
【第1回】SNSで話題の「ガストデート」って実際どうなの?

婚活カウンセラーが感じる“賛否が分かれる本当の理由”
最近SNSでよく見かけるようになった「ガストデート」。
「初デートがガストはナシ」「いや、ガストで十分でしょ」など、
意見が真っ二つに分かれ、たびたび炎上しています。
婚活カウンセラーとして現場で多くの男女を見てきた立場から言うと、
ガストデート自体が良い・悪いという話ではありません。
問題は、
- どのタイミングで
- どんな意図で
- 相手にどう伝わっているか
ここがズレると、一気に「ナシ判定」になってしまうのです。
なぜ「ガストデート」はここまで話題になるのか
ガストは誰もが知っているファミリーレストラン。
価格帯も手頃で、長居しやすく、気取らない。
一方で、恋愛や婚活の文脈ではこんなイメージも持たれがちです。
- 大切にされていない気がする
- 手を抜かれた印象を受ける
- 「誰でもいいのかな?」と不安になる
つまりガストデートは、
店そのものより“扱われ方”が強く伝わってしまうデートなんです。
特に婚活では、
「この人は私との関係をどう考えているか」
を、言葉以上に行動から読み取ろうとします。
だからこそ、
同じガストでも
「安心できるデート」になる人と
「一発アウト」になる人が出てくるわけです。
婚活と恋愛は「デートの意味」が違う
ここで大事な前提を一つ。
恋愛の場合
→ 感情が先、勢いも許される
婚活の場合
→ 将来を見据えた判断が常に入る
婚活中のデートは、
「楽しいかどうか」だけでなく
「この人と生活できそうか」
「大切に扱われるイメージが持てるか」
が無意識にチェックされています。
そのため、
ガスト=節約
ガスト=合理的
という価値観が合う人同士なら問題ありません。
ただし、
価値観がまだ共有できていない初期段階でのガストデートは、
誤解を生みやすいのも事実です。
婚活カウンセラー目線での結論(総論)
ガストデートは、
- ✔ 相性を見る目的
- ✔ リラックス重視
- ✔ 会話中心の関係性
には向いています。
一方で、
- ✖ 大切にされている実感
- ✖ 特別感
- ✖ 初対面での安心感
を重視する場面では、
慎重に使う必要があります。
つまり、
「ガストかどうか」ではなく
「今この段階で、それを選ぶ理由が相手に伝わるか」
ここが最大の分かれ道です。
次回は
【第2回】婚活初期編
「初デートでガストはアリ?ナシ?」
― 初期段階で失敗しやすいポイントを徹底解説
をお届けします。
「なぜ初期は特に揉めやすいのか」
「ガストを選ぶなら最低限必要な配慮」
ここを具体例付きで解説していきます。
【第2回】婚活初期での「ガストデート」はアリ?ナシ?

最初の1〜3回目で一気に差がつく判断ポイント
婚活初期、つまり
- お見合い後
- マッチング直後
- 仮交際に入ったばかり
この段階は、相性よりも「安心感」と「誠実さ」が最優先で見られます。
ここでガストデートを選ぶと、
評価が真っ二つに分かれる理由があります。
婚活初期は「まだ信頼残高がゼロ」
初期段階の2人は、
まだ相手の価値観も人柄も分かっていません。
この状態で女性(男性側も同様)が無意識に考えているのは、
- 私は大切に扱われている?
- 誰にでも同じ対応じゃない?
- この人、結婚する気ある?
つまり、
店選び=人としての扱い方
として受け取られやすい時期なんです。
ここで理由説明なしのガストだと、
「楽だから」「コスパ重視?」
とマイナス解釈されるリスクが一気に上がります。
婚活初期でガストが“ナシ判定”されやすい理由
実際の現場でよく聞く声はこんな感じです。
- 初デートでファミレスは正直テンション下がった
- 真剣度が低そうに感じた
- 「とりあえず会った」感があった
- 私じゃなくてもいいのかなと思った
重要なのは、
ガスト=悪ではなく、
「初期に選ぶ理由が伝わらないこと」が問題という点。
婚活初期は、
“合理性”より“配慮”が評価されるフェーズです。
じゃあ婚活初期では絶対NGなの?
結論から言うと、
何も考えずに選ぶガストはNG。
でも、条件付きならアリになるケースもあります。
たとえば、
- 昼間の短時間デート
- 人混みを避けたい理由がある
- 会話がメインで落ち着いた場所を選びたい
- 事前に「気軽にお茶しませんか?」と伝えている
このように
目的と意図が共有できていれば、印象は大きく変わります。
逆に一番ダメなのは、
説明なし+当然のようにガスト、です。
婚活初期におすすめな考え方
婚活初期は、
「コスパ」「楽さ」よりも、
- 相手がどう受け取るか
- 不安を減らせているか
- 誠実さが伝わるか
ここを最優先にした方が、
結果的に交際継続率は上がります。
カウンセラー目線で言うなら、
初期は“安全運転”が最強。
ガストで失うご縁はあっても、
ガストだから深まるご縁は初期には少ない。
これは現場のリアルです。
婚活初期まとめ
✔ 婚活初期は信頼関係がまだできていない
✔ 店選び=扱い方として見られやすい
✔ ガストは理由と説明がないと誤解されやすい
✔ 初期は「無難すぎるくらい」がちょうどいい
次回は
【第3回】婚活中期編
「距離が縮んだ後のガストデートはアリ?」
― 本音が見え始めるタイミングでの正解と失敗
を解説します。
【第3回】婚活中期の「ガストデート」はむしろ相性チェックに最適

距離が縮んだからこそ見える“本性と将来像”
婚活中期とは、
- 仮交際が安定してきた
- 何度かデートを重ねている
- お互いの人柄や雰囲気が見えてきた
このフェーズです。
ここからデートの意味は
「好かれるため」から
「一緒に生活できるか」へ
少しずつシフトしていきます。
このタイミングでのガストデート、
実はかなり重要なチェックポイントになります。
婚活中期は「日常耐性」を見る段階
中期になると、無意識にこんなことを見始めます。
- 気を抜いたときの態度
- 店員さんへの接し方
- 食事中のマナー
- 会話が盛り上がらない時間の過ごし方
つまり、
非日常デートより“日常デート”の方が情報量が多い。
ガストのようなファミレスは、
まさに将来の生活を疑似体験できる場所なんです。
婚活中期でガストが「アリ」になる理由
この段階でのガストデートが
プラスに働くケースはこんな人たちです。
- 高級店じゃなくても会話が弾む
- 沈黙があっても気まずくならない
- 相手の前で素を出せる
- 食事の好みや金銭感覚が近い
ここで
「ファミレスでも楽しい」
と感じられる相手は、
結婚後の相性が良い可能性が高いです。
逆に、
「ちゃんとしたお店じゃないと嫌」
「扱いが雑に感じる」
と不満が出るなら、
価値観のズレが見え始めているサインでもあります。
婚活中期で注意したい“NGガストデート”
ただし、中期でも注意点はあります。
- 毎回ガスト・チェーン店ばかり
- 特別な日(誕生日など)まで同じノリ
- 完全に手抜きモードに入る
これは
「慣れ」と「安心」を履き違えている状態。
婚活中期は、
気楽さ+大切にされている実感
このバランスが重要です。
ガストは“選択肢の一つ”であって、
“唯一の正解”ではありません。
婚活カウンセラーが見る判断基準
中期で大切なのは、
ガストに行ったかどうかよりも、
- 相手の提案の仕方
- 気遣いが続いているか
- 「楽だから」になっていないか
たとえば、
「今日はゆっくり話したくてガストにしたよ」
この一言があるだけで、
印象はまったく変わります。
婚活がうまくいく人ほど、
選択の理由をちゃんと共有できるんです。
婚活中期まとめ
✔ 婚活中期は日常相性を見る段階
✔ ガストは生活感・価値観チェックに向いている
✔ 気楽さと雑さは別物
✔ 理由と配慮があればプラス評価になる
次回は
【第4回】婚活終盤編
「真剣交際・結婚直前でのガストデートはどう見る?」
― 決断前に見逃してはいけないポイント
を解説します。
【第4回】婚活終盤の「ガストデート」は最終チェック

結婚してから後悔しないために見るべき視点
婚活終盤とは、
- 真剣交際に入っている
- 結婚を具体的に考え始めている
- 親への紹介や将来設計の話が出ている
この段階です。
ここまで来ると、
デートの役割は「距離を縮める」ではなく
「この人と現実を一緒に生きられるか」を確認する場に変わります。
その意味で、
ガストデートはかなり“正直な答え”が出やすい場所です。
婚活終盤は「理想」より「生活」
終盤で見るべきポイントはシンプルです。
- 特別じゃない日をどう過ごせるか
- 疲れている時でも会話が成り立つか
- 金銭感覚・食の価値観がズレていないか
- 不機嫌や沈黙をどう扱う人か
ガストのような日常空間では、
背伸びができません。
だからこそ、
ここで居心地が悪くなる相手は、
結婚後もしんどくなる可能性が高いです。
終盤でガストが「安心材料」になるケース
実際、成婚するカップルの多くは、
- ファミレスで将来の話が自然にできる
- くだらない話と真面目な話を行き来できる
- 会計や注文でストレスが出ない
- 何も起きなくても「一緒にいて平気」
こうした状態に入っています。
ここで
「デート感がない」「ドキドキしない」
と感じる人もいますが、
結婚に必要なのはドキドキより安定。
終盤のガストデートで
ホッとできる相手は、
かなり信頼度が高いです。
逆に、終盤での“危険な違和感”
一方で、注意したいサインもあります。
- 毎回のように「安く済ませよう」が前面に出る
- 相手への配慮が明らかに減る
- 記念日や節目も同じ扱い
- 金銭面の話になると不機嫌になる
これは
「生活感」ではなく
価値観の押し付けや雑さ。
結婚後に
「こんなはずじゃなかった」
となりやすいポイントなので、
終盤こそ冷静に見てください。
婚活終盤での判断軸(超重要)
この段階での正解は、
ガストかどうかではありません。
- この人は、私を大切に扱っているか
- 日常を一緒に過ごす想像ができるか
- 嫌なことがあっても話し合えそうか
ガストでこれが全部クリアできるなら、
その関係はかなり健全です。
逆に、
高級店じゃないと不安になる関係は、
結婚後に不安が増えやすい。
婚活終盤まとめ
✔ 終盤は生活のリアルを見る段階
✔ ガストは誤魔化しが効かない
✔ 居心地の良さ=結婚適性
✔ 違和感は「気のせい」にしない
次回はいよいよ最終回です。
【第5回】総まとめ
「ガストデートで分かる、結婚向きな人・向いていない人」
― 婚活カウンセラーが出した最終結論
【第5回】ガストデートで分かる「結婚向きな人・向いていない人」
婚活カウンセラーが出した最終結論
ここまで「ガストデート」について、
婚活初期・中期・終盤と段階別に見てきました。
SNSでは
「ガストはナシ」「いや十分」
と極端な意見が飛び交いますが、
婚活の現場で見えている結論は、実はとてもシンプルです。
ガストデートは“人を見る装置”であって、正解・不正解そのものではない。
そして、ここで見える反応こそが、結婚向きかどうかを強烈に映し出します。
ガストデートで分かる「結婚向きな人」の特徴
ガストという“特別じゃない場所”で、
結婚向きな人はこんな行動を取ります。
- 店のランクに関係なく態度が変わらない
- 相手の反応を気にかける
- 「今日はゆっくり話そう」など意図を伝える
- 店員さんや周囲への態度が安定している
- 会話が途切れても焦らない
- 金額より「一緒にいる空気」を大事にする
つまり、
ガストでも関係を丁寧に扱える人。
このタイプは結婚後も、
・疲れている日
・余裕がない日
・お金を使えない時期
でも、関係を壊しません。
婚活カウンセラー目線では、
「ガストで穏やかに過ごせるか」は
かなり信頼度の高いチェックポイントです。
ガストデートで見抜ける「結婚に向いていない人」
一方で、要注意なのは次のタイプです。
- 理由も説明もなく当然のようにガスト
- 相手の反応に無関心
- 「俺はこれで十分」という押し付け
- 節約を正当化しすぎる
- 慣れた瞬間に雑になる
- 特別な日と日常の区別がない
これは
「堅実」ではなく
配慮不足や共感力の低さ。
結婚後に
「察してほしい」「分かってほしい」が増え、
不満が溜まりやすいタイプです。
「ガストが嫌」=ワガママではない
誤解しがちですが、
「初期でガストは嫌だった」
「大切にされている感じがしなかった」
という感覚は、決して贅沢ではありません。
それは
価値観・安心感・扱われ方の違和感。
逆に、
「高級店じゃないと無理」
という人も、
生活感覚が合わない可能性が高い。
大事なのは、
ガストかどうかではなく
その選択をどう感じるかを、きちんと共有できる関係かです。
婚活で一番大切なのは「場所」じゃない
婚活がうまくいく人ほど、
こう考えています。
- どこで会うかより、どう向き合っているか
- 特別な日より、何もない日の安心感
- デート感より、生活感
ガストデートは、
恋愛の盛り上がりより
結婚の現実を映す鏡。
ここで違和感が出るなら、
それは早めに分かってよかったサインでもあります。
ガストデート総まとめ(保存版)
✔ ガストデートは段階によって評価が変わる
✔ 初期は慎重に、中期は相性チェック、終盤は最終確認
✔ 問題は店ではなく「選び方・理由・態度」
✔ 結婚向きな人は、日常を雑にしない
✔ 違和感は我慢せず、見逃さない
婚活カウンセラーとしての最終結論
ガストデートで相手を雑に扱う人は、
結婚後も関係を雑に扱う。
ガストデートでも相手を大切にできる人は、
結婚後も大切にし続けられる。
婚活では、
派手なデートより
“何もない時間”をどう過ごせるか。
そこを見抜ける人ほど、
後悔しない結婚に近づきます。
フォリパートナー編集部



