「結婚相談所はおすすめしない」と耳にする理由とは?

はじめに:「結婚相談所はおすすめしない」と耳にする理由とは?

結婚を真剣に考えたとき、多くの人が一度は調べる「結婚相談所」。
しかし、インターネットやSNSで情報を集めていると、時折こんな声を目にすることがあります。

「結婚相談所はおすすめしない」
「高いだけで意味がなかった」
「普通の人がいない」

せっかく前向きな気持ちで婚活を始めようとしているのに、こうしたネガティブな意見を見ると、
「やっぱりやめた方がいいのかな…?」と、不安になってしまいますよね。

でも、こうした意見が生まれる背景には、「勘違い」や「期待と現実のギャップ」が大きく関係しています。

このコラムでは、なぜ「結婚相談所 おすすめしない」という声があるのかを紐解きつつ、
本当に自分にとって最適な婚活手段なのかどうかを見極めるヒントを、婚活のプロの視点からお届けします。

結婚相談所に対するネガティブなイメージの正体とは?

まず前提として、ネット上にあふれる「結婚相談所 おすすめしない」という口コミの中には、
実際の体験に基づくリアルな声もあれば、事実と異なる誤解や偏見に基づくものも多く存在します。

よく見られるネガティブな意見

  1. 「料金が高い割に成果が出ない」
  2. 「会える人がいわゆる“普通の人”じゃない」
  3. 「ルールが厳しく、自由に恋愛できない」
  4. 「カウンセラーが上から目線で信用できない」
  5. 「条件の合う人が全然いない」

では、なぜこのような声が上がってしまうのでしょうか?
それは、多くの場合で「結婚相談所に対する認識のズレ」が関係しています。

理由①:理想と現実のギャップが大きすぎるから

結婚相談所をおすすめしないと言う人の多くが、活動前に“期待”を持ちすぎてしまっています。

たとえば──

・「料金が高いんだから、ハイスペ男性がゴロゴロいるはず」

・「入会さえすれば、結婚まですぐに進むんじゃないか」

・「真剣な人だけしかいないんでしょ?」

…といった“理想の結婚相談所像”を勝手に作ってしまい、
実際に活動を始めた途端に「こんなはずじゃなかった」と感じてしまうのです。

たしかに、結婚相談所はマッチングアプリとは違い、真剣に結婚を考える男女が集まる場所です。
でも、“完璧な理想の相手がすぐに見つかる場所”ではありません。

活動には地道な努力とコミュニケーション力が必要ですし、カウンセラーとの二人三脚で築き上げていくものでもあります。
その現実とのギャップに耐えられず、早々に「向いてない」「無駄だった」と結論づけてしまう人も多いのです。

理由②:「会員の質が悪い」と感じてしまう先入観

「結婚相談所にくる人=モテない人、どこか問題がある人」
…そんな誤解も、いまだに根強くあります。

特に、「相談所にいる男性(女性)は変な人が多い」といった声は、ネット上でも散見されます。

でも、これも誤解です。

実際に結婚相談所に在籍している人たちは、

・恋愛のタイミングを逃してしまった人

・忙しすぎて自然な出会いがなかった人

・結婚に対して本気で、効率よく活動したい人

という、むしろ真面目で堅実な方が多いのです。

「結婚相談所 おすすめしない」という口コミを真に受けてしまうと、本来なら出会えるはずだった素敵な人との縁を、
“出会う前”に自ら断ち切ってしまうことにもなりかねません。

理由③:サポートへの期待が高すぎる

結婚相談所にはプロのカウンセラーや仲人が在籍しているため、
「手取り足取り何でもやってくれるはず」と思い込んでしまう人もいます。

しかし、結婚相談所のサポートとは、あくまで“結婚するための環境”を整えるための伴走型支援です。

・お見合いの申込みや日程調整

・プロフィールのブラッシュアップ

・仮交際中の相談や気持ちの整理

・真剣交際へ進む際のアドバイス

といった“縁を結ぶためのサポート”はしてくれますが、
「いい人を自動で選んでくれて、勝手に進めてくれる」わけではありません。

受け身すぎる姿勢のまま活動してしまうと、サポートの恩恵を十分に受けられず、
「思ったほど何もしてくれなかった」と誤解してしまうことになります。

結婚相談所を「うまく使いこなせない人」が、なぜ“おすすめしない”と言うのか?

第1回では、結婚相談所を「おすすめしない」と言う人の多くが、理想と現実のギャップに戸惑っているケースが多いことをお伝えしました。

ここで重要なのが、「なぜギャップが起きるのか?」という本質です。

結婚相談所は、誰でも魔法のように結婚できる場所ではありません。
正しく使えば力を発揮するツール”であって、受け身では結果が出づらいサービスなのです。

今回は、結婚相談所をうまく活用できなかった人の特徴を実例ベースで紹介しながら、「結婚相談所 おすすめしない」という声の裏側にある誤解と問題点に迫ります。

①自分から動かず、“お姫様扱い”を期待してしまう女性

とある30代女性。大手の結婚相談所に入会し、「年収800万円以上・高身長・大卒・穏やかで誠実」な理想像を掲げて活動開始。
初期のうちは申し込みも多く、何人かとお見合いをしましたが、どの男性も「違う」と判断して即終了。

しかも、申込みは「来るもの待ち」スタイル。自分からの申し込みはほぼゼロ

結局、半年経っても仮交際すら成立せず、「結婚相談所は微妙、もうおすすめしません」とSNSで発信──。

このように、“理想の男性が自動的に目の前に現れて、自分を見初めてくれる”という夢を持ちすぎてしまうと、どんな結婚相談所に入っても成果は出ません。

結婚相談所の強みは、“真剣な男女が出会える場”であって、“夢を叶える舞台”ではないのです。

②条件にこだわりすぎて、“人柄”を見逃す人

「結婚相談所 おすすめしない」と言う人の中には、「希望条件に合う人がいなかった」「会った人がイマイチだった」という声も多く見受けられます。

ですが、その“条件”を見直してみると…

・年収600万以上

・身長170cm以上

・国立大卒

・長男以外

・両親と同居NG

・初婚のみ

・共働きOK(家事分担希望)

・タバコNG、お酒は付き合える程度

…など、非常に細かいフィルターを設けていることも。

確かに、将来のパートナーを選ぶなら譲れない条件もあるでしょう。
ですが、条件が多すぎると“会って確かめるチャンス”すら奪ってしまうのです。

結婚相談所でうまくいく人は、「条件ありき」よりも「人柄や価値観を知る機会を大切にする」傾向があります。
まず会ってみてから考える。そんな柔軟な姿勢が、出会いの質を大きく変えてくれます。

③カウンセラーとの関係を築けない人は、孤立す

結婚相談所を活用する上で、“カウンセラーとの連携”はとても重要です。
しかし、中には「言われたくないことを言われた」「上から目線だった」といって、感情的に距離を取ってしまう人も。

ある40代女性は、プロフィール写真や服装、会話の内容について丁寧にアドバイスを受けていたにもかかわらず、
「そこまで干渉されたくない」と自己流で活動を続けた結果、なかなかお見合いが組めず、最終的には「高いだけで意味がなかった」と退会。

結婚相談所のカウンセラーは、“婚活の伴走者”です。
「やるかやらないか」は本人の自由ですが、客観的な意見を受け止め、行動に活かせる人は、結果に結びつきやすい傾向があります。

④「うまくいかなかった人の声」ほど拡散されやすいネットの仕組み

検索で「結婚相談所 おすすめしない」と調べたときに、ネガティブな声が上位に来る理由。
それは、「成功した人は書き込まないが、不満を抱いた人は積極的に投稿する」からです。

・成婚退会した人 → 忙しくなってネットに書き込まない

・成果が出なかった人 → モヤモヤや不満をネットで吐き出す

この傾向は口コミサイト、SNS、掲示板などでも顕著に表れており、あくまで偏った情報である可能性があることを理解する必要があります。

つまり、「結婚相談所 おすすめしない」という声が多数見えても、それが“全体の真実”とは限らないということです。

結婚相談所の口コミについては、下記のコラムで詳細を掲載してますので、ご覧くださいね。

⑤成功している人は、“相談所を道具として活用している

ここまででわかる通り、結婚相談所は「使いこなす力」が必要なサービスです。

・条件だけで判断しない

・カウンセラーと協力して戦略を立てる

・フィードバックを受け入れて自分を磨く

・相手に合わせる柔軟性を持つ

こうした姿勢を持った人は、結婚相談所という環境をフル活用し、
たとえ時間がかかっても、着実に“幸せな結婚”へと進んでいきます。

「相談所はおすすめしない」と思っていた女性が、180度考えを変えた理由

ここまでの回で、「結婚相談所をおすすめしない」と言われる理由には、理想とのギャップや使いこなし方の問題があるとお伝えしてきました。

今回は実際に、「結婚相談所は意味ない」「高いだけ」と感じていた女性が、ある出来事をきっかけに意識を変え、見事に成婚したリアルなエピソードをご紹介します。

「相談所なんてやめた方がいい」と思っていた過去を振り返りつつ、「なぜ今はおすすめできると思えるようになったのか?」
その気づきのプロセスは、これから婚活を始める方にも大きなヒントになるはずです。


【実例】33歳女性、婚活アプリ疲れで結婚相談所へ

彼女が相談所に来たのは、婚活アプリに2年ほど取り組んだ末のことでした。
週末は2〜3人と会い、LINEも常に誰かとやり取り。でも、交際が続かず、真剣に向き合ってくれる男性にも出会えず、心が折れかけていたと言います。

「そもそも、相談所って売れ残りの集まりなんじゃないか…」
「年会費払って失敗したら、また傷つくだけ」

最初の面談でも彼女は警戒心が強く、「絶対に無理そうならすぐやめます」と強調していました。


初めてのお見合い、まさかの違和感

プロフィール写真をプロに依頼し、自己PRを一緒に整えて活動を開始。
最初のお見合いは年齢の近い公務員男性。穏やかで安定感があり、会話も丁寧。
でも、彼女は「ピンとこなかった」と言って終了。

2人目、3人目も似たような感想で、なかなか交際に進みません。

あるとき、彼女は「相談所の人って、みんな無難すぎる」「アプリの方が会話が弾む人がいた」と不満を口にしました。

それを聞いたカウンセラーは、あえてこう伝えました。

「結婚って、心が安らぐ人と一緒にいること。
“楽しい”よりも“安心できる”人を、今のあなたはちゃんと見ようとしてますか?」

この言葉が、彼女の中で何かを揺さぶったといいます。


「結婚相手を見る目」を変えたことで起きた変化

彼女はその後、プロフィールではあまり目立たない男性からの申し込みを受けて会ってみることに。

見た目は普通。話し方もどちらかといえば控えめ。
でも、2回目、3回目と会う中で「この人、ちゃんと私の話を聞いてくれる」「無理せず自然体でいられる」と感じるようになったのです。

気づけば、週末に会うのが楽しみになっていたと言います。

その男性と3ヶ月後、真剣交際に進み、半年後に成婚退会。

成婚アンケートには、こんな一言が添えられていました。

「あのとき、“楽しい”よりも“安心”を選べと言われて、ハッとしました。
最初は結婚相談所なんて…と思ってたけど、今は本当におすすめできます。」


なぜ彼女は「おすすめしない」から「おすすめしたい」に変わったのか?

彼女の変化の本質は、以下の3つにあります。

「婚活の視点」を“恋愛目線”から“結婚目線”へ変えたこと

恋愛ではドキドキを優先していた彼女が、「ずっと一緒にいて疲れない人」という基準に切り替えたことが、成功の鍵になりました。

「カウンセラーの声」をちゃんと受け止めたこと

当初は半信半疑だった彼女も、プロの言葉を素直に聞き入れてから、選ぶ基準や対応の仕方に変化が起きました。

「“合わない”=“悪い人”」ではないと気づいたこと

お見合いを何度かこなすうちに、断った相手への見方も変わり、「ただ相性が違うだけ」と受け止められるようになりました。

この“心の柔軟さ”が、最終的な成婚へとつながったのです。

誰でも最初は「相談所は違うかも」と思う。でも…

結婚相談所に一歩踏み出すのは、誰にとっても不安が伴うものです。

・料金に見合うのか?

・自分に合う人がいるのか?

・カウンセラーに口出しされたくない…

そんな不安や戸惑いから、「結婚相談所はおすすめしない」と思ってしまうのも無理はありません。

でも実際には、考え方を少し変えるだけで、出会いの質は驚くほど変わります。
そして、「こんな自分でも幸せになれるんだ」と思えたとき、過去の迷いや不安さえも“必要な通過点”だったと思えるようになるのです。

ネットの評判に惑わされないために──「結婚相談所 おすすめしない」と言われても動じないために必要な視点

「結婚相談所はおすすめしない」という言葉は、もはや婚活界隈でおなじみの“常連ワード”です。

ですが、これまでの回で見てきた通り、その多くは、

・自分の思い込みによる期待外れ

・サービスの仕組みを理解していなかった

・正しく活用できなかった

…といった背景から生まれていることがわかりました。

最終回では、結婚相談所で後悔しないための「正しい選び方」と「うまく使いこなす方法」について、ベテラン婚活カウンセラーの視点から具体的に解説していきます。


「結婚相談所はおすすめしない」と感じたくないなら、まず“目的”を明確に

相談所に入会する前に、まずやるべきことがあります。それは──

「自分がなぜ相談所で婚活したいのか?」を明確にすること。

・短期間で真剣な結婚相手と出会いたい

・恋愛よりも“結婚向きの人”を見極めたい

・婚活アプリに疲れてしまった

・プロのサポートがあった方が安心できる

目的がはっきりしている人ほど、途中で迷いません。

逆に「なんとなく良さそうだから」「親にすすめられたから」という曖昧な動機で始めてしまうと、思うような結果が出ないとすぐに「結婚相談所はおすすめしない」と言いたくなってしまうのです。

 成婚率よりも「サポート力」と「相性の良さ」で選ぶべし

結婚相談所を比較検討する際、多くの人が気にするのが「成婚率」や「会員数」

もちろん大切な指標ではありますが、それ以上に重視してほしいのが、カウンセラーとの“相性”と“支援スタイル”です。

結婚相談所には大きく分けて以下のようなタイプがあります。

・データマッチング型:自分で検索・申し込みを主体的に行う

・仲人型:専任カウンセラーがマッチングから交際サポートまで担当

・ハイブリッド型:両方の良さを組み合わせた形式

サポートをほとんど望まない人にはデータ型が向いていますし、手厚いフォローが必要なら仲人型が適しています。

「成婚率が高いから」といって、自分に合わないスタイルを選んでしまえば、それはミスマッチ。
「結婚相談所 おすすめしない」と感じてしまうのも当然です。

カウンセラーとの信頼関係が“最大の武器”になる

結婚相談所は、“人を介した婚活”です。
だからこそ、担当カウンセラーとの信頼関係が何より重要です。

・思っていることを素直に伝えられる

・時に厳しいアドバイスも受け止められる

・自分の特性を理解してサポートしてくれる

こういった関係性が築ければ、婚活のクオリティは飛躍的に上がります。

逆に、相性が悪く相談することすら気を使ってしまうような環境では、活動そのものがストレスになってしまい、「ここにいる意味ある?」と感じてしまうでしょう。

実は「結婚相談所はおすすめしない」と言う人の多くが、「相談しづらかった」「言いたいことが言えなかった」という“サポート面”の不満を抱えています。

入会前に「ルールと現実」をちゃんと把握しておこう

結婚相談所には、各社ごとに独自のルールがあります。

・お見合いの申込み上限

・申受け数の制限

・仮交際人数の制限

・交際の期間ルール(3ヶ月ルールなど)

こういった内容を事前に把握せず、「そんなつもりじゃなかった」と後から混乱してしまう方もいます。

また、結婚相談所のプロフィールには“スペック”がたくさん並びますが、**大切なのは“数字”よりも“会ってみたときのフィーリング”**です。

条件だけで決めると、「理想通りなのに違和感しかない」という事態にもなりかねません。

「おすすめしない人の声」はあくまで“その人の感想”

最後にもう一度伝えたいのは、ネットでよく目にする「結婚相談所 おすすめしない」という言葉は、
その人が、たまたまうまくいかなかった結果としての感想”にすぎないということです。

・恋愛慣れしてない

・条件ばかり見てしまう

・プライドが邪魔して素直になれない

・自分を変えるのが嫌

こういった姿勢で活動していた人が、結果的に“結婚相談所では成果が出にくかった”だけ。
それを「サービスが悪い」と語ってしまっているケースが本当に多いのです。

まとめ:結婚相談所は「おすすめしない」どころか、「使いこなせば最強の婚活ツール」

結婚相談所は、受け身な人には確かに向いていません。
でも、「自分の意思で動ける人」「第三者の意見を受け止められる人」にとっては、これほど強力な環境は他にありません。

・相手も真剣で、身元が明らか

・短期間で結婚が視野に入る

・プロの視点でサポートを受けられる

婚活が迷走しがちな今の時代において、結婚相談所は「賢い選択肢」としてもっと評価されてもいいはずです。

「結婚相談所 おすすめしない」という言葉に惑わされるのではなく、
自分にとって使いこなせるか?”という視点で考えることが、幸せな未来への第一歩です。

フォリパートナー編集部

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