【2026年最新】
AI婚活vs結婚相談所
本当に「効率がいい」のはどっち?
東京都「TOKYO縁結び」の登場で一気に注目度が上がったAI婚活。「相談所はもう古い?」「AIだけで十分?」―― そんな疑問に、業界20年のベテラン婚活カウンセラーが、最新データと現場の感覚で正直にお答えします。
「AIマッチングって、本当に当たるの?」
「結婚相談所より、AI婚活のほうが効率いいんじゃない?」
「TOKYO縁結びって、ぶっちゃけどうなの?」
2024年9月の東京都「TOKYO縁結び」スタート以降、こうした質問が結婚相談所の現場でも明らかに増えました。AI技術の進化、自治体の参入、そして大手マッチングアプリのAI機能搭載――婚活の世界は、いま大きな転換点を迎えています。
このコラムでは、20年以上婚活業界の変遷を見てきた立場から、「AIで何ができて、何ができないのか」「結婚相談所とAIをどう組み合わせるのが最も賢いのか」を、最新データに基づいて忖度なしで解説します。読み終わるころには、あなたの婚活戦略がきっと明確になっているはずです。
SECTION 01そもそもAI婚活とは?仕組みとできること
「AI婚活」と一言で言っても、その実態はサービスごとに大きく異なります。まずは、AIが婚活でいったい何をしているのか、ここを正しく理解するところから始めましょう。
AI婚活の3つの基本機能
現在のAI婚活サービスでAIが担っている機能は、大きく分けて3つあります。
AI婚活でAIが担う3つの機能
多くのAI婚活サービスは、以下の3機能を組み合わせて動いています。サービスによって、どこに強みを置くかが違うんです。
「ディープラーニング」と「機械学習」が婚活を変える
AI婚活の核心にあるのが、ディープラーニング(深層学習)と機械学習。少し専門的な話になりますが、ここを押さえると一気に理解が進みます。
従来のマッチングは「年齢」「年収」「居住地」など、表面的な条件の一致で判断していました。でもAIは、過去に成婚したカップルの大量データから「成婚パターン」を学習し、表面化していない相性まで予測できるんです。
たとえば、「キャリア志向の女性と、料理好きの男性は相性がいい」といった、人間の経験則ではあまり気づかないパターンを、ビッグデータの中から見つけ出してくれる。これがAI婚活の最大の強みです。
顔認識AI:「好みの顔」まで学習する時代
最近のAI婚活では、顔認識技術を使った「好みの顔タイプ学習」も進化しています。利用者がスワイプした履歴をAIが分析し、「無意識に選んでいる顔の特徴」を抽出。本人すら気づいていない好みのタイプを提示してくれるんです。
面白いのは、これによって「自分がどういう顔の人を選びがちか」が可視化されること。「顔の好みの偏りが、結婚後のミスマッチにつながっているのかも」と気づける機会にもなります。
国も後押しするAI婚活
意外と知られていませんが、AI婚活は国も積極的に後押ししている分野です。少子化対策の一環として、内閣府は2021年度の概算要求で20億円を計上し、地域少子化対策の中でAIを活用した婚活への補助金制度を創設しました。AIシステムを導入する自治体には、必要経費の3分の2が補助される仕組みです。
これによって、現在では多くの都道府県・市区町村でAIマッチングシステムが導入されています。先進的な事例として知られる埼玉県「SAITAMA出会いサポートセンター(恋たま)」では、2018年10月にAIマッチングを導入。事業開始から2026年4月時点までに累計700組超のカップルが成婚しており、AI婚活の代表的な成功事例として知られています。
AIが得意な領域 vs 人間が得意な領域、決定的な違い
もうひとつ知っておきたいのが、AIが進化しても「絶対に人間にしかできない領域」があること。婚活カウンセリングの現場で痛感しているのは、AIには真似できない「察する力」が、結婚に至る決定的な瞬間で必要になるということ。
たとえば、お見合い後の「悪くなかったです」という言葉。これを文字通り受け取るAIに対し、長年の経験を持つカウンセラーは「表情と声のトーンから、本当はあまり気が乗っていない」と察知できる。言葉の裏にある本音を読み取る能力は、現代のAIには難しい領域です。
AI婚活の歴史と進化
「AI婚活」という言葉が一般化したのは、実は意外と最近です。日本での本格的なスタートは2018年頃。埼玉県の公的結婚支援センターが、AIマッチングを導入したのが大きな先駆けでした。それ以前から、マッチングアプリの一部にAIっぽい仕組みはありましたが、「AIが過去の成婚データを学習してマッチングする」仕組みが本格化したのはこの頃からです。
その後、2020年のコロナ禍でオンライン婚活が急速に広がり、AIマッチングの普及が加速。マッチングアプリ大手のPairs(ペアーズ)、with(ウィズ)、Omiaiなどが次々とAI機能を本格導入し、「AIなしの婚活アプリは時代遅れ」と言われるレベルにまで進化しました。
そして2024年9月、東京都が「TOKYO縁結び」を本格スタート。これによって自治体運営のAI婚活が一般化し、行政の本気度が示されたんです。続く2025年〜2026年にかけて、ChatGPTなど生成AI技術の発達で、AIが婚活アドバイスまで提供する時代に突入しました。
- AI婚活の機能は「マッチング」「プロフィール添削」「監視」の3軸
- 過去の成婚データから、表面に出ない相性パターンをAIが学習
- 顔認識AIは利用者の「無意識の好み」まで可視化する
- 国・自治体もAI婚活を本格的に支援している
- 2018年〜2024年の流れで、AI婚活は「特殊」から「主流」に進化
SECTION 02自治体AI婚活の実例:東京都「TOKYO縁結び」最新データ
2024年9月20日、AI婚活業界に大きな衝撃が走りました。東京都が公式のAIマッチングシステム「TOKYO縁結び」をスタートさせたんです。これがきっかけで、AI婚活はさらに一般層に広がりました。
TOKYO縁結びとは?基本情報
「TOKYO縁結び」は、東京都が運営するAIマッチングシステム。登録には独身証明書・本人確認書類・年収を確認できる書類の提出が必須で、2年間で11,000円という破格の料金設定が話題になりました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営 | 東京都(生活文化スポーツ局) |
| 開始日 | 2024年9月20日 |
| 対象 | 都内在住・在勤・在学の18歳以上の独身者 |
| 料金 | 2年間11,000円(税込) |
| 特徴 | AIによる価値観マッチング/独身証明書必須/本人面談あり |
| 提出書類 | 本人確認書類、独身証明書、年収確認書類、写真、誓約書 |
1年半で約33,000人が申込み、185組が成婚
東京都生活文化局の公表データ(令和8年=2026年3月31日時点)によると、TOKYO縁結びの累計実績は次のとおりです。
(2026年3月時点)
(累計)
(累計)
1年半で33,000人の申込みは、行政サービスとしては異例の人気と言えます。「行政が運営する安心感」が、これまで婚活サービスに踏み出せなかった層を引き寄せた、というのが東京都の見立てです。
TOKYO縁結びの強みと弱み
カウンセラーとして実際の利用者の声をたくさん聞いてきた立場から、TOKYO縁結びの強みと弱みを整理しておきます。
TOKYO縁結びの強み
- 2年で11,000円という圧倒的な低価格
- 独身証明書・収入証明必須で安心感が高い
- 都の運営という信頼性
- 連絡先交換せずにお見合い可能
- AIによる価値観マッチングが受けられる
TOKYO縁結びの弱み
- 会員数が結婚相談所大手に比べて少ない
- 東京都内限定で対象者が限られる
- 専任カウンセラーの伴走サポートはなし
- 自分から申込める数が月3件と少なめ
- UI/UXに不便さを感じる声も
つまり、TOKYO縁結びは「婚活の最初の一歩を踏み出すきっかけ作り」として作られたサービスで、東京都自身も「婚活を始める”最初の一歩”として提供している」と公式に述べています。本格的に婚活を進めたい方は、ここを起点に他の手段も併用することが想定されているわけですね。
SECTION 03AIが得意な領域 vs 人が得意な領域
ここからが本コラムの核心。AIが得意な領域と、人間(カウンセラー)が得意な領域は、明確に違います。これを理解しないまま「どっちが効率いい?」と二択で考えると、判断を間違えます。
AIが圧倒的に得意なこと
AIが圧倒的に得意な5つの領域
- 大量データの高速処理:数万人の会員から相性の高い相手を瞬時に絞り込む
- 客観的な条件マッチング:年齢・年収・居住地など定量データの照合は完璧
- パターン認識:過去の成婚事例から「成婚しやすい組み合わせ」を学習
- 24時間365日の稼働:疲れず・偏りなく・公平に動き続ける
- 本人さえ気づかない好み:行動履歴から潜在的な好みを抽出
人間(カウンセラー)が圧倒的に得意なこと
人間カウンセラーが圧倒的に得意な5つの領域
- 感情のサポート:婚活疲れ・落ち込み・不安への寄り添い
- 非言語の読み取り:表情・声のトーン・言葉の裏にある本音の察知
- 戦略の柔軟な修正:状況変化に応じてアプローチ方針を再設計
- 関係性のコーチング:お見合い後・交際中の細やかなアドバイス
- 「決断」の伴走:プロポーズの後押し、迷いの整理、最終判断のサポート
「データ」と「感情」――この決定的な違い
もうお気づきかもしれませんが、AIと人間カウンセラーの違いは、つまるところ「データ処理能力」と「感情への共感能力」の違いに集約されます。
AIは、感情を持ちません。だから、相手選びに迷っているとき、過去の傷で立ち止まっているとき、不安で眠れないとき、AIは「励まし」や「共感」を提供できません。あくまで論理的に「条件に合う相手はこの人です」と提示するだけです。
一方、人間カウンセラーは、論理データの処理速度ではAIに敵いません。でも、「心が折れそうなときに『大丈夫、一緒に頑張ろう』と言ってあげられる」のは、現代のAIには難しい領域。婚活は条件マッチではなく、感情を持つ生身の人間同士の縁結び。だからこそ、人間にしかできないサポートが必ず必要になるんです。
「ハロー効果」とAIの限界
心理学に「ハロー効果(Halo Effect)」という有名な現象があります。1920年にエドワード・ソーンダイクが提唱したもので、ある一つの目立つ特徴が、その人の他の評価にまで影響を及ぼすという認知バイアスです。
たとえば「年収が高い」「学歴が良い」という情報があると、その人の人柄まで「きっと素敵に違いない」と思い込んでしまう。逆に、写真の印象が悪いと、本来の魅力までも見落とされる。AIマッチングはこのハロー効果を完全には回避できません。なぜなら、AIが学習しているのは「人間の選択履歴」だから。人間の偏見も含めて学習してしまうんです。
ここで効くのが、人間カウンセラーの目利き。「写真は地味だけど、会うとすごく魅力的な人」「条件は完璧だけど、性格に難がある人」――こういうのは、データだけ見ているAIには判定できません。長年の経験を持つカウンセラーだからこそ、ハロー効果を超えた本質的なマッチングが可能なんです。
SECTION 04徹底比較:AI婚活と結婚相談所の違い
では、AI婚活サービスと結婚相談所を、項目ごとに徹底比較してみましょう。それぞれに向き不向きがハッキリと出ます。
| 比較項目 | AI婚活サービス | 結婚相談所 |
|---|---|---|
| 料金(年間) | 無料〜数万円程度 | 30〜50万円程度 |
| 登録のハードル | 低い(数分〜数時間で完了) | 高い(書類提出・面談が必須) |
| 会員の真剣度 | サービスによるばらつきが大きい | 全員が結婚を真剣に考えている |
| 身元確認 | 独身証明など緩いケースが多い | 独身証明・収入・学歴すべて証明済 |
| マッチング方法 | AI推薦+自分で検索 | AI推薦+カウンセラー紹介 |
| サポート | 基本セルフサービス | 専任カウンセラーが伴走 |
| 活動期間(成婚まで) | 長期化する傾向(1〜3年) | 平均1年前後で成婚 |
| 成婚率 | サービスにより大きく異なる | 個別相談所で20〜30%程度(IBJ加盟店例) |
| 向いている人 | 自分で動ける/コスト抑えたい | 期限がある/伴走してほしい |
「料金」と「サービス」のトレードオフ
表を見て分かる通り、料金の差は本当に大きいです。AI婚活なら月額数千円〜年数万円、TOKYO縁結びなら2年で1万1千円。一方、結婚相談所は入会金・月会費・お見合い料・成婚料を合計すると、活動1年で30〜50万円程度かかります。
でも、これは単純に「相談所が高い」と判断していい話ではありません。料金の差は、サービスの差でもあるんです。
AI婚活では、プロフィール作成も写真選びもメッセージのやり取りも、すべて自分で進める必要があります。うまくいかなくても、「なぜうまくいかないか」を教えてくれる人はいません。これに対し、結婚相談所では、プロフィール添削、写真撮影サポート、お見合い前のアドバイス、お見合い後の振り返り、交際中の悩み相談、プロポーズの相談まで、すべての段階で専任カウンセラーが伴走します。
結婚までのスピードに大きな差
この差はどこから来るかというと、ひとえに「結婚への明確な目的意識を持った会員に絞り込まれているか」と「プロの伴走があるか」の差です。AI婚活は登録のハードルが低い分、本気度がバラつき、結果として時間がかかるケースが多いんですね。
SECTION 05AIだけでは越えられない「3つの壁」
ここまでAI婚活のメリットも見てきましたが、AIだけでは絶対に越えられない壁もあります。20年現場を見てきて、特に多くの人が引っかかる3つの壁を整理しておきます。
第1の壁:感情の壁
婚活を続けていると、必ずどこかで「もうやめたい」「自分には無理かも」という瞬間が訪れます。何度断られた、相手に違和感を持った、思っていた人と違った――こうした感情の落ち込みは、AIには支えられません。
AIは「条件に合う次の相手はこの人です」と機械的に提示するだけ。でも、本当に必要なのは「大丈夫、あなたのペースで進めましょう」「今回は残念だったけど、次の出会いがあるから」と寄り添ってくれる存在です。
第2の壁:「会ってからの壁」
AIマッチングは「会う前まで」の最適化はできても、「会った後の関係構築」はサポートできません。お見合い後の感想整理、相手へのフィードバックの伝え方、次回デートの誘い方、交際中の不安、プロポーズのタイミング――。
これらすべて、人間カウンセラーの専門領域です。「会えても続かない」のは、AI婚活で最も多い悩み。マッチングはできるが、その後どうすればいいかわからない――これがAI婚活の最大の限界です。
第3の壁:「決断」の壁
これが、最も大きな壁です。婚活において、本当に難しいのは「出会うこと」ではなく「決めること」。「この人と結婚していいのか」「もっといい人がいるのではないか」「迷うのは違和感の表れではないか」――こういった迷いは、ほぼ全員が経験します。
そして、AIにはこの「決断」を助ける機能がありません。「あなたの大切にしてきた価値観を考えると、この人との結婚は前向きに考えていい」と背中を押せるのは、その人の婚活ストーリーを最初から見てきた人間カウンセラーだけです。
AIは「入口」、人間は「ゴールへの道筋」
3つの壁を整理するとわかってくるのが、AIは出会いの「入口」を作るのは超得意だが、結婚というゴールに至る「道筋」を作るのは苦手だということ。これは現状の技術的な限界というより、「結婚」という決断の本質が、データでは割り切れないものだからです。
「絶対に間違いない選択をしたい」――婚活ではみんなこう願います。でも、結婚に「絶対」はありません。不確実性の中で「この人と一緒に歩む」と決断できるかどうか。ここを支えるのは、AIではなく、人と人のつながりの力なんです。
AI婚活で「実際に消耗する」リアルな現象
もうひとつ、現場で本当によく見る現象を紹介します。それが「AI婚活疲れ」。マッチングアプリやAI婚活サービスを使い続けた結果、「人としての温度感が失われていく」方が、本当に多いんです。
具体的には、こんな状態。お見合い相手を「人」ではなく「データ」として見るようになる。年収・学歴・身長などの数値で人を即時判断する癖がつく。マッチングしても「もっといい人が次にいるかも」と思って深く関わる前に切ってしまう。結果、誰とも本気の関係が築けなくなる。
これは心理学で言う「選択のパラドックス(Paradox of Choice)」の典型例。心理学者バリー・シュワルツが2004年に提唱した概念で、選択肢が多すぎると人は逆に決められなくなり、選んだ後も満足度が下がるという現象です。AI婚活で大量の選択肢を提示されることが、皮肉にも「決められない」状況を生んでしまうわけですね。
ここを救えるのが、人間カウンセラーです。「あなたにとって本当に大切な条件は3つに絞りましょう」「迷うのは選択肢が多すぎるからかも」と、客観的な視点で整理してもらえる。これが、AIには真似できない人間の専門性なんです。
SECTION 06逆に:AIを使わない結婚相談所はもう古い?
ここまで「AIだけでは足りない」という話をしてきました。でも逆も真です。AIをまったく活用していない結婚相談所も、もはや時代遅れと言っていい状況になっています。
大手相談所はすでにAI×カウンセラーが標準
実は、大手結婚相談所のほとんどが、すでにAIマッチングを導入しています。たとえばIBJ(国内最大手の結婚相談所連盟)系の相談所では、AIが過去の成婚カップルのデータから相性のいい相手を抽出し、その候補をカウンセラーが吟味してから会員に紹介する――というハイブリッド型が主流です。
パートナーエージェントも、2018年から埼玉県の公的結婚支援センター「恋たま」に提携協力し、AIマッチングを取り入れた婚活サービスを展開。フォリパートナーが加盟するIBJも、過去10年以上の成婚データをもとにAIが「成婚しやすい価値観の組み合わせ」を分析する仕組みを採用しています。
「カウンセラー1人の経験」 vs 「数万人の成婚データ」
考えてみてください。1人のベテランカウンセラーが見てきた成婚カップルは、20年でも数千組です。でも、AIは連盟全体の数万組以上の成婚データを瞬時に分析できる。これを使わない手はないんです。
逆に言うと、「経験と勘だけでマッチングしている結婚相談所」は、AIを使う相談所より結果が出にくい時代に入っています。AIの力を取り入れつつ、人間にしかできないサポートを提供する――これが2026年の結婚相談所のスタンダードです。
AI×カウンセラーで何が変わったか
フォリパートナーでも、IBJのAIマッチング機能を活用しながらカウンセラーが伴走する形をとっています。実際に運用してみて、明らかに変わった3つのポイントがあります。
ひとつめは「マッチング精度」。AIが「価値観の組み合わせ」で相性を出してくれるので、表面的な条件だけでは見えなかった「実は相性がいい人」を発見できる。会員が自分では選ばなかったタイプの人と素敵な縁を結ぶケースが、明らかに増えました。
ふたつめは「カウンセラーの集中度」。マッチング作業の一部をAIが担うことで、カウンセラーは「会員の感情ケア」「戦略相談」「交際支援」といった、人間にしかできない領域に集中できるようになりました。
みっつめは「成婚スピード」。AIによる候補抽出と人間によるサポートの組み合わせで、活動開始から成婚までの平均期間が、ここ数年で明らかに短くなっています。
SECTION 07AI×結婚相談所のハイブリッド活用法
では、AI婚活と結婚相談所をどう組み合わせれば最も効率的か。20年の現場経験から導き出した「最強のハイブリッド戦略」を5ステップで紹介します。
AI×結婚相談所のハイブリッド戦略
結婚相談所をメイン軸に据える
本気で結婚を目指すなら、結婚相談所を中心に据えるのが鉄則。身元の確実性、専任カウンセラーの伴走、AIマッチング機能、すべてが揃っています。「期限内に必ず結婚したい」なら、ここを軸にすべきです。
サブで自治体AI婚活も並行活用
東京都民であればTOKYO縁結びなど、自治体のAI婚活サービスを補助的に並行活用するのもおすすめ。低コストで「もうひとつの出会いの入口」を確保できます。ただし、サブはあくまでサブ。メインは結婚相談所で集中すべきです。
AIマッチングを「自分の好みの拡張」として使う
AIマッチングの面白さは「自分では選ばないタイプの相手」を提案してくれる点。「好みじゃない」と即除外せず、AIが推薦してくれた相手にも一度会ってみる。これだけで出会いの幅が一気に広がります。
人間カウンセラーには「悩み」と「決断」を相談
AIに相談するのは「どんな相手が合うか」、人間カウンセラーに相談するのは「迷い・不安・決断」。明確に役割を分けてください。「いい人だけど決め手がない」「相手から告白されたが迷っている」――こういう感情面はカウンセラーの出番です。
最終決定は「自分の心」で
AIもカウンセラーも、あくまで判断材料を提供する存在。「この人と歩む」と決めるのは、最後はあなた自身。AIのデータと人間のアドバイスを総合して、自分の心で決断する――これがハイブリッド婚活の最終形です。
SECTION 08タイプ別おすすめ:あなたに合うのはどっち?
ここまでの内容を踏まえて、タイプ別に「あなたに合う婚活手段」を整理してみます。自分のスタイルに合うほうを選んでみてください。
AI婚活(自治体・アプリ系)が向いている人
こんな方は自治体AI婚活・アプリで十分
- 20代で時間に余裕がある(5年〜のスパンでもOK)
- コストをとにかく抑えたい
- 自分で計画を立てて主体的に動ける性格
- 婚活に消耗しにくいタイプで、断られても切り替えが早い
- 「とりあえず出会いの入口を増やしたい」段階の人
- 東京都民でTOKYO縁結びの対象になる人
結婚相談所が向いている人
こんな方は結婚相談所が圧倒的におすすめ
- 30代〜40代で、結婚に明確な期限がある
- 子どもを希望している(時間的余裕が少ない)
- 1人で婚活を続けるのが精神的に辛い
- これまでアプリやパーティーで結果が出なかった
- 誰かに「相談しながら」進めたい
- 身元の確実性を重視する
- 仕事が忙しく、効率重視で婚活したい
一番のおすすめは「両方使う」ハイブリッド
そして実は、いちばんおすすめなのは「両方使う」こと。具体的には結婚相談所をメインに据えつつ、TOKYO縁結びなどの自治体AI婚活も並行させる。月数千円〜1万円程度の追加コストで、出会いの幅は確実に広がります。
逆にやってはいけないのは、「全部のサービスに同時登録してダラダラ続ける」パターン。これは確実に消耗します。「結婚相談所+AI婚活1〜2個」くらいに絞るのが、現実的な最適解です。
年代別おすすめの組み合わせ
年代によっても、最適な組み合わせは変わります。20年現場を見てきた経験から、年代別のおすすめハイブリッド戦略を提示します。
| 年代 | メイン | サブ | 戦略のポイント |
|---|---|---|---|
| 20代後半 | マッチングアプリ | 自治体AI婚活 | 選択肢を広く、低コストで経験値を積む |
| 30代前半 | 結婚相談所 | マッチングアプリ+自治体AI | 本気の出会い軸+並行で母集団拡大 |
| 30代後半 | 結婚相談所 | 自治体AI婚活 | 専任カウンセラーの伴走を最大活用 |
| 40代 | 結婚相談所 | (必要に応じてサブ追加) | カウンセラー伴走に集中、量より質で |
コスト比較:1年間の総額シミュレーション
具体的な金額感も整理しておきます。年代別・戦略別の1年間にかかる婚活コストのイメージです。
ご覧の通り、結婚相談所+AI併用でも、相談所単独と比べて追加コストはわずか5万円程度。これで出会いの母集団が大きく広がるなら、コストパフォーマンスは抜群です。「結婚相談所だけだと出会いが足りないかも」と感じる方は、迷わずAI婚活を併用するのが正解です。
SECTION 09フォリパートナーの会員エピソード
ここで、実際にAI×結婚相談所のハイブリッドで成婚されたフォリパートナー会員さまのエピソードを2つ紹介します(個人特定を避けるため、一部情報は編集しています)。
「TOKYO縁結びで悩んでいたAさんが、相談所で半年成婚」
商社勤務のAさん(33歳)は、TOKYO縁結びに登録して半年。3人とお会いしたものの、「会うまではよかったけど、その後どう関係を進めていいかわからない」とご相談に来られました。
カウンセリングで状況を整理すると、Aさんは「お見合い後のフォロー方法がわからない」「気になる相手にどう距離を縮めていいか迷う」というのが本当の悩み。AI婚活で出会いはあっても、その後の関係構築サポートがなく、消耗していたんです。
そこで、フォリパートナーに入会していただき、TOKYO縁結びは並行継続。フォリパートナーで月3〜4件のお見合いをしながら、カウンセラーが交際後のフォロー、デート前後のアドバイス、不安への寄り添いをすべて担当。3ヶ月後に出会った同年代の男性と意気投合し、半年で成婚退会されました。
「アプリで疲弊した男性が、AI×カウンセラーで運命の人と」
ITエンジニアのBさん(38歳)は、複数のマッチングアプリを3年使い続けていました。「マッチングはするけど、なかなか結婚に結びつかない」のが悩み。アプリのAIマッチングだけでは、結婚への明確な道筋が描けなかったそうです。
フォリパートナーにご入会後、IBJのAIマッチングシステムで「Bさんの価値観と最も相性のいい女性」を抽出。表面的な条件は少しBさんの希望と違っていたものの、価値観の組み合わせから「成婚しやすい」と判定された女性をカウンセラーが推薦しました。
当初Bさんは「自分が選ぶタイプじゃないかも」と迷われましたが、「AIが推薦するなら一度会ってみよう」と勧めたところ、初対面で意気投合。お互いに価値観が深く合い、4ヶ月の交際を経てプロポーズ、無事ご成婚。「自分では絶対選ばなかったタイプの人と、こんなに気が合うとは思わなかった」と笑顔で話してくれました。
このように、AIの「客観的な相性分析」と人間の「感情面のサポート」が組み合わさったとき、本当に効率的な婚活が可能になります。「効率」とは単に時間の短さではなく、本来出会えなかった相手と出会え、しかも長続きする関係を築けること。これが2026年のハイブリッド婚活の真の強みです。
SECTION 10まとめ:効率の本質は「ツールの使い分け」にある
長くなりましたが、最後に最重要メッセージをお伝えします。
「AI婚活と結婚相談所、どっちが効率がいい?」――この問いには、20年現場を見てきた立場からはっきりこう答えます。「両方を賢く使い分けた人が、いちばん効率がいい」。
AI vs 人間ではなく、AI + 人間
AIは速さと客観性で人間に勝る。でも、感情のケア・決断の伴走・関係構築のサポートは人間にしかできない。この役割分担を理解し、両方の良さを取り入れた人が、結局は最も早く・最も納得感のある結婚に到達しています。
「AIだけでいい」「人間カウンセラーだけでいい」という二択思考は、もう古いんです。2026年の婚活は、「AI×人間」のハイブリッドが当たり前。これに気づいた人から、確実に成婚しています。
「効率」の本当の意味
もうひとつ大事なお話を。婚活における「効率」とは、単に時間が短いことではありません。本当の効率とは、「最も納得できる相手と出会え、しかも結婚後も幸せに続く関係を築けること」です。
たとえば、AI婚活で半年で結婚した人が、3年後に離婚している――これでは、最終的には「効率が悪かった」と言わざるを得ません。逆に、結婚相談所で活動1年かけて出会った相手と、20年連れ添う夫婦になっている――これこそが本当の効率です。
結婚は人生最大級の意思決定。ここを「速さ」だけで判断すると、必ず後悔します。「速さ」と「質」を両立させる方法こそが、AI×結婚相談所のハイブリッド戦略の本質なんです。
- AI婚活は「出会いの入口を作る」のは得意、「会った後」と「決断」は苦手
- 結婚相談所もAIを活用するハイブリッド型が2026年の主流
- TOKYO縁結びは1.5年で33,000人申込・185組成婚という成果
- AIだけでは越えられない3つの壁(感情・会ってから・決断)が必ずある
- 結婚相談所をメインに、AI婚活はサブで併用するのが最強戦略
- 「速さ」より「最も納得できる出会い」が真の効率
あなたの婚活戦略を、いま設計し直す
このコラムを読んで、「自分の婚活、ツールの使い方を見直す必要があるかも」と感じた方がいたら、それは大きな前進です。
20年カウンセラーをしていて確信していることがあります。「自分に合ったツールを正しく使えた人は、ほぼ全員が結婚にたどり着く」ということ。逆に、ツールを間違えたまま頑張り続けると、いくら努力しても結果が出ない。婚活で消耗している人の8割は、実はこのパターンです。
AIで何ができるか、結婚相談所で何ができるか、自分には何が必要か――これを一度プロのカウンセラーと一緒に整理するだけで、向こう半年〜1年の婚活がガラッと変わります。「正しい戦略を立てる」ことに、これ以上ない投資価値があるのが婚活なんです。
フォリパートナーが目指すもの
フォリパートナーは、東京・渋谷を拠点とするIBJ正規加盟の結婚相談所です。業界歴20年以上のベテランカウンセラーが、AIマッチング機能を活用しつつ、お一人おひとりの人生設計に深く寄り添うことを、何よりも大切にしています。
「AI×人間」のハイブリッド戦略を、一人ひとりに最適化してご提案しています。TOKYO縁結びとの併用相談、他のマッチングアプリの上手な使い方、それと連動した結婚相談所内での動き方――すべてのツールを賢く活用するための”作戦本部”として、ぜひフォリパートナーをご活用ください。
無料カウンセリングでは、ご入会前提の押し売りは一切いたしません。「自分の婚活戦略を客観的に見直したい」「AI婚活と相談所、両方検討したい」そんな段階の方、大歓迎です。話を聞きにくるだけでも、得られるものは必ずあるはずです。
2026年は、AIと人間が手を取り合う婚活の新時代です。あなたの新しい一歩を、私たちと一緒に踏み出しませんか。
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フォリパートナーは、業界歴20年以上のベテランカウンセラーが在籍するIBJ加盟の結婚相談所です。最新のAIマッチングシステムと、人間にしかできない伴走サポートを組み合わせて、これまで数多くの会員さまをご成婚へ導いてきました。「自分に合った婚活手段を整理したい」「AI婚活と結婚相談所、両方検討中」――そんな方こそ、まずはお気軽に無料カウンセリングへお越しください。
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