【夢見すぎ?】年収500万(稼ぎ500万)の男性との結婚

目次

 はじめに:なぜ「年収500万」が注目されるのか?

婚活市場で「年収500万円」という数字は、しばしば“現実的でちょっと高望み”のラインとして語られます。国税庁の民間給与実態統計調査(最新2024年版)によると、本の男性平均年収は約560万円

ただしこれは全年齢・管理職を含めた平均で、30代前半男性に絞ると平均年収は450万前後になります。

つまり、結婚相手として「年収500万以上」を条件に掲げることは、平均やや上を狙うイメージと言えるでしょう。

しかし、数字だけを追えば「500万は普通でしょ?」と感じる人もいれば、「そんな男性どこにいるの?」と嘆く人もいる。なぜ同じ年収ラインでも、婚活現場での体感はこんなに違うのでしょうか?

本コラムでは、年収500万円の男性と結婚を目指すことが“夢”なのか“現実”なのかを、データとリアルな婚活シーン双方から多角的に検証します。

 1. 年収500万男性の人口分布を数字で知る

日本の平均年収、年代別男性の平均年収、年収500万円の手取り額、そしてその収入帯の生活実態とライフスタイルを詳しく解説します(※2024年時点の公的データや統計をベースにしています)。

① 日本の平均年収(最新データ:国税庁「民間給与実態統計調査」)

・全体平均年収:約458万円

・男性平均年収:約532万円

・女性平均年収:約293万円

※これは正社員・非正規を含めた全体の平均です。正社員のみだと男性はもう少し高くなります。

② 年代別・男性の平均年収(国税庁/厚労省データより)

年代 男性平均年収(全国)
20代前半(20~24歳) 約278万円
20代後半(25~29歳) 約393万円
30代前半(30~34歳) 約461万円
30代後半(35~39歳) 約518万円
40代前半(40~44歳) 約578万円
40代後半(45~49歳) 約628万円
50代前半(50~54歳) 約671万円
50代後半(55~59歳) 約683万円

年功序列が残る日本では、年齢と共に上がっていく傾向が今も強いです。

③ 年収500万円の手取りはどのくらい?

◉年収500万円(独身・会社員)の場合

  • 所得税・住民税・社会保険料など差し引いた後の手取り:
     → 約370万~390万円/年(=月平均30~32万円)

※扶養の有無、地域、保険料率などで多少の変動あり

④ 年収500万円男性のライフスタイルの実態

年収500万円は、「中の上」~「平均よりやや上」の収入層です。ただし、「余裕がある」とは言えない生活実態が特徴です。

1. 【住居】

・賃貸:1K~1LDK(東京なら8万~12万円程度)

・持ち家:郊外や中古マンションで購入を検討する層(ただしローン負担は重くなる)

2. 【生活費】

・食費:月3~5万円

・水道光熱費:月1~2万円

・通信費:月1万円前後(スマホ+ネット)

・保険や積立:月1~2万円

・趣味・交際費:月1~3万円(独身なら交際・娯楽に回せるが、結婚後は制限されがち)

3. 【貯金・資産形成】

・1人暮らしなら「少しずつ貯められる」レベル

・家族持ち(妻子あり)になると、教育費や住宅費で「貯金できない」家庭も多数

⑤ 年収500万円男性の「結婚・家庭」ライフスタイル

独身の場合

・旅行・趣味を楽しむ余裕あり

・ただし、突発的な支出(車、病気、転職など)で一気にカツカツになる可能性も

・婚活市場では「可もなく不可もなく」の立ち位置
(女性側の年齢や希望条件によって評価は大きく変わる)

結婚して子どもがいる場合(妻が専業主婦 or 低収入パート)

生活は「ギリギリまたは赤字気味」

・子どもが1人でも、保育園・小学校の学費や習い事などで出費がかさむ

・車や住宅ローンを抱えると、貯蓄はほぼできない状態になりやすい

⑥ 年収500万円男性のライフスタイルのまとめ(簡易評価)

項目 評価・実態
社会的地位 平均以上(企業勤めの安定層)
婚活市場での評価 女性の希望条件により「アリorナシ」が割れる層
結婚後の生活 妻がフルタイムで働けば安定。専業主婦だと苦しい
貯金・資産形成 独身なら可。家族持ちだと苦戦しがち
趣味・自由時間 独身時代は楽しめるが、既婚子持ちはほぼなし

一言

年収500万円は、日本では「堅実で安定した生活ができる水準」と思われがちですが、家族構成や地域によっては“余裕がない”層にもなりうるのが実態です。

婚活市場においても、年収の絶対値だけで判断されがちですが、重要なのは「その年収でどう生きているか」「将来設計をどう描いているか」です。

【共働き前提のライフスタイルシミュレーション】

ここでは「夫:年収500万円 × 妻:年収350万円(フルタイム)」のケースで、リアルな生活シミュレーションを解説します。

◉ 想定世帯年収:850万円

→ 手取り合計:約650万円(ボーナス・保険・税金差し引き後)
→ 月手取り:約54万円前後


◉ 支出イメージ(東京都内・子ども1人)

項目 月額目安 備考
住居費(賃貸 or 住宅ローン) 12〜15万円 都心なら1LDK〜2LDK程度
食費 7万円 外食含む
保育園・学費・教育費 3〜5万円 公立+習い事1〜2つ
水道光熱費 1.5万円 ガス・電気・水道
通信費 1.5万円 スマホ2台+Wi-Fi
保険・積立 2〜3万円 生命保険・学資保険など
日用品・雑費 2万円 生活用品、日常の小遣い
趣味・交際費 3万円 夫婦で月1回の外食・映画等
交通費・車関連 2万円 電車通勤 or 車保有の場合

合計支出:月約45万円〜48万円程度
残額:月5〜9万円 → 貯金・突発支出・旅行費などへ回せる

◉ 結論

共働きなら年収500万円でも「中流以上の安定生活」は可能

・子ども1人なら十分育てられるが、2人になると「私立」「住宅購入」次第でカツカツに

・家計の最適化(ふるさと納税・NISA活用・保険見直しなど)も重要

補足:共働き婚のメリットと注意点

メリット:

・経済的安定性が高い

・夫婦の“対等感”が生まれやすい

・万一のリスクに備えられる(病気・失職など)

注意点:

・家事育児分担のストレスが起こりやすい

・キャリアのすり合わせが必要(転勤・昇進など)

【年収別の婚活評価】(男性)

全国的な婚活市場(特に結婚相談所・婚活パーティー・マッチングアプリなど)で、女性からどう見られるかを「年収帯別」に現実的・辛口で評価します。

年収300万円未満

🟥 婚活市場ではかなり厳しい立場

・多くの女性が「結婚後の生活が不安」と判断

・「若くて将来性あり」「公務員・国家資格持ち」なら逆転可能性あり

・実家暮らしや生活の自立度を見直すべき層

🔑 戦い方のポイント
→ 条件面ではなく「誠実さ・安定志向・家事力」で勝負

年収300万円〜399万円

🟧 20代ならまだ可能性あり。30代以降は要戦略。

・若さ・ポテンシャルで判断されやすい年収帯

・共働きを前提に考える女性ならマッチング可能性あり

・相手女性の価値観に大きく左右される層

🔑 戦い方のポイント
→ 年収以外の魅力(性格・清潔感・価値観の合致)を言語化して伝えること

年収400万円〜499万円

🟨 婚活市場で「普通」の評価。

・30代前半〜後半の婚活男性に多いゾーン

・女性の希望条件(専業主婦希望 or 共働き希望)によっては評価が分かれる

・「安定企業」「手堅い職業」なら評価が一段階アップ

🔑 戦い方のポイント
→ 相手の生活観や子ども希望を把握したうえで誠実に向き合うことがカギ

年収500万円〜599万円

🟩 結婚相手として“現実的な理想”とされやすい層。

・東京など都市部では“普通〜少し高め”の印象

・地方では“十分安定している男性”と見られやすい

・結婚相談所では人気だが競争も多いゾーン

🔑 戦い方のポイント
→ 相手の希望を聞きつつ、結婚後の家計や生活像を共有できる力が大切

年収600万円〜799万円

🟩 多くの女性が「結婚したい」と思うゾーン

  • 年齢が30代なら、婚活市場で非常に人気

  • 専業主婦希望の女性からもアプローチが増える

  • 一方で「理想が高い女性」も集まりやすく、選ぶ目が必要

🔑 戦い方のポイント
→ 地に足ついた女性かどうかをしっかり見極めること

年収800万円〜999万円

🟦 “ハイスぺ層”扱いされやすく、人気は高いが慎重さも必要

・女性からの期待値も高く、見た目・コミュ力・将来性も問われやすい

・恋愛感情より「条件目当て」女性が寄ってくる可能性あり

🔑 戦い方のポイント
→ 金銭目当てではなく、本質を見てくれる女性かどうか慎重に判断

年収1,000万円以上

🟥 「超人気層」だが、リスクも高い

・結婚相談所でも一瞬でお見合いが成立する人気ゾーン

・ただし「妊娠出産してすぐ専業主婦」希望女性が集中しがち

・結婚後の価値観や相手の人生観に注意しないと後悔するケースも

🔑 戦い方のポイント
→ “自分を支えてくれる女性”か、“依存してくる女性”かを見極めること

 2. 婚活の場別 “年収500万男性”との遭遇率

A. マッチングアプリ

  • メリット:母数が圧倒的に多い / 条件検索が細かくできる
  • デメリット:年収は自己申告。実年収と乖離しているケースも
  • 体感遭遇率:★★☆☆☆(検索上は多いが、真剣度や正確性は低め)

B. 結婚相談所(IBJ系・仲人型)

  • メリット:源泉徴収票や確定申告書の提出で年収が証明済み
  • デメリット:費用がかかる / 母数はアプリより少ない
  • 体感遭遇率:★★★☆☆~★★★★☆(真剣度が高く、成婚率は高い)

C. 社内・同業界での出会い

  • メリット:仕事内容や年収レンジが把握しやすい / 相手の人柄も見えやすい
  • デメリット:出会いが限定的 / うまくいかなかった際のリスク
  • 体感遭遇率:★★★☆☆(業界によっては高年収層が固まりやすい)

D. 友人・知人からの紹介

  • メリット:信頼性が高く、既にフィルターがかかっている
  • デメリット:紹介件数が年齢とともに激減
  • 体感遭遇率:★★☆☆☆(紹介チャンス自体が希少)

 3. “年収500万男性”の真実:数字の裏側にあるライフスタイル

①住んでいる地域の物価差

同じ500万円でも首都圏と地方都市では可処分所得が大きく変わる。

②家賃・ローン・奨学金など固定費

奨学金返済中 or 実家暮らし、金融資産の有無で「結婚生活のゆとり」が激変。

③共働きを前提とするか否か

女性側の年収・キャリア志向により、世帯年収は大きく伸びる可能性がある。
数字だけで判断するのではなく、“相手の使い方”“価値観”を見極める視点が不可欠です。

 4.理想と現実のギャップに気づくとき

「年収500万の男性と結婚したい」と聞くと、一部の人には「高望み」と思われることがあります。ですが、実際に年収500万という水準は、日本の平均年収に照らしても決して非現実的な金額ではありません。むしろ、「安定していて、堅実」という印象を持つ方も多いでしょう。

しかし、婚活市場の中で“年収500万円以上”という条件がつくと、状況は少し変わります。

婚活市場における年収500万円男性の希少性

まず押さえておきたいのは、日本における30代〜40代男性の年収分布です。国税庁の調査などをもとにすると、30代前半男性の平均年収は約450万円、40代前半で約550万円とされています。ただしこれはあくまで平均値であり、中央値で見るともっと下がります。

つまり、年収500万円を安定的に得ている男性というのは、婚活市場では“普通より少し上”に位置している層です。決して超ハイスペックではないものの、一定の人気が集中しやすく、女性側からの競争率が高くなる傾向があります。

特に、20代後半〜30代の女性が希望条件として「年収500万以上」を掲げることが多く、結果としてこの層は「争奪戦」となるのが現実です。

理想像がかえって選択肢を狭めてしまう

年収500万を希望する女性の多くが同時に求めているものとして挙げられるのが、

  • 身長170cm以上
  • 安定した職業(公務員、上場企業勤務など)
  • 家事育児に協力的
  • 会話が面白い、リードしてくれる

といった「トータルバランスの良い男性像」です。

しかし、これらすべてを満たす男性となると、婚活市場での希少価値が一気に跳ね上がり、「なかなか出会えない」「出会えても交際が進まない」といった悩みに直結しがちです。

このように、理想を掲げすぎると、現実的なチャンスを自ら狭めてしまっているケースも多々あります。

視野を広げることで見える“本当の幸せ”

ではどうすればよいのでしょうか?

年収や身長などの“スペック”だけでなく、次のような要素にも目を向けてみてください。

  • 一緒にいて自然体でいられるか?
  • 金銭感覚や価値観が近いか?
  • 将来のライフスタイルを話し合えるか?
  • 小さなことでも感謝や思いやりを示してくれるか?

こうした“人柄”の部分に目を向けることで、スペックだけでは見えてこなかった「安心感」や「温かさ」に気づけることも多いのです。

実際、年収450万〜480万円の男性と結婚して「一緒に頑張って年収を上げていこう」「家計は2人で支え合っていく」という価値観で幸せに暮らしているカップルはたくさんいます。

 5.年収500万男性との結婚──理想と向き合う女性たちの本音

年収500万円。婚活市場では、この数字が“ひとつのライン”として語られることが多いです。実際、結婚相談所に登録する女性の希望条件でも、「最低年収500万円」という要望は頻繁に見かけます。

なぜこの金額なのかといえば、「結婚後に共働きしても余裕ある生活をしたい」「子どもを2人は欲しい」「都心である程度の生活レベルを維持したい」など、いわゆる“普通の幸せ”を現実的に見据えた金額として意識されているのです。

一方で、統計データによれば、30代男性で年収500万円を超えている人は全体の3割程度しかいません。特に20代後半~30代前半でこのラインをクリアしている人は、かなり限られます。つまり、条件として「最低500万」を掲げた時点で、婚活対象者の母数を大きく削ってしまっているということになります。

さらに、現実の婚活の場では、「年収500万以上の男性=モテる男性」となり、競争率が非常に高くなります。1人の男性に対して、複数の女性が申し込みをする状況が日常茶飯事。その結果、年収500万円以上の男性の多くは、いわゆる「選ばれる側」となり、年齢や容姿、性格、生活観など、女性に対しても細かく条件を見てくる傾向が強くなります。

実際に、30代前半の女性Aさん(会社員)は、「自分の年齢や仕事を考えて、年収500万の男性なら対等に支え合えると思っていたのに、申し込んでもなかなか成立しない。現実は厳しい」と語っていました。

このように、年収500万という数字が“理想”であっても、“現実”にはかなりの壁が存在するのが実態です。

一方で、年収に対して柔軟な価値観を持ち始めている女性も増えています。特に20代後半から30代の女性は、「年収よりも、一緒に人生を前向きに歩んでいけるかどうか」「育児や家事に協力的か」「転職や副業などに前向きか」といった、生活力や意識の部分を重視する傾向が強まっています。

数字に目が行きがちですが、共働きが多くなっているので「一緒に家庭を築いていけるか」「価値観や生活スタイルが合っているか」を重視する方が、幸せな結婚には近づくことが多いのです。

 6.男性目線で見る──年収500万を超えていても婚活がうまくいかない理由

「自分は年収500万以上あるのに、なぜか女性に選ばれない」──。

こうした声は、結婚相談所に登録している男性からよく聞きます。彼らは、自分がある程度の収入を持っていることをアピールポイントにし、「結婚相談所に入ればすぐに決まるだろう」と期待しています。ところが、思ったよりもお見合いが組めなかったり、仮交際が続かなかったりと、理想とのギャップに悩まされるのです。

その原因としてまず挙げられるのが、「年収以外のアピール不足」です。たとえば、プロフィール写真が不自然だったり、趣味や休日の過ごし方に何の魅力もなかったり、会話が受け身だったりすると、「一緒にいても楽しくなさそう」と思われてしまうことがあります。年収はあくまで条件のひとつであって、「この人と一緒に過ごしたい」と思わせる人柄や雰囲気が伴っていないと、選ばれるのは難しいのです。

また、500万円という年収自体も、都心で暮らすには決して“高収入”とは言い切れません。たとえば一人暮らしならまだしも、将来的に子どもを持ち、住宅ローンを抱えながら暮らすことを考えると、「安心感」を得るにはやや不安を残す金額です。そのため、女性側も年収だけでなく、資産形成の考え方や家計のバランス感覚、今後の昇給の見込みなどもチェックしています。

結婚相談所ではある程度年収がある方も多く、現場の婚活カウンセラーの肌感覚としては、

30代前半で400万円前後の年収

35代中盤で600万円前後の年収

40代前半で700万円前後の年収

があると女性とのお見合いが組みやすいです。

ただし、あくまで年収だけではなく、学歴や職業、容姿や趣味趣向、なによりも中身が見られます。

ある30代前半男性Bさんは、「収入には自信があったけど、プロフィールにそれ以外の強みをまったく書いてなかった。結婚相談所をフォリパートナーさんに移籍して、フォリパートナーのカウンセラーさんに言われて趣味の写真や自己PRを見直したら、お見合いの申し込みが増えた」と語っています。つまり、年収というスペックだけで勝負していたら、せっかくの魅力が伝わっていなかったというわけです。

婚活では、“モテる”ことと“結婚相手として選ばれる”ことはまったく別物です。年収が高くても、態度が偉そうだったり、価値観の押しつけがあったりすると、女性からは敬遠されます。

大切なのは、スペック以上に“人間力”と“本気度”が伝わる姿勢。それが、年収という数字を最大限に活かせる婚活のカギになるのです。

 7.成婚エピソードから学ぶ「理想と現実のすり合わせ方」

では、実際に「年収500万円前後の男性」と成婚された女性たちは、どのように理想と現実のバランスをとったのでしょうか?ここではリアルな体験談をもとに、成婚に至った人たちの共通点や、気づきをご紹介します。

●ケース① 30代後半女性/公務員男性と成婚 

最初は「年収700万以上、身長175cm以上」といった理想を掲げていましたが、活動中に気づいたのは「高年収=幸せな結婚ではない」ということ。仮交際を重ねる中で、彼女が選んだのは年収500万・堅実な公務員男性。

お互いの時間を大切にする姿勢や、細やかな配慮に安心感を覚え、年収はそこまで気にならなくなったそうです。「一緒に暮らすイメージがしっくりきたことが決め手でした」と語っています。

●ケース② 20代後半女性/IT系男性とスピード成婚

彼女は結婚相談所に入会して3ヶ月で成婚退会。相手は年収520万円の中堅IT企業勤務。最初は「もっと高収入の人がいいかも」と思っていたものの、「ちゃんと話を聞いてくれる」「家族のことも大切にしている」など、内面に惹かれる部分が多かったそう。実際、家計の価値観や貯蓄のスタンスが合っていたことも、早期の決断につながりました。

これらのエピソードからもわかるように、年収という“数字”にこだわりすぎると、本当に大切なことを見逃してしまうことがあります。お金は大事。でも、「何にお金を使いたいか」「どんな価値観を共有できるか」の方が、長い結婚生活でははるかに重要です。

 8. 年収だけじゃない!見落とされがちな“幸せの指標”

婚活をしていると、どうしてもプロフィール上の「年収」「身長」「学歴」といったわかりやすい条件ばかりに目が行きがちです。

もちろん、それも大事です。

しかし、実際に結婚生活を送るとなれば、もっと重要なのは日常の過ごし方、考え方、そして人としての優しさや誠実さです。

たとえば、以下のような視点でお相手を見ることができれば、条件以上に「幸せを感じる相手」と出会える可能性は広がります。

・自分の意見を尊重してくれるか?

・感情の起伏が激しすぎないか?

・相手の家族との関係性も健全か?

・お金に対する考え方は堅実か?

・仕事と家庭のバランスを考えてくれるか?

実は、こういった“人柄”や“相性”こそ、年収よりも長期的な幸せを大きく左右する要素なのです。

また、「自分がどんな結婚を望んでいるか」を言語化することも非常に重要です。

周りの友人知人や婚活仲間のハイスぺ婚など見てしまうと、羨ましいと思ったりするは仕方が無い事ですが、結婚は「自分の結婚相手」を探すためで、誰かのためにするものではないです。

価値観や結婚観が合わないま相手だと自分で自分の首を絞めかねず、結婚生活が苦しくなることもあります。

共働き希望か、専業主婦希望か、子どもを希望するかなどの価値観は、事前にしっかりと共有し合うことで、ミスマッチを防げます。

 【まとめ】夢を見るのは自由。でも、幸せの定義を見つめ直そう

年収500万円の男性と結婚することは、決して「夢見すぎ」ではありません。

むしろ、その年収帯にこそ堅実で誠実な人が多く、等身大の幸せを築いている夫婦もたくさん存在します。ただし、数字や理想に縛られすぎてしまうと、現実とのギャップに苦しむ婚活になってしまうかもしれません。

だからこそ、婚活においては“自分が何を大切にしたいか”をしっかり見つめることが第一歩です。そして、「この人と一緒なら笑っていられる」「この人となら壁も乗り越えられそう」と思える相手と出会えるまで、自分の軸を持ちながら活動することが何より大切です。

結婚はゴールではなく、スタートライン。理想に振り回されず、本当に心が満たされる選択をしていきましょう。

フォリパートナー編集部

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