウンセラーが推奨するのは、「条件は3つまで」ルールです。条件を絞ることで、お見合い成立数が増え、結果的に理想に近い相手と出会いやすくなります。

2. お見合いは加点方式で挑む

初回から完璧な相手に出会えることは稀です。お見合いでは減点探しではなく、相手の良い面に目を向けましょう。
例えば「会話が盛り上がらなかった」としても、それは緊張や初対面の雰囲気が原因の場合もあります。
成婚者の多くが「初回は普通だったけど、2回目で印象が変わった」と話しており、最低でも2回は会ってから判断することが成功のポイントです。

3. カウンセラーとの信頼関係を築く

カウンセラーは婚活のナビゲーターです。成功事例や失敗事例を熟知しているため、そのアドバイスを活用しないのはもったいないことです。
「服装を変えてみましょう」「写真を撮り直しましょう」といった提案は、見た目や印象を大幅に改善するチャンスです。
素直に試すことで、お見合い成立率や交際成立率が大きく変わります。

4. 決断力を意識する

結婚相談所では、交際から成婚までの期限があるため、迷っている時間は限られています。
迷いを減らすためには、最初から結婚観や価値観をしっかり話し合うことが重要です。
早い段階で将来像を共有すれば、3ヶ月以内の真剣交際もスムーズに進みます。

5. 自分磨きを継続する

婚活は「選ぶ」だけでなく「選ばれる」活動でもあります。
外見を整えるだけでなく、会話力や共感力、生活リズムの改善なども成婚に直結します。
特に男性は清潔感、女性は表情や話し方の柔らかさが好印象を与えるため、日々の努力が大きな差を生みます。

成功事例：改善で成婚までたどり着いた会員のケース

事例1：条件を緩めて3ヶ月で成婚

40代男性Aさんは、当初「35歳以下・年収○○万円以上の女性」という条件を設定していましたが、お見合いがほとんど成立しませんでした。
カウンセラーの助言で年齢条件を緩和し、年収条件も撤廃したところ、お見合い成立数が4倍に増加。その中から3回目に会った女性と真剣交際に進み、わずか3ヶ月で成婚しました。

事例2：お見合い評価の切り替えで好転

30代女性Bさんは、初回お見合いで「会話が合わない」と判断しがちでした。
アドバイスを受け、相手の良い点を探すよう意識した結果、会話が自然に広がるようになり、2回目のデートで相性を確信。半年後に成婚退会となりました。

第3回では、マッチングアプリ・婚活パーティー・結婚相談所での「成婚できない人の行動パターン比較」と、結婚相談所の強みについて解説します。

第3章：婚活手段別に見る「成婚できない人」の行動パターン比較

婚活には大きく分けて マッチングアプリ・婚活パーティー・結婚相談所 の3つの主要手段があります。それぞれの手段で「成婚できない人」には共通点と特徴的な傾向があります。

1. マッチングアプリ編

成婚できない人の特徴

写真やプロフィールだけで判断してしまい、会うまでに時間がかかる
メッセージのやり取りで完結してしまい、実際に会う機会を逃す
同時進行が多すぎて、一人一人に対する誠実さが薄れる
出会いが手軽な分、「また次がある」と思い、本気度が下がる

改善ポイント

プロフィール写真や自己紹介文を魅力的に整える
2〜3通のやり取りで会う約束をするなど、テンポを意識する
同時進行は3人程度に絞り、真剣度を高める

2. 婚活パーティー編

成婚できない人の特徴

短時間での印象だけで判断し、「合わない」と切り捨ててしまう
話題が浅く、自己アピールや質問が不十分
連絡先交換後のフォローが遅く、関係が続かない
参加回数が多くても、真剣交際につながる出会いを作れない

改善ポイント

初対面では好印象を残す「笑顔・うなずき・共感」を意識
会話で自分の価値観や結婚観を自然に盛り込む
当日または翌日に必ずお礼と次の約束を提案

3. 結婚相談所編

成婚できない人の特徴

条件検索に頼りすぎて、プロフィールだけで判断してしまう
カウンセラーの助言を素直に受け入れない
お見合いや交際のペースが遅く、交際期限に間に合わない
決断を先延ばしにしすぎてチャンスを逃す

改善ポイント

カウンセラーを「婚活の伴走者」として信頼し、提案を実行する
お見合いから交際、真剣交際までのテンポを守る
条件だけでなく、人柄や価値観の相性を重視する

比較まとめ

手段	主なメリット	成婚できない人の共通原因
マッチングアプリ	出会いの数が多い・低コスト	気軽さゆえの本気度不足
婚活パーティー	短時間で多くの人と直接会える	アフターフォロー不足
結婚相談所	本気度の高い会員が多い・手厚いサポート	助言を活かさず条件に固執