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結婚相手の男性に求める身長175cmは理想高すぎ? byフォリパートナー編集部
2025.06.22

目次
はじめに:婚活女性の「身長175cm希望」が話題に
第1章:なぜ175cmにこだわるのか?女性心理と社会背景
第2章:統計で見る“175cm以上”の現実
第3章:本当に大事なのは“身長”なのか?
第4章:こだわりすぎが生む婚活の落とし穴
第5章:どうすれば視野を広げられる?具体的な対策
第6章:それでも175cm以上を希望するなら?現実的な戦略
第7章:結婚は「条件」より「関係性」で決まる
おわりに|理想は持っていい、でも視野は狭めないで
はじめに:婚活女性の「身長175cm希望」が話題に
結婚相談所や婚活アプリで活動していると、女性からの希望条件としてよく挙がるのが「身長175cm以上の男性がいい」という声です。プロフィール検索でも、175cm以上で絞り込みをかける女性は少なくありません。
なぜこれほどまでに「175cm」という数字にこだわる女性が多いのでしょうか?それは単なる見た目の好みというより、無意識のうちに刷り込まれた“理想の男性像”が背景にあることが多いのです。
しかし実際にこの条件にこだわりすぎると、出会いの幅を大きく狭めてしまう現実も存在します。
この記事では、身長175cmという条件の背景や現実とのギャップ、そしてそこから脱却するための具体的な考え方や行動策について、婚活中のあなたに役立つ情報をたっぷりとお届けします。
第1章:なぜ175cmにこだわるのか?女性心理と社会背景
婚活を始めたばかりの女性の多くが、「自分よりも高い身長の男性がいい」と口をそろえて言います。これはもはや希望というより、“当然”のように思っている方もいるかもしれません。しかし、実際になぜここまでこだわってしまうのか、改めてその理由を深掘りしてみましょう。
■ 「見た目の理想」や「安心感」のイメージ
身長が高い男性は、一般的に「頼りがいがある」「守ってくれそう」「スタイルが良い」といったイメージを持たれやすい傾向があります。特にヒールを履くことが多い女性にとって、横に並んだときに自分より明らかに高い男性であるという安心感は、心理的にも大きなプラス材料になります。
婚活現場では、たとえば女性が160cmだとすると「ヒールを履いても並んで違和感がないように」と考え、170〜175cm以上を希望する傾向があります。つまり、175cmという基準は、女性の実際の身長とファッション傾向に起因している側面もあるのです。
さらに、「守られたい」「リードしてほしい」という潜在的な願望を、身長という“わかりやすい指標”に投影している場合もあります。身長が高い=男性らしさがある、という認識は、世間的にもまだ根強く存在しています。
■ メディアやSNSの影響
テレビドラマや映画、恋愛リアリティ番組、さらにはTikTokやInstagramのカップル動画など、私たちが日常的に触れているメディアコンテンツには、“高身長イケメン”が多数登場します。
これらは無意識のうちに「恋愛対象として望ましいのは、背が高くてかっこいい男性」という価値観を形成させてしまいます。とくに恋愛ドラマや少女漫画などで育ってきた世代の女性にとっては、身長の高い男性との恋愛は、いわば“憧れのパターン”の一つなのです。
婚活をしている30代の女性の中にも、10代から20代にかけてそのようなメディアを通して刷り込まれた理想像が抜け切らないという声が多くあります。
たとえばある32歳の女性会員は、
「私、漫画やドラマの影響なのか、自然と“高身長男子=モテる・安心できる”って思い込んでたんです。でも実際に会った高身長の男性が自己中だったり、逆に小柄な男性のほうが会話が弾んだりして、ようやく“数値じゃない”って気づきました」
と語っていました。
■ 家族や友人、過去の恋愛の影響
身近な人間関係もまた、「高身長信仰」を強める原因になりがちです。
たとえば、過去に付き合っていた元彼が180cm以上で「他の人と並んだときに優越感を感じていた」などの経験があると、次の相手にも無意識にそれを求めてしまうことがあります。また、友人や同僚に「高身長の旦那さんがいてうらやましい」と感じたことがある人は、それを基準にしてしまう傾向があるのです。
婚活は本来、“自分の人生にとっての最適解”を探す旅であるべきなのに、比較の対象が「周りの友人」や「芸能人」になってしまうと、本質から外れてしまいます。
第2章:統計で見る“175cm以上”の現実
婚活において「身長175cm以上の男性がいい」という希望はよく聞きますが、そもそもその条件に合う男性がどれだけいるのでしょうか?ここでは、実際の統計データをもとに、現実的な“出会える確率”について掘り下げていきます。
■ 平均身長の現実
まずは基本データから見ていきましょう。厚生労働省が発表している「国民健康・栄養調査(令和元年)」によると、20~40代男性の平均身長は以下の通りです。
- 20代男性:171.5cm
- 30代男性:171.2cm
- 40代男性:170.6cm
つまり、175cmという数値は平均よりも約3〜5cm高く、日本人男性全体の中で見ると“上位30%程度”に相当します。
この数字だけを見ると、「じゃあ3人に1人はいるんじゃない?」と思うかもしれません。しかし、婚活市場においてはここからさらにフィルターがかかります。
■ 条件を掛け合わせると…?
たとえば、あなたが「175cm以上・年収500万円以上・安定職・35歳以下・初婚希望」といった条件を持っている場合、そのすべてを満たす男性の割合は急激に下がっていきます。
具体的には、以下のような掛け算です:
- 年収500万円以上:全体の約20%
- 安定職(正社員等):約70%
- 初婚:年齢層によって異なるが、およそ50%前後
- 身長175cm以上:約30%
これらをすべて満たす男性を単純計算で掛け合わせると、約2%以下という結果に。つまり、100人の男性がいたとして、あなたの希望に合致するのは2人いるかどうか…というレベルなのです。
さらに、こうしたスペックを持つ男性は当然ながら婚活市場でも“人気”。同じようにその男性を希望する女性が大勢いるため、競争率は非常に高くなります。
■ 地域による違いも
実は、日本国内でも地域によって平均身長には差があります。統計的には、東北地方や北海道の男性の方が身長が高い傾向にあり、逆に西日本や南方の県ではやや低めです。
都市部には高身長で高収入の男性が集まりやすい傾向もあるため、「地方では出会いがない」と感じている方は、エリアを広げて活動するのも一つの方法です。
■ 婚活サービスの傾向
結婚相談所や婚活アプリによって、在籍男性のスペック傾向は大きく異なります。
- 結婚相談所(特にハイクラス系)では、175cm以上の男性の割合が比較的高め
- 一般的なアプリでは、平均〜やや下の身長層が多数派
「数」よりも「質」を重視したい方には、条件を満たす男性が一定数登録している結婚相談所の利用を検討するのが賢明でしょう。
■ 条件を決める前に知っておくべきこと
多くの女性が「175cm未満=ナシ」と考えてしまう背景には、“比較対象の不在”もあります。
例えば、173cmの男性と175cmの男性を目の前に並べて比較してみたら、「実際にはそこまで違いを感じない」ことも珍しくありません。2cm程度の差は、姿勢や髪型、靴の厚さでも埋まる範囲なのです。
しかし、検索条件で身長175cm未満を除外してしまうと、その“体感比較”のチャンスすら得られず、選択肢が大幅に狭まってしまいます。
第3章:本当に大事なのは“身長”なのか?
「見た目も大切だけど、中身が一番大事」──。そう思っているつもりでも、いざ婚活のプロフィール検索になると、つい身長や年収でソートしてしまっていませんか?
婚活では“条件”ばかりが先行しがちですが、本当に大切なのはその人と一緒にいるときに「自分がどう感じられるか」、つまり“感情の相性”です。
ここでは、実際に成婚したカップルたちが語る「最終的に大事だったのはココだった」というポイントを通して、身長に対する考え方を少し見直すきっかけをご紹介します。
■ 成婚者が口をそろえて言う「意外と身長は気にならなくなった」
多くの結婚相談所カウンセラーが口にするのが、「成婚した女性たちのほとんどが“最初にこだわっていた条件から外れた男性と結婚している”」という事実です。
実際に、当相談所でも、165cm〜170cmの男性と成婚した女性の中に、「はじめは180cm以上が絶対条件だった」という方が多数います。
30代後半で成婚した女性は、
「最初は“背が低い人はナシ”って思ってたけど、実際に彼と会ってみたら全然そんなことどうでもよくなって。いつも話をちゃんと聞いてくれるし、どんな時でも味方でいてくれる。その安心感のほうが、背の高さより何倍も大事だったんです」
と話してくれました。
この“気持ちが満たされる関係性”こそ、婚活で最も見落とされがちで、最も重要な要素です。
■ 身長よりも大切な“心の相性”チェックポイント
身長は「数字」で見えるものですが、相性や信頼関係は目に見えません。でも、結婚生活を長く安定させるうえでは、後者の方がはるかに重要です。
以下に、実際に婚活成功者が重視していた“心の相性”の指標を挙げてみます:
- 自分の話を最後まで聞いてくれる
- 話すテンポや間が合う
- 緊張せず、自然体でいられる
- 感情に寄り添う言葉をくれる
- 気づかいのセンスがある
こうしたポイントは、プロフィールだけでは判断できません。実際に会って、何度かやり取りを重ねないと見えてこない部分です。
■ 清潔感や身だしなみで“印象”は大きく変わる
また、170cm未満の男性であっても、服装・姿勢・肌や髪の手入れといった“清潔感のある見た目”が整っていれば、第一印象は非常に良くなります。
逆に、180cm以上でも猫背で覇気がない男性は、頼りなく映ってしまうことも。つまり、数センチの身長よりも、見た目全体のバランスのほうが印象に与える影響は大きいのです。
■ 体格よりも“存在感”が大事になる理由
婚活現場では、「背が高い=存在感がある」と思われがちですが、実際には“空気感”や“安心感”によって相手の存在の大きさは変わります。
一緒にいて気を使わない、嫌な沈黙がない、自分を受け入れてくれる──そんな男性こそ、将来にわたって一緒に過ごしたいと感じる相手になります。
第4章:こだわりすぎが生む婚活の落とし穴
婚活で希望条件を持つこと自体は悪いことではありません。しかし、「この条件だけは絶対に譲れない」と思い込んでしまうと、逆に婚活がうまくいかなくなるケースも多々あります。ここでは、実際に“身長175cm以上”にこだわったことで出会いを逃してしまった女性たちの実例を紹介します。
■ ケース1:33歳・営業職の女性「175cm以上の高収入男性だけに絞って3年婚活」
彼女は見た目も華やかで、性格も明るく、婚活市場では十分に人気があるタイプでした。20代のころから「身長は175cm以上じゃないと恋愛対象にならない」と決めつけ、婚活でもその条件だけは絶対に譲らない姿勢を続けていました。
しかし、活動開始から3年。理想の条件に合う男性と出会えても、「フィーリングが合わない」「会話が続かない」と感じることが多く、真剣交際に至ることはありませんでした。
カウンセラーの勧めで、身長172cm・年収も平均的な男性と仮交際してみたところ、「一緒にいて安心するし、何より気配りがすごくて惹かれた」と心境が変化。
半年後には真剣交際に進み、今では結婚を控えています。
「ずっと“理想の条件を満たした人”と結婚したいと思っていたけど、今は“この人とならどんな未来も乗り越えられる”って思える相手と出会えたことが、本当の幸せだと実感しています」
■ ケース2:35歳・初婚女性「背の低い男性は最初から対象外でした」
この女性は身長155cmで、ごく一般的な体型。ですが、「せめて175cm以上の男性じゃないと並んだときに不格好に見える」という理由で、身長に強いこだわりを持っていました。
しかし30代後半に差し掛かり、なかなか思うような出会いがない現実に直面。背の低さを理由に断っていた男性たちのプロフィールを見返すうちに、「意外と価値観が合いそう」「真面目で安心できそう」と感じるように。
試しに165cmの男性と会ってみたところ、話が弾み、笑いが絶えない時間を過ごせたそうです。
「正直、自分がこんなに相手の身長を気にしなくなるなんて思ってなかったです。私のことをちゃんと見てくれて、リードもしてくれる。大事なのは数字じゃなくて、どれだけ思いやってくれるかだったんですね」
■ 条件フィルターが出会いを減らす“見えないリスク”
婚活では、「検索機能」や「条件指定」があるがゆえに、“出会う前から切り捨ててしまう”という現象が起きやすくなります。
- 画面上のプロフィールの身長だけで「ナシ」と判断
- 実際に会ったこともない相手を想像だけで排除
- 本当は相性が良いかもしれない相手とすれ違う
これは非常にもったいないことです。フィーリングが合う相手は、必ずしも理想条件にピタリと当てはまるわけではありません。
第5章:どうすれば視野を広げられる?具体的な対策
身長に限らず、「理想条件」に縛られていると出会いが減る。それは分かっているけれど、どうやって“条件を手放す”のか分からない…という方も多いのではないでしょうか。
ここでは、実際に婚活中の女性が実践して効果のあった“視野を広げるための具体策”を3つご紹介します。これを機に、あなたの婚活にも柔軟さを加えるヒントにしてみてください。
■ 対策1:検索条件を1段階だけ緩めてみる
最初から“何も条件をつけない”というのは現実的に難しいと思います。そこでおすすめなのが「たった1段階だけ下げてみる」方法です。
たとえば、
- 身長175cm → 170cm以上に変更
- 年収500万円 → 400万円に変更
これだけで、検索にヒットする人数が倍以上になることもあります。「数が増える=チャンスが増える」という単純な話ではなく、“選択肢があるという心理的余裕”が生まれることも、婚活にはとても大切です。
■ 対策2:1回会ってみる、をルールにする
「条件には満たないけれど、気になる部分があった」「身長は低めだけど、文章から誠実さが伝わる」──そんな相手と出会ったとき、自分ルールとして“まず一度会ってみる”ことを決めてみましょう。
実際、第一印象で「ないな」と思った相手でも、2回目・3回目に「こんなに穏やかで優しい人だったんだ」と気づくことは多々あります。婚活は“感覚のズレ”を修正していくプロセスでもあるのです。
また、座っている時間が長いカフェなどでの初対面では、身長の印象もそれほど大きくは感じられないという点もポイントです。
■ 対策3:理想の条件を「Why」で深掘りする
なぜ「175cm以上」がいいのか? なぜ「年収500万以上」がいいのか?
紙やスマホに書き出して、「それは本当に“自分の幸せ”に必要な条件なのか?」と自問してみましょう。
たとえば、
- 「自分より高い身長がいい」→「ヒールを履きたいから」→「でもヒールは婚活デートじゃ履かない」→「…じゃあそこまで重要じゃないかも?」
- 「年収が高い方が安心」→「でも自分も働く予定なら、共働きで支え合えばいい」→「価値観の合う人の方が安心かも」
というように、思い込みを分解していくと、「絶対条件」と思っていたものが“希望のひとつ”程度に変化することがあります。
第6章:それでも175cm以上を希望するなら?現実的な戦略
ここまで読み進めたうえで、「それでも私はやっぱり175cm以上の男性がいい」と思う方もいるでしょう。それ自体は悪いことではありません。
理想を持つことは大切ですし、どうしても譲れない“個人的な価値観”があるのは当然です。問題は、それを“ただ待つだけ”になってしまっている場合です。希望を持ちつつも、現実に即したアプローチができていれば、チャンスを広げることは可能です。
■ 戦略1:居住エリアを広げて検索
前述のとおり、地域によって平均身長には差があります。都市部や首都圏では、全体的に高身長の男性が集まりやすい傾向があるため、居住エリアを絞り込みすぎている場合は、検索範囲を広げてみるのがおすすめです。
特に地方に住んでいる方は「出会える母数」自体が少ない場合があるため、思い切ってエリアの拡大や「リモートOK」「転勤応相談」などの条件を追加することで、高身長の男性と出会える可能性が上がります。
■ 戦略2:婚活サービスを選び直す
利用している婚活サービスによって、登録男性の傾向が異なるのは意外と知られていません。たとえば:
- 結婚相談所(特にハイクラス系)→ 高身長・高年収男性の割合が高め
- 婚活パーティー → 地元密着型で幅広い層が参加
- マッチングアプリ → 若年層中心、スペックよりノリや外見重視傾向
「理想に合った男性がいない」と感じている方は、使っているサービスの“属性”が合っていない可能性があります。一度見直してみるのも一つの手です。
■ 戦略3:選ばれる自分になる努力を惜しまない
ハイスペック・高身長の男性は、婚活市場でも当然ながら人気が高いです。つまり、自分もまた“選ばれる側”であることを意識する必要があります。
- 魅力的なプロフィール写真を用意する
- 自己紹介文を丁寧に・前向きに書く
- 初対面での清潔感・礼儀・笑顔を大事にする
「釣り合う」より、「一緒にいて心地よい」と思われることを目指しましょう。外見的な魅力だけでなく、誠実さ・聞き上手さ・自立した姿勢など、男性が結婚相手に求めるポイントを意識することで、出会いの質が変わります。
■ 戦略4:理想像に「現実感」を持たせる
「年収1,000万で高身長で性格も良くて…」というような、理想の“全部盛り”を無意識に追っていないか、自分の条件を棚卸してみましょう。
すべてを満たす人は希少です。自分にとって本当に必要な項目を明確にし、「ここだけは譲れないけど、ここはOKにしてみよう」といった柔軟なバランスを持つことが大切です。
第7章:結婚は「条件」より「関係性」で決まる
婚活を続けていると、条件にこだわるあまり、「いい人に出会えない」「自分の理想は高すぎるのかも」と自信を失いがちです。でも、本当に大切なのは、その人が“条件を満たしているか”ではなく、“あなたがその人と一緒にどんな関係を築けるか”です。
結婚は、スペックのマッチングではありません。日常の積み重ね、会話の中の安心感、困ったときにそばにいてくれるかどうか、そういった関係性が、長く幸せなパートナーシップを育てます。
■ 幸せな夫婦の共通点は「条件」ではなかった
当相談所で成婚したご夫婦の中でも、最終的にお互いの「条件」より「関係性」に満足している方がほとんどです。たとえば:
- 年収や身長にこだわっていた女性が「彼の穏やかさに救われた」と話すケース
- 学歴や見た目を気にしていた男性が「一緒に笑える時間の多さが決め手だった」と話すケース
条件はあくまで“入り口”にすぎず、その後にどう心を通わせ、支え合える関係を築けるかが、幸せな結婚を決定づける要素になるのです。
■ 「一緒にいると心地よいか」で判断してみる
プロフィールを眺めて「この人条件は良いけどなんかしっくりこない」と思ったことはありませんか?逆に「条件は理想と違うけど、なんだか居心地がいい」と感じたことは?
婚活では、この“直感的な心地よさ”を信じることも大事です。
- 気を使わず話せる
- 沈黙が気まずくない
- 嫌なことを言わない
- 体調や気分を気づかってくれる
こうした小さなやり取りの積み重ねが、「この人となら一緒に歳を重ねたい」と思える関係を作っていきます。
■ 条件にこだわるのは悪いことじゃない。でも…
「条件にこだわる=自己中心的」と思ってしまう人もいるかもしれませんが、そうではありません。
大事なのは、“条件を使って相手を選ぶ”だけでなく、“条件を通じて自分が何を大切にしたいのか”を理解することです。
たとえば、身長175cm以上という条件の裏に、「頼りがい」「安心感」「人に誇れる」などの感情が隠れていることがあります。
それなら、身長以外の要素で「頼りがい」や「安心感」を感じられる相手を見つけることでも、理想の結婚は実現できるかもしれません。
おわりに|理想は持っていい、でも視野は狭めないで
理想を持つこと、それ自体は悪ではありません。
「こんな人と結ばれたい」「こういう結婚生活を送りたい」と夢を描くことは、婚活において大きなモチベーションになります。
問題は、その理想が“現実の行動”を縛ってしまうこと。そこに気づけるかどうかが、婚活の成功を左右します。
身長175cm以上の男性は、確かに存在します。ただし、限られた母数の中で理想通りの相手を探し続けるよりも、「理想の背景にある“本当に求めている感情”」に目を向けた方が、きっと素敵なご縁に早くたどり着けます。
最後に、婚活中のあなたへ──
誰かと比べる必要はありません。数字にとらわれる必要もありません。
あなたが「この人といると素直な自分でいられる」と思える相手に出会えたとき、きっとそれが、理想以上の現実です。
最後に贈る、前向きな一言
“本当の理想の相手は、あなたの条件を満たす人ではなく、あなたの心を満たす人かもしれません。”
身長にこだわりすぎて疲れてしまった方も、少し視点を変えることで、新しい出会いの扉が開くかもしれません。あなたの幸せな未来を、心から応援しています。
フォリパートナー編集部
無料説明・ご相談フォーム
初回は、結婚相談所概要や婚活の具体的な進め方などをご説明します。
