
第1回|「運命の人」の特徴

― 婚活カウンセラーが見てきた“本当にうまくいく相手”とは ―
「運命の人って、どんな人ですか?」
婚活相談の現場で、何度も聞かれる質問です。
・会った瞬間にビビッと来る人?
・自然体でいられる人?
・条件が完璧に揃っている人?
正直に言います。
“運命の人”を勘違いしている人ほど、婚活が長引きます。
まず厳しめにお伝えすると、
「ドラマのような衝撃」は、長期的な結婚生活とはほぼ無関係です。
むしろ、強烈なときめきや急激な盛り上がりから始まる関係は、
冷静さを欠いたスタートになりがちです。
私はこれまで数百組のカップルを見てきましたが、
成婚する方々が口を揃えて言うのは、
「最初は“運命”とは思わなかった」
という言葉です。
① “運命”は最初から分かるものではない
多くの人が思い描く“運命の人”像はこうです。
・初対面で強い惹かれ合い
・話が尽きない
・価値観が完全一致
・欠点が気にならない
ですが現実は違います。
実際に成婚しているカップルは、
・初回は緊張して普通
・ドキドキより安心感
・価値観は“近い部分がある”程度
・欠点はあるけど許容範囲
つまり、“運命”とは感情の爆発ではなく、
積み重ねで確信に変わるものなのです。
② 婚活が長引く人の共通点
運命を探しすぎる人は、こうなります。
・「何か違う」で次へ
・少しの違和感で終了
・完璧な条件を求める
・減点方式
そして言います。
「ピンと来ないんです」
ここで大事なのは、
“ピンと来る”の正体を知ること。
それは多くの場合、
刺激や見た目、テンポの良さです。
ですが結婚に必要なのは、
・生活力
・安定した感情
・話し合える姿勢
・責任感
刺激は、3年で消えます。
生活は、何十年も続きます。
③ 本当に“運命の人”と言える相手の特徴
私が現場で見てきた中で、
成婚に至る相手の共通点は次の通りです。
1. 一緒にいて疲れない
沈黙が気まずくない。
無理に盛り上げなくていい。
2. 話し合いができる
意見が違っても感情的にならない。
3. 未来の話が自然にできる
「もし結婚したら」が重くならない。
4. 欠点を許容できる
完璧ではないが、致命的ではない。
ここが揃うと、
関係は安定します。
④ 厳しめに言います
“運命の人”は探すものではなく、
育てるものです。
最初から100%合う人はいません。
価値観も、生活リズムも、
すり合わせが必要です。
「違うから無理」
ではなく、
「どこまで歩み寄れるか」
これが判断基準。
⑤ 運命を遠ざける考え方
・周囲と比べる
・SNS基準で判断
・年収だけで評価
・見た目だけで決める
これらは“市場選び”であって、
“人生選び”ではありません。
第1回まとめ
✔ 運命は最初から分からない
✔ ドキドキより安心感
✔ 完璧な一致は幻想
✔ 歩み寄れるかが重要
次回は、
・本物の運命の人に共通する“内面”の特徴
・結婚後に後悔しない相手の見極め方
・逆に「選んではいけない人」の特徴
を具体的に解説します。
第2回|本当にうまくいく相手に共通する“内面”とは

前回、「運命の人は最初から分かるものではない」とお伝えしました。
今回はさらに踏み込みます。
私が数多くの成婚カップルを見てきた中で、
“本当にうまくいく相手”に共通している内面の特徴があります。
派手ではありません。
ですが、結婚生活では決定的に重要です。
① 感情が安定している
まず最重要ポイント。
機嫌に波が少ない。
イライラを他人にぶつけない。
問題が起きた時に逃げない。
結婚生活はイベントではありません。
日常です。
仕事で疲れた日、
子育てで余裕がない日、
お金の不安が出る日。
その時に感情が暴れる相手とは、
どんなに条件が良くても苦しくなります。
正直に言います。
年収よりも、学歴よりも、
メンタル安定の方が重要です。
② 話し合いができる
意見が違ったとき、
・無視する
・怒る
・理屈でねじ伏せる
・すぐ別れを口にする
このタイプは危険です。
一方で、運命と言える相手は、
「どう思ってる?」
「じゃあ折衷案は?」
と、歩み寄ろうとします。
結婚とは、
“正しさの勝負”ではなく
“解決力の勝負”です。
③ 自分の人生を他責にしない
婚活が長引く方の中には、
「元彼が悪い」
「親のせい」
「仕事のせい」
と環境に原因を置く人がいます。
ですが、本当に安定した人は、
「自分にも改善点がある」
と考えます。
他責思考の人は、
結婚後も不満を外に向けます。
これは非常に危険。
④ 尊敬できる部分がある
恋愛感情は波があります。
ですが尊敬は、
関係を長持ちさせます。
・仕事への姿勢
・人への誠実さ
・努力する姿勢
どれか一つでもいい。
「この人すごいな」と思える要素。
これがあると、
ケンカしても根底が崩れません。
⑤ 将来の話が“具体的”
運命の人に共通しているのは、
未来の話がリアル。
「結婚したら共働きかな」
「子どもは2人くらい欲しい」
「どの辺に住みたい?」
ここが曖昧な人は、
まだ覚悟が足りない可能性があります。
厳しく言えば、
“結婚したい”と
“結婚する覚悟がある”は違います。
⑥ ドキドキより安心感
ここは誤解されやすい。
「安心できる=つまらない」
ではありません。
成婚カップルがよく言うのは、
「無理しなくていい」
「自然体でいられる」
「沈黙が平気」
この感覚です。
刺激は強いですが、
長くは続きません。
安心感は、
時間とともに深まります。
⑦ 厳しめの視点
“運命の人”を求める前に、
自分はどうか?
・感情は安定しているか
・話し合いができるか
・他責になっていないか
・尊敬される努力をしているか
運命は一方通行ではありません。
あなたも誰かの運命になれる人間か?
ここを見ないと、
いつまでも“選ぶ側”のままです。
第2回まとめ
✔ メンタル安定は最重要
✔ 話し合える相手を選ぶ
✔ 他責思考は危険
✔ 尊敬できる要素がある
✔ 安心感は武器
次回は、
・「運命」と勘違いしやすい危険サイン
・選んではいけない人の特徴
・婚活市場でよくある失敗例
を解説します。
第3回|それ、本当に運命?勘違いしやすい危険サイン

婚活現場でよくあるのが、
「こんなに気が合う人、初めてです」
「こんなにドキドキしたの久しぶりです」
「これは運命だと思いました」
ですが数か月後、
「やっぱり違いました」
「別れました」
このパターンは珍しくありません。
なぜなら、多くの人が
“運命”と“刺激”を混同しているからです。
① テンポが早すぎる関係
出会ってすぐに
・毎日長文LINE
・将来の話を急にする
・「今までで一番合う」と言う
・急速に距離を縮める
これは運命ではなく、
“加速”です。
本当に安定した関係は、
徐々に深まります。
急速に盛り上がる関係は、
急速に冷める可能性も高い。
特に婚活で焦りがあると、
このスピード感を「縁」と錯覚します。
② 強烈なときめき
ときめきは悪ではありません。
ただし、
・会えないと不安
・返信が遅いと落ち込む
・相手中心に生活が回る
この状態は、
依存の入り口です。
結婚生活は、
心拍数が上がり続けるものではありません。
安定しているからこそ続く。
ドキドキは3年以内に落ち着く。
これは心理学的にも自然なことです。
③ 条件が完璧すぎる
年収・学歴・身長・見た目。
条件が揃いすぎている相手に
「これしかない」と思う。
でも考えてください。
条件が良い人ほど、
ライバルも多い。
その中で、
・あなたを尊重してくれるか
・話し合えるか
・誠実か
ここを見ないと、
“スペック婚”で後悔します。
厳しめに言えば、
条件で選ばれた人は、
条件で比べられます。
④ 過去のトラウマにハマる
元彼と似ている
ダメ男だけど放っておけない
自分を振り回すタイプが好き
これは“運命”ではなく
“パターン”です。
人は慣れた感情に引き寄せられます。
不安定な愛情に慣れていると、
安定した相手を物足りなく感じる。
ここを自覚できないと、
同じ失敗を繰り返します。
⑤ 周囲に自慢したくなる相手
SNSに載せたくなる
友人に羨ましがられたい
「勝った」と思いたい
この感情が強いとき、
軸は“外”にあります。
運命の人とは、
他人に見せびらかしたい相手ではなく、
一緒に地味な日常を過ごせる相手です。
⑥ 選んではいけない人の特徴
経験上、注意すべきタイプ。
・感情の起伏が激しい
・約束を守らない
・仕事が不安定すぎる
・お金の感覚がルーズ
・他人を悪く言う
これらは“相性”の問題ではありません。
生活リスクです。
結婚は生活です。
刺激より安定。
⑦ 厳しめの視点
「運命かも」と思うときほど、
一歩引いてください。
・尊敬できるか
・安心できるか
・話し合えるか
・将来が具体的か
この4つがYESなら、
可能性は高い。
“強い感情”より“継続可能性”。
ここを基準に。
第3回まとめ
✔ 早すぎる関係は要注意
✔ ときめき=運命ではない
✔ 条件だけで選ばない
✔ 過去パターンを自覚
✔ 刺激より安定
次回は、
・本当に運命と呼べる瞬間
・成婚者が語る共通ワード
・運命を引き寄せる自分の整え方
をお届けします。
第4回|運命は“感じるもの”ではなく“確信に変わるもの”

ここまで、「運命」と勘違いしやすいポイントをお伝えしてきました。
では本題です。
実際に成婚した方々は、
どの瞬間に「この人だ」と確信したのか。
ドラマのような場面は、ほとんどありません。
むしろ共通しているのは、
静かな確信です。
① 「一緒に生活できそう」と思えた瞬間
これは本当に多い言葉です。
・休日の過ごし方が自然に想像できた
・キッチンに立つ姿が浮かんだ
・仕事終わりに隣にいてほしいと思えた
ドキドキではなく、
生活のイメージが湧いたとき。
これが、運命に近づく瞬間です。
恋愛はイベント。
結婚は日常。
日常を想像できる相手は強い。
② 不安が減っていく感覚
本当に合う相手とは、
・返信が遅くても疑わない
・会えない期間も落ち着いている
・駆け引きがいらない
感情が穏やかになります。
刺激的な恋愛は、
不安とセットです。
運命に近い相手は、
不安を減らしてくれる人です。
③ 意見が違っても壊れない
ある成婚カップルの例。
住むエリアで意見が真逆でした。
ですが2人とも、こう言いました。
「どこまでなら譲れるかを話し合えた」
ここが大きい。
運命の人とは、
価値観が完全一致する人ではありません。
価値観が違っても、
関係が壊れない人。
これが現実的な“縁”です。
④ 成婚者がよく言う共通ワード
私が聞いてきた中で多い言葉。
・「無理しなくていい」
・「自然体でいられる」
・「話し合える」
・「一緒にいると落ち着く」
・「大きな不安がない」
逆に、
「とにかくドキドキ」
「刺激的で楽しい」
だけで成婚したケースは、ほぼありません。
⑤ 運命を引き寄せる人の特徴
ここが重要です。
運命を感じる前に、
自分が整っている必要があります。
✔ 焦りで判断しない
✔ 他人と比べない
✔ 完璧を求めすぎない
✔ 減点方式をやめる
✔ 自分も歩み寄る覚悟がある
整っていない状態では、
本物を見抜けません。
⑥ 厳しめに言います
「運命の人に出会いたい」
と言う人は多い。
ですが、
「自分が運命の相手になれる準備があるか」
ここを問う人は少ない。
感情が安定しているか
話し合いができるか
他責になっていないか
自分の生活が整っているか
ここが整うと、
出会いの質が変わります。
⑦ 運命は“選択の積み重ね”
最初から決まっている相手ではありません。
・会うと決めた
・向き合うと決めた
・歩み寄ると決めた
この選択の先に、
「やっぱりこの人だった」と思える未来があります。
運命は結果論です。
第4回まとめ
✔ 生活が想像できる相手
✔ 不安を減らしてくれる人
✔ 話し合える関係
✔ 自分が整っていること
次回は最終回。
・“運命”を逃す人の思考パターン
・婚活で本当に大事な判断軸
・最短距離で縁を掴む戦略
をまとめます。
第5回|運命を逃す人の共通点と、縁を掴むための現実的な婚活戦略

ここまで、「運命の人」の正体を分解してきました。
最終回は、
なぜ“運命だったかもしれない人”を自ら手放してしまうのか
という現実についてお話しします。
① 減点方式が止まらない
婚活が長引く人の特徴。
・少し沈黙があった
・服装が好みと違った
・話が少しズレた
そこで「違うかも」と終了。
ですが、結婚生活は“減点ゼロの相手”を探すゲームではありません。
大事なのは、
致命的かどうか。
・価値観が真逆
・金銭感覚が極端
・誠実さがない
これ以外は、
“すり合わせ可能”なことも多い。
完璧主義は、運命を遠ざけます。
② 周囲と比べ続ける
友人の旦那は年収1000万
SNSでは海外旅行
マイホーム投稿
比較が軸になると、
「もっと上がいるかも」
と考え続けます。
ですが婚活市場に“無限の上”はありません。
条件の高さを追い続ける人は、
永遠に決められない。
選ぶとは、
何かを諦めることでもあります。
③ 刺激を求めすぎる
「安心できるけどドキドキしない」
この理由で手放した方が、
半年後に後悔するケースは多い。
ドキドキは一時的。
安心感は持続的。
刺激を優先する人は、
安定を逃します。
④ 覚悟が曖昧
「いい人がいたら結婚したい」
この言葉は危険です。
本気の人は、
「◯年以内に結婚する」
と決めています。
期限がない人は、
無意識に逃げ道を残します。
運命の人は、
覚悟を持った人の前に現れます。
⑤ 運命を掴む人の最終共通点
私が見てきた成婚者の特徴。
✔ 自分の譲れない軸を3つに絞っている
✔ 条件より相性を重視する
✔ 他責にしない
✔ 決断を先延ばしにしない
✔ 環境を選んでいる
そして何より、
「この人とやっていく」と決めた。
迷い続ける人に、
運命は確信に変わりません。
⑥ 環境が縁を作る
ここも重要です。
・アプリで自由市場にいるのか
・結婚意思が明確な環境にいるのか
市場が違えば、
出会う人種も違う。
運命は偶然だけでなく、
環境の影響を強く受けます。
⑦ 最後に
“運命の人”を探している間に、
時間は進みます。
年齢は動きます。
市場は変わります。
本当に怖いのは、
「運命を待ち続けること」。
運命は、
・見極め
・選択し
・育てる
このプロセスの先にあります。
総まとめ
運命の人の特徴とは、
・感情が安定している
・話し合いができる
・一緒に生活が想像できる
・尊敬できる部分がある
・不安を減らしてくれる
そして、
あなた自身が整っていること。
運命は奇跡ではありません。
戦略と覚悟の先にある“結果”です。
フォリパートナー編集部



