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意外か当然か、男女で大きく異なる「結婚相手より長生きしたい」割合

よほどの偶然か何かのトラブルが生じる、あるいは離別しない限り、結婚した男女間ではどちらかが先にこの世を去り、相手は一人暮らしを体験することになる。平均年齢などの統計上は男性が先立ち、女性が残される場合が多くなるのだが、個々の心境的にはどのように思っているのだろうか。ライフメディアのリサーチバンクが2014年7月9日に発表した「健康に関する調査」の結果から、その実状をたどることにする(【発表リリース:健康に関する調査】)。

今調査は2014年6月18日から19日に渡って「40歳以上」の「既婚男女」を対象にインターネット経由で行われたもの。有効回答数は1200件。男女比は1対1、世代構成比は40代・50代・60代以上で均等割り当て。

今調査対象母集団では男女ともに80代前半までは生きたいとする意見が最多階層となり、70代後半から80代後半までで約2/3の回答率を占めている。多くの人は平均寿命位までは生き続けたいとの想いを抱いているようだ。

男性全体と女性全体で比べると、女性の方が20%ポイント以上も「長生きしたい」との回答率が高い。元々男女で平均寿命が7年ほど異なり女性の方が長生きする可能性は高く、また実態として高齢世帯においては男性よりも女性の方が単身世帯の数が多いので、それら実情を認識した上での回答ならば納得は行く。男性の立場なら「可能ならば長生きしたいが、恐らく平均寿命通りなら俺が先に逝くんだろうな」という次第である。

男性の場合、世代別に見ると60代以上は回答率が3割を切る。個々の事情もあるのだろうが、この下げ方には半ばあきらめ的な雰囲気、哀愁すら覚えてしまう。一方で女性は明確に、回答者の年齢が上がるに連れて回答率は上昇、60歳以上になると実に2/3以上が「配偶者よりも長生きしたい」と答えている。多分に現状を踏まえてのものだと思われる。

もっとも、今件設問が「長生きできるか」ではなく、回答者の願望が多分に混じった「長生きしたいか」であることに少々目を向けておく必要がある。さまざまな実態は考慮要因としてあるのだが、個人の願望としても「相方より長生きしたい」との意見を持つ人が女性の方が多いのも否定できない。そこにある想いは「相方に一人でツラい想いをさせたくない」なのか、それとも単に「相方との時間の共有も大切だが、それより少しでも長生きしたい」なのか、今件設問からは読み取ることは出来ない。

ただ中堅層以降の夫婦では、男性より女性の方が「配偶者より長生きしたい」と思っている人が多い。これだけが事実ではある。




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