【元彼が忘れられない】結婚するために一歩踏み出すには

 1. はじめに──「元彼が忘れられない」まま婚活を始めてもいい?

「元彼が忘れられない。でもそろそろ結婚したい。」
この相反する感情を抱えたまま、アプリや結婚相談所の登録ページを閉じてしまう——そんな女性を、カウンセラーとして数え切れないほど見てきました。

まず結論から言うと“完全に忘れてから婚活”を待っていたら、時間だけが過ぎる可能性が高いです。むしろ、未練という“心の声”を正しく整理しながら動くことで、理想のパートナーと出会える確率はぐっと上がります。

「元彼が忘れられない状態からでも結婚に一歩踏み出す方法」を解説します

 2. なぜ「元彼が忘れられない」のか——3つの心理メカニズム

2-1. “思い出補正”という脳のトリック

別れた直後はネガティブな記憶が色濃く残りますが、時間が経つほど脳は“良い場面”だけを再生しがち。過去のLINEや写真を繰り返し見返すほど、この思い出補正は増幅し、「やっぱり良い人だった」と認知が歪みます。

2-2. 自己肯定感の低下が生む“比較癖”

婚活市場に出ると、スペック比較が避けられません。そこで「元彼より魅力的な人がいない」と感じると、元彼像が過大評価されます。実は元彼が忘れられないというより、「今の自分に自信が持てない」ことが原因のケースも。

2-3. “未完了の感情”が心に居座る

謝れなかった、感謝を伝えられなかった——そんな“言えなかった言葉”が心の奥でループすると、未練は長期化します。感情の置き場所がないまま放置されている状態です。

 3. 未練と向き合う“エモーショナル・デトックス”の第一歩

①元彼との思い出を「事実」「感情」「解釈」に分解

・事実:いつ、何があったか

・感情:その瞬間どう感じたか

・解釈:今どう意味づけしているか

②紙に書き出し、言語化
頭でぐるぐる考えるだけでは、未練は靄のまま。文字にすると、感情の出口ができます。

③“納得できる別れストーリー”を再構築
「別れは私の価値を否定しない」「必要な学びだった」と再定義できると、未練は自然に減速します。

このデトックスは結婚相談所でも推奨されるメンタル整理法。元彼が忘れられないまま活動するより、まず心の棚卸しをすることで、次の出会いに健全な期待値を持てるようになります。

まとめ:未練は“ゼロ”にしなくていい。ただし見える化は必須

・元彼が忘れられないのは脳と心の自然現象。

・思い出補正・比較癖・未完了感情が原因。

・書き出し&再解釈で未練を“見える化”すると、婚活の第一歩が踏み出しやすい。

未練を「結婚力」に変える。元彼が忘れられないあなたへ

「忘れなきゃ」と焦るほど、元彼への想いが頭を離れない。
そんな自分を責めて、さらに自己肯定感を失ってしまう。
このループにハマってしまっている女性、多くいます。

でも実は、元彼が忘れられない感情を“結婚力”に変えることは可能です。

 4. 元彼への未練=“理想像のヒント”と考える

人が誰かに未練を感じるのは、その人の「何か」が心に深く残っているから。
それはつまり、あなたが人生を共にしたいと感じる要素のヒントでもあります。

たとえば──

・「笑わせてくれた」=ユーモアや安心感が大切だった

・「価値観が似ていた」=共通の軸で話せる相手が理想

・「安心できた」=優しさや精神的な余裕を求めていた

このように、元彼をただ「忘れたい存在」とするのではなく、“理想像を言語化するための素材”として捉えることが、結婚に向けての第一歩になります。

 5. “理想化された元彼”ではなく、現実の彼を思い出す

「忘れられない」の正体の多くは、“記憶の加工”によるものです。
別れてから時間が経つほど、元彼が「優しかった」「自分を理解してくれた」など、都合のいい部分だけを思い出しがち。

でも、そこに“別れた理由”があったことを忘れてはいけません。

・実際はレスだった

・将来の話をはぐらかされた

・モラハラ気味だった

あなたは、そういう「苦しい面」も知っていたはずです。
思い出を“バランス良く再生”することで、「あの人以上はいない」という思い込みから抜け出せます。

 6. 元彼の存在が“ストッパー”になると、婚活はうまくいかない

結婚相談所でも実際にあります。
「元彼が忘れられないまま登録したが、いい人に会ってもピンと来ない」「比べてしまって前に進めない」──この状態では、どれだけ条件が良い男性と出会っても心が動かないのです。

なぜなら、あなたの“心の扉”はまだ過去に向いているから。

未練があるのは仕方ない。
でも、それを「今の自分の婚活に影響させている」と自覚できた瞬間、ようやくスタートラインに立てるのです。

 7. 婚活で“元彼フィルター”を外すための3つのステップ

① 「今の自分にとって必要なパートナー像」を再定義

過去ではなく、“これからの人生をどう生きたいか”を軸に、結婚相手に求めるものを考え直しましょう。

例:
・一緒に老後を穏やかに過ごせる人
・仕事や育児を協力しながらできる人
・感情をぶつけても対話で向き合ってくれる人

これらは元彼にはなかった視点かもしれません。

② “比べない出会い方”を選ぶ

マッチングアプリでは過去の恋愛を思い出しやすい人が多いです。
その点、結婚相談所のように“初めから結婚を前提にした出会い”なら、元彼との恋愛とは土俵が違うため、比較癖が抑えられるというメリットがあります。

③ “動きながら癒す”という選択

「忘れてから動く」ではなく、「動きながら忘れる」ことも可能です。
婚活で新しい価値観や人柄に触れる中で、「あれ?もう元彼のこと考えてなかったな」と思える日が必ずきます。

 8. あなたが手放すのは、元彼ではなく“執着”

あなたの心を縛っているのは、「元彼」という人そのものではなく、
「思い通りにいかなかった恋を手放せない自分」かもしれません。

その執着に気づき、“私はもう違う幸せを選んでいい”と自分を許すことが、結婚という次のステージに向かう鍵になります。

 9.「元彼が忘れられない」ままでも成婚できた!リアルな体験談3選

「未練があるまま、婚活しても意味ないのでは?」
そう思って立ち止まってしまう人は少なくありません。

でも実際には、“元彼が忘れられなかったけど、成婚できた”という女性たちはたくさんいます。
今回は、結婚相談所で実際に成婚した女性たちのリアルな声から、「どうやって過去を整理し、前に進んだのか?」というプロセスをご紹介します。


【33歳・会社員】忘れられなかった元彼と“逆タイプ”の人と成婚

当初はアプリでの婚活に疲れ、結婚相談所に登録したAさん。
でも実は、その裏で「元彼(同い年・自由人タイプ)」への想いを断ち切れずにいました。

お見合いを何人か重ねる中で出会ったのは、5歳年上の“超安定志向”な男性。
「正直、元彼のような刺激はなかったけど、毎回“次も会いたい”と思える安心感があった」と言います。

交際が進むにつれ、「この人となら将来をちゃんと築ける」と思えたことで、元彼への感情が自然と薄れていきました。

【結婚相談所フォリパートナーのカウンセラー視点】
元彼に未練がある時ほど、「似たタイプ」に惹かれがちですが、実は“真逆タイプ”が結婚相手にふさわしいことも。感情より“信頼できる日常”を重視した判断が、成婚につながった好例です。


【36歳・医療職】元彼と“比べ続けていた自分”から脱出

Bさんは婚活中、元彼(高学歴・高収入)と比べてしまい、「条件的に物足りない」と感じて交際終了を繰り返していました。

そんな彼女が転機を迎えたのは、「理想像を一度白紙にしよう」とカウンセラーに言われたこと。

条件ではなく、「一緒にいて自分らしくいられるか」を基準にして選び直すことに。

そして出会ったのが、同年代で年収は平均的、でも気遣い上手で感情を丁寧に扱ってくれる男性でした。

結婚後、「元彼より稼ぎはないけど、今の夫のほうがずっと尊敬できる」と語る彼女の表情は、穏やかで幸せそうでした。

【結婚相談所フォリパートナーのカウンセラー視点】
条件にとらわれすぎると、過去の相手を“美化”してしまいがち。
比較するより「今、安心できるか?」を軸にすると、本当に合う人が見えてきます。


【29歳・営業職】婚活中に偶然“元彼と再会”…でも選んだのは別の人

Cさんは元彼と別れて2年。
気持ちを断ち切れぬまま結婚相談所に登録したところ、偶然にも「元彼と共通の友人」経由で連絡が。

一度だけ再会し、「やっぱり好きかも」と揺れたものの、変わっていない彼の“優柔不断さ”に再び失望。

その直後に出会った、行動力があり誠実な男性に心を惹かれ、「これが“信頼できる関係”なのか」と実感。

その後、トントン拍子に真剣交際〜成婚へ。
彼女は「元彼と比べていた自分に気づけたことが、今の幸せを引き寄せた」と語っています。

【結婚相談所フォリパートナーのカウンセラー視点】
元彼と“もう一度会ってみる”ことで、気持ちに区切りがつくケースもあります。
完全に断ち切るのではなく、“客観的に過去と向き合う”ことで未来の扉が開くことも。


成婚した人たちに共通していた3つのこと

  1. 元彼との思い出を「経験値」として扱っていた
    → 忘れようとせず、糧として整理していた。
  2. 理想を固定せず、柔軟な視点を持っていた
    → タイプや条件の“ゆるめ”が新しい出会いに繋がった。
  3. “結婚とは何か”を自分なりに定義していた
    「ドキドキより信頼」「支え合える人」を選んでいた。

まとめ:忘れられないままでも、未来はつくれる

「元彼が忘れられない」と感じることは、悪いことではありません。
むしろ、その感情とちゃんと向き合った人ほど、納得のいく結婚にたどり着いています。

忘れることではなく、過去を整理し、未来に活かすこと。
それが、“一歩踏み出す”ための本当の意味なのです。

 10.もう迷わない。元彼が忘れられないあなたが「結婚に進む」ための行動プラン

「気持ちが整理できないまま婚活を始めていいの?」「また元彼と比べてしまったら…」
そう不安に思いながら、ずっと“スタート地点”で立ち止まっているあなたへ。

ここまでで、元彼が忘れられない理由や心理、そこから抜け出して結婚を決めた人たちの実例を紹介してきました。

「今日からできる具体的な行動ステップ」を徹底的にご紹介します。
感情だけでなく、行動が変わると景色は一気に変わっていきます。


①「元彼が忘れられない」感情を整理する“7日間ワーク”

Step1:紙とペンを用意する(スマホのメモでもOK)

感情を外に出すことで、思考が明確になります。
頭の中だけで考えていても、未練はいつまでもループし続けます。

Step2:毎日3分、“元彼との記憶”を客観的に書き出す

・あの時嬉しかったこと

・あの時傷ついたこと

・なぜ別れたのか

・今ならどう思うか

7日間書き続けると、「過去の恋愛」を“物語”として見る視点が育ってきます。
これは未練を“経験”に変える技術です。


②「理想のパートナー像」を“今の自分基準”で再定義する

元彼と比較してしまうのは、「過去の価値観」で今の相手を測ろうとするから。
年齢も環境も変わった今のあなたには、新しい理想像が必要です。

以下の3つの視点で、理想の相手を再設計しましょう。

・精神的な軸:どんな時に安心できる人?

・生活スタイル:平日と休日、どんな過ごし方をしたい?

・パートナーとしての在り方:一緒に成長したい?癒されたい?任せたい?

ここで得た“理想像”は、婚活で出会う相手を判断する“新しいモノサシ”になります。
元彼を思い出してしまう場面でも、「でも今の私はこういう人が合ってる」とリセットしやすくなります。


③「婚活=即・結婚相手探し」ではなく、“心をほぐす出会い”から

「結婚相談所に入ったら、すぐ真剣交際を求められそう…」と構えてしまう人もいます。
でも実際には“結婚を考えられる相手”と自然に出会い、少しずつ関係を深めていくプロセスです。

「いい人がいれば…」「まずは会ってみたい」くらいの温度でも問題ありません。

そして、活動を通してこんな感情が芽生えたら、あなたはもう“前に進んでいる”証拠です。

・「この人、もっと知ってみたい」

・「一緒にいると素の自分でいられる」

・「比べるより、今を楽しみたい」

これらは、“元彼が忘れられない”という感情に、未来が上書きされ始めているサインです。


④迷ったら相談する。“ひとりの思考”が最も危険

元彼が忘れられないままの婚活は、感情のアップダウンも激しくなりがちです。
「やっぱり無理かも」「比べてばかりで前に進めない」

そんな時こそ、信頼できる第三者の存在が必要です。

特に結婚相談所のカウンセラーは、

・過去の恋愛に整理がついていない人
・婚活に不安を感じている人

のサポートに慣れています。

カウンセラーはただのマッチング支援ではなく心の伴走者です。
元彼とのことも包み隠さず話せば、無理のないペースで婚活設計を手伝ってくれます。

 最後に──あなたは“前に進んでもいい”タイミングにいる

元彼が忘れられない。
でも、「忘れられない=結婚できない」ではありません。
本当に大切なのは、「その気持ちをどう扱うか」です。

恋の終わりは、必ずしも“感情のゼロ化”で終わる必要はありません。
思い出はそのままでいい。その上で、新しい幸せを選んでもいいのです。

あなたの過去の恋愛には、意味がありました。
だからこそ、今のあなたが「新しい誰かと、安心できる未来をつくりたい」と思えるのです。

まとめ:一歩は、完璧じゃなくていい。“未練ごと動く”でも未来は変わる

・元彼が忘れられない感情は、完全に消さなくてもいい

・書き出す・理想像を再定義する・行動を小さく始めることで前に進める

・婚活は、あなたがあなたを取り戻すプロセス

・恋の記憶はあなたの一部。でも、未来はあなたの選択で変えられる

フォリパートナー編集部

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