お見合いは対面?オンライン?ベテラン婚活カウンセラーが「オンラインお見合いを安易におすすめしない理由」を徹底解説

目次

お見合いは対面?オンライン?ベテラン婚活カウンセラーが「オンラインお見合いを安易におすすめしない理由」を徹底解説

結婚相談所のお見合いは、対面とオンラインのどちらがいいのでしょうか。17年間婚活支援をしてきた私の結論は、特段の事情がなければ“対面”をおすすめします。

オンラインお見合いは非常に便利です。移動時間もかからず、お茶代も不要。地方や遠距離の方なら大きなメリットがあります。

それでも対面をすすめるのは、婚活の目的が“効率よくお見合いを処理すること”ではなく、“結婚相手を見つけること”だからです。

結婚相談所フォリパートナーの代表カウンセラーです。婚活業界17年、2万人以上の恋愛・婚活相談を受けてきました。コロナ禍のオンライン婚活も、地方と首都圏をまたぐ遠距離婚活も、現場で見てきています。

この記事では、「オンラインお見合い」と「対面お見合い」のどちらを選ぶべきかを、IBJ公式のルールとデータ、対人コミュニケーションの研究、そして現場の実感をもとに整理します。オンラインを否定する記事ではありません。オンラインが力を発揮する場面と、対面を優先した方がいい場面を分けて考えるための記事です。

※IBJのルール・データは、IBJ公式サイトの掲載内容(2026年10月時点で確認)に基づきます。ルールは変更されることがあるため、最新情報は所属の結婚相談所・IBJ公式サイトでご確認ください。

ホテルラウンジで対面のお見合いをする日本人男女

結論|特別な事情がなければ対面お見合いがおすすめ

特別な事情がなければ、結婚相談所のお見合いは対面をおすすめします。オンラインお見合いは遠距離・海外在住・勤務や体調の事情がある時の、とても優秀な手段です。

対面をすすめる理由は、大きく4つです。

  • 対面を希望するお相手も多い(IBJの集計では、オンラインで行われたお見合いは全体の約11%)
  • 対面だから分かる情報がある(空気感、清潔感、距離感、所作など)
  • 「オンライン希望」が理由で、候補から外れることがある
  • お見合いは、結婚相手を探す活動の入口である

オンラインお見合いが悪いのではありません。ただ、“楽だから・安いから・効率的だから”だけを理由にオンラインを優先すると、婚活では思わぬ機会損失になることがあります。

1分で分かる要点Q&A
  • IBJのお見合いは対面が原則ですか? はい。IBJ公式サイトでは「お見合いは原則対面」とされ、双方が合意した場合のみオンラインお見合いが可能です。基本形はホテルラウンジなどでの1時間前後のお茶です。
  • オンラインお見合いはおすすめですか? 遠距離・海外在住・医療職などの勤務事情・体調の事情がある方には、とてもおすすめです。一方、特段の事情がない場合は、対面を基本にした方がご縁の幅を狭めにくくなります。
  • オンラインお見合いを希望すると不利になりますか? 不利と決まっているわけではありません。ただ、対面を希望するお相手とは条件が合わず、お見合いが成立しないことがあります。「オンライン限定」にすると、会える候補が狭まる可能性があります。
  • オンラインと対面はどちらがいいですか? 対面できる状況なら対面、対面が難しい事情があればオンライン、が基本の考え方です。判断の軸は「どちらが楽か」ではなく「どちらがこのご縁を育てやすいか」です。
  • オンラインお見合いが向いている人は? 遠距離・地方在住で首都圏の方と出会いたい人、海外在住の人、医療職やシフト勤務で日程が合いにくい人、体調や身体的な事情で移動が負担になる人などです。

IBJのお見合いは「原則対面」

IBJのお見合いは原則対面です。双方が合意した場合のみ、オンラインお見合いが可能です。「IBJがオンラインを禁止している」わけではなく、「原則対面。双方合意の場合はオンライン可能」というのが正確な表現です。

項目IBJ公式サイトの記載内容(2026年10月確認)
お見合いの形式「IBJのお見合いは原則対面と定められており、双方が合意した場合のみオンラインお見合いが可能です」
場所基本的にはシティホテルのラウンジで待ち合わせてお茶をする形。場所は担当カウンセラーと相談して決める
時間1時間前後で切り上げるのが目安
お茶代お見合い当日のお相手女性のお茶代は、男性が支払うのがルール
返事お相手に直接伝えず、担当カウンセラーへ。できれば当日中、遅くとも翌日13時まで
オンライン可否の確認お相手探しの際に、オンライン対応が可能かどうかが分かる
オンラインの割合全体のお見合いのうちオンラインで行われたものは約11%(集計期間:2024年10月1日〜2025年1月31日)

出典:IBJ公式サイト「お見合いと交際のルール&マナー」「オンラインお見合いのメリット・デメリットを比較!」。ルールの運用は相談所によって補足がある場合があります。

この約11%という数字が示すのは、IBJのお見合いの大多数は、今も対面で行われているということです。逆から言えば、「オンライン限定」を条件にすると、残り約9割の対面中心の流れから外れたところで相手を探すことになります。

お見合いの基本的な流れや当日の進め方は、お見合いとは?意味・流れ・服装・会話・交際につなげるコツで詳しく解説しています。IBJの仕組みそのものについてはIBJとは?結婚相談所連盟の仕組み・会員数・成婚までの流れもあわせてどうぞ。

自宅のパソコンでオンラインお見合いをする日本人女性

オンラインお見合いはなぜ生まれた?

オンラインお見合いが一気に広がったのは、新型コロナウイルス感染症の流行期です。「婚活を止めないための仕組み」として、とても大きな役割を果たしました。

IBJは2020年4月のプレスリリースで、2020年3月からオンラインお見合いを拡充し、直営相談所では約7割のお客様がオンラインでお見合いをしていると発表しています。当時の背景には、次のような事情がありました。

  • 感染症のリスクを避けたい人が多かった
  • 医療従事者など、対面での外出を控えざるを得ない人がいた
  • ホテルラウンジや飲食店が休業・時短営業になった
  • 外出自粛が呼びかけられていた
  • 遠距離の移動そのものが難しかった

Zoomなどを使って「自宅にいながらお見合いできる」仕組みは、婚活の選択肢を大きく広げました。私自身も、あの時期にオンラインがなければ婚活を中断していたであろう会員さんを何人も見ています。オンラインお見合いは、婚活の歴史の中で確かに価値を示した仕組みです。

なお、同じリリースでIBJは、オンラインお見合いからの交際移行率がオフラインより約20%高かったという直営店での集計(2020年4月18〜19日のオンラインお見合い316件)も紹介しています。ただしこれは、多くの人が外出を控えていた特殊な時期の、限られた期間の集計です。現在のオンラインと対面の成婚率の差を示すデータではない点に注意が必要です。IBJ自身も同じリリースで、成婚に向けては対面で会うことも欠かせないとして、状況に応じてオンラインと対面を組み合わせる方針を示していました。

オンラインお見合いは今でも必要な仕組み

オンラインお見合いは、なくすべき仕組みではありません。対面が難しい事情のある人にとって、今も非常に有効な選択肢です。

特に次のような方には、オンラインを積極的に使うことをおすすめしています。

🏞️ 地方在住

首都圏の方と出会いたいが、毎回の移動が大きな負担になる

✈️ 海外在住

日本の方と結婚したいが、帰国できる時期が限られる

🚄 遠距離

お相手と住まいが離れていて、初回から移動するのは現実的でない

🏥 医療関係者

夜勤・オンコールなどで、確実に会える日時を約束しにくい

🕐 シフト勤務

休日が不規則で、お相手と休みが重なりにくい

🤍 身体的事情

体調や障がいなどで、外出や長時間の移動が負担になる

地方在住の方の婚活の進め方は地方在住者の婚活とは?、海外にお住まいの方は海外在住婚活|海外に住みながら日本での結婚を目指す婚活の進め方も参考になります。

オンラインお見合いは、“対面できない時の代替手段”として非常に優秀です。しかし、“対面できるのに楽だからオンライン”を基本戦略にすることには、私は慎重です。

では、なぜ特段の事情がないオンラインお見合いをおすすめしないのか?

特段の事情がないのにオンラインを優先すると、①お見合い自体が成立しにくくなる、②画面では伝わらない情報を見落とす、③婚活が「件数の処理」になりやすい、という3つの損が生まれやすいからです。ここから、その理由を10個に分けて解説します。まずは、いちばん大切な理由からです。

理由① オンライン希望だけでNGになる可能性がある

お見合いは、双方の条件が合って初めて成立します。IBJでは対面が原則で、オンラインは双方が合意した場合のみ。つまり、次のような組み合わせでは、お見合いが成立しないことがあります。

お相手

「対面なら会いたい」

あなた

「オンライン希望」

→ 条件が合わず、会う前にご縁が終わってしまう

プロフィールも写真も素敵で、会えば相性が良かったかもしれない。それでも「お見合い方法」の希望が合わないだけで、会う前に可能性を失うことがあるのです。

17年間、お見合いの調整を見てきた実感として、プロフィールの内容は申し分ないのに、お見合い方法の希望がネックになって話が進まなかった、というケースは決して珍しくありません。お見合いが組めない理由をプロフィールや写真だけに求めて、「お見合い方法の条件」を見直していなかったという方も少なくありません。

お見合いの申し込みが成立しにくい原因の整理には、婚活のお断り理由とは?お見合い・仮交際・真剣交際で断られる原因と改善策も役立ちます。

婚活で一番もったいないのは「会う前に可能性を狭めること」

問題はオンラインそのものではなく、「オンライン限定」にすることで、会える相手の範囲を自分から狭めてしまうことです。

図解① オンライン限定による機会損失イメージ

  1. お見合いを申し込みたい候補:10人(プロフィール・写真ともに好印象)
  2. そのうち対面を希望する人がいる → 「オンライン限定」だと条件が合わない
  3. 残るのはオンラインでもよい人だけ → 候補が目に見えて少なくなる
  4. 外れた中に「会えば相性が良かったかもしれない人」がいた可能性は、確かめようがない

※人数はイメージです。実際の割合はお相手の層・地域・時期によって異なります。

婚活で本当に怖いのは、お見合いで断られることではありません。会っていれば始まっていたかもしれないご縁が、会う前に、誰にも気づかれないまま消えていくことです。お断りは目に見えますが、成立しなかったお見合いは「なかったこと」になり、振り返る機会すらありません。

婚活では、効率より“ご縁の可能性を広げること”を優先すべき場面がある。

「オンラインも可」にしておけば、オンライン希望の相手とも、対面希望の相手とも会えます。「オンライン限定」にすると、対面希望の相手とは会えません。選択肢を残すか、閉じるか。この違いは、活動期間が長くなるほど大きくなります。

理由②〜⑩|画面越しでは伝わりにくいことと「効率化」の落とし穴

理由②〜⑥は「画面では伝わりにくい情報」、理由⑦〜⑩は「効率を優先した時に起きやすいこと」です。オンラインが劣っているという話ではなく、メディアの特性の違いとして読んでください。

理由② 画面では分からない「空気感」がある

対面で会うと、言葉以外にたくさんの情報が入ってきます。

  • 表情
  • 声量
  • 姿勢
  • 身長感
  • 距離感
  • 香り
  • 清潔感
  • 服装
  • 所作
  • 空気感

オンラインでは、このうち画面に映る範囲と、マイクが拾う範囲しか伝わりません。香りや身長感、隣を歩いた時の距離感は、画面越しにはほぼ分かりません。結婚生活は毎日同じ空間で過ごすものですから、「一緒の空間にいて心地よいか」は軽視できない情報です。

香りや清潔感の印象については香り・体臭ケアとは?婚活で好印象を与える匂い対策でも解説しています。

理由③ 非言語コミュニケーションが伝わりにくい

人は会話の中で、視線・表情・姿勢・ジェスチャー・間・声のトーンといった非言語の手がかりを自然にやりとりしています。ビデオ通話では、これらの一部が欠けたり、ずれたりします。

スタンフォード大学のジェレミー・ベイレンソン氏は2021年の論文(Technology, Mind, and Behavior誌)で、ビデオ会議の疲れの原因として、至近距離で顔を見つめ合い続ける状態、自分の映像を見続けること、動ける範囲の狭さ、非言語の手がかりを読み取る・送るための負荷の増加の4つを挙げています。初対面で緊張しているお見合いでは、この負荷はさらに大きくなりやすいと考えられます。

また、友人同士の会話を比較したシャーマンらの研究(2013年)では、絆の感じ方は対面がもっとも高く、ビデオ通話、音声通話、テキストの順だったと報告されています。ビデオ通話は文字や音声よりずっと豊かな手段ですが、対面と同じではないということです。

⚠️ よくある誤解:「メラビアンの法則=93%は非言語」ではありません

メラビアンの実験(1967年)は、好意や感情を伝える言葉と、声や表情が矛盾している時に、受け手がどちらを重視するかを調べたものです。「コミュニケーションの93%は非言語で決まる」という一般化は、研究の範囲を超えた誤用です。この記事では、非言語情報は大切だが、割合で語れるものではない、という立場をとります。

非言語の印象づくりについては【非言語コミュニケーション】表情・姿勢・声で印象を変える7つの技術、第一印象の研究については第一印象の科学とは?で詳しく紹介しています。

理由④ 「実際に会ったら印象が違う」が起きる

現場では、こんなことがよく起きます。

💻 オンラインでの印象

「普通かな」「悪くはないけれど、ピンとこない」

🛋️ 対面で会った印象

「思ったより素敵」「話しやすい」「一緒にいて安心する」

もちろん逆もあります。画面では好印象だったのに、会ってみると距離感が合わなかった、ということも起こります。どちらの方向にも印象は動くのです。だからこそ、結婚相手の候補として考えるなら、実際に会った時の相性を確かめることが欠かせません。

顔の第一印象はごく短い時間で形成されるという研究(Willis & Todorov, 2006)があります。最初の印象がその後の見方に影響しやすいからこそ、最初の出会いの条件が大切になります。

理由⑤ 通信環境・カメラによって印象が左右される

オンラインの印象は、本人の魅力とは関係のない要素に左右されます。

  • 画質:カメラの性能で肌の色や表情の細かさが変わる
  • カメラ位置:下から映ると、表情が暗く見えたり、見下ろしている印象になる
  • 照明:逆光や暗い部屋では、表情が読み取りにくい
  • マイク:声がこもると、元気がない・聞き取りにくい印象になる
  • 回線:映像が固まる、音が途切れる
  • 背景:生活感が映り込む、または不自然なバーチャル背景になる

対面なら気にしなくてよいことで、本来の魅力が目減りしてしまう。これはオンラインならではのリスクです。

理由⑥ 会話のテンポが不自然になりやすい

オンラインでは、わずかな音声の遅延で話し始めが重なったり、相槌のタイミングがずれたり、間が長く感じられたりします。

ベルリン工科大学の研究チームが2014年に発表した実験(International Journal of Human-Computer Studies誌)では、ビデオ通話に人工的な遅延を入れると、参加者は相手を「注意深くない」「親しみにくい」と評価しやすくなったと報告されています。遅延は機械の問題なのに、相手の人柄のせいだと受け取ってしまうことがあるのです。

お見合いで「会話が弾まなかった」「テンポが合わなかった」と感じた時、それが本当に相性の問題なのか、回線の問題なのかは、オンラインだけでは見分けにくいことがあります。会話下手だと誤解されるのは、本人にとってもお相手にとってももったいないことです。

理由⑦ 「お見合いへ時間を使う姿勢」も第一印象になる

ここは慎重にお伝えしたい点です。「オンライン希望=真剣度が低い」と決めつけてはいけません。遠距離、仕事、体調、家族の事情など、オンラインを選ぶ理由は人それぞれです。

ただ、受け取る側の感じ方はさまざまです。お相手によっては、事情が分からないまま「オンライン限定」とだけ見ると、「移動してまで会う気はないのかな」と受け止める可能性があります。事情があってオンラインを希望する場合は、担当カウンセラーを通じて理由を一言添えてもらうだけで、誤解はかなり防げます。

理由⑧ 実際のデートとのギャップがある

オンラインでお見合いが成立しても、交際が始まれば基本的に会うのは対面です。結局、次のことは対面で確認することになります。

  • 服装
  • マナー
  • 移動の段取り
  • お店選び
  • 空気感

オンラインで仮交際に進み、初めての対面デートで「思っていた感じと違う」と早期終了するケースもあります。最初から対面で会っていれば、その確認は1回目で済んでいたかもしれません。

理由⑨ 「効率」を優先しすぎると婚活が採点作業になる

オンラインは移動がないため、短い間隔で次々と予定を入れられます。

オンライン → 30分 → 次 → 次 → 次……

こうした大量処理を続けると、目の前の人を「結婚相手候補」としてではなく、「プロフィール+画面上の印象」だけで採点しやすくなります。一人ひとりに向き合う余裕がなくなり、「悪くはないけれど決め手がない」という判断が増えていく。これは、効率化の副作用として現場でよく見るパターンです。

理由⑩ 結婚生活はオンラインではない

最終的に、結婚したら二人でこんなことをします。

  • 一緒に食事をする
  • 買い物に行く
  • 家事を分担する
  • 旅行をする
  • 同じ家で暮らす

結婚生活は、画面越しではなく、同じ空間で営むものです。お見合いは、その長い生活の入口です。入口の段階で「同じ空間にいた時の感覚」を確かめておくことには、大きな意味があります。

「オンラインの方が効率的」は間違いなのか?

間違いではありません。オンラインお見合いには、効率面ではっきりしたメリットがあります。ここは公平にお伝えします。

  • 移動がない:往復の移動時間がゼロ。仕事帰りや家事の合間にも参加しやすい
  • 交通費がかからない:遠方の相手ほど差が大きい
  • お茶代がかからない:ラウンジ代の負担がない
  • 予定を組みやすい:場所の予約や移動時間を考えなくてよい
  • 1日に複数件こなせる:移動がないぶん、短い間隔で予定を入れられる
  • 緊張しにくい人もいる:慣れた自宅から参加できる安心感がある

仕事が忙しく、休日も限られる方が「少しでも効率的に婚活したい」と考えるのは、とても自然なことです。私もその気持ちはよく分かります。効率化したいという気持ち自体は、決して悪いものではありません。

それでも婚活では「効率=成果」ではない

婚活の成果は「お見合いの件数」ではなく「結婚相手と出会えたかどうか」です。件数が増えることと、成婚に近づくことは同じではありません。

たとえば、同じ1か月でも次のような違いが起こり得ます。

図解② 婚活効率と成婚可能性の違い

💻 オンライン5件(効率重視)

  • 移動ゼロ・費用ゼロで件数を確保
  • 一人あたりの印象は画面の範囲内
  • 「悪くないけど決め手がない」が増えやすい
  • 比べる対象が多く、判断に迷いやすい

🛋️ 対面2件(向き合い重視)

  • 移動・費用・時間はかかる
  • 空気感・所作・距離感まで分かる
  • 「もう一度会いたいか」を判断しやすい
  • 一人ひとりを深く理解しやすい

※どちらが必ず成婚に近いという意味ではありません。件数だけで婚活の成果を測らない、という考え方を示す図です。

オンライン5件より、対面2件の方が相手を深く理解できる場合があります。もちろん人によっては逆もあります。大切なのは、件数を増やすこと自体を目的にしないことです。

婚活では、“一番効率のいいお見合い方法”を探すことが目的ではありません。“結婚相手になり得る人とのご縁を最大化する方法”を選ぶことが大切です。

決められない状態が続いている方は、婚活で決められない人の共通点|「選びすぎ」が失敗を招く理由も読んでみてください。件数が増えるほど迷いが深くなる仕組みを解説しています。

ラウンジのお茶代が高いからオンライン、はどう考える?

お茶代の負担が大きいと感じる気持ちは、もっともです。ただ、数千円を節約するために結婚相手候補との可能性を狭めてしまうのが合理的かどうかは、一度立ち止まって考えてほしいところです。

物価高の影響もあり、都市部のホテルラウンジではコーヒー・紅茶が1杯1,500円前後から2,000円台になるお店もあります。IBJのルールでは、お相手女性のお茶代は男性が支払う決まりなので、男性はお見合い1回で2人分、3,000〜5,000円ほどかかることもあります。月に何件もお見合いをすれば、負担は決して小さくありません。

※価格はお店によって大きく異なります。最新の価格は各店舗の公式情報でご確認ください。

一方で、こう考えることもできます。

考えてみてほしいこと

入会金・月会費を払い、毎月の時間を使って婚活をしている中で、「数千円を節約するために、対面希望の候補と会えなくなる」ことは、婚活全体で見て本当に得でしょうか。

もちろん、経済状況は人それぞれです。お茶代の負担が重いと感じることを責めるつもりはまったくありません。その場合は、オンライン限定にする前に、次のような工夫を担当カウンセラーと相談してみてください。

  • ホテルラウンジより価格を抑えた、落ち着いたカフェラウンジを選ぶ
  • お見合いの件数を絞り、「本当に会いたい人」に集中する
  • 対面を基本にしつつ、遠方の方だけオンラインにする

お見合いに使いやすい場所はお見合いに使えるホテルラウンジ&カフェ厳選リストで紹介しています。

お茶代問題は相談所・地域によっても違う

お茶代の扱いは、連盟のルールに加えて、相談所ごとの補足ルールや地域の慣習によっても違います。迷ったら、自己判断せず担当カウンセラーに確認するのが確実です。

確認したいことポイント
誰が払うかIBJではお相手女性のお茶代は男性が支払うルール。他の連盟・相談所は各ルールを確認
カウンセラーの同席分同席するカウンセラーのお茶代の扱いは、事前に担当者へ確認
場所の価格帯都市部のホテルラウンジと地方のカフェでは価格が大きく異なる
オンラインの場合お茶代は不要。ただし通信環境・機材は自分で準備する

交際後のデート代の考え方については、婚活デートの支払いは奢りか割り勘か?で整理しています。

オンライン希望の人を相手が断る理由

対面を希望するお相手が、オンライン希望のお見合いを見送ることがあります。それはお相手の自由であり、悪意があるわけではありません。よく聞く理由は次のとおりです。

  • 自分は対面で会いたいと決めている
  • オンラインが苦手(機械操作や画面越しの会話に慣れていない)
  • 画面越しでは判断したくない(雰囲気や空気感を見て決めたい)
  • 結婚への姿勢を確認したい(会うために時間を使ってくれる人か見たい)
  • 自宅の環境を映したくない(部屋や生活空間を初対面の人に見せたくない)

どれも、お相手なりに真剣に婚活をしているからこその考えです。「オンラインに理解がない」と受け止めるのではなく、「そういう考えの人もいる」と知っておくことが、お見合い方法を選ぶ時の判断材料になります。

逆にオンライン希望=やる気がない、と決めつけてはいけない

オンライン希望の人を「真剣度が低い」と決めつけるのは誤りです。理由を確認してから判断しましょう。

オンラインを希望する背景には、たとえば次のような事情があります。

  • 遠距離:住まいが離れていて、初回から移動するのが現実的でない
  • 仕事:医療職、シフト勤務、出張が多いなど、日程を確約しにくい
  • 体調:持病や体調の波があり、外出の予定を立てにくい
  • 家族の事情:介護や子育てなどで、長時間家を空けにくい

こうした事情を持つ方は、むしろ限られた条件の中で婚活を続けようとしている、とても真剣な方です。お相手がオンライン希望の場合は、担当カウンセラーを通じて理由を確認し、「事情があるなら、初回はオンラインでも会ってみる」という柔軟さを持てると、ご縁の幅が広がります。

お見合い方法の話は、「対面派」と「オンライン派」の対立ではありません。お互いの事情を理解し合って、会える形を探すことが大切です。

婚活カウンセラーが安易にオンラインを推奨することへの疑問

「効率がいいから、オンラインでどんどん会いましょう」というアドバイスには、ベテランカウンセラーとして少し疑問を持っています。

誤解のないようにお伝えすると、他の相談所やカウンセラーの方針を批判したいわけではありません。それぞれの会員さんの事情に合わせてオンラインをすすめるのは、むしろ大切な支援です。

私が気にしているのは、特段の事情がない会員さんに対しても、「効率」だけを理由にオンラインを標準にしてしまうことです。お見合いの件数は増えるかもしれません。でも、その一方で、

  • 対面希望のお相手と会える機会を減らしていないか
  • 会員さんが「画面上の印象」だけで判断する癖をつけていないか
  • 会員さんの出会いの幅を、効率の名のもとに狭めていないか

という点は、私たちカウンセラー側が自問すべきことだと考えています。効率化はカウンセラーにとっても楽な面があるからこそ、「それは会員さんの成婚のためか」を問い続ける必要があります。

カウンセラーの仕事は「件数を増やすこと」ではない

結婚相談所とカウンセラーの最終目的は、お見合いの件数ではなく成婚です。

目的ではないもの

お見合い件数/申し込み数/オンラインでこなした数

最終目的

成婚(結婚相手と出会い、結婚を決めること)

だから、「オンライン5件」と「対面3件」を件数だけで比べて評価することはしません。見るべきなのは、その中で「もう一度会いたい」と思える人に出会えたか、仮交際で関係を育てられているか、です。

成婚率という数字の見方については成婚率とは?結婚相談所での計算方法・見方・注意点で、相談所選びの観点は結婚相談所の選び方完全版で解説しています。

対面お見合いで分かる10のこと

対面のお見合いでは、プロフィールや画面では分からない「一緒にいる時の感覚」を確かめられます。私が会員さんに「ここを見てきてください」とお伝えしている10項目です。

図解③ 対面お見合いで分かる10項目

  1. 清潔感
  2. 身だしなみ
  3. 姿勢
  4. 歩き方
  5. 表情
  6. 声
  7. 空気感
  8. 店員への態度
  9. 距離感
  10. 一緒にいて疲れないか

※1〜6は画面でも一部分かりますが、7〜10は対面でこそ分かりやすい項目です。

特に「店員への態度」と「一緒にいて疲れないか」は、結婚生活を想像する上でとても大切です。注文の仕方、お礼の言い方、会計の時の振る舞い。こうした場面には、その人の人柄が自然に表れます。

そして「一緒にいて疲れないか」は、1時間同じテーブルで過ごして初めて分かる感覚です。会話が盛り上がったかどうかより、沈黙が気まずくなかったか、帰り道にほっとしたか、それとも疲れたか。この感覚は、居心地のよい結婚相手を見極める大きな手がかりになります。詳しくは居心地がいい人ってどう判断するの?見極め方20の特徴をご覧ください。

オンラインお見合いで分かりやすいこと

オンラインでも、会話の中身から分かることはたくさんあります。公平に整理すると、次のような点はオンラインでも十分確認できます。

  • 会話:話題の選び方、質問の返し方、話の分かりやすさ
  • 価値観:休日の過ごし方、結婚観、家族観
  • 仕事:仕事への向き合い方、働き方の希望
  • 趣味:好きなこと、共通点の有無
  • 基本的なコミュニケーション:相手の話を聞く姿勢、言葉遣い
  • 第一段階の相性:「もう少し話してみたい」と思えるかどうか

つまりオンラインは、「言葉で交わせる情報」を確かめるのは得意です。一方、空気感・清潔感・距離感・所作といった「同じ空間で感じる情報」は苦手です。この得意・不得意を知った上で使い分けることが大切です。

お見合いでの会話のコツはお見合い会話とは?鉄板トピック・避けるべき話題・会話例で詳しく解説しています。

対面とオンラインを比較

対面とオンラインに「どちらが絶対に上」はありません。項目ごとに得意・不得意があり、状況によって使い分けるのが正解です。

図解④ 対面/オンライン比較表

項目🛋️ 対面💻 オンライン向いている場面
移動時間往復の移動が必要移動ゼロ移動が大きな負担ならオンライン
費用交通費・お茶代がかかるほぼかからない費用を抑えたい時はオンライン
日程調整場所・移動も含めて調整調整しやすい不規則な勤務ならオンライン
会話自然なテンポで話しやすい遅延で話し始めが重なることも会話を深めたいなら対面
空気感伝わりやすい伝わりにくい相性を見たいなら対面
清潔感全身・香りまで分かる画面に映る範囲のみしっかり確かめたいなら対面
身体的印象身長感・姿勢・歩き方まで分かる上半身中心実物の印象を見たいなら対面
非言語情報視線・間・ジェスチャーが自然一部が欠けたりずれたりする人柄を感じたいなら対面
遠距離対応移動負担が大きい強い遠距離・海外ならオンライン
候補者範囲対面希望・オンライン可の両方と会えるオンライン可の相手に限られる候補を広げたいなら対面(またはオンライン「も」可)
真剣度の受け取られ方時間を使って会いに来た印象事情が伝われば問題なし。伝わらないと誤解されることも事情がある時は理由を添えてオンライン
交際後とのギャップ小さい初デートで印象が変わることもオンライン後は早めに対面

※スマートフォンでは表を横にスクロールしてご覧ください。

そのうえで、オンラインお見合いのメリット・デメリットを整理すると次のようになります。

図解⑤ オンラインお見合いのメリット・デメリット

⭕ メリット

  • 移動時間がかからない
  • 交通費・お茶代が不要
  • 日程を合わせやすい
  • 遠距離・海外の相手とも会える
  • 感染症・災害時も婚活を続けられる
  • 自宅なので緊張しにくい人もいる

⚠️ デメリット

  • 対面希望の相手とは成立しないことがある
  • 空気感・清潔感・距離感が伝わりにくい
  • 通信環境やカメラで印象が左右される
  • 音声の遅延で会話がぎこちなくなりやすい
  • 件数をこなす「採点作業」になりやすい
  • 交際後の対面でギャップが出ることがある

オンラインでのビデオ通話デートの活用法はオンラインデート(ビデオ通話)とは?婚活での活用方法・成功のコツ・注意点、リモートでの婚活全般はリモート婚活とは?でも解説しています。

遠距離のためオンラインでお見合いをする日本人男女

オンラインお見合いを積極的に使った方がいいケース

次の7つに当てはまる方は、オンラインお見合いを積極的に使ってください。オンラインがあるからこそ、出会える相手が広がります。

図解⑥ オンラインを使うべき7つのケース

  1. 遠距離(片道数時間以上かかる)
  2. 海外在住
  3. 医療関係者(夜勤・オンコールなど)
  4. 特殊なシフト勤務
  5. 身体的な事情・体調の事情
  6. 災害・感染症の流行時
  7. 対面の日程が長期間合わない

※これらの場合でも、交際に進んだら早めに対面で会う計画を立てるのがおすすめです。

たとえば地方在住で首都圏の方と出会いたい場合、初回から毎回上京するのは時間的にも費用的にも大きな負担です。こうした場合はオンラインで最初の相性を確かめ、交際に進んでから対面で会う方が現実的で、結果的に婚活を長く続けやすくなります。

遠距離での交際の進め方は遠距離婚活|異なるエリアに住む相手との婚活を成功させる戦略、医療職の方の婚活は看護師の婚活とは?や医師の婚活とは?も参考になります。

逆に対面を優先した方がいいケース

次のような場合は、オンラインより対面を優先した方が、ご縁を活かしやすくなります。

  • 近距離:お互い1時間程度で会える場所に住んでいる
  • 休日が合う:週末に予定を合わせられる
  • 特段の事情がない:オンラインを選ぶ理由が「楽だから」だけ
  • 相手が対面を希望している:対面に合わせれば成立する
  • プロフィール上、かなり気になる相手:大事なご縁ほど、最初の出会いの条件を整えたい
  • 結婚を急ぎたい:交際後の対面確認を待つより、最初から対面の方が判断が早い

特に「結婚を急ぎたい」方は、オンラインの方が早いと考えがちです。でも実際には、オンラインで会ってから対面で再確認する分、判断までの期間が延びることもあります。最初から対面で会えば、空気感まで含めて1回で確かめられます。

「まずオンライン→良ければ対面」は効率的?

「まずオンラインでふるいにかけて、良ければ対面」という進め方には、時間短縮というメリットがある一方、対面なら良かった相手を最初に切ってしまうデメリットがあります。

⭕ メリット

  • 最初の相性をスクリーニングできる
  • 移動や費用をかける相手を絞れる
  • 全体の時間を短縮しやすい

⚠️ デメリット

  • オンラインの印象だけで候補を落としてしまう
  • 対面なら良かった相手を切る可能性がある
  • 対面希望の相手とはそもそも成立しにくい
  • 判断の回数が増え、決めきれなくなりやすい

ここで考えてほしいのは、オンラインで「ふるい落とした人」がどんな人だったかは、もう確かめられないということです。理由④で触れたように、画面では普通でも、対面では好印象になる人がいます。スクリーニングで落とした中に、その人がいたかもしれません。

遠距離など事情がある場合には有効な方法ですが、近くに住んでいて会える相手なら、最初から対面で会う方が確実だと私は考えています。

オンラインで「ピンとこなかった」だけで断らない方がいいケース

オンラインで「ピンとこなかった」という理由だけなら、すぐに断る前に、対面で確かめる道を考えてもよいでしょう。特に、次のような場合です。

  • 会話は悪くなかった:沈黙や不快な場面はなかった
  • 価値観が一致している:結婚観・生活観に大きなズレがない
  • プロフィールの印象が良かった:もともと会いたいと思った理由がある
  • 通信環境が悪かった:映像が固まった、音が途切れた、遅延があった

IBJのお見合いでは、お見合い後に交際を希望するかどうかを担当カウンセラーに返事する仕組みです。そのため、「もう一度対面で確かめたい」と思った場合は、仮交際に進んで、最初のデートを対面にするという形が現実的です。仮交際は結婚を約束する段階ではなく、お互いを知るための期間です。具体的な進め方は、所属する相談所の最新ルールに従い、担当カウンセラーに相談してください。

仮交際の位置づけは仮交際とは?意味・期間・LINE頻度・同時進行ルールで解説しています。

オンラインで好印象でも、交際後は早めに対面する

オンラインのお見合いで好印象だった場合も、交際に進んだら早めに対面で会いましょう。オンラインだけで関係を深めすぎないことが大切です。

オンラインのやりとりが続くと、画面越しの印象と、LINEや電話で育った好意だけで関係が進んでいきます。その状態で初めて会うと、期待が大きくなりすぎていて、ちょっとした違いが気になってしまうことがあります。

交際に進んだら、対面で次のことを確かめてください。

  • 空気感
  • 距離感
  • 生活感
  • 歩く速さ
  • お店での振る舞い

遠距離の場合でも、「交際成立から1か月以内に一度は会う」など、最初の対面の目安を決めておくと、関係がオンラインのまま止まりにくくなります。遠距離でのデートの組み立ては遠距離デート|婚活で「距離が遠い相手」とのデートを成功させる実践ガイドが参考になります。

お見合いで「効率」を追いすぎる婚活の危険性

効率を追いすぎると、婚活は「人と出会う活動」から「候補を比較して採点する作業」に変わってしまいます。現場でよく見る落とし穴は、次の5つです。

落とし穴起きやすいこと
大量比較会う人数が増えるほど「もっといい人がいるかも」と感じ、決めきれなくなる。選択肢が多すぎると選ぶこと自体が難しくなる現象は、選択過多として知られる(Iyengar & Lepper, 2000)
減点方式良いところより欠点探しになり、誰にも「会いたい」と思えなくなる
プロフィール採点年収・年齢・写真など数字や条件だけで人を判断しやすくなる
判断疲労短時間に多くの判断を重ねると、一つひとつの判断が雑になり、疲れから「全部断る」状態になりやすい
青い鳥症候群「理想の人がどこかにいるはず」と、目の前のご縁を見ないまま探し続けてしまう

※「青い鳥症候群」は医学的な診断名ではなく、理想を追い続けてしまう状態を表す一般的な言葉です。

婚活は、ネット通販の商品比較ではありません。スペックを並べて一番良いものを選ぶのではなく、一緒に人生を歩める人と、関係を育てていく活動です。減点方式に陥っていると感じる方は減点方式恋愛|「できない部分を探してしまう」評価パターンが婚活を止める理由、疲れを感じている方は婚活疲れとは?原因・症状・抜け出し方も読んでみてください。

婚活は「会うコスト」も含めて活動

交通費・時間・お茶代は確かにかかります。ただ、婚活ではそれを「良いご縁に会うための必要コスト」と考えることもできます。

対面お見合いのコスト

交通費 + 移動時間 + お茶代 = 1回あたり数千円と半日程度

この数千円と半日で、結婚相手になるかもしれない人と、空気感まで含めて出会える。そう考えると、決して無駄な出費ではありません。

ただし、無駄遣いをすすめているわけではありません。次のような工夫で、コストを抑えながら対面の良さを活かすことはできます。

  • 会う相手を絞り、「本当に会いたい人」にコストを集中させる
  • 1日に2件までにして、一人ひとりに向き合える余裕を残す
  • 価格帯の落ち着いたラウンジやカフェを選ぶ
  • 遠方の相手だけオンラインにするなど、メリハリをつける

お見合いとお見合いの間隔の考え方はお見合いとお見合いのあいだは〇〇あけよう!でも紹介しています。

ベテラン婚活カウンセラーが対面をすすめる一番の理由

私が対面をすすめる一番の理由は、婚活の目的が「お見合いの効率化」ではなく「結婚相手を見つけること」だからです。代表カウンセラーとして、率直な考えをお伝えします。

私はオンラインお見合いそのものを否定していません。コロナ禍では非常に大きな役割を果たしましたし、今でも遠距離婚活にはとても便利です。

ただ、特に理由がないのに“オンラインの方が楽だから”という理由だけでオンライン限定にすることは、私はおすすめしていません。

なぜなら、婚活の目的はお見合いを効率化することではなく、結婚相手を見つけることだからです。

実際、オンライン希望というだけでお見合いを見送られるケースもあります。

それで本来会えたかもしれない人との縁をなくしてしまうのは、非常にもったいないと思います。

17年間、2万人以上の相談を受けてきて感じるのは、ご縁は「条件の良い人」とではなく、「実際に会って心が動いた人」と結ばれることが多いということです。プロフィールではそれほど目立たなかった人と、会ってみたら驚くほど話が合い、そのまま成婚された方を何組も見てきました。

だからこそ、会える可能性を自分から閉じないでほしいのです。オンラインを使うかどうかではなく、「会える人と、ちゃんと会えているか」。これが、私が会員さんに一番確認していることです。

「お見合い1時間」のために移動する意味

1時間のお見合いのために片道1時間かけて移動するのは、一見すると非効率です。でも、その1時間の相手が将来の配偶者になる可能性があります。

対面を選ぶことは非効率に見えるかもしれない。しかし、その1時間で将来の結婚相手と出会う可能性があるなら、婚活においては十分意味のある1時間です。

結婚すれば、その人と何十年という時間を一緒に過ごします。そう考えると、最初の1時間のために使う移動時間は、人生全体から見ればほんのわずかです。

「効率だけで測れない1時間」が、婚活にはあります。身支度をして、会いに行き、相手の目を見て話す。その過程そのものが、「この出会いを大切にしたい」という自分の気持ちを整える時間にもなります。

当日の身支度はお見合い当日の身だしなみチェックリストで確認できます。

結婚相談所のお見合いは「出会いの一次面接」ではない

お見合いは、採用面接のように短時間で合格・不合格をつける場ではありません。「もう一度会ってみたいか」を確かめる場です。

お見合いは面接ではありません。将来、結婚するかもしれない一人の人と初めて会う場です。

❌ 面接型のお見合い

  • 短時間で効率的に評価する
  • 条件を満たすかチェックする
  • 合格・不合格を決める

⭕ 本来のお見合い

  • 相手を知ろうとする
  • 一緒にいる感覚を確かめる
  • 「もう一度会いたいか」を見る

オンラインで件数をこなしていると、いつの間にか面接官のような目線になってしまうことがあります。お見合いのハードルは「この人と結婚したいか」ではなく、「もう一度会ってみたいか」で十分です。お見合いで成功するための考え方は結婚相談所でのスタートライン「お見合い」で成功する方法でも詳しく解説しています。

対面お見合いで失敗しないポイント

対面お見合いでは、会話の中身以上に、時間・身だしなみ・振る舞いといった基本が印象を左右します。最低限押さえたい10のポイントです。

ポイント具体的な行動
時間10分前には到着。遅れそうな時は早めに担当カウンセラーへ連絡
場所事前に場所と入口を確認。初めての場所は下見しておくと安心
服装男性はジャケット、女性は明るい色のきれいめな服装が基本
清潔感髪・爪・靴・服のしわ・香りを出発前にチェック
笑顔最初の挨拶と、相手の話を聞く時の表情を意識する
会話質問と自己開示をバランスよく。話しすぎ・聞きすぎに注意
スマホテーブルに出さず、マナーモードにしてしまっておく
店員への態度注文やお礼を丁寧に。人柄が最も自然に表れる場面
会計IBJでは男性がお相手女性の分も支払うルール。スマートに済ませる
お礼別れ際に「今日はありがとうございました」と目を見て伝える

服装はお見合い服装 女性完全ガイド・お見合い服装 男性完全ガイド、待ち合わせは待ち合わせマナー、スマホの扱いはデート中のスマホで詳しく解説しています。

オンラインお見合いをする場合の成功ポイント

オンラインお見合いを選ぶ場合は、通信環境と画面映りの準備で印象が大きく変わります。事前準備をしておけば、オンラインでも十分に魅力を伝えられます。

図解⑦ オンラインお見合い準備チェック10

  • 照明:顔の正面から光が当たるように。逆光は避ける
  • 背景:白い壁やすっきりした部屋。生活感が映り込まないように整える
  • カメラ位置:目線と同じ高さに。下から映る角度は避ける
  • イヤホン:マイク付きイヤホンで、声をクリアに・雑音を減らす
  • 回線:安定したWi-Fiや有線接続を使い、他の通信を止めておく
  • 服装:対面と同じ「お見合いの服装」で。上半身だけでなく全身整える
  • 視線:話す時は画面ではなくカメラを見ると、目が合っている印象に
  • 音量:開始前に相手の声と自分の声の大きさを確認する
  • 機器:スマホの手持ちより、パソコンやタブレットを固定して使う
  • 事前テスト:前日までにアプリの動作・映り・音声を確認する

※ご利用の相談所が指定するツールや手順がある場合は、それに従ってください。

特に大切なのは視線と表情です。画面に映る相手の顔を見ていると、相手からは視線が下がって見えます。大事なところで少しだけカメラを見る、相槌を対面より少し大きめにする、といった工夫で、画面越しでも気持ちが伝わりやすくなります。また、通信が不安定になった時に備え、担当カウンセラーへの連絡方法を事前に確認しておきましょう。

画面越しの印象はプロフィール写真とも重なる部分があります。プロフィール写真戦略とは?も参考になります。

「オンラインお見合い可」にするか迷ったら?

迷ったら、「対面を基本+必要に応じてオンライン対応可」にしておくのがおすすめです。「オンライン限定」より、選択肢を残せます。

△ オンライン限定

対面希望の相手とは成立しにくい。候補が狭まる

◎ 対面基本+オンライン可

対面希望の相手とも、遠方の相手とも会える。候補が広がる

自分に合う方法を決める時は、次のフローで考えてみてください。

図解⑧ お見合い方法選択フロー

  1. お相手は遠距離・海外在住? YES → オンラインを検討(交際後は早めに対面)/NO → 次へ
  2. 勤務・体調・家族の事情で、移動が難しい? YES → オンラインを検討(理由をカウンセラー経由で伝える)/NO → 次へ
  3. 災害・感染症の流行など、外出が難しい時期? YES → オンラインを検討/NO → 次へ
  4. お相手が対面を希望している? YES → 対面に合わせる/NO → 次へ
  5. 対面で会える → 対面を推奨(「オンラインも可」の設定は残しておく)

※判断に迷う場合は、担当カウンセラーと一緒に、居住地・仕事・活動状況・希望相手から考えましょう。

対面かオンラインかは“どちらが楽か”ではなく、“どちらがこのご縁を育てやすいか”で考える

これが、この記事でいちばんお伝えしたい判断の軸です。

対面を選ぶことは「古い婚活」ではない

対面を選ぶことは、デジタル化に逆らう「古い婚活」ではありません。効率化の話と、結婚相手を見極める話は、別の問題です。

今の婚活は、お相手のおすすめ機能や検索システム、アプリでのやりとり、オンラインでの面談など、デジタルの力で大きく効率化されています。フォリパートナーでも、Zoomでの相談やオンラインでのサポートを取り入れています。使える技術は、どんどん使えばいいと思っています。

ただ、どれだけ出会いの入口を効率化しても、最終的に結婚するのは、画面の中のプロフィールではなく、生身の人間です。探す・絞る・連絡するところまではデジタルで効率化し、見極めるところは対面で丁寧に。これが、今の時代の婚活のバランスだと考えています。

都市部での出会いの多さと選択の難しさについては都心婚活|東京・大都市圏の婚活で「選ばれる」ための戦略と選択過多の罠も参考にしてください。

婚活現場で実際によくあるケース

対面とオンラインの使い分けで、婚活の流れが変わったケースを6つ紹介します。オンラインがうまく機能した事例も含めています。

※以下のケースは、個人が特定されないよう複数の相談内容をもとに再構成した匿名・複合事例です。

ケース1|効率重視でオンライン限定にしていた30代男性

状況
仕事が忙しく、効率を重視して「オンライン限定」で活動。申し込みはしているのに、お見合いが組めない状態が続いていた。
気づき
申し込み先の女性の中に、対面希望の方が一定数いた。プロフィールではなく、お見合い方法の条件がネックになっていた。
変化
「対面基本、遠方の方はオンライン可」に変更したところ、お見合いの成立が増えた。

ケース2|オンラインでは「普通」だった男性と交際した30代女性

状況
お相手の事情でオンラインお見合いに。会話は悪くなかったが「普通かな」という印象で、お断りを迷っていた。
選択
カウンセラーと相談し、仮交際に進んで最初のデートを対面に。
結果
実際に会うと、穏やかで話しやすく、店員への気配りも自然だった。「画面では分からなかった」と好印象に変わり、交際が続いた。

ケース3|地方在住で首都圏の女性とオンラインお見合いした40代男性

状況
地方在住で、首都圏に住む女性との出会いを希望。毎回の上京は負担が大きかった。
選択
最初のお見合いはオンラインで実施。交際成立後すぐに上京して対面デートを設定。
結果
対面でも印象は変わらず、遠距離交際へ。オンラインが入口として有効に働いた事例。

ケース4|勤務の都合でオンラインを活用した30代医療従事者

状況
夜勤とオンコールがあり、休日に確実に会う約束をするのが難しかった。
選択
理由をカウンセラー経由でお相手に伝えたうえで、オンラインお見合いを中心に活動。
結果
オンラインがあったからこそ婚活を中断せずに続けられた。交際後は休みを合わせて対面で会う形をとった。

ケース5|節約のためオンライン中心にしていた30代男性

状況
お茶代・交通費を抑えるため、オンライン中心で活動。お見合いの件数は増えたが、交際に進む率が上がらなかった。
気づき
件数をこなすうちに、一人ひとりへの準備や振り返りが雑になっていた。
変化
対面中心に切り替え、会う人数を絞って一人ずつ向き合うように。お見合い後の振り返りの質が上がった。

ケース6|通信トラブルで印象を誤解しかけた40代女性

状況
オンラインお見合い中に、お相手の映像が何度も固まり、声も途切れがちだった。
受け止め
「反応が薄い」「会話がかみ合わない」と感じ、印象が悪くなっていた。
気づき
後で、お相手側の回線トラブルだったと分かった。本人の問題ではなかった。オンライン特有のリスクを知る事例。

6つのケースに共通しているのは、「対面かオンラインか」そのものより、「事情に合った使い分けができているか」が結果を分けたということです。

データで見る「オンラインお見合い」と「対面お見合い」の意識

対面とオンラインの希望や、それぞれを選ぶ理由の傾向を分かりやすく示すために、モデルアンケートを作成しました。実在するデータとしては、前述のIBJ公式の「オンラインお見合いは全体の約11%」(2024年10月1日〜2025年1月31日集計)をご参照ください。

以下は記事理解を助けるために作成した編集上のモデルデータであり、実在する調査結果ではありません。数値は現場の傾向を説明するためのイメージであり、引用・転載の際は実測値として扱わないでください。

モデルアンケート①|お見合いはどちらを希望しますか?

質問:結婚相談所のお見合いは、対面とオンラインのどちらを希望しますか?(想定回答者:結婚相談所の利用経験がある男女/単一回答)

対面46%
状況による27%
どちらでもいい17%
オンライン10%

「対面」がもっとも多く、「状況による」が続く構成にしています。多くの人は「基本は対面、事情があればオンライン」と考えているという現場の実感を反映しています。

モデルアンケート②|オンラインお見合いを希望する理由

質問:オンラインお見合いを希望する(したことがある)理由は何ですか?(想定回答者:結婚相談所の利用経験がある男女/複数回答)

移動時間52%
遠距離41%
効率38%
交通費33%
仕事31%
お茶代27%
緊張しにくい19%
感染症12%
その他6%

オンラインを希望する理由には、「移動時間」「効率」「お茶代」といった負担を減らしたい理由と、「遠距離」「仕事」「感染症」といった事情による理由の2種類があります。後者はオンラインを積極的に使うべき理由です。

モデルアンケート③|対面お見合いを希望する理由

質問:対面お見合いを希望する理由は何ですか?(想定回答者:結婚相談所の利用経験がある男女/複数回答)

実物の印象61%
雰囲気54%
空気感47%
結婚相手候補だから44%
清潔感39%
会話35%
真剣度28%

モデルアンケート④|相手からオンライン限定を希望されたら?

質問:お見合い相手から「オンライン限定」を希望されたら、どう感じますか?(想定回答者:結婚相談所の利用経験がある男女/単一回答)

理由次第38%
少し気になる22%
全く気にならない18%
断る可能性15%
オンラインの方が嬉しい7%

オンライン限定を希望された時の受け止めは「理由次第」を最多にしています。理由が伝われば受け入れられやすく、伝わらなければ「少し気になる」「断る可能性」につながるという考え方に基づいています。

モデルアンケート⑤|オンラインと対面で印象が変わった経験

質問:同じ相手と、オンラインと対面の両方で会った時、印象は変わりましたか?(想定回答者:結婚相談所の利用経験がある男女/単一回答)

対面の方が良かった34%
変わらない29%
経験なし25%
オンラインの方が良かった12%

アンケートから見える「効率」と「空気感」のバランス

モデルデータで伝えたかった結論は、次のとおりです。

アンケートの考察

オンラインは効率面で評価される一方、結婚相手候補としての空気感や非言語情報を確認したい層は対面を希望する可能性がある

オンラインの「移動がない」「費用がかからない」という良さは、誰にとっても分かりやすいメリットです。一方で、対面を希望する人は、「実物の印象」「雰囲気」「空気感」といった、画面では確かめにくい情報を重視しています。

どちらの考え方も間違いではありません。大切なのは、自分の希望だけでなく、お相手がどんな考えでお見合い方法を選んでいるかを想像することです。オンラインを希望するなら理由を添える。対面を希望するお相手には、できるだけ対面で応える。その小さな配慮が、成立するお見合いの数を変えていきます。

対面お見合いを終えて笑顔で挨拶する日本人男女

まとめ|会えるなら、まず会ってみる

オンラインお見合いは便利で優秀な手段ですが、特段の事情がなければ、結婚相談所のお見合いは対面を基本にするのがおすすめです。この記事のポイントをまとめます。

  • IBJのお見合いは原則対面
  • 双方が合意すればオンラインお見合いも可能
  • オンラインには移動・費用・時間・遠距離対応という明確なメリットがある
  • 遠距離・海外・医療職・体調の事情などでは積極的に活用する
  • 特段の事情がなければ対面がおすすめ
  • オンライン限定は、会える候補を狭める可能性がある
  • 空気感・清潔感・距離感など、画面では分からない情報がある
  • 効率だけで婚活を判断しない
  • 婚活の目的はお見合い件数ではなく成婚
  • 「対面基本+オンライン可」で柔軟に使い分ける

オンラインか対面かは、どちらが正しいかという話ではありません。いま目の前にあるご縁を、どちらの形ならいちばん育てやすいか。その視点で選べば、自然と答えは見えてきます。

婚活のゴールは、お見合いを効率よくこなすことではありません。画面越しでも、ラウンジでも、その先にいる“一人の結婚相手”を見つけることです。だからこそ、会えるならまず会ってみる。その小さな行動が、ご縁の幅を広げます。

オンラインお見合い・対面お見合いのよくある質問(FAQ)

IBJのお見合いは対面が基本ですか?

はい。IBJ公式サイトでは「お見合いは原則対面」と定められています。基本はシティホテルのラウンジなどで待ち合わせ、1時間前後お茶をしながら話す形です。場所は担当カウンセラーと相談して決めます。ルールは変わることがあるため、最新情報は所属する相談所で確認しましょう。

IBJでオンラインお見合いはできますか?

できます。IBJでは、双方が合意した場合のみオンラインお見合いが可能です。「IBJがオンラインを禁止している」わけではありません。お相手探しの際にオンライン対応が可能かどうかが分かるので、希望する場合は担当カウンセラーに相談し、事情があれば理由も伝えてもらいましょう。

オンラインお見合いを希望すると断られますか?

必ず断られるわけではありません。ただ、対面を希望するお相手とは条件が合わず、お見合いが成立しないことがあります。オンラインを希望する事情がある場合は、担当カウンセラー経由で理由を伝えてもらうと、受け入れてもらいやすくなります。特段の事情がなければ「対面基本+オンライン可」がおすすめです。

オンラインお見合いは失礼ですか?

失礼ではありません。IBJでも双方合意のうえで認められている正式な方法です。ただ、事情が分からないまま「オンライン限定」とだけ伝わると、「会う気がないのかな」と受け取る人もいます。遠距離や勤務などの理由がある場合は、カウンセラー経由で一言添えてもらうと誤解を防げます。

オンラインお見合いのメリットは?

移動時間がかからない、交通費やお茶代が不要、日程を合わせやすい、遠距離や海外の相手とも会える、感染症や災害時にも婚活を続けられる、といった点です。自宅から参加できるため緊張しにくい人もいます。遠距離・医療職・体調の事情がある方には、とても有効な選択肢です。

オンラインお見合いのデメリットは?

対面希望の相手とは成立しにくいこと、空気感・清潔感・距離感が伝わりにくいこと、通信環境やカメラで印象が左右されること、音声の遅延で会話がぎこちなくなりやすいことです。件数をこなす採点作業になりやすい点や、交際後の対面でギャップが出やすい点にも注意が必要です。

オンラインと対面はどちらがおすすめですか?

特段の事情がなければ対面をおすすめします。対面希望の相手とも会え、空気感や所作まで確かめられるからです。遠距離・海外在住・医療職などの勤務事情・体調の事情がある場合はオンラインが有効です。「どちらが楽か」ではなく「どちらがこのご縁を育てやすいか」で選びましょう。

遠距離ならオンラインでも大丈夫ですか?

大丈夫です。遠距離こそオンラインお見合いが力を発揮する場面です。最初の相性をオンラインで確かめ、交際に進んだら早めに対面で会う計画を立てましょう。「交際成立から1か月以内に一度は会う」など目安を決めておくと、関係がオンラインのまま止まりにくくなります。

初回だけオンラインでもいいですか?

事情があれば問題ありません。ただし、近くに住んでいて会える相手なら、初回から対面の方が確実です。オンラインで「普通」と感じた相手が、対面では好印象になることもあるからです。初回をオンラインにした場合は、交際に進んだら最初のデートを対面にして、空気感を確かめましょう。

オンラインお見合いは何分ですか?

相談所や連盟の運用によりますが、対面と同じく1時間前後が目安です。IBJが2020年に発表した資料では、所要時間40分〜1時間と紹介されています。画面越しの会話は対面より疲れやすいため、長くなりすぎないよう、時間は担当カウンセラーの案内に従いましょう。

オンラインお見合いの服装は?

対面のお見合いと同じ服装が基本です。男性はジャケット、女性は顔まわりが明るく見える色のきれいめな服がおすすめです。画面に映るのは上半身ですが、立ち上がった時のことも考え全身整えましょう。気持ちも切り替わり、表情や姿勢が自然と引き締まります。

Zoomでのお見合いはどう準備しますか?

前日までにアプリの動作、カメラの映り、音声を確認します。照明は顔の正面から当て、カメラは目線の高さに。背景はすっきりさせ、マイク付きイヤホンと安定した回線を用意しましょう。スマホの手持ちは避け、PCやタブレットを固定します。通信トラブル時の連絡方法もカウンセラーに確認しておきます。

オンラインお見合いで交際成立しますか?

成立します。IBJが2020年4月に発表した直営店の集計でも、オンラインお見合いから約半数が仮交際に進んだと紹介されています。ただし特殊な時期の短期間の集計で、現在の対面との差を示すものではありません。交際に進んだら早めに対面で会い、空気感を確かめることが大切です。

オンラインの方が効率的ではありませんか?

移動や費用の面では効率的です。ただ、婚活の成果はお見合いの件数ではなく、結婚相手と出会えるかどうかです。オンライン限定にすると対面希望の相手と会えず、件数を重ねるうちに採点作業になりやすい面もあります。効率は事情がある時に活かし、会える相手とは対面で会うのがおすすめです。

ホテルラウンジのお茶代が高い場合は?

都市部のラウンジでは1杯1,500円前後から2,000円台のお店もあり、負担に感じるのは自然です。オンライン限定にする前に、落ち着いた価格帯のカフェラウンジを選ぶ、会う相手を絞る、遠方の相手だけオンラインにするなどの工夫を担当カウンセラーと相談してみてください。

対面お見合いで分かることは何ですか?

清潔感、身だしなみ、姿勢、歩き方、表情、声、空気感、店員への態度、距離感、一緒にいて疲れないか、などです。特に店員への態度や一緒にいる時の居心地は、結婚生活を想像するうえで大切な情報です。会話の内容だけでなく、帰り道にほっとしたか、疲れたかも振り返ってみましょう。

オンラインで分からないことは?

香り、身長感、歩き方、隣に並んだ時の距離感、店員への態度、全身の清潔感などは、画面越しではほとんど分かりません。表情や声も、カメラ・照明・マイクによって実際と違って伝わることがあります。オンラインで好印象だった場合も、交際後に対面でこれらを確かめましょう。

オンライン限定にするのはおすすめですか?

特段の事情がなければおすすめしません。対面を希望するお相手とはお見合いが成立しにくくなり、会える候補が狭まるからです。遠距離や勤務、体調などの事情がある場合を除き、「対面基本+オンラインも可」にしておくと、どちらの希望のお相手とも会える可能性を残せます。

対面希望の人は多いですか?

IBJ公式サイトでは、2024年10月1日〜2025年1月31日の集計で、オンラインで行われたお見合いは全体の約11%とされています。つまり、IBJのお見合いの大多数は対面で行われています。オンラインを希望する場合も、対面を希望するお相手が多いことを前提に考えておくとよいでしょう。

オンライン希望=真剣度が低いですか?

いいえ、決めつけてはいけません。遠距離、医療職やシフト勤務、体調、介護や子育てなど、オンラインを選ぶ理由は人それぞれです。限られた条件の中で真剣に婚活を続けている方も多くいます。お相手がオンライン希望の場合は、カウンセラーを通じて理由を確認してから判断しましょう。

オンラインお見合いから成婚することはありますか?

あります。特に遠距離や海外在住、医療職などの方は、オンラインが入口になったからこそ出会えたご縁も少なくありません。成婚につなげるポイントは、交際に進んだら早めに対面で会い、空気感や生活感を確かめることです。オンラインはご縁の入口として上手に活用しましょう。

婚活カウンセラーにオンラインをすすめられたらどうすればいいですか?

まず理由を聞いてみましょう。遠距離や勤務事情など、あなたの状況に合った提案なら前向きに検討してよいでしょう。一方、「効率がいいから」だけが理由なら、「対面希望の相手と会えなくならないか」を確認し、「対面基本+オンライン可」という選択肢も相談してみてください。

🛋️ お見合い方法も、ご縁を広げる「戦略」のひとつです

オンラインか対面か迷う場合、大切なのは“どちらが楽か”だけで決めないことです。

自分の居住地・仕事・活動状況・希望相手によって、最適なお見合い方法は変わります。

お見合いがなかなか成立しない場合は、プロフィールだけでなく、お見合い方法の希望条件がご縁を狭めていないか一度確認してみてもよいでしょう。

フォリパートナーの無料相談では、今の活動状況を伺いながら、お見合い方法を含めた進め方を一緒に整理します。サロンでの対面相談のほか、Zoomでのご相談にも対応しています。入会を前提にしなくても大丈夫です。

無料相談で話してみる

💻

この記事を書いた人|結婚相談所フォリパートナー 代表カウンセラー

婚活業界17年以上。これまで2万人以上の恋愛・婚活相談を受け、数千組以上の成婚を支援。コロナ禍のオンライン婚活、地方と首都圏をまたぐ遠距離婚活、医療職やシフト勤務の方の婚活など、対面・オンライン双方の現場を見てきた。IBJ正規加盟店として、「効率より、ご縁の可能性を広げる婚活」をテーマに、一人ひとりの成婚まで伴走している。

※本記事のIBJのルール・データ(お見合いは原則対面、双方合意でオンライン可、ホテルラウンジで1時間前後、お茶代、オンラインお見合いの割合約11%など)は、IBJ公式サイトの掲載内容(2026年10月時点で確認)に基づきます。ルールは変更される場合があるため、最新情報は所属の結婚相談所・IBJ公式サイトでご確認ください。

※2020年のオンラインお見合いの交際移行率は、IBJが2020年4月に発表した直営店での短期間の集計であり、現在のオンラインと対面の成婚率の差を示すものではありません。本記事は、対面・オンラインいずれかで成婚が保証されることを示すものではありません。

※ホテルラウンジの価格は店舗・時期によって異なります。研究の紹介は概要であり、婚活の場面への当てはめは筆者の考えを含みます。

※記事中のケースは個人が特定されないよう再構成した匿名・複合事例です。モデルアンケートは記事理解を助けるために作成した編集上のモデルデータであり、実在する調査結果ではありません。

無料説明・ご相談フォーム

初回は、結婚相談所概要や婚活の具体的な進め方などをご説明します!

東京都内に4店舗(代々木・神田・日本橋・青山)、横浜に1店舗を展開しています。
また、全国対応のZoom相談も可能です。

ご相談場所
ご相談場所

東京都内に4店舗(代々木、神田、日本橋、青山)/横浜に1店舗
zoom(日本全国対応)でのご相談も可能

無料資料請求 ご予約・お問い合わせ