結婚適齢期は何歳!?本当に“ちょうどいい年齢”ってあるの? | カウンセラーブログ

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結婚適齢期は何歳!?本当に“ちょうどいい年齢”ってあるの?

2025.07.12


 

 目次

 

第1章:そもそも「結婚適齢期」って何?──時代とともに変わる結婚観

第2章:男女別・年代別にみる「結婚に最適なタイミング」

第3章:婚活手段別にみる「結婚のリアル」──それぞれのメリットと注意点

第4章:結婚適齢期に差が出る!婚活手段別・出会いのリアル

第5章:結婚適齢期を逃さないために、今すぐできる3つの行動

最終章“:結婚適齢期”に縛られない――年齢を味方につけるマインドセット

 

 第1章:そもそも「結婚適齢期」って何?──時代とともに変わる結婚観


かつて日本では「女性は25歳までに結婚しないと売れ残り」「男性は30歳までには家庭を持つべき」といった“結婚適齢期”の固定観念がありました。しかし令和の今、人生100年時代とも言われる時代背景の中で、結婚のタイミングも大きく変わってきています。

 

内閣府の調査によれば、男女ともに平均初婚年齢は年々上昇傾向。2023年時点で、男性は31.1歳、女性は29.7歳となっており、以前の「25歳までに」という常識は過去のものになりつつあります。

ただし、これはあくまで「平均」であり、人によってベストな結婚のタイミングは異なります。適齢期とは「社会的な理想」ではなく、「自分の価値観やライフプランに合ったベストな時期」であるべきです。

 

 第2章:男女別・年代別にみる「結婚に最適なタイミング」


◆20代女性の場合 

結婚相談所やマッチングアプリで最も“需要が高い”のが20代女性です。出産を視野に入れる人も多いため、生物学的にも選ばれやすい時期。特に25歳前後は申し込み数が圧倒的に多い傾向にあります。恋愛の自由度が高く、紹介や合コンなども充実する時期でもあるため、選択肢が広いのが特徴。

 

◆30代女性の場合 

キャリアや趣味が充実する一方、出産リミットも意識し始める年代。マッチングアプリでは年齢フィルターに引っかかる機会も増えるものの、結婚相談所では「真剣度の高い人に出会える」という理由で活動を本格化させる人が多数。紹介などは減る傾向にあるが、結婚を見据えたお見合いの成功率は高い。

 

◆40代女性の場合

仕事や家庭など、自分のペースで生きるスタイルが確立されている一方で、婚活では厳しさを感じやすい年代。マッチングアプリでは若年層との競争が激しく、年齢による足切りも起きやすいため、活動が長引くことも。一方、結婚相談所では「落ち着いたパートナーを求める男性」や「再婚希望者」とのマッチング率が高まり、成婚に至るケースも少なくない。柔軟な条件設定と、自分の魅力を客観視できるかが鍵となる。

 

◆50代女性の場合

「自立した女性」としての魅力が輝く一方、婚活市場ではライフスタイルや価値観の擦り合わせが重視される年代。マッチングアプリでの活動はやや難しくなるため、結婚相談所や中高年向け婚活イベントを活用するのが効果的。子育てが一段落している人や、パートナーと第二の人生を歩みたい人が対象となることが多く、「同世代で人生観が合うかどうか」が大きな判断材料になる。

 

◆20代男性の場合

 恋愛・仕事・自己実現など、やりたいことがたくさんある時期。恋愛においてもマッチングアプリでの出会いは多くなるが、まだ結婚に本気で向き合う男性が少ない印象を与えることも。とはいえ、結婚相談所では年収や職業に見合った“先行投資的婚活”を始める男性も増えている。

 

◆30代男性の場合

 婚活市場では“最もバランスが取れている”とされる年代。ある程度の経済力、仕事の安定、精神的な成熟を兼ね備えた人が多く、結婚相談所でも人気層。社内恋愛や紹介など自然な出会いが減り、マッチングアプリや相談所を使った“戦略的婚活”が主流になる時期。

 

◆40代男性の場合

経済力や人生経験が武器となりやすく、年下女性からの人気も一定数ある。ただし、年齢差のある相手を希望しすぎるとミスマッチが増え、活動が長期化することもあるため注意が必要。マッチングアプリでは「遊び目的に見られやすい」傾向もあるため、結婚相談所で誠実に活動することが成婚への近道。再婚希望者も増えており、「一度家庭を経験したからこそわかる安定志向」が強みになる。

 

◆50代男性の場合

安定した職業・経済力がある場合、結婚相談所ではまだまだ人気のある層。特に、再婚希望や子どものいない女性との相性が良い傾向にある。マッチングアプリでは年齢差を重視しすぎると警戒されるため、同年代とのマッチングが現実的。今後の人生を穏やかに過ごせるパートナー像を描けるかどうかが、婚活成功のカギとなる。誠実さや生活スタイルの共有力が問われる世代でもある。

 第3章:婚活手段別にみる「結婚のリアル」──それぞれのメリットと注意点


 

◆マッチングアプリ 

【メリット】

手軽に始められ、出会いの母数が圧倒的に多い。スマホ一つで気軽に婚活可能。

 【注意点】

遊び目的の人も多く、真剣交際への発展には根気が必要。また、年齢や写真で判断されがち。

 

◆結婚相談所 

【メリット】

真剣度が高い相手が多く、プロによるサポートが受けられる。条件検索がしやすく、年齢が上でも成婚に至るケースが多い。 
 【注意点】

費用がかかる。入会時にプロフィールをしっかり作る必要があるため、最初の準備が重要。

 

◆社内恋愛 

【メリット】

相手の人柄や仕事への姿勢がわかりやすく、信頼関係が築きやすい。 

 【注意点】

別れた際の職場での気まずさや、プライベートと仕事の境界線が曖昧になりやすい。

 

◆友人・知人からの紹介 

【メリット】

ある程度の“フィルター”を通過した相手に出会える。最初から信頼感がある。 

 【注意点】

断った場合の人間関係への影響。紹介者の顔を立てる必要があるプレッシャー。

 

 

 【第4章】結婚適齢期に差が出る!婚活手段別・出会いのリアル


結婚適齢期に差が出る要素の一つが、選ぶ婚活手段です。現代は「出会い方」が多様化しているからこそ、自分に合った婚活スタイルを見極めることが、成婚の可能性を高める重要なポイントになります。

ここでは主要な婚活手段別に、男女の年齢と相性、成功傾向などを解説していきます。

 

 マッチングアプリの場合

マッチングアプリは、20代〜30代前半の男女がメインユーザーです。特に20代の女性には圧倒的な人気があり、男性からの「いいね」も多く届きやすいため、自己肯定感を高めやすいという特徴があります。

 

ただし、マッチングアプリには「結婚目的以外」のユーザーも多く存在するため、真剣度にバラつきがあるのが現実です。年齢が上がるにつれ、プロフィール写真や年収、年齢などで判断されやすくなり、男性は35歳以降、女性は30歳以降になると反応率が下がりがちです。

 

結婚を見据えた出会いを求める場合、年齢が上がるほどマッチングアプリだけでは限界を感じやすくなる傾向があります。

 

 結婚相談所の場合

結婚相談所は、結婚に対する本気度が高い人が集まる婚活手段です。年齢層も比較的広く、男女ともに30代後半〜40代の成婚実績も多いです。

また、ここ数年で20代の若年層の結婚相談所への入会が増えています。

 

男性にとっては40代での入会・成婚も珍しくなく、一定の収入や生活基盤が整っていることがアピール材料になります。一方、女性はやはり年齢の壁が一定存在するものの、サポートを受けながら「選ばれるプロフィールの作り方」や「魅力の引き出し方」を学ぶことで、成婚に繋がる確率は大きく上がります。

 

年齢によるハードルがある分、仲人型の手厚いサポートや戦略的な活動ができるかどうかが成否を分けるカギとなります。

 

 社内恋愛・友人紹介の場合

社内恋愛や友人からの紹介は、出会いのきっかけとして非常に自然でスムーズです。ただし、年齢が上がるにつれ、そのような機会が減っていくのも現実です。

 

20代では出会いの幅が広くても、30代・40代になると周囲が既婚者ばかりになり、「紹介してもらえる相手」自体が少なくなっていきます。また、紹介される相手も「わけあり」「理想外」と感じることもあり、結局自力で出会いを求めなければいけないケースも多くなります。

 

 【第5章】結婚適齢期を逃さないために、今すぐできる3つの行動


結婚適齢期は人によって違いますが、ただ待っていても自然とチャンスが舞い込む時代ではありません。今からできるアクションを3つ、具体的にご紹介します。

 

① 自分の市場価値を冷静に把握する

婚活における年齢の影響は、想像以上にシビアです。特にマッチング市場では、年齢や条件でふるいにかけられるのが現実。その中で「自分がどう見られているか」「どんな人から求められるのか」を冷静に見つめることが第一歩です。過去の恋愛経験や理想の結婚像だけに縛られず、婚活の現場に即した視点を持つことが重要です。

 

② 自分に合った婚活の場所を選ぶ

20代後半であっても「本気の人とだけ出会いたい」なら、結婚相談所が近道かもしれません。一方で、30代後半で「まずは出会いを広げたい」ならアプリも選択肢の一つです。大切なのは、自分の年齢や性格、希望条件と照らし合わせて、無理のない活動スタイルを選ぶこと。

 

③ 出会った相手と真剣な会話を早めにする

年齢を重ねるごとに、「時間を無駄にしたくない」と思うのは当然。だからこそ、出会った相手と「結婚後の生活」について早めに話すことがカギになります。住む場所、仕事のスタイル、子どもに対する考え方…。これらを丁寧に話し合える相手こそ、信頼できる未来のパートナーです。

 

 【最終章】“結婚適齢期”に縛られない――年齢を味方につけるマインドセット


結婚はゴールではなくスタート。そのスタートラインを「○歳まで」と決めつけてしまうと、本来つかめるはずだったご縁を逃してしまうかもしれません。ここでは、年齢を重ねても婚活を楽しみ、納得できる形で成婚をつかんだ人たちの共通点をまとめます。

 

◆ 1. 年齢=ハンデではなく“キャリア”と考える 40代で成婚した男性Mさんは、「年齢は交渉材料」と言い切ります。仕事の経験値、経済基盤、人生のアップダウンを乗り越えた精神力——それらは若さでは得られない“資産”。年齢を隠すのではなく、「だからこそ提供できる安心感」を丁寧に伝えたことで、同世代の女性との真剣交際に発展しました。

 

◆ 2. “これから”を語れる人が選ばれる 成婚者インタビューで最も多かったキーワードは「未来の話ができた」。趣味、仕事、家族、住環境……。過去の恋愛話より、ふたりで作る将来像を語れる人ほど、年齢を超えて魅力的に映ります。

 

◆ 3. 自分をアップデートし続ける 年齢を重ねるほど、“昨日と同じ自分”で満足してしまいがち。しかし婚活市場で輝き続ける人は、読書や運動、スキル学習など、小さくても成長する習慣を持っています。「年齢=成長を止める言い訳」にしない姿勢が、相手にも前向きに映ります。

 

◆ 4. 妥協ではなく“優先順位”を再設定 理想が高いと言われる人こそ、条件を削るのではなく“願いの順番”を見直します。「絶対譲れないことは3つだけ」に絞り、残りは柔軟に。実際、この方法で「気づけば理想以上の人と出会えた」という成婚例が多数あります。

 

◆ 5. “相談できる相手”を持つ カウンセラーや既婚の友人など、客観的に意見をくれる存在は必須です。独りよがりにならず、軌道修正を早めに行える人ほど、短期間で成婚しやすいというデータもあります。

 

 まとめ:年齢を恐れるより、今ここから動き出す

 

結婚適齢期に“正解の年齢”はありません。大切なのは、年齢を理由に立ち止まらず、自分の価値・成長・未来への意欲をパートナー候補に示すこと。

今日が人生で一番若い日——そう思って一歩踏み出せば、年齢はきっと強みになります。

 

フォリパートナー編集部

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