カウンセラーブログ
「結婚相談所にくる女性」現役の婚活カウンセラーが真相を大暴露
2025.07.12

目次
はじめに──結婚相談所にくる女性って、どんな人?
1. 結婚相談所にくる女性、イメージと現実のギャップ
2. 結婚相談所にくる女性の「年齢層」ってどうなってる?
3. 「なぜ相談所を選んだのか?」──女性たちのホンネ
4. 共通しているのは「理想の高さ」ではなく「目的意識の高さ」
5.結婚相談所にくる女性を“5タイプ”に分類!それぞれの特徴と婚活傾向とは?
6. 「普通の人でいいんです」が、実は一番難しい?
7. 条件を下げる=妥協、ではない
8. 結婚相談所にくる女性が陥りやすい“3つの落とし穴”
9. “結婚相談所にくる女性”が幸せをつかむためにできること
10. 成婚していく女性に共通する「たったひとつの前提」
11. 成婚に近づく人の3つの行動習慣
12. 逆に“婚活が長引く女性”の特徴は?
13. 結婚相談所にくる女性が「幸せな結婚」をつかむために
まとめ:結婚相談所にくる女性は、“本気の人生選択”をしている
はじめに──結婚相談所にくる女性って、どんな人?

「結婚相談所にくる女性って、婚活に焦ってる人?」「理想が高すぎるのでは?」
世間ではこんなイメージを持たれていることも多いですが──それは、ほんの一部の“表層”にすぎません。
現役で婚活カウンセラーをしていると、実に多種多様な背景と価値観を持つ女性たちが相談所の扉を叩いていることに気づきます。
このコラムでは、リアルな現場の視点から、
・結婚相談所にくる女性の「本当の姿」
・登録に至るまでの葛藤やきっかけ
・年齢や職業、恋愛経験の傾向
・どんなタイプが成婚しやすいのか?
など、表にはなかなか出てこない“婚活の真相”を、プロの目線でお届けします。
「結婚相談所にくる女性ってどんな人なの?」という疑問がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
1. 結婚相談所にくる女性、イメージと現実のギャップ

まず最初にハッキリさせておきたいことがあります。
それは、「結婚相談所にくる女性 = 恋愛経験ゼロで焦っている人」というイメージは、完全な誤解だということです。
実際には、
・バリキャリで恋愛より仕事を優先してきた人
・恋愛経験は豊富だが、結婚に至らなかった人
・アプリ婚活や自然な出会いに疲れてしまった人
・一度離婚を経験し、再婚を目指して活動している人
など、「自分の意思で“真剣な婚活”を選び取った女性」が多くいます。
特に近年は、20代後半〜30代前半の比較的若い女性も増えており、「恋愛と結婚は違う」「効率的に将来のパートナーと出会いたい」という思考で、相談所に入会するケースが増加傾向にあります。
2. 結婚相談所にくる女性の「年齢層」ってどうなってる?

では、実際に結婚相談所にくる女性の年齢層はどうなっているのでしょうか?
▶相談所に登録する女性の主な年齢層(体感値ベース)
・25〜29歳:全体の15%程度
恋愛経験はあるが、将来を見据えて早期決着を図りたい層。
年収よりも”同年代””安心感”“誠実さ”を重視する傾向あり。
・30〜34歳:最も多い層(約35%)
「自然な出会いに限界を感じた」「マッチングアプリに疲れた」といった理由で登録。
条件とフィーリングをバランスよく見ている層。
・35〜39歳:次に多い層(約30%)
恋愛経験もキャリアも積み、人生の“本気のパートナー探し”にシフトした層。
男性に対して「年収・安定感・対話力」を求める傾向。
・40代〜:増加傾向あり(約15〜20%)
再婚希望者も含め、「人生後半を共にする相手探し」という視点で真剣な活動。
このように、「結婚相談所にくる女性」は決してモテない人でも、焦った人でもなく、“自分の意志でパートナーを選びに来ている”自立した女性たちが中心なのです。
3. 「なぜ結婚相談所を選んだのか?」──女性たちのホンネ

結婚相談所を選んだ理由として、よく聞くのは次のような声です。
・「マッチングアプリは軽い出会いが多く、真剣度に差がありすぎて疲れた」
・「職場や普段の生活に出会いがなかった」
・「恋愛経験はあるけど、長く続かない恋が多かった」
・「友人の紹介だと断りづらいので、プロのサポートがある方が安心」
・「本当に結婚したい人と、結婚を前提に会いたい」
中には、恋愛に苦手意識を持つ人もいますが、大半の女性は「恋愛の延長でなく、人生のパートナー選びをしたい」と考えており、“結婚という目的のために環境を変える決断”をした人たちです。
4. 共通しているのは「理想の高さ」ではなく「目的意識の高さ」

よくネットで言われるのが、「結婚相談所にくる女性は理想が高い」という声。
勿論、ハイスぺ狙いで高い希望条件を持っている方もいます。
しかし、現場で見ていて感じるのは、「理想というよりも、目的意識がはっきりしている」という点です。
・「家族になれる人かどうか」
・「子どもを望むならタイミング的に猶予がない」
・「仕事を続けながら家庭を持てる人がいい」
・「マッチングアプリよりもタイパが良い」
など、「私はこういう結婚がしたい」というビジョンが明確な人が多いため、それに合わない相手は“違う”と判断されやすいだけなのです。
5.結婚相談所にくる女性を“5タイプ”に分類!それぞれの特徴と婚活傾向とは?

前回は、結婚相談所にくる女性たちが「意外と普通」で、むしろ“本気で結婚したい”という意思を持って結婚相談所の扉を叩いていることをお伝えしました。
今回はさらに一歩踏み込み、実際の現場で見られる「結婚相談所にくる女性のタイプ別傾向」を5パターンに分けて紹介します。
それぞれのタイプごとに、
・どんな背景で入会してきたのか?
・活動の傾向や特徴
・成婚までに必要なステップや注意点
をリアルに解説していきます。
タイプ①:恋愛キャリアは長いが、結婚に至らなかった“恋愛疲れ系”
🔹特徴:
・20代後半〜30代半ばが中心
・恋愛経験は豊富だが「結婚とは別物」と気づいて相談所へ
・アプリ婚や長年の彼氏との破局を経てリスタートした層
🔸婚活傾向:
恋愛的な“ときめき”を無意識に求める傾向があり、「いい人だけど、ドキドキしない」という理由で交際終了しがち。しかし、相談所での婚活は「ドキドキ」より「安心感と信頼」が成婚の鍵。“恋愛目線”から“生活目線”へのシフトが成婚の分かれ道になります。
タイプ②:キャリアを優先してきた“今こそ結婚したい”系
🔹特徴:
・30代後半〜40代前半の女性に多い
・医療職、士業、管理職などハイキャリア層
・結婚願望はあったが仕事が多忙すぎて後回しになっていた人たち
🔸婚活傾向:
「自分と同等かそれ以上のパートナー」を求める傾向が強く、男性に対する条件がややシビアになることも。ただし、同年代の高スペック男性は婚活市場に少ないため、理想と現実のギャップに直面して活動が停滞するケースも。柔軟な条件見直しと、感情面のリードを許容する姿勢が鍵になります。
タイプ③:20代・アプリ疲れから“真剣な出会いを求める”若年層
🔹特徴:
・20代後半~30歳前後の比較的若い層
・アプリ婚活や街コンに疲弊し「時間を無駄にしたくない」と思い相談所へ
・結婚願望が強く、子どもを望んでいる人も多い
🔸婚活傾向:
真剣度が高く、成婚に至るスピードも早い傾向があります。ただし、若いぶん「理想像」が明確でない場合や、「結婚=幸せ」の幻想を抱いていることも。相談所での活動を通して、自分に合う相手像を少しずつ見つけていく“成長型婚活”が特徴。カウンセラーとの面談を活用しながら軌道修正することで、成婚率が高まります。
タイプ④:自己肯定感が低く「誰かに必要とされたい」依存傾向タイプ
🔹特徴:
・30〜40代女性に散見される
・過去の恋愛で傷ついた経験がある
・「自分には価値がないかも」と思い込んでいる人も
🔸婚活傾向:
「自分を選んでくれる人なら誰でもいい」と感じてしまいがち。しかし、相手に合わせすぎて疲れたり、自己主張できずに破談になるケースが多く見られます。自分の軸を持ち、「選ばれる」ではなく「選ぶ」視点を育てることが、婚活成功への大きな一歩となります。
タイプ⑤:再婚希望者・離婚経験ありの“人生リスタート組”
🔹特徴:
・40代以降に多いが、30代後半でも増加中
・子どもがいる場合もあれば、婚姻期間が短かった人も
・過去の反省を踏まえ、冷静かつ現実的に婚活に臨む人が多い
🔸婚活傾向:
“失敗から学んでいる”という強みを持つ一方で、「同じ失敗をしたくない」という慎重さが仇になることも。信頼関係が築けるまでは時間がかかるが、関係が深まれば成婚までが早い傾向。再婚希望女性の場合は、相手に対しても“経験値”を求める傾向があり、バツイチ男性との相性が良いことが多いです。
タイプ別のまとめ:結婚相談所にくる女性は“多様性そのもの”
・恋愛疲れタイプは、結婚観の再定義で好転
・キャリア重視タイプは、現実との向き合いが鍵
・20代タイプは、スピードより“心の整理”が重要
・自己肯定感低めタイプは、自分を知る作業が不可欠
・再婚希望タイプは、慎重さと柔軟さのバランスを
つまり、「結婚相談所にくる女性」はひとくくりにはできません。
だからこそ、成功には「自分がどのタイプかを知る」ことと「的確な戦略」が必要なのです。
理想と現実のギャップに苦しむ女性たち──“気づかない思い込み”が婚活を止める
結婚相談所にくる女性の中には、活動当初は「うまくいくはず」と前向きな気持ちでスタートする方が多いものの、途中で壁にぶつかってしまう人もいます。
その多くは、「理想」と「現実」のギャップが原因。
・希望条件に当てはまる男性が現れない
・お見合いは組めても交際に進まない
・交際しても、ピンとこないまま終了する
これは決して、相手の質が悪いとか、自分の魅力がないという話ではありません。
本質はもっと深く、「気づかない理想や思い込みが、自分の婚活を縛ってしまっている」ということにあります。
6. 「普通の人でいいんです」が、実は一番難しい?

結婚相談所にくる女性の中で、口癖のように出てくるのがこの言葉。
「普通の人でいいんです。高望みしてるつもりはないんです。」
でも、ここでいう“普通”がクセ者です。たとえばこんなケース:
・年収600万円以上
・身長175cm以上
・大卒以上で会話が上手
・優しくて誠実で、リードもできる
・子どもが好きで、家事にも協力的
…これ、本当に「普通」でしょうか?
実際には、こうした条件をすべて満たす男性は婚活市場の中でごく少数。
しかも、その少数の男性に対しては多くの女性が集中するため、競争率は非常に高いのです。
つまり「普通の人でいい」は、理想を自覚していない“隠れハイスペ志向”のことが多く、ここにギャップが生まれます。
7. 条件を下げる=妥協、ではない

この話をすると、「じゃあ妥協しろってことですか?」と反発される方もいます。
でも、婚活における“条件の見直し”は、妥協ではなく、再定義です。
例えば…
・年収:600万→500万にするのではなく、「共働きかどうか世帯年収で考える。結婚後どういう生活レベルにしたいのかを具体的にシミュレーションする」
・身長:175cm→170cmにするのではなく、「清潔感があり体型に気を使っている人や全体的な雰囲気を見る」
・学歴:大卒→高卒にするのではなく、「知的好奇心がある人や話してみての価値観を確かめる」
このように、“数字”や“肩書き”で見るのではなく、見方を変えてみる事が大切なのです。
実際、成婚された女性たちは「条件を下げたからうまくいった」のではなく、「本当に自分に合う人の基準がわかった」と語ることが非常に多いのです。
8. 結婚相談所にくる女性が陥りやすい“3つの落とし穴”

婚活が迷走しやすい女性に共通する、思い込みのパターンを3つご紹介します。
①「いい人がいない」症候群
お見合いや仮交際で相手を見ても、「なんとなく違う」と終わらせてしまう。
→これは“初対面の違和感”を、すべて「相性が悪い」と判断している状態です。
でも実際は、「緊張」「表面的な印象」「テンプレ会話」など、深い部分を見ずに判断しているだけかもしれません。
②「過去の恋人と比べる」ループ
元彼と比べてときめかない、男らしさを感じない──など。
→でも、婚活で出会うのは“恋愛相手”ではなく“人生のパートナー”。
恋愛と結婚の価値観を同一視すると、目の前のご縁を見逃すことになります。
③「結婚できないのは相手のせい」思考
「アプリ男は遊び」「相談所の男は冴えない」「条件に合う人がいない」など、環境のせいにしがち。
→このままだと、他責思考から抜けられず、活動が続かなくなります。
一度、自分の視点や思考グセを見直すことが、婚活好転のきっかけになることが多いです。
9. “結婚相談所にくる女性”が幸せをつかむためにできること

では、理想と現実のギャップを埋め、成婚にたどり着いた女性たちは、どんな工夫をしていたのでしょうか?
成功者の多くに共通していたのは、次の3つ。
①“理想の条件”を、未来の生活像で再定義していた
→ たとえば「子育ての価値観が合う」「会話のテンポがラク」など、“共に生きていけるか”を重視。
②カウンセラーのフィードバックを素直に受け止め、修正できていた
→ 他人目線を取り入れられる人ほど、柔軟な婚活ができる。
③相手をジャッジせず、少なくとも3回は会っていた
→ 「1回で判断しない」を徹底していた人は、意外な“化ける人”と結ばれるケースも。
成婚する女性には“共通点”がある──うまくいく人は何が違うのか?
これまでのコラムで、結婚相談所にくる女性がいかに多様で、真剣で、理想と現実のギャップに悩みながらも懸命に活動している姿をお伝えしてきました。
そして次章以降では、「実際に成婚していく女性たちの共通点」について、プロの視点から深掘りしていきます。
「自分もあの人のように幸せを掴みたい」と思ったとき、どんな姿勢・行動が婚活を成功へ導くのか?
婚活で心が折れそうになったときに思い出してほしい、前向きなエッセンスをお届けします。
10. 成婚していく女性に共通する「たったひとつの前提」

結婚相談所にくる女性の中で、最終的にうまくいく方に共通しているのは、実はスペックや美貌ではありません。
「自分は幸せになっていい存在だ」と、心のどこかで信じていることです。
婚活においては、どうしても比較や他者評価がつきまとい、自信を失いがち。
でも、「私なんて…」と自分を責め続けるよりも、「一緒に幸せになるパートナーを、これから見つけよう」と思える人は、たとえ時間がかかっても、前に進んでいけます。
11. 成婚に近づく人の3つの行動習慣

成婚者のインタビューや日々のサポートの中から、具体的な行動の共通項を挙げると、以下の3つに集約されます。
①「出会いは“ご縁”であり、“育てるもの”だと理解している」
最初から100点の人などいません。
逆に、最初はピンとこなかったけれど、3回目・4回目で“じんわりいい人”だとわかるケースも多々あります。
成婚者は共通して、「1回会って合わないなら終了」という短期的な目線ではなく、「この人と一緒に未来を描けるか」という中長期的な視点で人を見ているのです。
②「フィードバックを拒否しない、むしろ活用する」
結婚相談所にくる女性で成婚率が高いのは、カウンセラーとの連携が密なタイプ。
自分の思い込みを疑い、第三者の目線を取り入れながら“方向修正”できる柔軟さがある方は、ぐっと成功が近づきます。
逆に、「自分のやり方でしか動かない」「アドバイスを感情的に跳ね返す」方は、活動が長期化しやすい傾向にあります。
③「“いいかも”と思った相手とは、少なくとも3回は会う」
1回目は緊張、2回目は確認、3回目でようやく“素の自分と相手”が見えてくる。
成婚者はこの“3回目の壁”を意識して乗り越えています。
結婚相談所にくる女性の中で、出会いのたびにジャッジを急ぎすぎてしまう方は、ぜひこの“3回ルール”を取り入れてみてください。婚活の景色が変わります。
12. 逆に“婚活が長引く女性”の特徴は?

あえて逆のパターンも触れておきます。
活動が長引く、あるいは途中で疲れてしまう女性に多いのは以下のタイプです。
・条件で相手をフィルターしすぎて“人柄”を見ない
・「選ばれたい」が強すぎて自分を演じてしまう
・断られたことを“自分の価値”と結びつけて落ち込み続ける
・他人と比較し、自分のペースを崩してしまう(SNSを見て自分軸がブレる人は多い)
どれも人間らしい反応ですが、婚活は“心の持ちよう”でいくらでもリカバリーできます。
だからこそ、途中で立ち止まったとしても、自分の感情を整理しながら再び歩き出すことが大切なのです。
13. 結婚相談所にくる女性が「幸せな結婚」をつかむために

最後に、成婚までたどり着いた女性たちがよく口にする言葉をご紹介します。
「あのとき勇気を出して、相談所の扉を開けてよかった」
「まさか“この人”と一緒になるとは思っていなかった。でも今は心から感謝している」
「理想とは少し違ったけれど、結果的に“最高のパートナー”だった」
つまり、婚活の途中で見えていた景色と、成婚したときに見える景色は、まったく違うということ。
そしてそれは、「自分の心の変化」と「誰かとの出会い」が重なったときにしか見えてこない世界です。
まとめ:結婚相談所にくる女性は、“本気の人生選択”をしている

何度でも伝えたいのは、「結婚相談所にくる女性は、真剣で魅力的な人たち」だということ。
・恋愛に疲れた人
・キャリアを積んできた人
・結婚に迷いながらも前を向こうとしている人
どんな背景があっても、「幸せなパートナーシップを築きたい」と思ったその瞬間から、婚活は始まっています。
その勇気を持ったあなたには、必ずご縁があります。
どうか諦めず、自分の人生を大切にしながら、最高のパートナーと出会ってください。
フォリパートナー編集部
無料説明・ご相談フォーム
初回は、結婚相談所概要や婚活の具体的な進め方などをご説明します。
