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【警鐘】未婚率・生涯未婚率の爆増は他人事じゃない!今すぐできる婚活対策
2025.07.10

目次
1. はじめに──なぜ“未婚率”と“生涯未婚率”が注目されるのか?
2. 定義をおさらい:未婚率と生涯未婚率の違い
3. データで見る“未婚のリアル”
4. 婚活と結婚相談所の“数字目線”への活かし方
5. なぜ未婚率・生涯未婚率が上昇したのか?
6. 生涯未婚率の上昇は、あなたの婚活にどう影響する?
7. 結婚相談所の果たすべき役割とは?
8. 結婚観の変化――「結婚が幸せのゴールではない」時代に
9. 未婚率上昇が生む“男女の婚活温度差”
10. 解決策は、“正しい自己分析”と“早めの行動”
11. 結婚相談所が「古い」どころか“今こそ選ぶべき”理由
12. 未婚率が高い時代に“相談所が合う人”の特徴とは?
13. 結婚相談所=高額というイメージはもう古い?
14. “結婚する意思のある人に出会いたい”なら、相談所が最短ルート
15. “行動しない人”が生涯未婚率を押し上げている
16. 年齢別・今すぐやるべきアクション
17. “数字”に怯えるより、“行動”を始めよう
18. 結論:「迷っている今」が、いちばん若い
1. はじめに──なぜ“未婚率”と“生涯未婚率”が注目されるのか?

2020年代に入り、ニュースや行政資料で未婚率・生涯未婚率という言葉を耳にする機会が一気に増えました。
結婚が「当たり前」ではなくなりつつある今、これらの数値は
・少子化対策
・働き方改革
・老後の生活設計
といった社会課題と直結するため、メディアもこぞって取り上げています。
しかし――実際に婚活中の方からは
「そもそも未婚率と生涯未婚率って何が違うの?」
「数字が増えているって聞くけど、婚活とどう関係あるの?」
という声が多いのも事実。本連載ではまず統計の意味を整理し、そこから『じゃあ私たちの婚活にどう活かす?』を具体的に掘り下げます。
2. 定義をおさらい:未婚率と生涯未婚率の違い

用語 |
主な定義 |
代表的な公的データ |
未婚率 |
その年の各年齢層における「未婚状態の人」の割合 |
総務省「国勢調査」 |
生涯未婚率 |
50歳時点で一度も結婚したことがない人の割合(=50歳時点未婚割合) |
国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集」 |
ポイント
・未婚率は「ある時点」のスナップショット
・生涯未婚率は「一生結婚しない可能性」を示す累積指標
たとえば20代の未婚率が高い=必ずしも結婚しない訳ではなく、「結婚時期が後ろ倒しになっている」だけの可能性もあるわけです。
3. データで見る“未婚のリアル”

・男性の生涯未婚率:28.3%〈50歳時点・2020年国勢調査〉【引用:総務省統計局】
・女性の生涯未婚率:17.8%〈同上〉
・1990年は男性5.6%・女性4.3%だったことを考えると、30年で約5倍に拡大。
「このまま推移すれば、2030年代には男性で3人に1人が“生涯未婚”になる」
──国立社会保障・人口問題研究所の将来推計【引用】
なぜこんなに伸びた?
1晩婚化:初婚年齢が男女ともに上昇
2非正規雇用の増加:経済的ハードルが高まり結婚を先送り
3価値観の多様化:「結婚は必ずしも幸福の条件ではない」という社会意識の広がり
4. 婚活と結婚相談所の“数字目線”への活かし方

- 逆算型の婚活計画
生涯未婚率が上昇している=「時間を味方につけにくい」時代。
30代後半以降は同年代の未婚人口母数が減るため、相談所や仲人ネットワークなど“市場外”の手段で母数を確保する戦略が重要。 - 統計を“危機感”ではなく“指針”に
数字はあくまで平均値。個人の婚活では「自分は何歳で動いたか」「どのチャネルを使ったか」が勝敗を分ける。
→ データを味方に選択肢を拡げる人が最終的に成婚率を高める。
5. なぜ未婚率・生涯未婚率が上昇したのか?

生涯未婚率(50歳時点未婚者の割合)がここ30年で男女ともに5倍近く増加した背景には、複合的な要因があります。社会・経済・価値観の変化が複雑に絡み合い、「結婚しない」「結婚できない」人が増えているのが現実です。
■ 経済的理由による“結婚のハードル化”
特に男性の場合、非正規雇用の増加や平均年収の伸び悩みが大きな要因です。
結婚相談所においても、「年収400万円以下の男性は仮交際にすら進みにくい」という現実があります。
💡 参考データ: 20代後半~30代前半の男性未婚率は70%を超えます(2020年 国勢調査)
これにより、“経済力がない=スタートラインに立てない”という不均衡が広がっています。
■ 女性の社会進出と価値観の変化
一方、女性は「結婚=人生のゴール」という固定観念から脱却し、自立志向が強まっています。
仕事や趣味、自由な生き方を大切にする人が増え、「無理に結婚する必要はない」と考える層が確実に増加中です。
さらに、「妥協してまで結婚するくらいなら一人の方がいい」と感じている女性も多く、これは婚活市場における“理想と現実のギャップ”にも繋がります。
■ 恋愛スキル不足と人間関係の希薄化
SNSやマッチングアプリの普及で“人と出会う機会”自体は増えている一方で、リアルな対人関係が苦手な若者が増加傾向にあります。
結果として、
・異性との距離感がわからない
・自己開示できない
・コミュニケーションが苦手
といった理由で恋愛に発展しにくく、「恋愛経験ゼロで婚活スタート」というケースも増えています。これはまさに生涯未婚率の土台になる現象です。
6. 生涯未婚率の上昇は、あなたの婚活にどう影響する?

ここで大事なのは、「生涯未婚率が高い=結婚できない」ではなく、
“行動しなければ”そのまま未婚になるリスクが高いということです。
■ 結婚したいのに、結婚できていない人が増えている
内閣府の調査では、未婚者の約8割が「いずれは結婚したい」と回答しています。
つまり、結婚願望があるのに、何らかの理由で実現していない人が大半。
特に30代以降になると、日常の出会いが激減します。
職場や趣味の場でも新しい出会いは限られ、「時間」と「環境」が足枷になっているのです。
7. 結婚相談所の果たすべき役割とは?

未婚率・生涯未婚率の上昇が続く今、結婚相談所の役割はかつて以上に重要になっています。
■ ① 出会いの母数を増やす役割
結婚相談所のデータベースには、結婚への本気度が高く、かつ身元が明確な人が集まっています。
これは“効率的かつ信頼性の高い婚活”を望む人にとって最も有効なチャネルです。
■ ② コミュニケーション面の支援
カウンセラーや仲人が間に入ることで、恋愛経験が少ない人でも着実にステップアップ可能。
「話し方がぎこちない」「LINEが苦手」といった悩みも、相談所なら“改善前提”でサポートしてくれます。
■ ③ 自分の市場価値を知り、現実的な戦略が立てられる
婚活市場では、希望条件ばかりを並べても成果には繋がりません。
相談所では、希望と現実のギャップを客観的に伝えてくれる存在がいるため、“戦略的な婚活”が可能になります。
8. 結婚観の変化――「結婚が幸せのゴールではない」時代に

かつて「結婚=人生の成功」と捉えられていた時代は終わりを告げました。
現在は未婚率・生涯未婚率の上昇とともに、「結婚は人生の選択肢の一つ」という価値観が広まりつつあります。
■ 「結婚=必須」から「結婚=選択肢」へ
内閣府の調査によると、20代〜30代未婚男女の約半数が「結婚はしたいが、必ずしもしなくてよい」と回答しています。
その背景には以下のような意識の変化があります:
・自由なライフスタイルを大切にしたい
・キャリアや趣味に集中したい
・家庭を持つリスクが怖い(離婚・子育て不安など)
つまり、「結婚に夢を抱く」よりも「結婚を冷静に分析する」時代に突入しているのです。
■ かつての“普通”が、今は“高望み”に
「30歳前後で結婚」「年収500万円以上の相手」「子どもは2人」
こういった“普通の結婚像”は、今では現実的ではないケースが多いです。
とくに婚活市場では、
・20代男性の多くは年収300万台
・30代女性の未婚率は5割を超える
など、理想と現実のギャップが如実に表れています。
このギャップを埋めるのが、婚活の最大の課題でもあります。
9. 未婚率上昇が生む“男女の婚活温度差”

婚活現場では、未婚率や生涯未婚率の上昇により、男女で婚活への“温度差”が生まれているのも事実です。
■ 男性は「まだ大丈夫」と思いがち
生涯未婚率が28%を超えても、30代〜40代男性の多くが「そのうち結婚できる」と楽観的。
特に高年収・高学歴の男性ほど、「自分はモテるはず」という自己評価が高く、動きが遅れがちです。
しかし、実際には“選ばれる側”になった瞬間に苦戦することも。
年収や職業で有利でも、見た目・性格・会話力など総合評価が問われるからです。
■ 女性は「早く動かないと」と焦りやすい
一方、女性は30歳前後で「結婚のタイムリミット」を強く意識し始めます。
これは、
・出産リスクの問題
・婚活市場での“年齢フィルター”
・世間の圧(親・友人の結婚など)
などが原因です。
実際、35歳を超えた女性は、同年代以上の男性を望んでも「若い女性を求める男性」によって不利になる傾向が強まります。
■ この温度差が「すれ違い」の原因になる
男性「まだ本気で探す時期じゃない」
女性「今すぐにでも結婚したい」
このミスマッチは、婚活の場で頻繁に見られます。
未婚率の上昇が生む男女の温度差は、“タイミングのズレ”という新たな壁を作ってしまっているのです。
10. 解決策は、“正しい自己分析”と“早めの行動”

では、このギャップを乗り越え、未婚の流れを抜け出すにはどうしたらいいのでしょうか?
ポイントは2つです。
■ 自分の“婚活市場での立ち位置”を知る
現実を見据えた条件整理が不可欠です。
・年齢
・年収
・学歴・職業
・恋愛経験・外見・人柄
これらを踏まえて、自分が「どの層に求められるか」を理解することで、無理のないマッチング戦略が立てられます。
結婚相談所ではカウンセラーと一緒に“客観的な市場分析”ができるのも大きな強みです。
■ 「そのうち」ではなく「今」動く人が成婚する
未婚率・生涯未婚率が示すのは、「自然に任せても結婚できる時代ではない」という現実です。
恋愛の偶然性よりも、行動の戦略性が成婚率を決める時代。
「いつかは」ではなく「今すぐ動く」ことで、時間を味方につけることができます。
11. 結婚相談所が「古い」どころか“今こそ選ぶべき”理由

かつて「最後の手段」と思われがちだった結婚相談所。
しかし、未婚率・生涯未婚率が高まる今、実は“最初に選ぶべき手段”として再評価されています。
その背景には、時代の変化に合わせた婚活方法の限界があります。
■ マッチングアプリや合コンに限界を感じる時代
マッチングアプリや友人紹介は気軽に始められる反面、以下のような問題を抱えています。
・相手の結婚意思が不明(遊び目的も多い)
・写真やプロフィールに信頼性がない
・メッセージのやり取りだけで疲弊する
・実際に会うまでに時間がかかる
こうした不確実性は、婚活に本気な人ほど大きなストレスになります。
■ 結婚相談所は「結婚したい人だけが集まる」場所
これに対して結婚相談所は、
・身元確認・収入証明などの審査あり
・独身証明が提出必須
・活動目的が「結婚」に限定されている
という安心・安全な環境が整っており、まさに「本気の人に最短で出会う場所」として機能しています。
12. 未婚率が高い時代に“相談所が合う人”の特徴とは?

では、どんな人が結婚相談所に向いているのでしょうか?
未婚率が高まる今だからこそ、以下のような方こそ相談所の恩恵を最大に受けられます。
■ ① 出会いのチャンスが日常にない人
・リモートワーク中心
・異性が少ない職場
・趣味がインドア
こうした人は、自然な出会いの可能性がほぼゼロです。
「出会う努力をしないと一生独身になる」ことに早く気づいた人から、相談所を選び始めています。
■ ② 恋愛経験が少ない人
未婚率の上昇にともない、恋愛経験ゼロで婚活開始する人も増加中。
そんな方には、プロのカウンセラーが伴走してくれる相談所が圧倒的におすすめです。
・LINEの添削
・デートの振り返り
・プロポーズまでの流れ
など、恋愛の“型”を教えてくれるのは、他の婚活手段にはない大きな魅力です。
■ ③ 年齢的に時間が惜しい人
30代後半以降になると、婚活のスピード感が重要になります。
「3年付き合ってダメだった」では、精神的にも時間的にも大ダメージです。
相談所では、
・お見合いから仮交際 → 真剣交際 → 成婚まで
・平均6〜10ヶ月
というスピード感があり、「結果の出る婚活」がしやすくなっています。
13. 結婚相談所=高額というイメージはもう古い?

多くの人が誤解しているのが「結婚相談所=お金がかかる」というイメージ。
もちろん入会金や月会費は必要ですが、それは“結果を出すためのサポート代”です。
実際に、
・月1万円前後の結婚相談所が増えている
・生涯のパートナーを見つける投資と考えれば安い
・マッチングアプリなどで時間とお金を無駄にするよりもコスパとタイパが良い
など、選択肢が増えており、選ばれる時代になっています。
14. “結婚する意思のある人に出会いたい”なら、結婚相談所が最短ルート

未婚率・生涯未婚率がこれだけ高い時代、
「結婚したいけど出会いがない」「恋愛が苦手」という人が増えるのは当然の流れです。
そんな今だからこそ、結婚相談所が“合理的な選択肢”として注目されるのは自然なこと。
・条件で探せる
・相手の本気度が保証されている
・プロの支援がある
それらが揃っているのが、結婚相談所という選択肢なのです。
15. “行動しない人”が生涯未婚率を押し上げている

ここまで述べてきたように、未婚率・生涯未婚率が上がる背景には、
・出会いの減少
・結婚観の変化
・経済的不安
・コミュニケーション力の不足
といった社会的要因が多数絡んでいます。
ですが、もっとも大きな共通点は一つです。
“動かない”こと。
恋愛も婚活も、待っているだけでは始まりません。
「結婚したい」と思いながらも、行動しないまま年齢を重ねた結果、気づいたら50歳を過ぎていた──
そんな人が、統計上の「生涯未婚率」を形成しているのです。
16. 年齢別・今すぐやるべきアクション

■ 20代:経験と情報を武器に動け
20代はまだ“選べる側”でいられる貴重な時期。
IBJ(日本結婚相談所連盟)などの大手連盟でも、20代会員の増加は毎年10%以上のペースで伸びており、もはや若い世代が「少数派」とは言えない状況になっています。
・マッチングアプリでもOK。数をこなす経験を
・結婚への価値観を持った相手かどうかを見極める視点を持つ
・20代の結婚相談所へ入会が急増中
【コラム記事】
この時期に「軽めの婚活」を始めておくだけでも、30代以降の自分がかなり楽になります。
■ 30代前半:市場での“武器”を見直し、本格始動へ
30代に入ると、20代のような“勢いだけの恋愛”は通用しづらくなります。
ここで重要なのは「相手に求める条件」と「自分の市場価値」とのバランスです。
・結婚相談所の無料カウンセリングで現実を知る
・理想を“手放す”のではなく“言語化”して整理
・自分磨き(見た目・収入・生活力)を並行して強化
ここで一歩踏み出すかどうかが、40代の婚活難易度を大きく左右します。
■ 30代後半〜40代:選ばれる側から“選びにいく”戦略へ
未婚率・生涯未婚率が急上昇するゾーン。
ここでは「理想の相手を待つ」のではなく「理想に近づく努力」が必要です。
・高望みをやめるのではなく、相手との価値観のすり合わせを重視
・相談所で客観的なフィードバックをもらいながら戦略的に進める
・仮交際から真剣交際まで“結婚を前提とした短期集中”が効果的
40代で結婚している人の多くは、「この人となら人生を一緒に歩める」と感じた時に迷わず進んでいます。
17. “数字”に怯えるより、“行動”を始めよう

「未婚率」「生涯未婚率」という言葉には、どこか重苦しさやプレッシャーがつきまといます。
ですが、それらはあくまでも“社会全体の数字”であって、あなた個人の未来を決めるものではありません。
あなたがこれからどんな相手と出会い、どんな一歩を踏み出すか──
それ次第で、「生涯未婚率」という枠を簡単に飛び越えることは可能なのです。
18. 結論:「迷っている今」が、いちばん若い

最後に一つ、婚活カウンセラーとして伝えたい言葉があります。
迷っているあなたは、今この瞬間がいちばん若い。
結婚は焦って決めるものではありません。
でも、焦らなければ出会えないこともあるのが現実です。
タイミングも大事、戦略も大事。
でもまずは、“動くこと”からすべてが始まります。
フォリパートナー編集部
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初回は、結婚相談所概要や婚活の具体的な進め方などをご説明します。
