
プロフィールに「リアルな生活感」を出すと成婚率が上がる理由|プロフィール書き方完全ガイド(第1回)

はじめに
婚活において「プロフィール」は、最初の出会いの入口です。いくら見た目を磨き、性格が魅力的であったとしても、プロフィールが表面的であれば相手の心に響きません。むしろ、マニュアル的で“婚活用に作られたプロフィール”は、かえって信頼を失い、成婚から遠ざかるケースも少なくありません。
結婚相談所で数多くの会員をサポートしてきたカウンセラーとして断言できるのは、「リアルな生活感」を伝えるプロフィールほど、実際のお見合いや交際につながりやすいという事実です。
なぜなら、結婚は「非日常の恋愛」ではなく、「日常を共にする生活」だからです。相手が知りたいのは、特別な瞬間の自分ではなく、普段の生活スタイルや価値観なのです。
そこで本コラムでは、「プロフィール書き方」に悩む婚活者のために、リアルな生活感がなぜ重要なのか、その具体的な理由や男女別のアプローチ方法を解説します。さらに、結婚相談所カウンセラーの現場での“厳しい現実”も隠さずお伝えしていきます。
婚活プロフィールにありがちな失敗例
まず、リアルな生活感を出す前に、多くの婚活者が陥る失敗例を押さえておきましょう。
- キラキラしすぎる自己PR
「趣味は海外旅行です」「休日はおしゃれなカフェ巡りをしています」――確かに魅力的ですが、婚活市場ではこうした表現が“量産型プロフィール”と受け止められがちです。本当に旅行好きなのか、それとも「とりあえず無難だから書いた」のか、相手は敏感に感じ取ります。 - 抽象的すぎる理想像
「一緒に笑い合える家庭を築きたいです」
「お互いを支え合える関係を望んでいます」
もちろん理想としては素晴らしいですが、あまりに抽象的で現実感がなく、他のプロフィールとの差別化ができません。 - 自己中心的なアピール
「癒してくれる人がいい」「年に一回は海外旅行に行きたい」など、自分の要望ばかりが強調されているプロフィールは要注意。読む相手に「この人と生活を共にしたい」と思わせる要素が不足しています。
リアルな生活感が成婚率を上げる理由
では、なぜ生活感を伝えることが成婚率アップにつながるのでしょうか?理由は大きく3つあります。
- 具体的なイメージを与えられるから
「毎週末、近所の市場で新鮮な野菜を買って料理しています」
「平日は仕事中心ですが、週末はランニングや読書でリフレッシュしています」
こうした日常的なエピソードは、相手に「この人と結婚したらこんな生活を送れるのだろうな」と想像させます。 - 信頼感を得られるから
婚活は将来の伴侶を探す場であり、“虚飾”よりも“信頼”が何よりも重要です。背伸びしたプロフィールよりも、正直で誠実な生活感のある記述の方が、「この人は信用できる」と感じてもらえます。 - 共通点を見つけやすくなるから
日常的な習慣を共有することで、相手が「自分と似ている」「一緒に楽しめそう」と感じやすくなります。例えば、「週末は映画鑑賞が好き」と書けば、同じ趣味を持つ人と自然にマッチングしやすくなります。
厳しい現実:生活感がないプロフィールは敬遠される
カウンセラーとして実際に見てきた現実をお伝えすると、生活感や具体性のないプロフィールは交際につながりにくいのが事実です。
「趣味はショッピング」「休日は友人とランチ」――もちろんそれ自体が悪いわけではありません。しかし、それだけでは「結婚後のイメージ」が湧かないのです。
特に30代後半以降の婚活者は、現実的な視点で相手を見極めています。相手が「家庭的に見えるか」「一緒に安定した生活を築けるか」を判断基準にするため、生活感がないプロフィールは「結婚相手としては不安」と思われてしまうのです。
まとめ(第1回)
婚活プロフィールは「自分をよく見せる場」ではありますが、背伸びした自己演出よりも、普段の生活や価値観を正直に出すことが成婚率アップにつながるのです。
次回は、男女別に「生活感の出し方」や「プロフィール書き方の具体例」を掘り下げていきます。
プロフィールに「リアルな生活感」を出すと成婚率が上がる理由|プロフィール書き方完全ガイド(第2回)

男性編:生活感を魅力に変えるプロフィール書き方
男性のプロフィールは、ともすると「仕事」や「趣味」の話に偏りがちです。もちろんキャリアや収入は女性にとって安心材料ですが、家庭を共に築けるイメージが湧かなければ成婚にはつながりにくいのが現実です。
男性がやりがちなNG例
- 「仕事が忙しくて平日は帰りが遅くなります」
- 「趣味はゴルフ」
- 「家事は苦手です」
これらは正直かもしれませんが、女性からすると「この人と家庭を築いたら大変そう」と思われがちです。
改善すべきポイント
- 家事や生活習慣をポジティブに伝える
「週末はまとめて掃除をしています」
「簡単ですが自炊もします。最近はパスタや炒め物が得意です」
――こうした一文を加えるだけで、“生活能力がある男性”という安心感を与えられます。 - 休日の過ごし方を結婚後に直結させる
「休日はジョギングをしたり、スーパーで食材を買って料理することもあります」
→ 女性は「健康的で一緒に楽しめそう」とイメージできます。 - 将来像を描かせる言葉を使う
「子どもができたら、一緒に公園で遊んだり、キャンプをしたいです」
具体的な生活のビジョンは、真剣度を強くアピールできます。
女性編:リアル感で安心感を与えるプロフィール書き方
女性のプロフィールは「家庭的に見せたい」という意識から、料理やインテリアを強調しがちです。ですが、背伸びしすぎる“理想の奥様像”はかえって逆効果になることも。大切なのは「自然体で、一緒に生活するイメージが湧くこと」です。
女性がやりがちなNG例
- 「料理が得意で、和食も洋食も作れます」
- 「いつも明るく元気で、どんなことにもポジティブです」
- 「理想は毎日笑顔が絶えない家庭です」
一見すると素晴らしいですが、男性からすると「本当かな?」と疑われたり、「自分に合わないかもしれない」と距離を置かれることがあります。
改善すべきポイント
- 具体的な日常を盛り込む
「平日は仕事帰りに簡単な料理を作り、週末は少し手の込んだメニューに挑戦しています」
→ 誠実さが伝わり、「結婚後も無理なく生活を共にできそう」と思わせます。 - “一緒に楽しめる”雰囲気を出す
「休日はパン屋さん巡りや小さなカフェ探しをするのが好きです。いつか一緒に散歩しながら寄りたいです」
→ 男性にとってデートのイメージがしやすく、親近感につながります。 - 理想より“現実”を見せる勇気
「家事は得意ですが掃除は少し苦手。でも工夫しながら楽しくやっています」
→ 弱みを出すことで、逆に“等身大で親しみやすい女性”に見えるのです。
カウンセラーから見た男女別の厳しい現実
- 男性の場合:「生活力が見えない」「仕事中心すぎる」と判断された瞬間に交際が進まなくなる。
- 女性の場合:「完璧すぎる」「理想が高そう」と見えると男性が身構えてしまう。
つまり、男女ともに「背伸びした完璧さ」よりも「自然体で現実的な生活感」を出す方が、結婚相手として選ばれる確率は格段に高まります。
まとめ(第2回)
男女それぞれのプロフィール書き方には共通して、「具体的な日常」「自然体」「安心感」がポイントです。結婚は生活そのものだからこそ、リアルに伝える姿勢が信頼と好感を生むのです。
👉 次回(第3回)では、
- 「プロフィール書き方」で押さえるべき必須項目チェックリスト
- 成婚率を上げる“書き方の技術”
を解説していきます。
プロフィールに「リアルな生活感」を出すと成婚率が上がる理由|プロフィール書き方完全ガイド(第3回)

プロフィールに必須な要素とは?
結婚相談所で多くの会員を見てきたカウンセラーとして強調したいのは、プロフィールに「欠けてはいけない要素」があるということです。
ただ“自分の良いところ”を並べるだけでは不十分で、相手が「一緒に生活したい」と思える現実的な材料を揃える必要があります。
そこで今回は、「プロフィール書き方」の必須項目チェックリストを紹介します。
プロフィール書き方チェックリスト(基本編)
- 基本情報(年齢・職業・居住地)
→ 抽象的にせず、正確に記載すること。特に居住地は「都内」よりも「東京都杉並区在住」の方が生活イメージを描きやすい。 - 仕事のスタイル
→ 「仕事に真剣に取り組んでいるが、家庭の時間も大切にしたい」など、家庭との両立意識を示すことがポイント。 - 休日の過ごし方
→ 「家で料理」「ジムで運動」「家族と出かける予定を想像している」など、リアルな生活を伝える。 - 趣味・特技
→ ただ「映画鑑賞」と書くより、「週末にサスペンス映画を見るのが好き」「新作アニメを一緒に楽しみたい」など具体的に書く。 - 家事スキル
→ 「料理が得意」「掃除を担当している」など、家庭に直結する内容は必須。料理も具体的な内容を記載することで信頼度UPと想像がしやすくなる。これがあるかないかで印象が大きく変わる。 - 結婚後に実現したい生活像
→ 「一緒に料理をしたい」「子どもができたらキャンプに行きたい」など未来を描く一文を入れる。 - 性格の特徴
→ 「明るい」「優しい」などの抽象表現ではなく、「友人からは“話を聞くのが上手”とよく言われます」など、具体的なエピソードで伝える。
書き方の工夫で印象が変わる
ポイント①:「数字」を入れる
- 「月に2回は友人と登山に行きます」
- 「週3日はジムで汗を流しています」
数字を入れることでリアルさが増し、信憑性が高まります。
ポイント②:「エピソード」で語る
- NG:「料理が得意です」
- OK:「母から教わった煮物が得意で、よく友人にも振る舞っています」
→ エピソードを入れることで人柄がにじみ出ます。
ポイント③:「相手視点」を忘れない
「自分はこうしたい」だけでなく、「一緒に楽しめたら嬉しい」という表現を加えると、相手への思いやりが伝わります。
カウンセラーの現場から見える落とし穴
実際の現場では、プロフィールが薄っぺらいまま活動を始めてしまう人が少なくありません。
- 「趣味:映画鑑賞」だけ → 誰にでも当てはまる
- 「休日:友人と過ごす」だけ → 結婚生活を連想できない
- 「仕事が忙しい」だけ → 家庭を大切にできるのか不安
このように「具体性の欠如」が原因で、良い出会いを逃すケースを何度も見てきました。
成婚率を上げる“プロフィール書き方”の本質
プロフィールの役割は「条件を提示すること」ではなく、「あなたと結婚したらこんな生活が送れる」という未来を相手にイメージさせることです。
そのためには、上記チェックリストを満たしつつ、リアルな生活感と誠実さを織り込むことが絶対条件です。
まとめ(第3回)
- プロフィールには「基本情報+生活感」を盛り込むことが必須
- 数字・エピソード・相手視点を取り入れると信頼性が増す
- 抽象的な言葉ではなく、具体的でリアルな記述が成婚率を押し上げる
👉 次回(第4回)では、
- 実際に使える プロフィール例文(男女別)
- 成婚につながったプロフィールの“成功事例”
を解説します。
プロフィールに「リアルな生活感」を出すと成婚率が上がる理由|プロフィール書き方完全ガイド(第4回)

実際に使えるプロフィール例文(男女別)
ここでは、「プロフィール書き方」で押さえるべき要素を踏まえ、男女別に実際に使える例文をご紹介します。
そのまま使うのではなく、ご自身の生活に合わせて調整すれば、自然体で“成婚につながるプロフィール”に仕上がります。
男性プロフィール例文
自己紹介
はじめまして。現在、IT関連の仕事をしており、平日は忙しく過ごしていますが、休日はしっかりリフレッシュするように心がけています。
生活感のある日常
料理は得意ではありませんが、簡単な炒め物やパスタを作るのが好きです。最近は健康を意識して、週末にスーパーで野菜をまとめ買いして自炊しています。
休日の過ごし方
趣味はランニングと読書で、朝に近所の公園を走るのが習慣です。将来は家族と一緒に公園で遊んだり、キャンプをしたりと、自然の中で時間を過ごしたいと考えています。
結婚観
結婚後は、仕事と家庭のバランスを大切にし、お互いを思いやりながら穏やかな家庭を築きたいです。よろしくお願いします。
→ ポイントは 「料理が少しできる」「休日の具体的な習慣」「結婚後のイメージ」 を盛り込み、信頼感と生活力を示している点です。
女性プロフィール例文
自己紹介
初めまして。現在は都内で事務の仕事をしています。仕事は忙しいですが、毎日を丁寧に過ごすことを大切にしています。
生活感のある日常
平日は仕事帰りに簡単な夕食を作り、休日には少し手の込んだ料理やお菓子作りに挑戦しています。特に和食が得意で、友人にも「家庭的だね」と言われます。
休日の過ごし方
休日はパン屋さん巡りや小さなカフェを探すのが楽しみです。最近見つけた近所のカフェは内装が素敵でカレーパンが美味しいので気に入りました。もし一緒に出かけられる方がいれば、散歩しながら新しいお店を見つけるのも素敵だなと思っています。
結婚観
将来はお互いに支え合い、笑顔が絶えない家庭を築きたいです。小さなことでも感謝の気持ちを伝え合える関係を大切にしたいと思っています。
→ ポイントは 「等身大の生活習慣」「趣味を共有できる楽しみ」「少しの弱みも交えた自然体」 を出している点です。
成婚につながったプロフィールの成功事例
事例①:40代男性・会社員
この男性は当初「趣味は旅行・読書」とだけ書いていましたが、アドバイスを受けて次のように修正しました。
- 「週末は近所の市場で新鮮な食材を買い、料理に挑戦するのが楽しみです」
- 「将来は家族と一緒に朝食を作り、ゆっくり過ごしたいです」
→ 修正後、プロフィールを見た女性から「生活が想像しやすい」と好感を持たれ、出会いから半年で成婚に至りました。
事例②:30代女性・保育士
最初は「明るくてポジティブです」「料理も得意です」と抽象的に書いていましたが、次のように変更しました。
- 「平日は子どもたちと一緒に歌ったり遊んだりして、元気をもらっています」
- 「休日は掃除をして部屋を整えるのが習慣です。落ち着いた部屋で映画を見る時間が好きです」
→ これにより「リアルな日常が伝わる」と評価され、誠実な男性と交際→成婚へと進みました。
事例③:バツイチ女性・40代
離婚歴があることを控えめに書いていたため、「結婚観が見えにくい」と言われていました。
修正後はこう記載しました。
- 「これまでの経験から、お互いを尊重し合える関係の大切さを学びました」
- 「休日は子どもと料理をしたり、一緒に近所の公園で遊んだりしています」
→ 現実を正直に伝えたことで「信頼できる人」と感じてもらえ、同じように再婚希望の男性と成婚しました。
カウンセラーからのひと言
プロフィールを修正するたびに感じるのは、“特別なこと”を書く必要はないということです。
むしろ、普段の生活を正直に書くことが一番の武器になります。
多くの婚活者は「もっと良く見せなければ」と考えがちですが、結果的に「無難でつまらないプロフィール」になってしまいます。
一方で、リアルな生活感を出した人ほど「一緒に生活したい」と思われ、交際・成婚につながるのです。
まとめ(第4回)
- 男性は「生活力+未来像」を具体的に書く
- 女性は「自然体+親しみやすさ」を意識する
- 成功事例からも明らかなように、リアルな日常を出すことが最強のプロフィール戦略
👉 次回(第5回)では、
- プロフィールでやってはいけないNG行動
- 成婚を遠ざける表現例とその改善方法
を徹底解説します。
プロフィールに「リアルな生活感」を出すと成婚率が上がる理由|プロフィール書き方完全ガイド(第5回)

プロフィールで「やってはいけないNG行動」
プロフィールは婚活の第一印象を左右する重要な要素ですが、残念ながら多くの人が無意識のうちに“逆効果”の書き方をしています。
ここでは、結婚相談所カウンセラーの視点から、成婚を遠ざけるNG行動と改善方法を具体的に紹介します。
NG①:抽象的すぎる自己PR
例:
- 「優しい性格です」
- 「家庭的です」
- 「明るくてポジティブです」
一見、良さそうに思えますが、これらは誰でも書ける言葉で具体性に欠けます。相手には「本当なの?」「イメージが湧かない」と不信感を抱かせることも。
改善方法:
- 「友人からは“落ち着いていて話をよく聞いてくれる”と言われます」
- 「得意料理は煮物で、季節の野菜を使うのが好きです」
→ エピソードや具体例を添えることで信頼感が増し、人物像がはっきり伝わります。
NG②:条件ばかりを並べる
例:
- 「年収600万円以上の方希望」
- 「子ども好きで家事もできる人がいいです」
要望ばかりが並ぶと、相手に「注文が多い」「結婚後も要求されそう」と警戒されます。
改善方法:
- 「将来はお互いが安心できる家庭を築きたいので、価値観や生活スタイルを大事にしたいです」
- 「子どもが好きなので、一緒に育てていける方だと嬉しいです」
→ 希望を“お願いベース”で伝えると柔らかく、相手が共感しやすくなります。
NG③:ネガティブな表現
例:
- 「料理は苦手です」
- 「休日は特に何もしていません」
- 「婚活が長引いて疲れています」
誠実に書いているつもりでも、ネガティブさが前面に出てしまうと相手は引いてしまいます。
改善方法:
- 「料理はまだ勉強中ですが、簡単な炒め物や麺類なら作れます」
- 「休日はのんびり過ごすことが多いですが、今後は一緒に外出を楽しみたいです」
→ 短所も「成長途中」として伝えれば、かえって親近感や誠実さにつながります。
NG④:背伸びしすぎる演出
例:
- 「趣味は海外旅行(実は年1回程度)」
- 「ワインに詳しいです(実際は数回飲んだだけ)」
実際よりもよく見せようと背伸びしたプロフィールは、交際後に「印象と違った」と不信感を招きます。
改善方法:
- 「旅行はまだ数回ですが、次は国内の温泉巡りをしてみたいです」
- 「ワインは初心者ですが、興味があるので勉強中です」
→ 等身大の自分を誠実に出すことが、信頼関係を築く第一歩です。
NG⑤:長すぎる or 短すぎる文章
プロフィールがだらだら長文だと「自己主張が強い」と思われ、逆に短すぎると「誠意がない」と判断されます。
改善方法:
- 全体で 500〜700文字程度を目安にまとめる
- 読みやすい段落構成にする
→ 情報量と読みやすさのバランスが大切です。
カウンセラーの本音:NG行動は“即スルー”される
実際の現場では、プロフィールを見て「この人はない」と判断されるのに1分もかかりません。
特に多いのは次の2つです。
- 「生活感がまったく伝わらないプロフィール」 → 実際の結婚生活が想像できない
- 「要望や条件ばかり」 → 自分本位に見える
厳しいようですが、こうしたプロフィールは申し込みすら来ない、もしくはお見合いしても交際が続きません。
成功に導く改善の考え方
- 欠点は隠さず“前向きに”書く
- 希望条件は“共有したい価値観”として伝える
- 背伸びせず“現実の自分”を出す
この3つを徹底することで、「この人となら安心して生活できそう」と感じてもらえるプロフィールになります。
まとめ(第5回)
- 抽象的・条件的・ネガティブ・背伸びはNG
- 短所は「成長中」、希望は「価値観共有」として書く
- 等身大の生活感が、成婚率を押し上げる最大の武器になる
👉 次回(第6回・最終回)では、
- プロフィール作成で成婚率を高める最終チェックポイント
- 結婚相談所フォリパートナーでの成功事例とまとめ
をお届けします。
プロフィールに「リアルな生活感」を出すと成婚率が上がる理由|プロフィール書き方完全ガイド(第6回・最終回)

プロフィールは「婚活の第一関門」
婚活におけるプロフィールは、単なる自己紹介ではありません。
それは「この人と結婚したらどんな日常が待っているか」を相手に想像させるための最初の関門です。
過去5回で解説してきたように、成婚率を高めるプロフィールには次の共通点があります。
- 具体性がある(数字・エピソードを交えて伝える)
- 生活感がある(日常習慣や価値観を自然に出す)
- 誠実さがある(背伸びをせず等身大の自分を表現する)
- 未来像を描いている(「結婚後こうしたい」という希望を加える)
- 相手視点がある(「一緒に」「共に」という言葉を意識的に使う)
これらが揃ったプロフィールは、必ずと言っていいほどお見合いや交際につながり、最終的に成婚率を高めるのです。
最終チェックポイント(男女共通)
プロフィールを書き終えたら、以下のポイントを最終チェックしましょう。
✅ 読みやすさ
- 全体の長さは500〜700字程度
- 段落ごとに話題を整理して、詰め込みすぎない
✅ 具体性
- 「趣味:映画鑑賞」ではなく「週末はサスペンス映画を見るのが楽しみ」
- 「明るい性格」ではなく「職場ではよく相談役を任される」
✅ 相手目線
- 「自分は◯◯したい」だけでなく「一緒に△△できたら嬉しい」と記載
✅ ネガティブ表現は前向きに修正
- 「料理は苦手」→「料理は勉強中ですが、簡単なパスタなら作れます」
✅ 背伸びしていないか
- 「海外旅行が趣味」なのに実際は年1回 → 「国内旅行が多いですが、たまに海外旅行も楽しみます」に修正
成婚を遠ざける人の典型例(カウンセラーの本音)
長年サポートしてきた経験から言うと、成婚に至らない人のプロフィールには共通するパターンがあります。
- 「条件提示型」 → 年収、外見、学歴など“条件の羅列”だけ
- 「理想追求型」 → 「毎日笑顔の絶えない家庭を」など抽象的すぎる
- 「自己卑下型」 → 「婚活が長引いて不安」「自分に自信がありません」
こうしたプロフィールは、相手に安心感や信頼感を与えられず、成婚率を大きく下げてしまいます。
成婚した人のプロフィールに共通すること
成功者のプロフィールには、必ず「生活感+未来像」が含まれていました。
- 「休日は近所の公園をジョギングしています。結婚後は一緒に散歩できたら嬉しいです」
- 「仕事帰りに簡単な夕食を作るのが日課です。休日はパン作りに挑戦しています」
- 「子どもができたら、一緒にキャンプに行きたいです」
このように、日常+未来を想像させる一文が相手の心をつかむのです。
結婚相談所フォリパートナーでの成功実績
実際に、結婚相談所フォリパートナーでは「プロフィールの作り込み」に力を入れています。
- 会員一人ひとりの生活習慣や価値観を丁寧にヒアリング
- カウンセラーが一緒に文章を構築
- 単なる“条件表”ではなく、“人柄と生活感が伝わるプロフィール”を完成させる
この徹底したサポートにより、成婚率は業界内でも高水準を維持しています。
ある会員様の声では、
「以前は婚活アプリでプロフィールを自己流で書いていたけど、誰からもアプローチが来なかった。しかしフォリパートナーで作り直したら、たった2週間で複数のお見合いにつながった」
という実例もあります。
まとめ(最終回)
婚活プロフィールは「盛る」ものではなく、「生活感を自然に伝えるもの」です。
具体性と誠実さを大切にしたプロフィールこそが、最短距離での成婚を実現します。
- 抽象的ではなく、具体的に
- 条件羅列ではなく、日常や価値観を
- 背伸びや演出ではなく、等身大の自分を
これらを意識して「プロフィール書き方」を実践すれば、きっと成婚への道は大きく開けるでしょう。
フォリパートナー編集部